
かんまく杯サブイベント優勝デッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はガジェガイアの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
ガジェガイア【カマクラル】
ガジェットを墓地肥やし要員としつつ、デッキの地属性比率を高める事で、<冥跡のジュンディー>の追加ドローを狙い易くしています!
もともとガイアは種族の縛りが無いデッキだったので、難なく混ぜる事ができました!
マキシマムトーナメントの参加条件も満たしたデッキですので、これで出ても良いですね!
ラッシュ界の除去ガジェットとなれるのか?
今後の活躍に期待したいところです!
さて、今回は11月23日(土)に開催された「かんまく杯」にてベリーフレッシュを使用してサブイベントで優勝する事ができましたので解説したいと思います!
かんまく杯は今回で第8回を迎えるラッシュデュエルの非公認大型CSで、100名を超える参加者が集い、一日中楽しめるイベントです!
前回はベリーフレッシュを使ってベスト8だったため、それ以上の戦績を残せるよう、前回より勝ちにこだわって臨みました!
シングル戦という事もあり、幅広い対面で出力の平均値を高める事を特に意識して組みました!
結果、本戦は決勝トーナメント1落ちとなってしまいましたが、その後のサブイベントでは4-0優勝する事ができました!
後ほど、この辺りの要因も考察していきたいと思います。
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ベリーフレッシュ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計22枚
エクストラデッキ
計15枚
2.デッキコンセプト
「安定感と再現性」です!このデッキの強みは最上級モンスターを採用するデッキと比べて手札事故が少ない事と、豊富なドローソース、擬似サーチ、サルベージによって盤面形成の再現性が高い事です!
セレブローズなどのブン回し系デッキと比較すると展開の最大値はけっして高くないのですが、それでも動きの平均値としては十分過ぎるくらいの盤面は作れます!
確定サーチの無いラッシュデュエルにおいて引きムラはつきものですが、極端な下振れが少ない事は大きな特徴ですね!
また、新弾で登場した<昂光の呪縛>によって、後手のパワー不足を補う事ができました!
手数が多ければ多いほど強くなるテーマですので、追加の2ドローはかなり大きなアドバンテージです!
以前より大規模大会で上位入賞していたテーマですが、このカードの登場によってパワーを増した印象です!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【上級モンスター】1枚
風帝ライザー...1枚
元々は<アビス・ソルジャー>を採用していました。先攻1ターン目でもセットで出す事ができますし、生き残れば毎ターン効果を使える点が強いと思っていたからです!
ただ、使っているうちに手札コストが重たく感じられたり、噛み合いによっては効果を使えないというケースも見られました。
また、打点的に戦闘破壊されたり、<ベリーフレッシュ・スイミング>で流されたりで場持ちも悪かったです...
<風帝ライザー>に切り替えたところ、効果を使い終わった<ケミスペット・インコ>や<純真のファドロニール>、<ベリーフレッシュ・リッチ>をリリース要員にできたりと無駄がなく、感触も良かったため、今はこれ一択です!
ミラーであれば1枚多く破壊できて水族シナジーもある<氷帝メビウス>の方が強いかもしれませんが、セレブローズなどの展開系には効きにくいため、やはりこちらが無難だと思います。
【下級モンスター】21枚
ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト...3枚
ベリーフレッシュの最高打点です!手札・場の不要札を打点に変換できるため、他デッキへの出張採用もよく見かけますね!
本家のこちらは魔法・罠の効果破壊耐性も付けられるため、<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->といった全体除去に強い点も高評価です!
相手は3100打点を越えられずにターンを返してくる事もあるため、とりあえず最高打点で出しておくのも良いと思います!
ただ、<昂光の呪縛>などで裏側にされると脆いという弱点もあるため、過信は禁物です。
<ベリーフレッシュ・ガーデン>を使いにくいミラーにおいては、打点に差をつけられる貴重な攻め札となるため3枚採用しました!
