
6月18日に新制限が発表されました。
その制限の中には<再起の竜神王 ドラグヴェーダ>と<調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア>の選抜制限があります。
これにより、<環境での立ち位置の変化>や<超トリガーの入れ替え候補>などを解説したいと思います。
よろしくお願いいたします。
1.バヴサーガラデッキの動きについて
<調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア>は<ノーマルオーダー/装備>を使用し、装備の追加効果を得て戦います。基本戦術として調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイアの動きは<相手の前列のユニットを全て退却>しつつ<クリティカル2のトリプルドライブ>で攻めます。
更に、リアガードのユニットは<スタンド効果>を持っていたり、<前列のユニットをパワーを上昇させる効果>や<装備された時にドロップからコール出来る効果>など様々な効果があり、どのような状況にも対応できるデッキとなっています。
2.今回の制限で変わった事
今回の制限で<再起の竜神王 ドラグヴェーダ>が使用できなくなりました。これにより、再起の竜神王 ドラグヴェーダを引く事でどのような状況からも勝利する事ができるという強みが無くなりました。
ゲームプラン的には、装備カードの<封焔の盾 ボウダナート>の効果で、装備されているユニットがアタックされた時に、ターン中1度のみ装備されているユニットのパワーを最大20000上昇させる効果で守りを固めてゲームを伸ばします。
そして、<調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア>の<クリティカル2のトリプルドライブ>で再起の竜神王 ドラグヴェーダを引いて勝利するプランが取れなくなりました。
今回の制限ではデッキの動きを制限するというより、勝利できるゲームプランを1つ無くす為の制限をかけたという印象です。
3.新制限後の立ち位置について
<調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア>は安定感のある強力な動きにより、多くのデッキに対して高い勝率を保っています。この高い勝率を出せる理由として、勝利できるゲームプランが多いという背景があります。
その勝利できるゲームプランが減った事により勝率は必ず低くなると予想されますが、デッキ自体の動きに変化は無いため環境での立ち位置にも大きな変化は無いと思います。 ですが、デッキの使用難易度は上がり、新制限後は誰が使っても強いデッキではなく、緻密なゲームプランが求められるシビアなデッキになると思います。
4.超トリガーの入れ替え候補
1.水界の精霊王 イドスファロ
この超トリガーの追加効果はクリティカル+1しつつ、ドロップのカードを手札に加えることができます。この効果は序盤から終盤まで活躍できます。
特に、G3以降では<調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア>のクリティカルを上昇させて、クリティカル3にしつつ、ドロップにある<守護者>を加える動きで攻守共に強力な動きができます。
2.夜天の精霊王 ニクラスゼリア
この超トリガーの追加効果ではダメージゾーンから1枚まで手札に加えた後に、手札から1枚までユニットをコールし、パワーを10000上昇させます。<夜天の精霊王 ニクラスゼリア>は治トリガーと違い、相手のダメージ枚数に関係なく、必ずダメージを減らせる特殊な効果になります。
ただし、夜天の精霊王 ニクラスゼリアはダメージ1の際に追加効果でダメージゾーンのカードを手札に加えてしまう事で、ダメージが0枚になります。
これにより、ライドラインの効果で使用するカウンターが無くなり動きが鈍くなる場合がありますが、終盤で引いた夜天の精霊王 ニクラスゼリアの追加効果は強力で勝利に大きく貢献してくれると思われます。
超トリガーの入れ替え候補として紹介した<水界の精霊王 イドスファロ>夜天の精霊王 ニクラスゼリアの2種類が有力な候補となります。
どちらの超トリガーも強みが違い、超トリガーを絡めたゲームプランの内容も変わります。
個人的には常に活躍することのできる水界の精霊王 イドスファロがおすすめになります。
ですが、各自プレイヤーには得意・不得意なゲームプランがある為、使用する自分自身が上手く扱える超トリガーを採用する事が1番重要だと思われます。
5.最後に
新制限により環境での立ち位置に大きな変化は無く、新制限後も活躍できると思われますが、デッキの使用難易度は向上したという内容でした。今後は細かいプレイで勝敗が決まるデッキになると思いますので、大型大会に持ち込む予定の方は練習を増やしてプレイミスを極力無くせるようにしましょう。
以上、新制限後のバヴサーガラについてでした。