ケット・シーガイド(1) | Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

ケット・シーガイド(1) | Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクス

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ケット・シーガイド(1)

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by 缶烏

どうも。

今回はズィーガー杯で使った【白単ケット・シー】の解説をメインに、その他ケット・シーについての記事です。

【ズィーガー杯X参戦記】

周りにケット・シーユーザーが少なく、データ量が少ないので、かなり私見が混じっていますがよろしくお願いします。

白単ケット・シーとは

このデッキの特徴はキーカードである<ニャインライブズ メインクーン>(以下ニャインクーン)を様々な方法で踏み倒し、6リソ7リソ段階から急速的にスクエアを埋めていき、相手の動きを制限しながら、少ないリソースから様々なコスト帯のゼクスを出すことで、相手の除去をかいくぐりながらPSをこじ開け、残ったリソースで点をもぎ取るということを途切れることない手札から何ターンも続けるミッドレンジ系のビートデッキです。
単色ということでデッキの安定性も高く、無理なくアイコン枠に3コス5000を入れられるという地味な強みもあるいいデッキだと思います。

デッキレシピ紹介
ケット・シー
プレイヤー スタート
2

採用カード解説
壺売りのシャム
このデッキには4c6000を突破する方法が<マンチカン>と<白胎動>くらいしか無いため、スタカが<ソコケ>だと先1に3コス4500でスタカ破壊から、先2に4コス6000PS周りって言われるだけでかなりしんどいので、その事態を減らすために5000バニラを取っています。

選手権使用不可。

棒手売のソコケ
種族スタカ最強と言っても過言ではないカード。

チャージにあるこのカードは<ニャインクーン>に並ぶプレッシャーを持ちます。そのためスクエアにいても除外・リソース送り・デッキバウンスなどの除去の的になってくれるため多ければ多いほど良いので4枚採用です。

娑伽羅>の採用枚数が減りつつあるっていうのも4枚採用しやすくなったポイントですね。

聖域の守護聖獣オーラアヌビス
猫にほぼ必須レベルのVB。なぜお前はケット・シーじゃないんだ...。

ニャインクーン>から出す弾を増やす関係上、非IG枠にも<オーラアヌビス>の対象も増えており、こいつ自身<ニャインクーン>も釣れるため、中盤以降多く引きたいカード。序盤に引くとカードスペックも相まって相当足を引っ張る。
あと隠れ巨乳。

選手権使用不可。

会計士アルパイン
アルパイン
全自動プレイミス誘発装置。

ありとあらゆるデッキが何かしら引っかかるため、どんな相手でもはたらくメタカード。
【リゲル】でいえば<メリータル・ヴァウス リゲル>、【カノープス】だと<カノープス>と<アルダナブ>、【リルバレドラゴン】だと<アーサー>と<アストヴェリア>、【黒単】だと<ドルフィン>に<グラ>に<アッハーズ>その他もろもろというようにホントによく刺さります。
反面自分のターンにはほとんど何もしないという弱点が。そのため自分は攻めの時に猛烈な働きをする<クロアシネコ>と2:2で散らしています。

持ち逃げするメインクーン
環境に数少ない、確固たる理由を持って採用できるバニラ。その理由というのは<ディンギルメインクーン>と<ハナエル>の条件を達成できるからです。

枝植の胎動><ウェアスクワール>なんていう理不尽は消滅したので、<目覚めたType.V>や<水着リゲル>、<フローラ>くらいにしか抜かれなくなりました。なので先1<メインクーン>先2<メインクーン>だけで相手のIGによってゲームエンドまで持っていけたりなんかも。

古物商タビーキャット
なんだこのぶっ壊れ!?B20でネコを超強化したカード達『B20三銃士』の一人(?)です。その効果は第二の<ニャインクーン>と言っても差し支え無いほど。

5c限定ですが、起動効果で手札からコストなしで踏み倒せるのは凶悪の一言。IGでこいつが出て、こいつの効果で<ニャインクーン>を出せたら、それだけで10リソ以上の踏み倒しです。
しかし元々5コスのカードが多いデッキでマナカーブ的に入れたいカード全部入れるのは難しいので、このデッキに採用されているのは<ニャインクーン>、<リコイ>、<キムリック>だけです。環境次第ですが<ワイヤー>や<ボブテイル>も候補には上がります。