ベリーフレッシュ・シャイ...3枚
出張採用されるような汎用性は無いものの、ベリーフレッシュを握る理由となるほど強力な永続効果を持つモンスターです!ただ、あまりに環境で暴れ過ぎたせいで、このカードも対策されるようになってきた印象です。
注意すべきは他のベリーフレッシュと並んでいない限り、単なる100打点の棒立ちとなる事です。
最近は<ベリーフレッシュ・プレジャー>や<昂光の呪縛>でこのカードの横に立っているモンスターを裏側守備表示にされて効果を無効化されたり、<イチゴ一会>でノーコスト破壊されるようになってきました。
<ベリーフレッシュ・スイミング>の発動範囲が広がる等の利点もある一方で、場持ちはそこまで高くないため過信は禁物です。
とは言え強力なカードには変わりないため3積み必須!
ベリーフレッシュ・リッチ...3枚
不要札をドローに変換し、デッキの回転率を上げてくれる優秀なモンスターです!1:2交換とならないように、必ず100打点のコストを確保するようにしましょう!
序盤からデッキを回転させて墓地を肥やし、<ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト>の魔法・罠破壊耐性を付与しても良いですし、後攻1ターン目に<昂光の呪縛>を引き込んで打つのも良いですね!
純ベリーなら当然3枚確定!
ベリーフレッシュ・プレジャー...3枚
状況に応じて相手モンスターの表示形式を変更できる便利なモンスターです!守備力の低い大型モンスターの戦闘破壊や永続効果持ちモンスターの無力化、セットモンスターを起こしてライフをカットしたりと使い勝手が良いです!
ただ、表示形式変更の追加効果を発動するためには、100打点のモンスターをコストにしなければいけないため注意しましょう。
人によって採用枚数が変わる枠かと思いますが、個人的には3積み必須です!
ベリーフレッシュ・キュア...3枚
打点アップにコストを要求するベリーフレッシュにおいて、実質ノーコストで打点を上げられる貴重なモンスターです!また、墓地から回収できるカードも<ベリーフレッシュ・ガーデン>か<ベリーフレッシュ・スイミング>という強力なカードなので、本当に強過ぎますね!
特にラッシュデュエルは強力な罠カードの再利用が難しく、回収効果自体がかなり珍しいです。
<ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト>や<ベリーフレッシュ・シャイ>の方が印象が強いですが、このカードの存在もベリーフレッシュを環境トップたらしめる要因だと思います!
文句なしで3枚確定!
ベリーフレッシュ・スマート...1枚
言うなれば4枚目の<ベリーフレッシュ・キュア>です。もちろん、このデッキでは<ベリーフレッシュ・ガーデン>しか回収できませんが、それでもノーコストで打点を上げられるのは偉いです!
しかし、枠の兼ね合いから1枚のみの採用にとどめています。
ケミスペット・インコ...3枚
ベリーフレッシュにおける最強の初動です!墓地を肥やしつつ、高い確率で手札を増やしてくれるカードですので、シナジーはかなり強いです!
<強欲で謙虚な壺>が登場した事により、初手にこのカードを引き込んだり、このカードで見せるカードを擬似サーチできるようになり、効果発動の機会は増えたように感じます!
ドローではなく墓地からの回収で手札を増やすため、<トラディショナル・タックス>の影響を受けない事も高評価です!
ミラーの場合はこのカードの召喚に対して<ベリーフレッシュ・スイミング>を打つのが定石ですね!
当然3積み必須!
純真のファドロニール...2枚
緩い条件でお互いに1ドローできるため、実質タダで手札を1枚分増やしてくれます!<ケミスペット・インコ>の効果発動後にこのカードでさらにドローすれば手札2枚分増えるのでかなり優位に立てます!
ただ、<ベリーフレッシュ・リッチ>や<天使のもろこし>でドローした時にこのカードを引き込むと旨みはありません。
先攻1ターン目でも使いにくい他、<トラディショナル・タックス>のハンデスも受けてしまうため、<ケミスペット・インコ>より個人的な評価は低いです。
このカードを3枚入れて<ベリーフレッシュ・スマート>を抜くか迷いましたが、<昂光の呪縛>と相性が悪い事もあって2枚の採用にとどめました。
【魔法】15枚
強欲で謙虚な壺...3枚
いつ発動してもチャンスを広げてくれるカードです!このカードを3枚積める事もベリーフレッシュの大きな強みだと思います!
