
ワンパンマン タツマキ&フブキデッキ
今回はついに2/28に発売された『ワンパンマン』から黄色の『フブキ&タツマキ』のデッキを紹介させていただきます!
デッキの特徴
『地獄のフブキ』と『戦慄のタツマキ』を中心に、各種イベントカードでサポートしながら戦うイベント軸のデッキです。主要カード
4/1地獄のフブキ
登場時に2ドローを持ち、起動メインで手札を2枚場外に置くことで、 ・自分の場外からSPECIALを持たないイベントカードを1枚手札に加える
・自分の場のキャラ全てはBP+1000
のどちらかを選択することができます。
特徴的なのは場外からイベントカードを手札に加えられる効果だと思います。
主にこのカードでその状況に応じたイベントカードを手札に加え、使用していくのがコンセプトでしょう。
4エナレイドでありながらBPが3000と低いため、アタッカーの基準ラインであるBP4000に到達するためにはBP+1000が必要です。後に紹介する<3/1フブキ組>でもBP+1000が可能なため、基本的にはイベント回収を選択したいですが、このカード単体でもBP4000に到達することができるのは覚えておいて損はありません。
また、最近ベーシック環境でも増えている『ファウルバウト』や『GGO』などのBP4500~BP5000ラインのキャラを有するデッキに対しては、BP+1000を重ねることでアタッカー全体のBPラインを底上げしてアタックできるため、相手のデッキによっても有効な効果を選択していきましょう。
また、登場時の2ドローは言わずもがな強力で、起動メインのコスト分は登場時に最低限保障されているため、かなり使いやすいカードだと思います。
4/1戦慄のタツマキ
自分のターン中にイベントカードを使用している場合インパクト1を得て、起動メインで1ターンに1回のみイベントカードの消費APを1軽減できます。 <4/1地獄のフブキ>と並んで、デッキの中核を担うレイドキャラになります。
このデッキにおいて、イベントカードの使用という条件は達成しやすく、比較的簡単にインパクトを付与することができます。
特に強力なのは起動メインの効果で、毎ターンイベントカードの消費APを1軽減できるため、実質4AP使用することが可能です。基本的にイベントをメインギミックに組み込んだデッキは、イベントの使用に1APを消費するため、キャラのプレイに充てられるAPは2APしかありません。キャラで戦うゲームシステム上、盤面にしっかりキャラをプレイした方が有利に進められることが多く、今までのイベント軸のデッキはそこが弱点なものが多かった印象です。しかし、このカードの場合イベントの使用に充てるはずだった1APをキャラのプレイ、もしくは2枚目のイベントの使用に充てられるため、イベント軸の弱点を上手くカバーしていると思います。
<4/1地獄のフブキ>で必要なイベントカードを手札に加え、<4/1戦慄のタツマキ>で消費APを軽減して使用するのが、この『フブキ&タツマキ』のメインギミックになります。
0/1地獄のフブキ
登場時に手札交換が可能なレイド元です。 ドロートリガーも優秀であり、多めに採用したいカードです。
1/1地獄のフブキ
登場時に必要エナジー3以下の黄のカードを1枚手札に加えることができます。公開したカードがイベントカードの場合、直接場外に置きます。 必要エナジー3以下のカード全てにアクセスできるため、<3/1地獄のフブキ>や<3/1戦慄のタツマキ>等の2個玉のキャラカードを探せる点は優秀です。
その反面、SPECIALやFINAL等の強力なイベントカードは手札に加えられず、主に<4/1地獄のフブキ>で後々回収するであろうイベントカードを場外置いておく役割も担っています。
デッキの中核であるレイドキャラ2種はサーチ対象でない点は注意が必要です。
主に後続のキャラカードをサーチすることが多いと思います。トリガーを持ちませんが、レイド元であるため、複数枚採用したいカードだと思います。
2/1地獄のフブキ
アクティブ2個玉兼レイド元です。 <3/1地獄のフブキ>と<3/1戦慄のタツマキ>も2個玉のため、採用枚数は要検討です。
3/1地獄のフブキ
自分のターン中、自分のフロントLに『戦慄のタツマキ』がある場合、BP+1000されます。 登場時にイベントカードをサーチすることができ、<3/1地獄のフブキ>とは異なり、直接手札に加えることができます。そのため、SPECIALやFINAL等の強力なイベントカードもサーチ対象になります。2個玉兼レイド元かつCOLORトリガーである点から4枚採用したいカードです。
0/1戦慄のタツマキ
ゲットトリガー持ちのレイド元です。<4/1地獄のフブキ>の手札コストが重いため、手札が増えるトリガーはありがたいです。 0/1戦慄のタツマキ
もう1枚の0エナ『戦慄のタツマキ』です。ステップ持ちであり、序盤のアグロプランを可能にしています。BP2500以上のブロッカーが出てきた場合も、ステップでエナジー要員になりつつ、レイド元として無駄なく活用できます。同じく0エナジーの『戦慄のタツマキ』との枚数調整は要検討です。個人的にはこちらを4枚採用したいです。 2/1戦慄のタツマキ
