第48回「BT13環境まとめ」
今回も新弾前という事でBT13環境の振り返りをしていきたいと思います。
BT13環境振り返り
まずこの環境で起こった事を時系列順に見ていきましょう。- 初期 BT13発売(2/24)~4/1制限改定
- 前期 ~ルール改定、マリガン導入(5/1)
- 中期 ~ST15、16発売(5/26)
- 後期 ~6/16制限改定、BT14発売
各時期の印象としては、
初期
環境初期という事で新弾「VSロイヤルナイツ」のカードをメインにしたデッキが続々と生まれていった時期です。前期
これにより猛威を振るっていた赤黒のグレイモンデッキがいくらか大人しくなりました。
しかしこの時期はマリガンの導入が発表されたため、制限改定による影響よりも新ルールに対するデッキの考察の方が人々の関心を集めており、5月になってからが本番という感じでした。
中期
具体的な変化としては主に初動となるLv.3が10~12枚程度まで減った事とサーチ札が増えた事。これにより全体的に事故の少ないゲームが増え、またしっかり必要札を引いてから動くゲームが増えました。つまり極端な下振れが減った一方で極端な上振れも減ったように思います。
具体的にはムゲンドラモンやミラージュガオガモンなどでしょうか。
それ以前より明らかに増えました。
後期
目玉のACE自体はそれほど流行っていませんが、テイマーや進化ラインがアップデートされて着実な強化をもらったと言えます。
規制前に使い納める人と、規制後のレシピを模索する人で発表前よりむしろ使用率が上がっていた様な印象があります。
各時期の印象は大体こんなところです。
BT13環境活躍デッキ
次にBT13環境で活躍したデッキを見ていきましょう。とは言え前環境から変わらず活躍しているウォーグレイモンやベルゼブモン、赤ハイやハンターの様なデッキは割愛します。シャイングレイモン
普通の順当進化との差別点はやはり大で殴るプランがある事で、一体目のライズやシャイングレイモンが処理されても大が残っていれば2体目の育成から出てきたアグモンと大で押し込みが効くのが他のデッキにはない強みです。
BT12環境との違いは<ジオグレイモン>と<ライズグレイモン>によって大の展開速度が増した事と<バーストモード>によってフィニッシュ性能が増した事です。
前からそれなりに強かったのが手がつけられなくなったという感じ。トレーニングとの相性も良いです。
ミラージュガオガモン
デッキとしてはやはり<ミラージュガオガモン(BT11)>のお互いのターン効果がかなり強く、それに加えて新カードとして<バーストモード>のフィニッシュ性能と追加の<トーマ>、トレーニングによる再現性が上がった事で大きく強化されました。
ロゼモン
植物との違いは横展開をせずテイマーを展開するなど。横展開の植物と一点突破のロゼモンという感じでしょうか。
次弾ではトゲモンにより植物にテイマーを入れる価値が上がるので今より使いやすくなるかもしれません。
ムゲンドラモン
元々しっかり成立した<カオスドラモンX抗体>は強かったので評価が後から付いてきたという印象があります。
アルファモン
BT13環境では昔に比べれば落ち着いたデッキになりましたが、どの新カードもなかなか強いので良いバランスになったと思います。
主に環境初期に大いに試されましたが、そのうち落ち着いて数ある有力デッキの一つになりました。
ベルフェモン
土台のギズモンパッケージがかなり独特な動きをするので回し甲斐と構築のし甲斐があり、初期に多く組まれました。
ロゼモンやアルファモンと比べるとシーズンを通して一定の使用率があり人気とパワーの高さが伺えます。
ロイヤルナイツ
各種ロイヤルナイツを贅沢に積んだ構築は唯一無二で構築もプレイも難しい印象があります。
他のデッキと同じく初期に組まれてちょこちょこ構築が変わりながら数を減らしていきましたが、環境最後になってまた使用者が出てきて大型CSで結果を残すなど、確かなデッキパワーがある事を証明しました。
主なデッキはこんなところでしょうか。
他には環境終盤に生まれた<プロモブラックウォーグレイモン>のワンショットデッキや、環境と言うほどではないにせよ意外と使われていて戦えるエテモンとスカモンの汚物デッキなど面白いデッキはいくつかありました。
全てを把握しているわけではないので何かありましたら教えてください。
という訳で今回はこの辺りで。
ここまで読んで頂きありがとうございました。