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東京CSベスト8!「ポルチェ」入り赤紫ロー

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    by じょーじ

    東京CSベスト8!「ポルチェ」入り赤紫ロー
    こんにちは、じょーじです。
    7/7の七夕の日に「チャンピオンシップ2024 WAVE1 エリア大会」に参加してきたのですが、なんとBEST8になりました!ぱちぱちぱち


    ということで、今回はせっかくなので使用したデッキなどについて話していく振り返り記事となります。
    デッキレシピは最後の方にあるので、デッキレシピだけ気になるよ~という方は最後まで飛ばしてしまってください。


    まず、現在のワンピースカードの対戦環境について書いていきます。


    現状のブースターパック8弾環境、デッキ選択理由について
    今は圧倒的に「赤紫ロー」環境と言って差し障りありません。
    速攻(アグロ)のような動きが特徴的なリーダーで、高い除去性能も兼ね備えているため、相手の動きを妨害することにも長けています。
    デッキ内にサーチカードが無いため、毎試合一定の動きが狙えるようなリーダーではありませんが、複数回の強化を貰った結果、デッキ内の殆どが強いカードで埋まっているため、大体どんな手札になってもある程度以上戦えてしまうような安定性も兼ね備えています。
    冷蔵庫の中に入っている食材を組み合わせて料理をするような感覚で、手札にあるカードの組み合わせ次第でアグロ系の動きをするか、除去コン系の動きをするか、リソース勝負を仕掛けるか、いずれかを選択して戦っていくことが可能です。

    また、ガード面も強く、+2000カウンターのカードが16枚前後、ブロッカーのキャラも16枚前後入っている場合が多く普通のデッキよりも防御が固いという一面もあります。
    7弾以前は明確な弱点として、自分のドン!!を減らしすぎて後半にパワー不足に陥ってしまう点があったものの、8弾で<ブラックマリア>や<シャーロット・プリン>が追加されたことで、そんな弱点も払拭されやすくなりました。

    攻撃面でも防御面でもリソース面でも安定性の面でも、大抵のデッキよりも優れているという観点から8弾以降使用者分布がとんでもなく増えているリーダーとなります。

    デッキパワーで言えば赤紫ローが圧倒的なのですが、そのメタ的な立ち位置として、次点で使用者が多いのが「CP0黒ルッチ」になります。
    いわゆる除去コントロールの代表というようなリーダーで、毎ターン相手のキャラを2枚前後除去しつつ、さらに盤面も展開するようなデッキになっています。
    黒系のデッキの中でも、コストマイナスのしやすさとトラッシュの貯めやすさが突出しており、ライフ5である点も加味すると、前期に禁止された「<青黒サカズキ>」に並ぶ除去性能と安定性を持っています。
    黒色のカードを代表するオーバーパワーカード<ゲッコー・モリア>との相性が良いのは勿論、前期に「サカズキ」と共に禁止指定された<大噴火>に近い性能を持つ、<エニエス・ロビー>や<嵐脚>を上手く扱うことができ、8弾で追加されたパワカである<ジャック>との相性も抜群です。
    ただ、上で紹介した嵐脚以外のカードはサーチカードの対象外であるため、毎ターンの1枚ドローで引き込まないといけないのが大変で、大型が引けない試合やコストマイナスしか引けない試合がどうしても生まれてしまいます。

    引けた際の爆発力は他のデッキを寄せ付けない強さであり、また、相手のアクションに対して除去で解答していくリアクションデッキのため、自分がこのターンに何をすればいいのか、というプレイの方向性自体はわかりやすく使いやすいデッキであるのも確かなのですが、長期戦を狙う際にカード能力のコストでデッキの下に置くカードの内容や順番を記憶する必要があるため、少し玄人向けのデッキになっており、2番手という立ち位置に収まっています。


    現環境は何処の大会環境だろうと、おおよそこの「赤紫ロー」が35パーセントほどと「黒ルッチ」が20パーセントほど。合わせたら全体の過半数を占めており、残りの45パーセントほどの中に、3番手以降のデッキである「<黄エネル>」「<黒黄ルフィ>」「<緑ボニー>」「<黄カルガラ>」「<青ドフラミンゴ>」、もしくは使用者の相棒リーダーなどが詰まっています。
    これまでの地区大会の上位16名などの上位入賞の比率を見た場合には「赤紫ロー」が70パーセントくらいを占めているので、回戦が進むごとに「赤紫ロー」と当たる確率はどんどん高くなることは把握しているのですが、

