O尺の挑戦〜インストラクター試験とACS〜前編
長い間なにしとんねん!という声が轟いてるとは思いますが、何をしていたかというと...
- リンクスでゴーラッシュワールド開放されたので遊び倒してた
- 去年落ちたインストラクター試験の勉強してた
- 意外とACSの調整してた
時系列順に振り返っていきましょうか。
9月後半(リミットレギュレーション発表後)
「わっしに闇魔を教えてください!!!オネシャス!!!!」<魔導兵>が2枚になって<良財>が制限に。
闇魔が追い風状態になったと感じました。
ところが闇魔一強の環境の中でも意地を張って海竜を握り続けていたおしゃく。妨害の打ちどころは体感でなんとな〜くわかっても回し方は微塵も分かりません...
そこで魔導兵制限、良財無制限の中でもひたすらに闇魔を使い続けていたあたいの師匠(この人にラッシュの戦い方を教わりました。すげー人。)に師事を請いました。果たして返答は...
師匠「おけ。」
わい「(返事軽いな...)」
とお茶の間も涙を隠せない寸劇が目の前で繰り広げられました。
そしてレシピを貰ってひたすらにマッチ戦を繰り返しました。そして何回サンドバッグになったかわからないくらい負けました。これが練度の強さか...
ボコボコにされ続けてる内におしゃく側も分からないなりにちょこちょこ意見出させてもらったり、少しだけマシになりました。一部カードもサイドに入ったりしたのは嬉しかったです。
最終的にはトーナメントバトル(マッチ戦)なら大ポカやらかさずに戦えるレベルになりました。
ありがとう師匠。
10月初週(リンクス:ゴーラッシュワールド開放)
闇魔を履修してから数日後、より練度を高めようとしました。しようとは思っていました。そしてひたすらにリンクスやってました。この意思の弱さは社会人として致命的ですね。何やってるんだろう。
ゴーラッシュワールドのキャラレベルマ、スキルマにして、新BOX2個、新ストラク2個の計3枚ずつ全部集め終えてランク戦の頂点取ったところで「あっ紙の調整してねぇ!」と我に帰りました。カード加工にまで手を伸ばさなくて本当によかったです。
10月中旬(焼肉ベリー&インストラクター試験のお勉強)
リンクスもできることを全て終え(やりすぎ)、んじゃそろそろ闇魔再開しますかね...とちょこちょこ回してたらなんと「滅茶苦茶下手に」なってました。墓地肥やしの手順間違えまくって<宝石>が手札に残らない...
冷静に考えたら、付け焼き刃どころか付け焼き刃を構える準備ができたよ!という段階でリンクスに没頭したのでゼロから始める異世界生活状態になったと言う訳です。3期面白いです(?)
ミミ×ガーフィールはいいぞ。
そんな闇魔を再履修しつつ他のデッキ(主に青眼やHERO)をちょこちょこ回していたある日、
「Mさんが宮城のACSで優勝したから焼肉行こう!」とお誘いが。
焼肉屋に向かう道中でパックを歩きながら開けていた、さんむすCSの人が<激流葬>のウルトラパラレルレアを引いて叫び出したり、何故か席についたらストレージをテーブルに置こうとするお友達が居たり、永遠にライスが来なかったりして大変楽しい時間でした。(他にも焼肉エピソードはまだまだありますが省略します...今後要望があれば(?))
焼肉後は師匠のお家で朝までラッシュの特訓をすることに。私はこの時を待っていました。
家に着くや否や、
わい「Mさん!あたいにベリーを教えてください!!オネシャス!!シャッシャシャッス!!」
Mさん「...とりあえず1回使ってみ。」
...こうなったにも一応理由がありまして、
宮城ACSまでの優勝及びプレイマット入手プレイヤーの中で闇魔を使った報告が無かったこと、そしてベリーの使用率が想定より高かったためです。
んじゃ1回ベリー使ってみっかとなりましたが、この時点ではベリーのどんな知識がある?と聞かれたら「いちご〜」「あま〜い」くらいしか返答できないレベルであり、闇魔と違い本当に1回も使ったことがないデッキになるので付け焼き刃どころか完全な白紙状態です。紙だけに(?)
ですが今まで運のみで勝ち上がっただけとは言え、ありがたいことにギャラクシーカップ2年連続予選突破させてもらっておりますし、恥ずかしい決闘は見せれないな...!と心を奮い立たせて、今まで培った全ての経験を踏まえてベリーを使い、模擬シングル戦を行いました。
シングル戦が終わり、個人的には「出し切ったな...!」と思いました。おぼつかない要素があったかもしれない。それでも真っ向から相手に立ち向かいました。
そして一部始終を見たMさんが最初に口にした言葉は...
