こんにちは、虎斗です。
8/9から、ついに大型のバージョンアップがきましたね。
3月に正式稼働して以来、コラボやスタンプキャンペーンによる追加はあったものの、カード追加を伴ったバージョンアップはありませんでした。
約半年経過ということで、今回は待望のバージョンアップだったんじゃないでしょうか。
今回のバージョンアップでは追加カード以外にも、従来通りカードの上方、下方修正や、システム面でも追加が行われています。
その目玉となるのが絆武将の実装。
これは武将使用時、またはボーナス進軍を選んだ際の武将への贈り物時に貯まっていく友好度が300に達することでもらえるカードです。
印刷されるカードのデザインが戦国大戦時のSSR仕様なだけでなく、実際のゲーム画面に表示される際にも反映され、計略使用時のセリフも特別仕様になっているようなので、お気に入りの武将ならぜひ手にしておきたいところですね。
追加カードでの目玉は、新色こそ来ませんでしたが、新たな時代として、「平安」が追加されました。
まだ戦器こそありませんが、通常のプレイで手に入れられるカードの時代だけに、そのうち平安用戦器の追加もあると考えると、今後の伸びしろも十分ありそうです。
そんな平安を含めた新カードは63枚。
今回は、これらの中から、稼働からしばらく経った現段階での各色の主力、おすすめのカードたちを紹介していこうと思います。
注目のカード
戦国時代より毛利家から参戦の<R毛利隆元>は、武力上昇値が+2と低めなものの、兵種アクションによってたまる流派ゲージの増加量が上がるユニークな号令『君臣水船』を持って登場。
<R内藤昌秀>、<R武田信繁>等をはじめとして、ただでさえ優秀なスペックの特技「技巧」持ち武将が多い緋なので、計略使用後のもりもりたまっていく流派ゲージと相まって、相当早めに流派ゲージをためきることができます。
特におすすめなのが流派ゲージが確保しやすい弓兵との組み合わせで、同じく毛利家より参戦の<ER小早川隆景>、前述の特技「技巧」持ち、<R武田信繁>らと合わせた形は安定感抜群。
流派【士気】を選んで使用できる士気を増やして、<SR高杉晋助>等のパンチのあるカードを絡めて号令コンボを狙ってもいいですし、弓兵を多めに採用しておいた形なら流派【兵種】を選んで、流派2、3で白兵戦の有利と、流派1で安全に城ダメージを奪う戦い方をしても面白いです。
効果時間が約20カウントほどと長いため、流派ゲージをためるための手段としてだけでなく、プチ魏武の大号令のような使い方もできるので、コストが軽めの<ER曹操>として運用しても活躍できますよ。
ご存じ現在スタンダード号令と言えばこちら。<SR北条氏政>。
2コスト武力6と武力的には低めなものの、特技「復活」「昂揚」「技巧」と特技面でかなり盛られているので、スペックでは言うことなし。
計略『五色の采配』の内容も武力上昇値+5に広めの範囲で使いやすく、いま英傑大戦を始めるなら、で一番におすすめできるカードです。
追加効果の防護を発動させるためには5部隊で号令を使う必要があるため、5枚デッキで組む形がほとんどになるかとは思いますが、その際のコスト割で2/2/2/1.5/1.5とバランスよく組めるのもうれしいですね。
また、碧の2コスト、1.5コストには<R原田左之助>、<N谷三十郎>というコスト比最高武力かつ特技復活持ちの武将がいるため、原田、谷、氏政で特技「復活」持ち槍兵のゴールデントリオが結成されます。
そこに追加カードの<N劉封>を入れれば、なんと目覚め要員も確保しつつ驚異の活4。
余った2コストに遠距離兵種の<N鳥居元忠>を差し込む、という形がザ・スタンダードな五色デッキですね。
本当にとにかくバランスがいい、かつ使いやすいのが特徴で、槍兵3枚を前に出して後ろから鳥居で援護、乱戦が始まるくらいで号令を使ってさらに前進し、防護を活かして粘りつつ後ろから劉封が突撃。
そうこうしているうちに英傑呼応が発生するのでリードを取って、返しの相手ターンは後方に陣取っていた鳥居の鉄砲と、復活持ちの誰かが戻ってきて守る。
以下繰り返し。
というパターンがシンプルかつ強力。
シンプルすぎるためワンパターンになりそうなんですが、劉封のおかげでマウント性能やフルコン耐性も高く、士気9でやりくりする場面もあるので、意外と臨機応変な立ち回りが可能です。
扱いやすい、かつ大事故が起きにくいデッキで、氏政本体のレアリティもSR、他はR以下で組めたりと、資産的にもかなり優しい構成となっていますので、まずはこのバージョンのスタンダードがどんなものか、味わってみるのもいいと思います。