    ここで注目するべきは大会全体で「赤紫ロー」or「黒ルッチ」と対戦する確率が一番高い!という部分ではなく、特に予選の序盤は、「赤紫ロー」or「黒ルッチ」に当たる確率と同じくらいの確率で「赤紫ロー」「黒ルッチ」"以外"にあたる確率があるということです。

    大会のオポーネントルール的にも、上位入賞のために一番避けなければならないのは、"序盤の回戦で負けてしまうこと"。
    つまりは、デッキ選択に於いて「赤紫ロー」や「黒ルッチ」に対して勝率がなるべく高いデッキを選ぶのは勿論なのですが、"それ以外のデッキ"に負けてしまう可能性を減らすことも同じくらい重視しなくてはなりません。

    そういった視点で突き詰めていき、様々なリーダーを1つ1つ試していく上で、上位デッキに対しても対等に戦うことができ、マイナーリーダーを含めても不利な対面が少なく、有利なデッキに対しての勝率の高さが異常値であり、手札事故の比率も少ないデッキが見つかりました。



    「赤紫ロー」でした。


    戦績について
    まず参加した東京予選の戦績から。

    予選ラウンド
    1. 青紫レイジュ後攻◯
    2. 赤紫ロー先攻◯
    3. 緑ボニー後攻◯
    4. 赤紫ロー後攻◯
    5. 黄エネル先攻◯
    6. 赤紫ロー先攻◯
    7. CP0ルッチ後攻◯
    8. 赤紫ロー先攻◯
    9. CP0ルッチ先攻◯
    決勝トーナメント
    1. 赤紫ロー先攻◯
    2. 赤紫ロー先攻×(予選8回戦目の方)
    赤紫ローミラーが6回、ルッチが2回、その他のレイジュ、ボニー、エネルが各1回ずつ......と、ルッチ戦が予想より少なかったものの、概ね分布通りの対戦内容でしたね。
    特に赤紫ローミラーは経験値が少なかったので心配でしたが、そこは構築や引きの噛み合いが味方してくれたように思いました。


    使用したデッキリスト
    リーダー
    1


    デッキ概要
    基本的には通常の赤紫ローと同じとはいえ、赤紫ローについて記事内で触れたのが3船長デッキ発売以来ぶりでかなり久しぶりなので基本概要から説明です。
    この赤紫ローというリーダーですが、自分のドン!!の上限枚数を減らすだけで、4コスト以下のキャラを出しつつ、パワー3000以下の相手のキャラを1枚除去することができます。

    例えば、ターンの開始時に3ドン!!しかない状態でも、その3ドン!!をキャラ展開に使いつつ、追加で4コストのキャラを出せて、ついでかのように相手のキャラを除去できます。
    パワー3000以下除去を手札消費のない<海震>と置き換えた場合、3コストしか使えなかったはずのターンに、合計8コストのカードをプレイしていることになります。
    この+5ドン!!分の動きを毎ターンできると言えば、このリーダーの強さが伝わりやすいのではないでしょうか。


    デッキ構築の特徴的な部分
    世間的に流行っている赤紫ローとの相違点として、<ポルチェ><カリファ><FILMロー>が採用されており、代わりに<速攻ゾロ><5コストキッド><1コストお玉>の3種が不採用となっています。

    ポルチェの採用について
    端的に言うとデッキの最大値を上げてくれるカードです。
    このキャラの能力で登場させられるパワー4000以下のキャラは、<シャーロット・プリン><ブラックマリア><カリファ>の3種類となっており、先攻2ターン目にこのキャラ+シャーロット・プリンが揃っていたらリーダーの能力を使わずに2面展開することができたり、<ポルチェ>+ブラックマリアが揃っていたら、リーダーの能力と併用することで、ポルチェ+ブラックマリア+4コストキャラの3枚を展開可能だったり。とにかく、少ないドン!!消費で多面展開がしやすくなります。
    デッキ内にカウンター値の無いカードが増えてしまうという懸念点はあるものの、黒ルッチの除去が追いつかない展開を作りやすくなったり、ミラー戦でこの盤面1枚の差が勝敗に直結しやすかったりで、赤紫ローを使ってきた期間が他の方より短い自分にとっては、防御力を少し減らしてでも、最大値を上げられるこのカードの存在はかなり大きかったです。
    実際、大会中もこのカードのおかげで、盤面を0枚にされた次のターンに4面展開しなおして負け試合を捲ったことなんかもあり、大いに役立ってくれました。