Mさん「よっっっっっわ」
全身の血液が沸騰する感覚を覚えました。
高血圧即入院待った無しです。
散々笑われながらも反省会をしながら教えて下さるということなので、「おおやったろうやないかい、わしのベリー論で説き伏せてやるわい...」と敵意MAX、Mさんに教えてもらう立場でありながら偉そうにしているのはどうなんでしょうね。もう手遅れだと思います。
以下、反省会の一部になります↓
ぼく「<シャイ>3体並べればさいきょー!相手のモンスターの攻撃力、計4500ダウン!なんでもたおせます!!(究極のドヤ顔)」
Mさん「...それやると追加モンスター出せないのとダメ取れなくてジリ貧で負けるよ?」
ぼく「さ、最上級出せばええやろ(虚勢)」
Mさん「この構築最上級入ってないの知ってるでしょうに。」
ぼく「あっ(察し)」
Mさん「あと何でさっきのタイミングで<スイミング>撃たなかったの。盤面取れたじゃないのさ。」
ぼく「うっ(呼吸困難)」
Mさん「<ハーベスト>使うタイミングもおかしい。あの盤面はまず...」 ぼく「...(心停止)」
と、お互い高度なレスバトルを繰り広げることができました。
これでもかってくらい負けましたけど。
その後朝までベリーを使って特訓してもらいました。ありがとうMさん。今度また高崎まで連れてってください...
感謝を胸に今後も精進しようとした矢先、
Mさん「遊我のロードめっちゃ好きなのよね〜」
おしゃく「おしゃくのロードは?」
Mさん「くっっっっそいらない」
と言われ思わずぺちぺちしてしまいました。
怒りで我を忘れてましたね...
今でもMさんの屈託のない笑顔が脳裏に焼き付いて離れません。戦いの始まり。(?)
師匠には「すんません師匠!多分ベリーのがしっくり来るので本番ベリー握ります!」と連絡し、(後日「りょ。」と言ってくれました)
そんなこんなでベリーを黙々と回していると、インストラクター試験前日に。去年だったら泣いて喚いてましたね。
しかし今年のO尺は一味違いました。
まず実技ですが、あらかじめラッシュデュエルにとても詳しいお友達に「デッキ悩んでる!!!相談のって!!!!」と鬼のようにDMを送りつけておいたので抜かりはありませんでした。そのうちブロックされそう。
去年は海竜を使って「打点6000、効果破壊耐性持ちを場に出そう!」という、相手はどうやってこれ突破すんねん、と試験にしては強すぎるデッキを使ったため今年はパワーを控えめにしました。
控えめで思い出しましたがカロリー控えめの食品ってあるじゃないですか。O尺の場合、倍食べるので結局等倍なんですよね。
全く必要性の無い話題でしたね。
話を戻して次は、「割と出て間もないカードを使ってみよう」と思いました。
インストラクターに必要な要素で、最新のカードを使ってPRすることも大事なんじゃないかなと。そこで真・レジェンド覚醒パックのカードは採用することに。
あとは「組みやすいこと」
例えば「このデッキは<ブラマジガールのオバラ>3枚必須ですよ!!」というデッキは流石にハードルが高く、始めてみようって人も敬遠すると思いました。 そして最後に「OCGを昔遊んでいてラッシュで復帰する層」が結構いるんじゃないかという読みです。
発売する商品も昔自分たちが使ってたカード(磁石やらHEROやら)が多い気がしますし。 そして組んだデッキがこちらになります。
デッキレシピ
インストラクター試験用デッキ
プレイヤー:O尺
モンスター
計21枚
魔法
計15枚
エクストラデッキ
計15枚
なんとデッキレシピが載るまで3000文字近く使いました。長いですね(他人事)
今回のコンセプトですが、
「カードの集めやすさ」
「デッキの回しやすさ」
「最新カードのPR」
以上を踏まえて
「遊戯王GX」を再現してみたつもりです。
ぶっちゃけてしまいますと、このデッキでACS優勝できるレベルでは無いと思います。
本当にはじめたての方に向けたレシピです。
あとインストラクター試験の際、ニューロン上でデッキレシピの提出がありますがデッキにコメント欄があるんですね。
とりあえず自分も書けるだけ書いていますので、そのまま載せておきます。もし何か参考になれば嬉しいです。(コンセプトと被ってる部分があります...)
以下、ニューロン上のデッキレシピコメント
↓
ラッシュデュエルを始めるにあたってどのカードから始めればいいか悩んでいる方&昔遊戯王に触れていて復帰される方向けのデッキになります。
- このデッキに入っている殆どのカードはストラクチャーデッキ バース・オブ・ヒーローで入手できますので始めたての方はとても入りやすく、また他のカードもほとんどが最近発売された幻影のダークマター、真・レジェンド覚醒パックに収録されていますので購入しやすいと思いました。
- ラッシュデュエルを始めたて(遊戯王に触れるのも初めて)という方にも、通常モンスターが多めでシンプル且つわかりやすい上フュージョン、コンタクトフュージョンといった逆転できる要素を取り入れました。
- 前に遊戯王(特に遊戯王GXを見ていた世代の方)に触れていて復帰した方でも馴染み深いモンスターを取り入れていますので、懐かしさと同時に抵抗無くラッシュデュエルを始めやすいと思います。今回は<古代の機械巨人>を採用していまして、遊び方によっては<E・HEROフレイム・ウィングマン>と古代の機械巨人が同時にフィールドで存在するといった、遊戯王GXファンなら楽しめる場面を作ることも可能です。
デッキ解説はこんな感じですかね。
HERO個々のパーツ解説はしっかりとしたデッキでやりたい所存です...
今すぐHEROのブログを読みたい方はカマクラルさんのレシピを見るとわかりやすいんじゃないかと思います。
そんなこんなで筆記試験に。
去年受けているのもあり、思ったよりスムーズに解き進められた気がします。
後編に続きます。