精神の胎動
数少ないウェイカーLvアップ要素兼5枚目以降の<オーラアヌビス>。

このカードは、イベントタイミングで使える<オーラアヌビス>ってだけで十二分の働きをします。相手が<アルパイン>や<ケット・シーの市場>を警戒し、リソースを使い切ってから攻撃してくる事が多くなるので、攻撃時にこのカードから<バーマン>を出すだけで1.2点守ることができます。しかしウェイカーLvを上げなければならないというのがくせ者で、デュナミスデッキの関係上2枚しか取れていません。4枚入れたいカードなんですけどね。

ウェイカーLvを上げれますので、スクエアやチャージに<キルケニー>が居るとき突然ケット・シーのパワーを2000上げるなんて使い方もできます。<キルケニー>のこの2000パンプがあると、<ウェイカーXI>破壊するのが滅茶苦茶楽になるんですよ。あとパワー11000以上のゼクス(<ダムスタ>や手札6枚の<リベリゲ>)を<ディンギルメインクーン>でワンパンするのに使ったりもします。

洋館探検隊バーマン
洋館探検隊バーマン
ゼクス公式のスタッフコラムでも少し触れられていた「にゃーにゃー言いながら町はずれのお屋敷に入っていったネコの一団」の一人ですねー。

こちらもB20三銃士の一人。ネコが今まで待ち望んでいた『非IG枠に入れて強い優秀な3コス以下のケット・シー(除去効果を持っていると望ましい)』が、100点満点のスペックで収録されました。100点満点ですが、序盤に引くとどうしてもリソースに置かざるを得ない場面が多いので3枚のみの採用となりました。
このデッキにも入っているギミックですが、<暗黒騎士ケィツゥー>から出し、後述の<ガムビエル>を降臨させるだけで攻撃込み4面除去です。

ベテラン警部キムリック
殉職したと思われていた<キムリック警部>が帰ってきた!いやープレイ時じゃなくって安心しました。

対リゲル最終兵器。<タビーキャット>から<キムリック>を出せば、たった4リソで相手は何もできなくなります。他には息吹系のイベントを多く積んでいるようなデッキ相手にも重要ですね。

ニャインライブズ メインクーン
ネコデッキの肝心要のカード。このカードのためにこのデッキはある。

5コストながら5500の頼りない打点ですが、デッキの上からケット・シーを引っ張ってこれるため額面以上の働きをします。それだけでなくチャージにいるときにコストが2下がり、3になる効果も白のチャージ利用と相性がよく、他のカードとの噛み合いでとんでもない量の踏み倒しをしてくれます。
例えば<オーラアヌビス>の効果で<ニャインクーン>を出して、<ニャインクーン>の効果で<タビーキャット>が出て、<タビーキャット>の効果で<ニャインクーン>を出して、<ニャインクーン>から3コスが出たとしましょう。2リソを使って2+5+3+5+3=18リソ分の生き物を出しているので、差し引き16リソの踏み倒しです。これが6リソ段階でできるのが【白単ケット・シー】の一番の強みですね。

このカードは上から5枚を相手に見せずに確認し、3コス以下のケット・シーを出します。ここで環境の似たようなカードと比べてみましょう。

ユーディ>は同じように5枚を確認しますが、これは相手も見ます。そのため不発扱いにすることができず、対象が居たならば絶対に出さなければいけません。ネコデッキではデッキのネコの量を余り減らさないために、<ニャインクーン>をわざと不発にするのは大事なプレイングです。分かりやすい例だと、<タビーキャット>から<ニャインクーン>を出したが<ニャインクーン>で捲った中に<タビーキャット>しか居なかったときですね。この場合<タビーキャット>は出しても効果は使えませんし、<タビーキャット>は手札に引き込んでも<暗黒騎士ケィツゥー>から出しても十二分に強いカードですので、デッキにまだ眠っていてもらいたいですからわざと不発にするわけですね。他にも<ユーディ>相手も確認するため、シークレットテク(このデッキだったら<ケット・シーの市場>)やライフの中のVB、LRの有無などが知られてしまう可能性もあります。逆に見せて意識させるのも手ですけどね。

乙女整備士カノープス>は7枚確認な上、相手にも見せませんが自身がスリープしてしまうという弱点があります。そのため攻め手が減るので不発扱いにはなかなかできず、ディンギルにも使えず、外した時のアドバンテージの損失は比較にならないくらい大きいです。しかもリソース条件がそこそこ厳しく、5リソでアクティブにできないことも。<ニャインクーン>は5リソでも絶対発動できますからね!(絶対当たるわけではない)