    パワー4000以下のキャラがない場合でも、縦置きエンドした速攻ゾロと同じような感覚で3コストバニラとして運用することが可能なのもいいですね。

    FILMロー採用について
    今の世間の主流の構築では3枚以上の投入が基本となりつつありますが、うちのデッキにも3枚投入されています。
    盤面にアタッカーを出しつつリーダーの能力による除去の対象を増やすためには、アタッカー+<ゴードン>or<お玉>の手札2枚消費が必要になりますが、このカードであればゴードンorお玉を登場させなくてもパワー5000以下を除去可能になるため、手札1枚分の損失を抑えられるのが優秀です。

    このデッキに於いては、ポルチェを絡めた展開をする際手札の消費が激しくなるので、単純に手札消費を抑えられるこのカードをお玉よりも優先して採用している形になります。

    カリファ採用について
    ポルチェ>の能力の対象を増やすために投入。アタック時に<クイーン>と同様の能力を使うことができ、+2000カウンターも持っています。

    ドロー能力を使えるのがこのカードが着地した次の自分のターンからになるため、登場した返しの相手のターンに除去されると単純にマイナスになってしまいますが、4コストかつパワー4000という絶妙に除去されにくいステータスを持っているのが優秀です。
    大抵の場合、このカードを除去するか、ポルチェなどのパワー5000のアタッカーを除去するかの2択を相手に迫ることができます。

    特にリソース差勝負になりやすい赤紫ローミラーで役立ちやすく、このカードが除去されてもそのままアタック回数の多さで相手のリソースを奪うことができるし、このカードが残った場合はドロー能力を使って自分のリソース回復ができるので、どちらに転んでも悪くない展開をすることができます。

    このキャラの隣にパワー6000のブロッカーを出して、このキャラへのアタックを防ぐことで、複数ターンに渡ってドロー能力を使える場合もあります。
    除去が少ないデッキ相手にはそういった動きを狙ってみもいいかもしれません。


    終わりに
    ということで、今回は「チャンピオンシップ2024 WAVE1 エリア大会」の参加レポートでした。
    ベスト32に入ったため、8/12に開催される「チャンピオンシップ2024 WAVE1 決勝大会」の参加権利を手に入れたので、決勝大会に向けて、7/13発売のスターターデッキのカードも含めた次の環境の研究をしていきたいなと思います!

    それでは、また次回に!

【じょーじ】スタートデッキ3種レビュー

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    by じょーじ

    【じょーじ】スタートデッキ3種レビュー
    こんにちは、じょーじです。

    今回は、7月13日発売のスタートデッキ6種の中から「赤 エドワード・ニューゲート」「緑 ウタ」「青 ドンキホーテ・ドフラミンゴ」の3デッキに収録される新カードの紹介をしていきたいと思います。

    今回のデッキセットは各デッキ5種類の新規能力を持ったカードを持っており、デッキの半分以上が再録カードですが、新規カードがどれも強力なものになっています。
    また、再録カードについても集めづらかったものが再録されていたりするので、ここから始める方にはとても良い商品ですね


    スタートデッキ「赤 エドワード・ニューゲート」
    リーダー能力解説
    エドワード・ニューゲート

    • (再録前のイラストです)
    このリーダーは初期ライフと元々のパワーが通常より高いため、防御力の高さ、手札枚数の多さが魅力となっています。
    しかし、毎ターン自分のライフが削れていってしまうので、ライフが0枚の際に相手から高いパワーでアタックされると守り切れなくなってしまう場合もあるのですが、ブロッカーを登場させたり、<バカな息子をそれでも愛そう...>などの

