今回は現在の環境で注目されている、強力なデッキをデッキレシピと一緒に紹介していこうと思います。
前回同様、これまでのデッキ記事とは違いコラム的な記事となりますが、前回同様皆さんのデッキ制作のお役に立てればと思います。
※この記事は、2021/06/14に発表された封神指定前に執筆した記事となります。
ゼクスのゲーム環境
デッキの紹介の前に、現在のゼクスのゲーム環境について少し触れていこうと思います。現在のゼクスにおけるデッキタイプは大まかに3タイプのデッキに分かれていると考えています。
一つ目は3ターン目から相手のライフを取り始めていき、4ターン目もしくは5ターン目に相手のライフを取りきるデッキ。
二つ目は4ターン目以降から相手のライフを一気に5~6点以上取っていき、4ターン目、取り切れない場合は5ターン目に相手のライフを取りきるデッキ。
最後の三つ目は4ターン目までの得点力が低いため、ある程度の受ける手段を採用して5ターン目の獲得を目指し、この5ターン目に相手のライフを取りきるデッキです。
そのため、どのデッキも形は違えど4ターン目の攻防を見ている形となります。
今回のデッキ紹介では様々なデッキを紹介しますが、どのデッキも主にこの3つのパターンをベースに4ターン目の攻防を行っているデッキです。
3ターン目から相手のライフを取るデッキ
このカテゴリの大きな特徴は、3ターン目から安定して多面展開を行えることです。3ターン目から1点、ないし2点のライフを安定して取ることができるデッキたちです。
3ターン目から相手のライフへ大きな圧をかけることができるため、先攻を取った際の動きの強さはトップクラスに強力なデッキたちです。
ですが、序盤から相手のライフを取っていくため相手によっては序盤にライフを削ることで相手のトラッシュやチャージを増やすことになるので相手によっては動きの手助けをしてしまったり、相手のライフやイグニッションの内容によってはどのデッキに対しても切り替えされてしまう可能性があります。
また、全体的に一気にライフを取ることが苦手なデッキが多いため迎撃などで取れるライフを減らされるだけで簡単にターンを増やされてしまいます。
相手によっては簡単に崩されますが、簡単に相手のライフを取りきることもできるためイージーウィンも発生しやすいデッキです。
フィエリテ
フィエリテは<アルカナシフト>とそこから展開できるゼクスによって、安定した展開力を持ち非常に安定して相手のライフを3ターン目から削ることが可能なデッキです。
サンプルレシピ
メインデッキ(IG)
計20枚
メインデッキ(非IG)
計28枚
ZXEX
計16枚
ズィーガー
ズィーガーの魅力はなんといっても序盤のチャージ生成能力の高さです。このチャージ生成能力により序盤からイグニッションの試行回数を稼ぐことができ、序盤から多くの手数で攻めることができます。
また、低コストゼクスで相手のライフを攻撃することが多いため、どうしてもイデアドライブや除去イベント等の影響を受けやすいのも弱点となります。
これらの弱点はありますがイグニッションの試行回数の多さによる公開領域の広げる速度も早く、この手のデッキに多い特定のカードが見えなくて負けることが少ないのが魅力のデッキです。
サンプルレシピ
メインデッキ(IG)
計20枚
メインデッキ(非IG)
計28枚
ZXEX
計16枚
中編に続きます。