メリータル・ヴァウス リゲル>はリソリンですから揃うかもわかりませんし、登場時効果ではないので面の制圧力で圧倒的に差が出ますから比べるまでもないですね。
というように<ニャインクーン>にしかない利点は多く、それを上手く活かすようなデッキ作りやプレイングをするのがネコデッキを回すコツになります。

暗黒騎士 慕情のケィツゥー
第二の<ニャインクーン>。第二の<ニャインクーン>多いな。

ニャインクーン>を<ウェイカー娑伽羅>でリソースに送られた次のターンに<娑伽羅>を破壊する大役を1枚でこなしてくれる最高のカード。まあB19のSR考察ではボロックソ言ってますけどね!!!
しかし今のネコデッキにおいて<ウェイカー娑伽羅>なんて大した障害ではないんです。2種類の10500ディンギルや<タビーキャット>が加入したことにより、<ニャインクーン>を盤面やチャージに残さずとも盤面のプレッシャーをかけることができるようになったため、<タビーキャット>の効果で手札に戻ってきた<ニャインクーン>手出しからディンギル組んで殴りかかったり、<タビーキャット>+5コスケット・シーで抜いたりもできるようになりました。

そのためメインのお仕事は確定除去を活かして相手の面を返すことに変わりました。今の環境には【リゲル】【カノープス】等の高コストを踏み倒しまくるデッキ群と【リルバレドラゴン】【黒単】【白単】等のトラッシュやチャージに相手の核となるゼクスを送りたくないデッキ群の2つがあります。それらに同時に対処できるのがこのカードです。更に同じくこの2デッキ群に効く除去である<バーマン>とも相性がよく、<バーマン>が無理なく結構な枚数入れられるネコデッキには必須と言ってもいいパーツになりました。
しかし序盤は確実にリソースに置かれるため、<タビーキャット>の妨げとなることがありますし、最近は<ウェイカー娑伽羅>の採用枚数が減っていることもあり採用枚数は3枚に抑えられています。

信心の拘引者ハナエル
泣いているニーナが可愛いともっぱら噂のこのカード。
それだけではなくこのデッキの縁の下の力持ち。

最初の評価はめちゃくちゃ低かったですし、デッキに入れて数回回した後でも抜きたいと思ったこともありましたが、今ではネコデッキにはなくてはならないカードだと考えています。
先手ならこのカードと<ニャインクーン>が5リソ時に手札に揃っていれば相手が青を取ってない限り、概ねウィンコンディションです。この2枚だけで相手のPSを囲んで処理やIGを強制させることができます。相手が青を取っているときは<ウェイカー ルートヴィヒ>で多大なディスアドを被るので注意。
後手ならPSに<ニャインクーン>を出して相手のPS横に3コスのネコを登場。<ニャインクーン>をひねって<ハナエル>を出すことで相手のスタカを破壊しながら、自分のPS周りにいる5コストを処理することで攻めに転じることができます。下振れして<ニャインクーン>ガチャに失敗しても最低限PS周りの5コス7500が殺せるという点もホントに偉いです。
しかしながらこのカードはネコではないので採用は3枚です。減らした理由にはマリガンしたら<ハナエル>が初手に3枚あって2枚をリソースに置いたせいで<タビーキャット>も使えなくて即負けたっていう苦い記憶のせいもあるんですけどね。

他にはリソースを使わずにVBケアできるというのも強いところですね。ネコの最終盤面は概ね7.8面埋めながら殴りきるみたいな形になるんですが、そうなると暇を持て余してる<メインクーン>が1.2枚は作れるんですよ。今まではそのタイミングでライフからVBが出ると、なかなか残リソ的にケアが難しかったんですが、<ハナエル>は暇な<メインクーン>をひねって抜かれたスクエアに置くだけで簡単にケアできますからね。