    新規カード解説
    ST15-001アトモス

    評価:★★☆☆☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    アタックしたターンの終了時、リーダーの能力でライフを削らなくて良くなります。
    アタックする以外に条件はないので、このカードを相手のアタックから守り続けることで、ライフを取るデメリットを消し続けることも可能ですが、
    パワー5000しかないこのユニットに対して積極的にガードを切っていると、リーダーを守るよりもずっと手札消費が激しくなってしまい、リーダーが6000である意味が無くなってしまうので、本末転倒になってしまう場合もあります。
    アタック前に効果によってKOされてしまう場合もあるので、基本的には1度使えたらラッキーくらいの、使いきりの能力であると考えてしまっていいでしょう。

    ST15-002 エドワード・ニューゲート

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★★★☆

    登場したターンに即時でKO能力が使えるのが強力なカードです。
    KOできる範囲もパワー5000以下と広く、相手の厄介なブロッカーなどを倒しつつ、自ターンよりパワー8000のアタッカーとして使うことができます。
    1ドン!!付与の能力は、「<白ひげ>」デッキではリーダーに付与することで7000でアタックできたり、「<赤青マルコ>」デッキで使った場合はリーダーの起動能力が使えるようになるため、このユニットの能力と組み合わせてパワー7000のキャラをKOできたりと、様々なデッキで使い勝手が良さそうに見えます。
    他のデッキに入れるための出張パーツとしても、是非集めておきたいカードです。

    ST15-003 キングデュー

    評価:★★☆☆☆
    汎用性:★★★☆☆

    上述した通り「白ひげ」デッキはブロッカーが重要になってくるので、相手に効果でKOされてしまった場合でもそのターン中防御しやすくなるような能力を持ってくれているブロッカーの存在は見た目以上に強力です。
    役割が<EB01-057 しらほし>に近く、KO除去がメインギミックである黒系のデッキに対して牽制になります。
    また、パワーが4000ある分「<赤紫ロー>」の除去能力に対しても少し耐性があるのが嬉しい点ですね。

    ST15-004 サッチ
    評価:★★★☆☆
    汎用性:★★☆☆☆

    パワーが2000ある代わりに、登場時にライフを削る必要がある<お玉>です。
    基本的にはデメリット持ちのため微妙な印象にも見えるのですが、待望の2種類目の赤の《白ひげ海賊団》の2000カウンターとなります。
    9コスト<エドワード・ニューゲート>を着地した次のターンに出すことで、エドワード・ニューゲートのKO能力の対象範囲を増加させる役割が主となり、そのころにはライフが0枚であることも少なくないので、デメリットとして働かない可能性もあります。
    《白ひげ海賊団》特徴を持ったことで、<イゾウ>のサーチ対象になり、終盤の場面でお玉効果を持つこのカードを手札に加えやすくなった点も含めると十分に強化されていると言っていいでしょう。

    ST15-005 ポートガス・D・エース

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★★☆☆

    除去能力耐性持ちの速攻キャラ。
    速攻持ちのため登場したターンにすぐ仕事をしてくれる上に、除去耐性能力によって場持ちもいいので、とても頼りになるカードです。
    ただし、除去耐性があるとはいえ、その除去を耐える代わりにパワー4000にはなってしまうので、除去能力を当てる→パワー6000でこのユニットにアタックする。という流れで簡単に処理されてしまう場合もあります。
    速攻を持っているとはいえ、次のターンにキャラをしっかり残したい場面では、このカードでアタックしないことを選択することも重要になると思われます。


    スタートデッキ「緑 ウタ」
    リーダー能力解説
    ウタ

    • (再録前のイラストです)
    このリーダーはアタック時にデッキトップのカードを1枚手札に加えることができます。
    実質、毎ターン追加で1ドローが可能なため、手札の量の多さが魅力的なリーダーです。
    単純にガード値を多く抱えられることに加え、狙ったカードを引きやすい点から、毎試合似たような動きをしやすい再現性の高さが強力です。
    様々な「ウタ」専用イベントも駆使して戦っていきましょう。

    余談ですが、このスタートデッキの再録は他のスタートデッキよりもかなり豪華になっています。
    映画の入場特典の「『ONE PIECE FILM RED』入場者プレゼント アンコールパック」などの手に入り辛かったPRカードがすべて再録されているので、新規参入の方にはかなり嬉しい内容になっていますね。