スタンダード活4の形がこちら。
この形はこの形でシンプルに強いのですが、あえて弱点を挙げるなら、計略の選択肢が少ない、戦器が時代縛りのものが使えない、あたりでしょうか。
計略の選択肢が少ない、というのが気になるなら、<N谷三十郎>→<N石川数正>。復活は減りますが、鉄砲の火力と、水攻めの破壊力でラインコントロールのしやすさが跳ね上がります。
終盤に計略『水攻め』で相手の部隊を落として〆、という選択肢が増えるのもかなり大きいです。
劉封→<N島田魁>なら、幕末戦器が使えるため、選択肢に戦器【朱塗胴】が入ってきます。
目覚めコンボはなくなりますが、号令→戦器→号令の赤青赤が強力になるので、号令メインで戦いたい方はこちらも入れ替えの選択肢に入りますね。
計略『報国之志』の武力上昇値は+4、速度上昇も<ER桂小五郎>よりもやや遅い程度で<ER渡辺綱>ほど速くなく、敵部隊撃破時の効果も覇道が一つ進むだけ、と、これなら綱で良くない?という考えになるのもわかります。
ただ、こちらのは圧倒的に効果時間が長い。
なんとその効果時間、約28カウント。
その間、超絶BGMは流れっぱなしです。
瞬発力で敵部隊を撃破して城ダメージを奪う渡辺綱がポスト<SR河上彦斎>なら、長い効果時間で早め高めで相手の計略を誘って逃げるこちらはポスト<ER桂小五郎>。
小五郎は小五郎で強かったですよね。
2.5剣豪、撃破時追加効果あり、と似た性能はもっていますが、綱とはまた別物として、<SR中岡慎太郎>もだいぶ強いです。
長い+速いため、いくらでも先に仕掛けることができ、相手の足並みを崩すカードとしては一級品。
また特技「伏兵」を持っているため開幕1部隊を持っていけるスペックをしていますし、<R武市富子>と合わせてワラバラデッキ、<ER明智光秀>のような号令と合わせて号令デッキのパーツとして採用する、という形。どちらにしても活躍できる1枚だと思いますよ。
個人的には今バージョン一押しのカードです。
武力9知力5、特技「昂揚」。スペックよし。
計略『髭切の太刀』は士気5で武力プラス6、移動速度は騎馬並。ついでに撃破時城ダメ5%。計略よし。
文句なしのいま一番キてる1枚。
それが<ER渡辺綱>です。
武力プラス6、移動速度上昇までなら、斬撃ダメージが上がるわけでもないので、まあ。
とならないでもないのですが、敵部隊撃破時の追加効果の城ダメージがとにかく痛い。
移動速度が速すぎるためか、効果時間中に平気で2部隊くらい倒してくるので、その段階で10%くらい見込めてしまうんですよね。
また、これも移動速度が速すぎるせいなのですが、対号令相手に乱戦→綱の計略を使用。
この段階で相手側の選択肢が、 なにもせず部隊を取られて城ダメをもらいつつ後退
or
号令を使用→綱に逃げられて士気損
の地獄の2択を叩きつけられてしまうあたりがまた。
勢力が玄なので、最強スペックカード<SR無二>と組めるところもまた評価にプラスされるところ。
今バージョンで号令をまず試すなら<SR北条氏政>、と書きましたが、ワラバラをまず試すなら綱と無二から、とおすすめします。
とはいえ、かつての<SR河上彦斎>とは違って、斬撃ダメージが上がるわけではないので、見た目の武力15以上の性能は出してきません。
号令ならラインを上げてしっかり赤→青→赤を決めて、武力15では部隊は取られない状態で面で攻めればある程度攻略は可能です。
雑に前に出してカウンター気味に綱で複数部隊を取られたり、先ほどの地獄の2択を押し付けられる、というのが一番ダメなので、漫然と前に出すのではなく、綱を使われても士気5で5%ならオッケー、あるいは、武力15なら攻略できるよ、というタイミングを作るように心がけましょう。
というわけで、新バージョンのおすすめカードについて書いてきました。
現状では号令なら氏政、ワラバラなら綱無二からはじめて、そこからお好みでデッキを探していく、というのがおすすめですね。
ERは全カード触ってみましたが、どれも強力なので、見た目で気に入った1枚があれば、そこから立ち回りを探していく、というのも楽しいと思います。
SRも武力が20も上がる<SR鬼小島弥太郎>や、特技「忍」持ちで貫通射撃もできる<SR滝川一益>など、粒揃いなのが揃っているので、ここからデッキを作っていくのも面白いですね。
まだまだぜんぶのカードは触れていないので、いろいろデッキを作って、このバージョンも楽しんでいきたいと思います。
それではまた次回、虎斗でした。