前回に引き続き、デッキ作成講座をやっていきますよー
今回はデッキ作成編ということで、過去に紹介した【モエガネロイヤル】はどのようにして出来たのか、その流れを追っていきます!
目次
-構築編-
-デッキ作成編-
- (4)【モエガネロイヤル】で学ぶデッキ構築の流れ
(4)【モエガネロイヤル】で学ぶデッキ構築の流れ
さて、前回の記事で紹介したモエガネロイヤルを例にデッキが完成するまでの流れを見ていきます。【モエガネロイヤル】はアプリでお世話になっている<フッド>で勝ちたいと思い作りました。
まずは<フッド>の能力をまとめてみましょう。
攻撃時に発動、
- 自軍のロイヤル1枚につき1ドロー
- 手札が6枚以上で敵軍に3000バーン
これらを活かせるように、ここからデッキに特徴を付けていきましょう。
自分はいつもメモアプリに書きながら作っています。
-特徴-
- 自軍にロイヤルを並べられる。
- 敵軍への3000バーンができる。
何もないところから作るのは難しいので、絶対に採用するであろうカードを選定していきます。
ロイヤルなら<ジャベリン>を取らない手はないですね。
貴重な勝ち筋ですね。<フッド>とも相性いいですよ!
ロイヤルは展開が少なく、他に良さそうなカードがないというのも一因ですねー
めぼしいカードは羅列したので、ここで一度まとめてみます。
〈メイン〉
〈IG〉
- <ベルファスト> 4
〈デュナミス〉
特徴-
- 自軍にロイヤルを並べると強い。
- 敵軍への3000バーンができる。
- ロイヤルが居ると<ジャベリン>でドローできる。
- 手札があると踏み倒せるゼクス多数。
- ウェイカー Lv2が必要。
さて、デッキの個性が見えてきたところで、特徴を振り返るとまだまだロイヤルが足りないように感じます。
どうすれば簡単にロイヤルを並べられるか?を考えました。
そこで目をつけたのがIGアイコンです。
<フッド>の火力の足しにもなるので相性抜群ですね。
ただし、アッパーがこれだけだと発動が不安定ですね。
限定的かつロイヤルで強い効果ではないですが一応<フォーチュン>とシナジーがあるので採用しました。
〈メイン〉
〈IG〉
〈デュナミス〉
-特徴-
- 自軍にロイヤルを並べると強い。
- 敵軍への3000バーンができる。
- ロイヤルが居ると<ジャベリン>でドローできる。
- 手札があると踏み倒せるゼクス多数。
- ウェイカー Lv3が必要。
- <オーロラ>で絶界を潰せる。
追加したらメモに補足する形で書いていきます。
IGが揃ってデッキの全景が見えてきましたね。
ここでゲームプランを考えてみました。
- 3リソ アッパー
- 4リソ アッパー
- 5リソ <フッド>or <ジャベリン改>でドロー(<誓い>や<ウォースパイト>、<ベルファスト>を引けると良し)
- 6リソ ブリでドロー
- 7リソ <IGOB><イラストリアス>から<フッド>出す & <ヴァンパイア>でバーン
まず8枚しかないアッパーを序盤に2枚引けるかが怪しいですね。
そこで追加のため公式のカード検索でアッパーを調べることに。
<白峰莉花>を4投したことでアッパーは12枚へ。一先ずは安心ですね。
続いて気になったのは6c時の動きの弱さです。
特にやりたい動きがなく、ロイヤルのカードプールにも良さそうなものが見つからず困っていました。
3ターン目に破壊されるであろう<フッド>を再利用するには?と考え真っ先に思いついたのは<アーサー>でした。
しかしここで問題が!
今の構築にはまるで赤の入る要素が見つからず、IG枠もほとんど埋まっていたことでした。
LRは空いていたので苦し紛れに調べましたが、色バランスを崩してまで入れたいカードも見当たらず。
じゃあタッチでメインに入るカードはないか...?と悩み思いついたのが、ガネットリンクでした。
<ガネット>でロイヤルの除去不足も解消される...これだ!
決定した後は<アーサー>から出せて自軍にゼクスを残せる<アルダナブ>を入れました。
月並みですが自分が強いと思った動きを取り入れるのは大事ですよ!
もう少しで完成なので詰めていきます。
<モーエ>とシナジーしている点も見逃せないですね。
後はデュナミスの空き枠に汎用性の高いカードを入れて...完成!
〈メイン〉
〈IG〉
〈デュナミス〉
-特徴-
- 自軍にロイヤルを並べると強い。
→<アルダナブ>から並べられる。
- 敵軍への3000バーンができる。
→<ギルガメシュシフト>でさらに追加3000バーンが狙える。
- ロイヤルが居ると<ジャベリン>でドローできる。
- 手札があると踏み倒せるゼクス多数。
- ウェイカー Lv4が必要。
- <オーロラ>で絶界を潰せる。
→相手のIGOBを<モーエ>で移動できる。
- <アルダナブ>で攻めながらゼクスを展開できる。
→NSのゼクスは<王貴人>でまとめて除外できる。
- <モーエ>の移動効果
→<フッド>の前に相手のゼクスを置き、相手の配置を操作して効率良く処理できる。
- <ガネット>のバーン効果
前回紹介したデッキはこうして完成しました。
少し手間かもしれませんが、慣れてくると特徴は脳内で処理できるようになりますよ!
しかし、ここで出来たデッキはあくまで第1案ということを忘れずに。
おそらく何度か回していくうちに必要なカード、必要でないカードが分かり構築が変化していくと思います。
次回は『デッキ改造のコツ』と題しまして、【モエガネロイヤル】の抱える問題を解決していきます。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!