    新規カード解説
    ST16-001 ウタ

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★☆☆☆

    単に4コスト、パワー6000のブロッカーというスペックだけでもかなり優秀で、毎ターン、バトルでの手札消費を1000カウンター分減らしてくれるので、序盤に適当に出すだけでも活躍してくれます。
    さらに、スタートデッキ Side ウタに収録されている7コスト《モンキー・D・ルフィ》のサポート対象内であるのも強力で、併用することで、7コストターンに7000ブロッカーと6000ブロッカーを同時に展開することができます。
    さらに、あまり使わない能力だとは思われますが、手札を捨てることでドン!!の付与ができるので、リーダーの能力をより発動させやすくなったり、いざという場面でパワーをあげられたりするのも便利ですね。

    ST16-002 ゴードン

    評価:★★☆☆☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    手札の<音楽>特徴のイベントカードを1000ガードとして使えるようになるブロッカー。
    「ウタ」デッキを使っている上で、たくさんのガード値がないイベントカードが手札に嵩んでしまい、守れずに負けてしまうという場面は良くあるので、それらが1000ガードに変えられるのはとても便利ですね。
    しかし、もちろんこのキャラの能力を使うには、"相手のアタック時"のタイミングでこのキャラが盤面に居る必要があります。
    このキャラ自身がコスト2、パワー0であり、パワー参照除去やコスト参照除去によって簡単に除去されてしまうため、ガードの要とするには少し心許ないカードになっている点は難しいですね。

    ST16-003 シャーロット・カタクリ

    評価:★★★★☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    どちらのターンにも、パワー6000になる可能性のあるコスト3のキャラです。
    条件がレストのカード6枚(自身以外に5枚)となっており、例えば、リーダーがレスト、自分のドン!!カードが4枚レスト、このキャラがレストであれば、パワー6000になります。
    条件が簡単なので、殆どのタイミングで3コストパワー5000のバニラカードよりも強力であり、例えば、ラストターン等の、ドン!!カードを付与しながら相手にアタックしていくタイミングでは、レストのドン!!カードが無くてパワーが上がらないタイミングはあるかもしれませんが、それ以外のタイミングであれば、基本的にはパワー6000のアタッカーとして戦ってくれるだろうと思います。

    ST16-004 シャンクス

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★★★☆

    対象範囲の広さが強力な除去能力を持つキャラ。
    リーダー能力でサーチ可能な《FILM》特徴の大型キャラというだけでも便利ですが、パワーが11000と基準よりも高いため、能力とステータスどちらに於いても盤面制圧力が高いのも相まって他のデッキの10コストフィニッシャーと比べても遜色のない強さになっています。
    リーダー指定などがないため、「<緑ボニー>」デッキ等、他のリーダーでも活躍が見込めるカードです。

    ST16-005モンキー・D・ルフィ

    評価:★★★★☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    《FILM》特徴の2000カウンター。緑ではこれで3種類目です。
    デッキ内のなるべく多くのカードを《FILM》で埋めたい「ウタ」デッキに於いて、3種類目の追加はこの上なく有難い強化と言えます。
    能力も、場に出した場合でも2コストパワー4000のバニラのような感覚で使えるので、それほど悪くありませんね。


    スタートデッキ「青 ドンキホーテ・ドフラミンゴ」
    リーダー能力解説
    ドンキホーテ・ドフラミンゴ

    • (再録前のイラストです)
    このリーダーはアタック時にデッキトップが4コスト以下の《王下七武海》なら、場に出すことができます。
    手札消費なし、コスト消費なしで盤面展開が可能なので、単純に毎ターン成功させるだけで大量のアドバンテージを取り続けることができます。
    相手とのアドバンテージ差を広げることで勝ちにいきましょう。

    ST17-001 クロコダイル

    評価:★★★☆☆
    汎用性:★★☆☆☆

    登場時にトップが《王下七武海》である必要がありますが、2ドロー、1枚をデッキトップに置くことができます。
    リーダーの能力によって登場させて、このキャラの能力を発動させたいという場合には、リーダーの能力発動時点でデッキの上2枚が《王下七武海》である必要があるという事になるので、発動しにくい場面も多いと思われます。
    しかし、このキャラを先に出して、トップを固定してからリーダーの能力を使うこともできたりするので、不便なカードとも言い切れない絶妙な強さのカードです。
    ただし、デッキすべてを《王下七武海》にした場合には、100パーセント能力が発動するようになり、無類の強さを誇るカードへと変わります。デッキ構築の方向性次第では輝く1枚ですね。