フロントLにある場合、『地獄のフブキ』に相手のキャラ・トリガーの効果で選ばれないを付与します。 トリガーケアできる点は強力ですが、イベントカードからは守れない点が弱く、SPECIAL等の除去イベントには無力です。
2エナでBP3000というステータス、レイド元である点は優秀ですが、4枚採用するカードではないと思います。
3/1戦慄のタツマキ
イベントカードを使用している場合、BP4000になれる2個玉です。 緩い条件でBP4000になり、アクティブトリガー持ち、レイド元という点全てが優秀です。
3/1フブキ組
イベントカードを使用している場合、自分の場のキャラ全てをBP+1000するフィールドカードです。2個玉ではない点が残念ですが、BP3000が多いこのデッキでは必須カードです。2枚以上設置すると前出しが窮屈になってしまうこともあり、採用枚数は要検討です。 2/1行くわよ
自分のフロントLのキャラをBP+2000し、選んだキャラが『地獄のフブキ』の場合、インパクト1を付与するイベントカードです。<4/1地獄のフブキ>から回収できるイベントカードの中でも優秀なカードで、インパクトによる確定点を形成することができます。 基本的にはこのカードと<4/1戦慄のタツマキ>のインパクトで相手のライフを削り切るプランになります。
2/1エスパー姉妹
山札の上から7枚見て、『戦慄のタツマキ』と『地獄のフブキ』をそれぞれ1枚までサーチするイベントカードです。<4/1戦慄のタツマキ>でAP軽減できる都合上、使い勝手が良く、1試合に何度も使用するイベントカードではないものの、1枚程度採用しておけば動きに幅が出せると思います。 3/1身動き取れなくするしかないでしょ
相手のフロントLのキャラを1枚レストにし、自分のフロントLに『戦慄のタツマキ』と『地獄のフブキ』がどちらもある場合、次の1回アクティブにならないに代わります。 単純に1面相手のフロントLを止めるイベントカードであり、『2/1行くわよ』と並んで回収する優先度の高いカードになります。
争奪戦環境では『サイタマ』のBPが10000であることや、インパクト無効を持つキャラが多いため、<2/1行くわよ>では突破できないことも多いです。その場合はこのカードを使用することで、数的有利を作り出すことができるため、状況に応じて使い分けていきましょう。
デッキリスト
メインデッキ
計50枚
エナジー配分
- 0エナジー:11枚
- 1エナジー:4枚
- 2エナジー:6枚
- 3エナジー:18枚
- 4エナジー:9枚
- 5エナジー:2枚
トリガー配分
- ドロートリガー:6枚
- アクティブトリガー:6枚
- ゲットトリガー:7枚
- レイドトリガー:8枚
- カラートリガー:4枚
- スペシャルトリガー:4枚
- ファイナルトリガー:4枚
- トリガー無し:11枚
『5/2サイタマ』の採用
サブウェポンとしての採用です。ダメージ2を持ち、アクティブインすることで即時打点として活躍します。
『サイタマ』名称を合計2枚しか採用していないため、起動メインの効果はほぼ狙えませんが、<4/1戦慄のタツマキ>や<2/1行くわよ>でインパクトは形成しやすいため、問題ありません。
インパクトがあることで、相手はダメージ2を受けづらく、そこに<3/1身動き取れなくするしかないでしょ>などのイベントカードを合わせることで不利な展開を迫ります。
アタック時に次の1回アクティブにならないというデメリット効果はあるものの、瞬間出力を高めるためのカードという認識のため、相手の盤面を一気に崩せる、というタイミングで効果的に使いたいです。
ゲームプラン
<4/1戦慄のタツマキ>や<2/1行くわよ>により、比較的簡単にインパクト打点を形成することができます。そのため、序盤にアグロプランを取りつつ、中盤以降をインパクトで削り切るというのが理想的な展開になります。序盤はステップ持ちの<0/1戦慄のタツマキ>を中心に小型キャラでダメージを与えたいため、前出ししやすいように2個玉のキャラを厚めに採用しています。<3/1地獄のフブキ>から<2/1地獄のフブキ>をサーチできると理想です。
中盤以降は各種レイドキャラを展開しながら戦います。<4/1地獄のフブキ>で状況に応じたイベントを回収しつつ、<4/1戦慄のタツマキ>でイベントを踏み倒します。<2/1行くわよ>によるインパクト、<3/1身動き取れなくするしかないでしょ>によるフリーズ等、様々な選択肢があるのが強力です。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。イベント軸のデッキは使っていてとても楽しいですね!
争奪戦環境でも活躍しそうなデッキなので、気になった方はぜひ組んで遊んでみて下さい!
また次回の記事でお会いいたしましょう!