
TSUTAYA関東No.1決定戦デッキ後編【カマクラル】
目次
5.サイドデッキ解説
6.不採用カード
7.各デッキとの相性
8.最後に
5.サイドデッキ解説
今回のサイドデッキはエキストラデュエルで勝つことに大きく寄せました!これは長期戦になりがちなエクスキューティーのミラー戦という性質に加え、TSUTAYA関東No.1決定戦のルールが有利にはたらくという狙いもありました!
まず、TSUTAYA関東No.1決定戦の決勝トーナメント1、2回戦は1デュエル戦、3回戦以降がマッチ戦でした。
このため、序盤でサイドデッキの内容がバレることはありません。
人数が多いと、長時間の試合は悪目立ちしてしまい、戦術がバレる可能性があります。
しかし、3回戦の時点ではじめてマッチ戦が実装されるため、どの卓も長引くであろうことに加え、人数が少ないのでそこまで目立たないと考えました。
また、非公認大会では決勝戦のみ時間無制限というルールを設けるケースがあるのですが、今大会は制限時間があったために エキストラデュエルの戦術を使うことができました。
エキストラデュエルは先攻後攻合わせた4ターンの間のライフ差を競うシビアなゲームです。
お互い2ターンずつしか使えないことに加え、先攻プレイヤーは1ターン目は攻撃できないため、戦闘ダメージを与える機会は2ターン目しかありません。
そして、ラッシュデュエルのトーナメントバトルにおいては、 遊戯王OCGと違ってエキストラデュエル突入時に先攻後攻を決め直すことが無いため、2本目の敗者が先攻後攻を選択できます。
仮に先攻になったとしても勝つためには、戦闘を介さないでライフ差をつける手段が必要です。
また、戦闘を介さないメリットとして、<エクスキューティー・フラーメ>などで大ダメージをくらわないことと、<魔法の筒>など相手の攻撃反応罠を腐らせるという点があります。
基本的にライフゲインカードで回復し、守備で固めるかたちです。
裏守備3セット相手にエクスキューティーがライフを取る方法は、<ブラック・ホール>と<エクスキューティー・ルーシー>しかないため、それらのカードを引かれる確率は低いです。
ここは引かれてしまったら負けで割り切るしかないと思います。
1本目負けたら先攻を選択します。
▼先攻サイドチェンジ
in 1枚1 <ファントム・ロアー>
out
1 <エクスキューティー・エマージェンシー!>
<エクスキューティー・エマージェンシー!>は強力なカードですが、下級モンスターが盤面に居た場合、先にエクスキューティーモンスターを処理されることで発動することができなくなります。
ケアが簡単で、発動機会が来ないことが多いです。
また、状況によってはあえて相手の<業火の結界像>を盤面に残してロックをかけることもあるそうで、尚のこと打つ機会がありません。
もちろん、<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->への回答にもなり得ますが、1枚採用だとあてられる確率はかなり低いでしょう。
その点、<ファントム・ロアー>は条件は重めですが、下級モンスターの戦闘破壊時でも使える点がポイント高いです!
ただし、エクストラデュエルにおいては発動のハードルが高いため、2本目のみの採用です。
▼後攻サイドチェンジ
in 4枚3 <夢中のパピヨン>
1 <ファントム・ロアー>
out 4枚
3 <業火の結界像>
1 <エクスキューティー・エマージェンシー!>
<業火の結界像>は自身の行動を制限するだけでなく、単なるリリース要員としてしか使い道がなくなるため、手札を増やせる<夢中のパピヨン>と入れ替えます。
<エクスキューティー・プラウティ>など、特殊召喚持ちの上級モンスターも多いため、<夢中のパピヨン>の追加ドロー効果は比較的狙いやすいと思います。
<ファントム・ロアー>の採用理由は先攻と同様です。
▼3本目サイドチェンジ
in 13枚1 <邪影ダーク・ルーカー>
1 <エクスキューティー・リュミエル>
3 <ケミカルキュア・ブルー>
3 <夢中のパピヨン>
3 <治療の神 ディアン・ケト>
1 <強欲な壺>
1 <エクスキューティー・キャッチ!>
out 13枚
2 <エクスキューティー・ラム>
1 <エクスキューティー・フローア>
1 <エクスキューティー・ルーシー>
3 <シードラゴン・ナイト>
3 <天の選別>
1 <サタニウスの宝珠>
1 <ブラック・ホール>
1 <エクスキューティー・エマージェンシー!>
13枚入れ替えることで、エキストラデュエルにおいて圧倒的優位に立つことができます!
採用理由は下記の通りです。
邪影ダーク・ルーカー...1枚
戦闘を介さないでライフ差をつけるカードは貴重です。
特に先攻1ターン目にこのカードをアドバンスセットできた場合、相手に大きなプレッシャーを与えることができるでしょう!
ただ、事故要因にもなり得るため1枚のみの採用です。
エクスキューティー・リュミエル...1枚
表側守備表示で出すことにより、<エクスキューティー・キャッチ!>と<亜竜地獄>の発動条件を満たせます!
また、枚数は減らしましたが、<サタニウスの宝珠>も打てるようになります!
エキストラデュエルは2ターンずつの短期決戦となるため、初動は多いに越したことはありません。
そのため、最大枚数の3枚となるようサイドから嵩増ししました!
ケミカルキュア・ブルー...3枚
ただ、立てておくと攻撃の的となりライフを減らしてしまうため、リリース要員として使えないのであれば裏側守備表示で出します。
戦闘を介さずにライフ差を作れるカードなので3枚フル投入です!
夢中のパピヨン...3枚
アドバンテージのロスを抑えつつ、引き込みたい札へのアクセスを高めてくれるため3枚採用しました!