    ST17-002 トラファルガー・ロー

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★☆☆☆

    登場時に4コスト以下をバウンス除去可能なカードです。
    コストで味方を戻す必要がありますが、こういった能力では珍しく自分自身も戻すことが可能なので、コストが支払えずに能力を使えないということがありません。
    山札順番を操作できる<ペローナ>などの登場時能力を持つキャラを手札に戻しつつ、相手のアタッカーを手札に戻してしまいましょう。
    盤面が埋まっている状況であれば、味方2枚を手札に戻してカウンターを確保するなどの使い方もアリですね。
    条件はあるものの、手札消費なしで<唐草瓦正拳>を打てると思うと、かなり強そうです。

    ST17-003 バギー

    評価:★★★★★
    汎用性:★★☆☆☆

    トップ3枚を並び替えられるカード。
    「<青ドフラミンゴ>」デッキはリーダーの能力の成功率や出てくるキャラの質によって勝率が大きく左右されるので、2種類目の<ペローナ>があるというだけでかなり心強いです。
    さらにそれがカウンター2000かつ《王下七武海》持ちということで、ケチのつけどころは1つもありません。
    序盤に登場させた後、先ほど紹介した《トラファルガー・ロー》で手札に戻すことで+2000カウンターとして使ってあげましょう。

    ST17-004 ボア・ハンコック

    評価:★★★★★
    汎用性:★★★☆☆

    リーダーの能力で登場できる4コスト6000というだけで採用の余地があったのですが、ブロッカーまで持っています。
    一番真価を発揮しそうなのが、後攻3ターン目(6ドン!!ターン)で、このキャラを手札から登場させることで、デッキの上を操作したのち、1ドンをリーダーに付与でき、そのままリーダーのアタック時能力を使うことができます。
    これまで3コスト<ドンキホーテ・ドフラミンゴ>でやっていた動きを、6000ブロッカーを展開しつつできるようになったのは革命的ですね。
    カウンター値が無い点が弱点ですが、それが気にならないレベルで優秀な1枚です。

    ST17-005 マーシャル・D・ティーチ

    評価:★★★☆☆
    汎用性:★★★★☆

    手札消費をするものの、他のキャラを展開しつつ、さらにリーダーの能力によって狙ったキャラを出せるようにできる1枚。
    元々、手札消費をしにくいデッキなので、1枚くらいトップに置いたとしてもそれほど痛くはなく、狙う価値のあるカードではあると思います。
    場に常駐し続けて、複数ターンに能力の使用機会があるのであれば強力なカードであるといえるのですが、2コストかつパワー3000のため、様々な除去カードの対象になりやすく、そもそも場に残りづらいのは明確な欠点となります。
    ただ、単純に手札1枚をレストドン!!2枚に変換できるのは破格ではあるので、除去されなければ優秀というレベルに収まっているのではないかと思います。
    9コスト<サンジ>との組み合わせなど、トップに好きなものを置けるという点が評価される場合もあるので、今後の再評価の可能性も含め、確保しておきたいカードですね。


    終わりに
    ということで今回は新作のスタートデッキ6種のうち3種のデッキの新カードのレビューでした!
    ここから始める初心者向けデッキ、手に入りにくかったカードの再録、旧リーダーの強化カード、パラレルイラストのリーダーカード、どの視点からみても、定価550(税込み)という値段設定はとても破格なので、早いうちに是非手に入れたいですね!
    残りの3つのデッキについても、そのうち公開するかもしれませんが...、予定は未定です!

    それでは、また次回に。

【じょーじ】「チョッパー」と「カルガラ」のデッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「チョッパー」と「カルガラ」のデッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回はブースターパック「二つの伝説」より、新リーダーの「チョッパー」と「カルガラ」のご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!