宣教するリコイ
B20三銃士の最後の一人。このカードがネコでよかった...。

このカード1枚ではタダの手札入れ替えですが、ネコデッキでは<タビーキャット>の存在により大きく価値を変えるカードです。手札に貯まった高コストを<オーラアヌビス>や<タビーキャット>等に変換し全体に-2000を入れ、そのまま<スド>を作ることでNSの4コス以下を一掃しつつ、面展開の用意をすることが可能です。
そしてこのネコデッキでは、このムーブをしないとほぼ突破できないゼクスが居ます。それはディンギルメタ効果と実質5コス以下全破壊を持つ<ラストゼオレム>です。大半のデッキがウェイカーオープンで捲りきってしまうので、出してくるデッキは少ないですが、出せるデッキや入っているデッキは多いこの天敵を対策するために4枚取っています。ケット・シーなんで4枚取っても全然重くないのが良いところ。ホントにこのカードがネコでよかった...。

気まぐれ王ミケ
ネコのネコによるネコのためのカード。

ネコデッキにおいてほぼ必須になるカード。効果込みだと<ウェイカーウェアクロウ>でも突破できない圧倒的タフネス。1ターンに何度でもケット・シーをサクって盤面を開けつつ1ドローするゼクスにおけるぶっ壊れ能力(しかも自身もサクれる)。更にトラッシュのケット・シーを7枚除外するだけで確定除去を飛ばせる上に、自身のゼクスに打って盤面を開けることもできる。このカード入れない理由ないな?

前述した<オーラアヌビス>からの6リソ超絶上振れムーブ。アレはチャージに<ニャインクーン>があればIGで<オーラアヌビス>や<白胎動>が出るだけで可能です。その場合残6リソでスクエアには3体のケット・シー、手札には戻ってきた<ニャインクーン>がある状態に。このようにIGだけでも一瞬で面展開ができるのが今のネコデッキであり、そのようなタイミングで映えるのがこの<ミケ王>なのです。
そして一度残ればゲームエンドまで残ることも少なくない効果の質。正直手札が良くてこのカードが生き残りそうなら<娑伽羅>出された返しに<娑伽羅>無視してPSに出してもいいくらいです。手札に<タビーキャット>、<ニャインクーン>、<オーラアヌビス>×2でもあれば次のターン余裕で4点くらい取れます。

しかしながら、やはり6コストは重いこと。こちらも<ウェイカー娑伽羅>の採用枚数減少によって採用枚数は2枚に抑えられています。

選手権使用不可。

ケット・シーの市場
上手く刺されば相手のターンを1ターン飛ばすことができるイベント。理由のないプレイやアタックをひたすら咎めていく。

ネコの面を埋めていくゲーム展開や<アルパイン>の効果上、相手が展開や効果を使うために攻撃から入らざるを得ないことが多いんですが、そこに対してこのイベントを打つだけで、相手の選択肢をいくつか消すことができます。あと自然と1.2リソ余ることが多いので構えるのが悟られにくいっていうのも利点ですね。
今の環境は単色デッキも多いですが、単色に一色タッチで入れているようなデッキも多く、イベントを使うデッキも多いので腐ることは殆どないです。あんまりケアされないイベントということもあり、本当に劇的に刺さりますのでお試しを~。

選手権使用不可。

デュナミスデッキ
1枚目の<スド>は大体6リソ時に適当に出して速攻死んでもらいます。相手のスタカがチャージにあって、厄介な効果を持っている場合のみ<アンシャル・キシャル>でデッキボトムに送ります。6リソ時の<スド>の効果は使わなくても盤面を一掃できることが多いので<アンシャル・キシャル>2枚でもいいかもしれません。

ディンギルメインクーン>と<ガムビエル>で7コス10500ディンギル5枚。ゲームレンジがそこそこ長いので、この7コストディンギル達は合わせて4.5枚は欲しい。4枚にするなら<ディンギルメインクーン>3と<ガムビエル>1になると思います。そしてその枠をウェイカーに割いて<白胎動>を1枚増やすのがオススメです。
5枚にする場合は<ディンギルメインクーン>と<ガムビエル>を4:1にするか3:2にするかお好みで。
とりあえずドラマCD2枚買おう!!!!!!

ウェイカーは白の汎用1枚ずつ。1枚目の<白胎動>を打った時にどちらをオープンするかは、相手のデッキによります。相手のデッキが【リゲル】【白or青系イベントデッキ】【<ラストゼオレム>が出せるデッキ】【黒単】なら<マルキダエル>から、【カノープス】なら<ミケ>からオープンしましょう。


次回はプレイングや採用候補カード、デッキバリエーションについて記述していきます。

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