今回は、構築済みデッキの最新作「スタートデッキ3D2Y」のデッキの使い方と、デッキを他のカードで強化する場合のサンプルデッキについて書いていこうと思います。
コストが高い味方が居る時に強力な能力が発動するという共通能力を持つカードが多く収録されているセットとなります。
スタートデッキ3D2Y デッキ内容
リーダー能力解説
これらの能力はどちらも永続能力テキストなので、お互いのターンに有効になります。
味方のコストを上げることで、相手の〇コスト以下KOなどの除去能力を受けにくくなるため場持ちが良くなり、後半はリーダーのパワーも上がるので、相手のアタックも止めやすくなるのが強みですね。
リーダーのパワーが往復6000になるリーダーはそれなりに居ますが、単色リーダーのため元のライフが5枚ある点は評価できる点です。
デッキ内のカード紹介
<ST14-007 ニコ・ロビン>のような登場時能力でコストの高いキャラを参照するパターンと、<ST14-012 モンキー・D・ルフィ>のような永続能力で参照するパターンの2種類がいます。
これらのキャラは、そのカード自身がコストを満たしていても発動することができます。
例えば、<ST14-012 モンキー・D・ルフィ>を登場させた後、そのカード自身のコストを+2以上することができれば、速攻を得ることが可能です。
登場時能力を持つ<ST14-007 ニコ・ロビン>も同様に、その登場時能力を解決するまでの間に永続能力などでそのカードのコストを+2することができれば、条件を満たすことが可能です。
ただし、<ST14-006 ナミ>のように、参照するコストが本人より高い場合は、おとなしく他に大型キャラを用意する必要がありますね。
<ST14-017 サウザンド・サニー号>は、リーダーの能力と同様で、場にあれば、永続的に《麦わらの一味》のコストを+1してくれます。
リーダーの能力も有効の場合、永続的に合計コスト+2できるため、<ST14-007 ニコ・ロビン>や<ST14-012 モンキー・D・ルフィ>の登場時能力の条件を満たすことができますね。
また、どちらも1コストで使うことができ、その場で1ドローできるので、必要枚数以上に手札に来てしまっても手札交換として使うことができ、複数投入しても腐りにくいのも強力です。
<ST14-003 サンジ>は能力発動に条件があるものの除去範囲が広く、絵柄に反してかなり強力な能力を持っています。
他のカードに関しても、先ほど紹介した<ST14-007 ニコ・ロビン>と組み合わせることで相手の大型キャラをKOすることも可能になるので、狙える場面では狙っていきたいですね。
相性の良いカード探索
スタートデッキを改造していく上で、リーダーの能力と相性の良いカードを探していくコーナーです!黒のデッキと言えば、強力なのはリソース回復と除去能力。これまでのカードで、このデッキでも使えそうなカードがないか探していきましょう。
登場時に2コストと4コストの2枚のカードを追加で登場させることができる<OP06-086 ゲッコー・モリア>は、今や黒のデッキを代名詞とも言える強力なカードですね。
手札1枚から3面展開できるというだけでも破格ですが、<OP05-091 レベッカ>や<OP05-088 マンシェリー>などを登場させることで、それらの能力を使うこともできるので、手札の補充もすることが可能です。
強力な能力を持つ<ST14-003 サンジ>や<ST14-006 ナミ>を再利用するために使いたいですね。
除去能力を持つカードの種類としては、1枚で2枚除去以上の除去が可能な<OP05-093 ロブ・ルッチ>や<EB01-046 ブルック>、手札コストが必要な分高いコストのキャラを除去できる<OP02-099 サカズキ>等のキャラ。自分の盤面と引き換えに誰でもKO可能な<OP07-085 ステューシー>等が存在しています。
今回のデッキでは、味方のコストを上げるという1手間が入る分、相手のコストを下げる余裕がそれほどなく、トラッシュを山札に戻すというコストも払いにくいので、どちらかといえば、1枚で相手の大型キャラを狙える<OP02-099 サカズキ>や<OP07-085 ステューシー>の方が使いやすいと思われます。
その他優秀なカード
このデッキでは《麦わらの一味》のキャラを中心に戦っていきますが、<OP03-089 ブランニュー>のようなサーチ系のカードが存在していないため、<OP04-083 サボ>などの手札交換系のカードを中心に手札を整えましょう。それでも安定させることは難しいため、リーダー能力の条件を満たすために8コスト以上のキャラも多めに採用しておくと良いでしょう。
3D2Y 改造サンプルレシピ1
スタートデッキ2つ分のカードに、過去弾の相性の良いカードをちょい足しして改造した構築となります。
<ST14-017 サウザンド・サニー号>、<ST14-004 ジンベエ>、<ST14-016 仲間がいる゛よ>の能力で、中コスト帯の《麦わらの一味》のキャラのコストを8以上に上げることで、早い段階からリーダーの能力の条件を満たして、リーダーのパワーを6000にすることを目指す構築です。
中盤以降は、<ST14-012 モンキー・D・ルフィ>を出して、速攻で一気に攻めていくもよし、<ST14-007 ニコ・ロビン>によるコスト下げと<ST14-003 サンジ>や<ST14-015 ゴムゴムの悪魔風三刀流羊肉JET六百煩悩攻城砲>の除去を組み合わせて相手のキャラを減らしにいくもよし、状況にあった攻め方をして相手を倒しましょう!
3D2Y 改造サンプルレシピ2
除去の要素を減らし、その分8コスト以上のキャラを多く採用することで、安定して8コスト以上を場に残す条件を満たそうというコンセプトで組んだ形となります。
序盤は<OP06-093 ペローナ>や<ST14-003 サンジ>で相手の戦力を削いだり、<OP04-083 サボ>を出すことで手札を整えながら過ごして、大型キャラの展開へ繋いでいきましょう!
多面展開してくるデッキに対しては<OP07-118 サボ>を、大型キャラを展開していくデッキには<OP07-085 ステューシー>を出して盤面有利を取りましょう。
ターンを引き伸ばしたい場合は<OP06-086 ゲッコー・モリア>を出して<OP05-091 レベッカ>を復活させ、<OP05-091 レベッカ>の能力で<ST14-006 ナミ>を手札に加え登場させて、1枚ドローするという流れで手札やブロッカーを蓄えていきましょう。
終わりに
ということで「3D2Y」デッキのご紹介でした!デッキの組み方の自由度が高く、現状でもかなり強力なリーダーという印象ですが、最強ジャンプの付録で強化が決まっている他、5月25日発売のブースターパック「二つの伝説」にもこのデッキ用の強化パーツが収録されると思われますので、内容次第では今後の大会シーンで多く見るデッキになるかもしれませんね。
それでは、また次回に。