    「赤緑チョッパー」デッキリスト
    リーダー
    1


    デッキ概要
    序盤
    このデッキの最強カードは<OP08-007 トニートニー・チョッパー>です。
    OP01-016 ナミ><OP08-015 Dr.くれは><EB01-009 うるせェ!!!いこう!!!!>を使って手札や盤面に集めましょう。

    中盤
    OP08-007 トニートニー・チョッパー>の能力を活かして、《動物》のカードを盤面に展開していきましょう。
    OP01-047 トラファルガー・ロー>を登場させることで、アタック時能力発動後の<OP08-007 トニートニー・チョッパー>を手札に戻し、登場させることで、再度登場時能力を使うことができます。 こうして、盤面に<EB01-006 トニートニー・チョッパー>や<OP01-015 トニートニー・チョッパー>などのパワー4000の《動物》を並べていきましょう。

    終盤
    盤面に展開した《動物》のカードに、リーダーの能力でドン!!を振り分けることで、パワー5000でのアタックを複数回仕掛けていきます。
    場に「チョッパー」が3枚以上いる場合には<OP08-016 Dr.ヒルルク>を登場させて全体のパワーラインを急上昇させたり、<OP06-035 ホーディ・ジョーンズ>で相手のブロッカーをレストにしながら突っ込んだりと、相手の計算を大幅に狂わせる手段も駆使して、相手の盤面や準備が整う前に試合の決着を狙いましょう。


    ピックアップカード紹介
    OP08-007 トニートニー・チョッパー
    登場時とアタック時に山札から仲間を呼ぶことができます。
    手札消費もコスト消費も踏み倒しているため能力1回ごとに得られるアドバンテージ量がすさまじいカードです。
    場に出てくるカードはパワー4000かつレスト状態での展開になるため、基本的に返しの相手のターンにアタックされると倒されてしまいますが、とはいえ実質ブロッカーとしての運用はできているためライフが守れていたり、展開している本体であるこのカード自身が倒されにくくなったりと、除去能力を持たないデッキにとっては非常に脅威になります。
    リーダー指定などもないため、「赤ゾロ」や「赤緑ロー」などの他のデッキに出張できることも含めてかなり化け物じみたカードですね。

    EB01-009 うるせェ!!!いこう!!!!
    カウンタータイミングでキャラ展開をすることができるカードです。
    序盤に<OP08-007 トニートニー・チョッパー>を探すために使う、というのは勿論のこと、登場させたキャラは次の自分のターンからもうアタック可能であり、実質1コスト速攻キャラとして運用することが可能なのも強力です。
    このカードで2コスト以上のキャラを登場させた場合、普通に登場させるよりもコストが軽くなる点も相まって、ゲーム展開への影響が非常に大きいカードです。赤系リーダー対面の時にドン!!が起きた状態でターンエンドされた時、このカードを警戒してアタックするかしないか、心理戦になるかもしれませんね。

    OP01-047 トラファルガー・ロー / OP06-035 ホーディ・ジョーンズ
    動物系のカードは他の赤系デッキでも使えるため、「チョッパー」リーダーのデッキを使うのであれば、緑系の強力なカードもしっかり使って差別化していきたいですね。
    そこで強力なのが、様々な登場時能力を使い回しながら、盤面のパワーが低い仲間を守れる<OP01-047 トラファルガー・ロー>と、終盤に活躍しやすいアタッカーの<OP06-035 ホーディ・ジョーンズ>の2種です。

    アグロ系のデッキを使っていると、相手からライフに全くアタックされずに盤面処理をされ続ける、みたいな試合展開が多くありますが、<OP06-035 ホーディ・ジョーンズ>はそういう試合展開への回答として、ライフを手札に変換しながら盤面制圧も狙えるという非常に相性が良いカードになっていますね。


    その他の相性の良いカード
    OP06-118 ロロノア・ゾロ
    言わずと知れた緑デッキ系の最強アタッカーです。
    アグロとの相性は微妙なんじゃ?と感じる方も多いと思いますが、前述したとおり、ライフを無視して盤面処理を優先される展開になることが多いため、9コストターンの時点でライフが3~4枚残っているという状況がザラにあります。
    手札が枯れつつある状況でも、このカードを登場させた返しのターンはライフの枚数で耐えきり、その次の自分のターンに一気に詰める、という展開を狙えるため、状況を一転させる逆転札として採用もアリです。
    《麦わらの一味》特徴があるため、<OP01-016 ナミ>でサーチ可能なのもかみ合いが良いですね。