治療の神 ディアン・ケト...3枚
魔法カードである点を活かし、即打ちするのではなく、一旦は場に伏せておきます。
こちらのバックが無いと相手は安心して攻撃してこれるため、ブラフの意味で伏せましょう!
次のターンで発動し、ライフを回復しながら魔法・罠ゾーンを空けることで、新たに引いた罠カードを伏せる余力が生まれます。
エキストラデュエルにおいて勝敗を決するカードになり得るため3枚確定です!
強欲な壺...1枚
<ブラック・ホール>を抜くなんてあり得ない!と思われるでしょうが、エキストラデュエルにおける<ブラック・ホール>は意外と打ちどころが難しいです。
特にこちらが先攻の場合、2ターン目でライフを取りにいっても攻撃反応罠の餌食になるかもしれませんし、返しの<エクスキューティー・フラーメ>のパンプ効果で大幅にライフを減らすかもしれません。
調整の時もあれこれ考えた結果、結局打たずに場に伏せたまま相手にターンを返したことも多々ありました。
<強欲な壺>であれば確実に1枚増えるため、盤面に残すカードを増やすことができます。
わずかなターンのやり取りにおいては手数が多いに越したことはないため、いつでも強く打てるこのカードへの入れ替えを決めました。
エクスキューティー・キャッチ!...1枚
ただ、盤面のカードを減らせる訳ではないため過信は禁物です。
ここまで14枚なので、最後の1枠はこのカードです。
エクスキューティー・レイア...1枚
レベル7以上のモンスターの攻守を300下げることで、2500打点を<エクスキューティー・リリウス>で突破することができます!
使用頻度はそこまで高くなさそうなので1枚のみの採用です。
6.不採用カード
メインデッキの採用を検討し、見送ったカードをご紹介いたします。これが正解という訳ではないため、参考程度にしていただけますと幸いです。
また、今回はサイドデッキを エキストラデュエル対策にかなり寄せているため、一般的なサイドデッキ採用カードは全て不採用になっています。
そのため、サイドデッキの不採用理由は割愛させていただきます。
【上級モンスター】
ヒール・ヒーラー
【下級モンスター】
ギャラクティカ・ジャメイヴュ
<シードラゴン・ナイト>の効果でデッキに戻せば使い回せるため、1枚採用をよく見かけます。
ただ、序盤に引いてしまうと単なるリリース要員にしかならず、効果を強く使えるタイミングも限定的であると感じました。
強く使えるタイミングを選ぶ札を極力減らすというメインデッキのコンセプトとマッチしなかったため、今回は採用を見送りました。
【罠】
エクスキューティー・ブレイク!
特に効果を使った<エクスキューティー・フラーメ>の攻撃を止められた際のインパクトは大きいですね!
しかし、バックを破壊するには盤面に2体以上のエクスキューティーモンスターを用意する必要があり、盤面のカードを減らしてしまう点がネックとなって採用を見送りました。
また、サイドチェンジ枠の兼ね合いから、エクスキューティーの専用罠を削る必要があったため、他の罠に比べて優先度の低いこのカードが抜けました。
バッファード・スライム
また、戦闘ダメージを0にすることでそのターンに倒されることはなくなりますが、モンスターは戦闘破壊されますので、盤面にリソースが残らないケースも多々あります。
こちらが優勢で、相手が無理くりダメージを取りに来た際に打てれば強いですが、こちらが劣勢の時は相手のライフを減らせていないと延命にしかなりません。
汎用性の高い罠であることは間違いないですが、エキストラデュエルで使いづらかったので抜きました。
7.各デッキとの相性
今回の構築はエクスキューティーのミラー戦に特化しているため、サイドチェンジ含めて他のデッキをほとんど見ていません。そのため、エクスキューティー以外のデッキと当たった際は、元々のデッキパワーで戦うしかなく、メタカードに弱いです。
それを踏まえた上で、それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、ギャラクシーなど) 相性:×やや不利
1本目は<エクスキューティー・レイア>の採用がないため、戦闘面ではパワー負けします。<天の選別>も割るべきカードが少ないためにブラフに使う程度になるでしょう。
また、展開の早いデッキ相手だと エキストラデュエル突入は難しいため、サイドのカードもほぼ役に立ちません。
これがミラー戦の エキストラデュエルに寄せた代償ですので、展開デッキと当たった場合はタフな試合になることを覚悟しましょう。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
ミラー戦に寄せた構築にしている分、ここが有利にならないと話になりません!ただし、 エキストラデュエルに投入しないとこちらの優位にならないことも覚えておきましょう。
コンボデッキ(蒼救、焔魔など) 相性:△五分
<エクスキューティー・フラーメ>を3積みしているため、マキシマムモンスターやフュージョンモンスターを召喚されても盤面を返すことができます!しかし、<監獄島アネ・ゴ・ロック>でガチガチにメタられた場合は苦戦を強いることでしょう。
焔魔に機能しにくい<ミラージュ・ドラゴン>と<ブラック・ホール>を入れ替えられないこともツラいところです。
ただ、展開デッキに比べればまだ勝負になるため、相性は五分と判断しました。
8.最後に
今大会は一種のギャンブルでした。張った山が当たるかどうか...という試みでしたが、そもそもサイドデッキを使うマッチ戦に辿り着く前に敗退してしまったため、無念です。
このデッキを組むにあたり、親身になって相談に乗ってくれた友人には感謝しかありません。
また、応援してくださった方々も本当にありがとうございました。
結果を出すことができずに申し訳ございませんでした。
今後も微力ながら、ラッシュデュエル発展のために尽力いたしますのでよろしくお願いいたします!
これからも色々なデッキのご紹介や、考察記事を執筆していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう! カマクラルでした。
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また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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