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デッキ紹介・解説【エルドリッチ十二獣】part.2【ガリス】

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by ガリス

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デッキ紹介・解説【エルドリッチ十二獣】part.2
目次



サイドデッキの解説に移ります。

原始生命態ニビル
展開系への対策として<ニビル>を。
後攻で強いのはもちろんですが、先攻で投入する場合エルドリクシルを発動しているターンには打てないので注意が必要です。
逆に「アンデッドしか出せない」という裁定を利用したプレーを意図的に狙う相手もいます。コードトーカー相手に先手を持つ場合です。このデッキは<アクセスコード>で一度ニビルを踏んだ後、ニビルトークンを<リンク・スパイダー>に変換して展開を継続し2枚目のアクセスコードを<アップデート・ジャマー>素材で成立させてワンキルするという事ができます。
しかしチェーン1ニビル、チェーン2<紅き血染めのエルドリクシル>とチェーンを組むことでニビルはルール裁定により「リリースだけ行い、トークンを発生させずに手札に残る」という処理を行います。
このようにリンク・スパイダーを使った貫通を防ぐ以外にも、出て来る原始生命態トークンがあまりにステータスが巨大になって手札に十二獣もいないというような状態や、相手のライフポイントが3500以下の場合等にもこのプレーを行うことでがら空きのフィールドを用意できます。

応戦するG、接触するG
応戦するG>はシャドールやSPYRAL、<名推理>を搭載している普通のエルドリッチなどを相手にした時に活躍してくれます。
フィールドに居る間はこちらのエルドリッチの除去効果も蘇生効果も使えませんが、十二獣を搭載しているこのデッキであれば相手が除外の影響を受けている間に<ドランシア>で盤面を荒らしてリソースを削り詰ませたり、邪魔になったら<アウス>にしつつ<増殖するG>をサーチしたりできます。
シャドール等が<ドラグマ・パニッシュメント>をバックに置いている可能性がある場合などは盤面に残し続けるようにしましょう。除外状況下ではエクストラのカードを除外して処理が終わるだけになります。
接触するG>は召喚教導や十二獣、プランキッズを停止させるのに有効です。
アレイスター>や十二獣、プランキッズの通常召喚に当てれば妨害の数がぐっと少なくなります。その間に盤面を整えたり<アーゼウス>を用意して試合を有利に進める準備に当てましょう。
抹殺の指名者>で止められることが現状ほぼ無いカードなのもメリットです。
ゲームがある程度進行している場合は注意するべきシーンもあります。たとえば十二獣と戦っていてこちらの墓地に十二獣がいる場合はリンクアウスにされて余計な被害を被る場合がありますので適宜見計らいましょう。

ダイナレスラー・パンクラトプス
パンクラトプス>は今期多くのデッキで活躍しているカードですが、今回は1枚採用に留めました。
このデッキは私が使用した10月31日時点ではほぼ完全に私のオリジナルデッキ扱いで使用者等ほとんどおらず、チームメイトを除くCS会場にいた全員が初見状態でした。
このような状態ですと、相手が先攻を取るのか後攻を取るのか私からも判別がいまいち付かないので、後攻又はスローゲームで真価を発揮するパンクラトプスの性能を十全に発揮できません。(結果先攻を押し付けられる事が多かったので正解でした)
デッキの特性上エンドフェイズにエルドリッチや黄金卿カードを発動し盤面にモンスターが残っている事が多い事も浮き札となる懸念事項となります。
そして本来パンクラトプスが行ってくれる除去・打点という役割はエルドリッチが果たしてくれている事から、使い勝手を考慮するとリンクアウスでドラグマ・パニッシュメント等を踏んだ後や自爆特攻後のサーチ先として1枚あれば十分と判断しました。
アーティファクト-ロンギヌス、次元障壁
ロンギヌス>と<次元障壁>の2枚は今期最早説明不要なサイドカードと言えるでしょう。
雷龍・召喚獣のような除外を多く活用するデッキは今期多く存在しますのでロンギヌスは活躍の機会が多いです。
拮抗勝負>に合わせるととても良い気分になれるでしょう。
浮き札になった場合はエルドリッチの蘇生コストにしてしまいましょう。
対雷龍で相手がノーガードの場合、パンクラが浮き札になっている事があるので、メイン2でロンギヌスをアドバンス召喚し相手スタンバイフェイズに自身リリースしてフィールドを開ける事でさらに1ターンこちらが盤面を固める準備期間が作れることを覚えておくと良いです。
次元障壁は特定の召喚方法を多用するデッキに対して<ライスト>で吹き飛ばされても良い罠として活躍してくれます。
エルドリッチであるが故にターンを跨げば跨ぐ程ゲームを有利に進めやすくなる点とよく合っています。
ライトニング・ストーム
ライトニング・ストームはCSの数日前になってようやく搭載したカードです。
前述のようにサイドチェンジ後相手が先攻と後攻のどちらを選ぶかよくわからない事も多く、エンドフェイズにエルドリッチや黄金卿を出す特性上使い勝手は悪いはずのカードです。
しかし対エルドリッチミラーにおいてこのデッキは普通よりエルドリクシル・黄金卿カードの枚数が少ないので、相手のみ一方的に3巡目4巡目のリソース回復を行えてしまい息切れしてしまいます。
ここをなんとかするためにはアーゼウスの活用や<十二獣ヴァイパー>の除外効果の活用を狙ったり、ライフカットを意図的に早める必要があります。
それらの邪魔となる<永久>や<コンキスタ>を一旦退かせるかどうかは重要なポイントとなるため、ライスト2枚と<コズミック・サイクロン>の3枚目を最後のサイドデッキスロットとしてピックしました。



エクストラデッキの解説に関してですが、
普通の十二獣のエクストラに<グスタフ>と<リンク・スパイダー>を突っ込んだだけで特に説明を要するものはないかと思います。15枚全部多用しました。
未来龍皇>や<メガトンゲイル>は<モルモラット>1枚又は<サラブレード>+<ラム>の手札から成立させます。
時折<トロイメア・ユニコーン>や<カオス・ソルジャー>、リンク4だと<ヴァレルロード・ドラゴン>のような強力なリンクモンスターが欲しくなります。
しかし、調整した結果使用頻度が高いのはこの15枚で15番目・14番目の使用頻度が低いエクストラもグスタフと<ワイルドボウ>の2枚目というあまりにも抜くには役割が重いカードでした。エクストラターンの存在するCSの遊戯王をするならば特に。
以上の理由により当分これで変更しなくても大丈夫と思います。

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