状況に応じて必要なカードを引っ張ってこれるため、最初に打つ事が多いです。
このデッキは特殊召喚を行わないため、デメリットは無いに等しいですね!
重ねて打つ事はできないものの、安定感に大きく貢献しているカードですので3枚確定!
天使のもろこし...3枚
ベリー・フレッシュにおける最強のドローソースです!条件の関係から完全な初動には使えないものの、一度回り出したデッキを止めない役割があります!
1ターンで連続して発動できる点も便利ですね!
<昂光の呪縛>とも相性が良く、このカードで引き込んで後攻1ターン目や相手の罠発動後に打てるよう準備を整えましょう!
文句なしで3枚確定です!
昂光の呪縛...3枚
他のベリーフレッシュとの差別化ポイントは、このカードを3積みしている事です!ベリーフレッシュは下級で攻めるテーマでパワーが低いため、後攻スタートの際に盤面を返しきれないケースが何度かありました。
相手の盤面にカードを残してしまうとペースを握られてそのまま押し切られるため、相手の場のカードを極力減らした状態でターンを返すのが理想です。
質が低いなら数で圧倒するしかないと思ってこのカードを3積みした結果、後攻で勝てるケースが増えました!
特にミラー戦では<ケミスペット・インコ>や<純真のファドロニール>で<ベリーフレッシュ・スイミング>を踏みに行き、このカードで2ドローする事でアド差をつける事ができます!
ただ、セレブローズや闇魔など罠をほとんど採用しないデッキには活躍の機会が少ないため、環境によって大きく評価が変わるカードだと思います。
本来ならサイドデッキ向きのカードだと思いますが、ラッシュデュエルは後攻の時にどれだけ勝てるかが重要なため、強気の3枚採用です!
オーバーラッシュ・ストーム...3枚
墓地コストはすぐに貯まるため、後攻1ターン目など最序盤以外は難なく使えました!破壊ではなくデッキボトムに送る点も強く、相手が引き込んだ強力な魔法・罠を底に沈めて引きにくくできます!
最近は強力な罠も増え、1枚の罠で戦況が大きく変わる事もあり得ますので、こちらの展開を安全に通すためにもこのカードは3枚確定です!
ベリーフレッシュ・ガーデン...2枚
ミラーを想定しないのであれば3積み推奨なのですが、流石にベリーフレッシュの分布が多いため2枚にとどめています。また、対面が分からない場合の先攻1ターン目はこのカードをセットで出す方が無難です。
ミラーだった場合、自分と相手のこのカードで2000打点アップしたベリーに殴られて、あっという間にライフが底をつきます。
<ベリーフレッシュ・キュア>と<ベリーフレッシュ・スマート>で墓地から回収可能ですので、<ベリーフレッシュ・リッチ>などのコストに使って墓地に用意しておくのも良いでしょう。
ブラック・ホール...1枚
大会中、最も活躍したカードは何か?と聞かれたら真っ先にこのカードと答えます!「ブラホは全てを解決する」
何度このワードを噛み締めたか分からないくらい、試合を決める決定打になってくれました!
<昂光の呪縛>との相性を考えれば、<強欲な壺>や<天使の施し>の方が良い気もしますが、噛み合いありきな部分もあるため、単体で見たらこのカードの方が性能は上ですね。
個人的にはこれ一択です!