    「黄カルガラ」デッキリスト
    リーダー
    1
    1枚
    メインデッキ
    50


    デッキ概要
    序盤
    OP05-117 アッパーヤード>と<OP05-106 シュラ>で必要なカードを集めていきます。
    リーダーの能力で登場させる《シャンドラの戦士》を2~3種、
    5~6コストターンに登場させるための<OP05-101 オーム><OP05-110 ホーリー>のセットなどを揃えにいきましょう。

    中盤
    3ターン目(先攻なら5コストターン、後攻なら6コストターン)は、
    リーダーの能力で<OP06-114 ワイパー>などの《シャンドラの戦士》を登場させ、残りのドンを使って<OP05-101 オーム><OP05-110 ホーリー>等のキャラを登場させましょう。

    4ターン目は、リーダーの能力で<OP08-099 カルガラ>を登場させ、残りのドン!!はキャラ展開に使っても良いし、盤面が4面以上いる場合は振り分けてアタックしていっても良しです。

    終盤
    ライフは1枚あれば十分なので、リーダーの能力でなるべく毎ターンライフを取り、手札を潤沢に蓄えて、カウンターイベント系で盤面を守りながら戦っていきましょう。
    相手のターン中のカウンターイベント用に2ドン!!ほど残しておき、あとはキャラに振り分けてどんどん攻めていきましょう。


    ピックアップカード紹介
    OP06-114 ワイパー / OP08-110 ワイパー
    登場時にサーチ能力を持つキャラです。
    5コストの方は能力発動に条件が必要ですが、現環境で猛威を振るっている「赤紫ロー」のデッキ対面で除去されにくいパワーラインなのが優秀です。
    パワーの高さのみで十分強力なので、無理に能力発動を狙わず、バニラとして運用してしまいましょう。

    OP08-099 カルガラ / OP08-109 モンブラン・ノーランド
    このデッキの最大コストのキャラ<OP08-099 カルガラ>です。
    効果なしなので特に説明できることはないですが、除去られやすいコスト帯ではあるものの、リーダーの能力でコストを踏み倒して良いと思える絶妙なラインのカードですよね。
    この<OP08-099 カルガラ>がいる状態で<OP08-109 モンブラン・ノーランド>が登場すると、なぜだか1ライフ回復できます。仲良しですね。
    ただし、OP08-109 モンブラン・ノーランドは《空島》特徴を持っていないためサーチ系に引っかからないので、狙うには自力で引くしかありません。
    このデッキに回復の要素はこのコンボしか入っていないので、回復したければ頑張ってこの2枚を揃えましょう!

    OP05-114 神の裁き / OP08-115 大地は敗けない!!!
    カウンターイベント2種です。
    両方《空島》特徴を持っており、<OP08-115 大地は敗けない!!!>に関しては《シャンドラの戦士》も持っているため、どちらもサーチしやすいのが特徴的です。
    これらのイベントを使って、盤面に並べた仲間を守っていきましょう。
    OP05-114 神の裁き>はある程度攻めておかないと+4000にならない点にだけ注意が必要です。


    その他の相性の良いカード
    OP08-106 ナミ / OP07-116 焔裂き
    相手の盤面を崩せるカード群です。
    OP08-106 ナミ>は除去の範囲が広いことがかなり有用ですが、トリガー持ちのカードがそれほど多くないので、どんなタイミングでも使えるのかと言われると微妙なのが難点です。
    OP07-116 焔裂き>は対象がコスト4以下ですが、ターン中+1000のカウンターイベントとしても使えるので2パン分の相手の攻撃を止められる可能性があり、アグロ系のデッキに対する回答になる可能性がある点が強い部分ですね。


    終わりに
    ということで、今回は「二つの伝説」から2種類のリーダーを紹介しました!
    どちらも攻めっ気が強いデッキですが、手札すべてを攻めるために使っていくタイプのアグロと、手札で盤面を守りながら戦っていくタイプの中速デッキで、少し雰囲気が違うのが面白いですね。
    チャンピオンシップの地区予選が近づいてきていますが、今回の弾は回していて楽しいリーダーが多いので、今後余裕があれば、別の新規リーダーについても書けたらいいな。と思います。

    それでは、また次回に!

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