【罠】3枚
ベリーフレッシュ・スイミング...2枚
個人的に評価を下げつつあるカードです。もちろん単体性能が高く、<ベリーフレッシュ・キュア>とのシナジーから抜く事は考えにくいのですが、以前よりも使いにくくなった印象です。
と言うのも、構築が広く知れ渡った事でベリーフレッシュの罠はこのカードとレジェンド罠くらいしか無いとバレており、ケアプレイをされてしまうからです。
そのため、相手はこの罠があると想定した上でわざと踏みに来て、<昂光の呪縛>の追加ドローを使ってきます。
ミラーに対しては<ケミスペット・インコ>、<純真のファドロニール>といった初動かレジェンドモンスターに対してしか打つ機会がありません。それも1500打点を超える場合は<ベリーフレッシュ・シャイ>が居る前提となります。
他にも、<ブラック・ホール>や<昂光の呪縛>で表側のベリーフレッシュモンスターを消されて打てなくされる事もあります。
また、最近よく見かける<竜水の神子>や<イマジナリー・リアクター>は守備力500のため、このカードで破壊する事ができません。
もちろん弱くは無いですが、環境でよく使われる下級モンスターに対して有効打とならないならば、評価を下げざるを得ませんね。
そのため、2枚の採用にとどめました。
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
より広い対面を意識するなら、魔法の筒の方が無難です。ただ、現環境に効果破壊耐性を持つモンスターは<カリス魔杖デス・ワンド>を装備した<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>か<ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト>くらいだと思います。
個人的には、上記以外のモンスターの攻撃をシャットアウトできる方が強いと感じています。
それはベリーフレッシュが手数が多いほど強くなるテーマだからであり、より多くのカードを盤面に残すためにこちらを採用しました。
【エクストラデッキ】15枚
ブラフなので無くても大丈夫です。大会が進めば使用デッキはバレていくものなので、序盤の対戦相手にベリーフレッシュ以外かも?と少しでも思ってもらうためのサイドデッキですね。
4.かんまく杯の戦績と考察
予選
魚(先)○HERO(後)○
ダークマター(後)×
決勝トーナメント
メタリオン(後)×魚とHERO相手には抜群の安定感でデッキが回って勝つ事ができました!
ダークマターは先攻優位のまま押し切られてしまった印象です。
また、メタリオンは相手の先攻1ターン目で<イマジナリー・リアクター>で2ドローされたのに対し、こちらは<ケミスペット・インコ>の擬似サーチを外すなど、序盤に大きくアド差をつけられたまま押し切られて負けました。
ダークマター、メタリオンといったフュージョンテーマに連続で負けた事から、大型モンスターを展開してくる相手には分が悪いのかなと思い始めました。
相手は展開が終われば手札がたまっていきますし、罠をほとんど使わないとなると<昂光の呪縛>が死に札になります。
そのため、返しは<風帝ライザー>、<ブラック・ホール>といったレジェンドカード頼みになってしまいますね。
もちろん<ベリーフレッシュ・シャイ>はあるのですが、返しのターンに大型モンスターで殴られるとごっそりライフを持っていかれるため、殴り合いになると厳しいなと思いました。
サブイベント
ベリー(先)○ベリー(後)○
エクス(先)○
ベリー(先)○
ほとんどが先攻という事もあり優勝できました!
このサブイベントの後も色々な方とフリー対戦を繰り返しましたが、対ベリーの戦績は良かったです!
その要因はやはり<昂光の呪縛>によるアド差だと感じました!
後攻1ターン目で打てた際はもちろん強いですが、2ターン目以降で<ケミスペット・インコ>や<純真のファドロニール>に対して<ベリーフレッシュ・スイミング>を打たれた後に<ベリーフレッシュ・シャイ>の隣を寝かせながら2ドローできるため、手数で捲れます!
デッキパワーが拮抗しているなら、手数の多い方が有利なのは当然ですね!
ただ、初見殺しな感もあるため、<昂光の呪縛>が流行ればまた話は変わって来そうです。
ミラーに対しては強くなるものの、展開デッキ相手の後手は厳しいため、大会のデッキ分布によって戦績は大きく左右されそうですね。
ベリーが多い環境なら良いのですが、ベリー以外が入り混じる環境なら、このデッキを握るべきかどうか要検討ですね。
5.最後に
2024年も残り1ヶ月くらいとなりました。非公認CSやマキシマムデュエルトーナメント、ジャンプフェスタといったイベントも増えており、12月の新弾がなくともラッシュ界隈は盛り上がりを見せています!
年末にはサテライトショップでシングル戦のギャラクシーカップのような1dayイベントも開催されるため、今から腕を磨いていきたいですね!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar