大会レポート「第2回 飯塚CAP(3/29開催) SPY交戦記録 後編」【ガリス】 | 遊戯王 OCG | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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大会レポート「第2回 飯塚CAP(3/29開催) SPY交戦記録 後編」【ガリス】

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by ガリス

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大会レポート「第2回 飯塚CAP(3/29開催) SPY交戦記録 後編」
レポート編
飯塚CAP3人チーム戦に出場しましたのでそのレポートです。
「CUP」ではない理由は、第一回開催時に誤って大会告知を「CAP」のまま出してしまったため、だそうですw

チーム A ガリス(SPYRAL)
B さる(@saru_ice4 召喚ドラグーン)
C くらげ(@jellyfish16_yp 召喚ドラグーン)

実はこの日チーム全員のデッキに<マジシャンズ・ソウルズ>が3投されていました。
チームメイト2人は召喚ドラグーンの使用に際し、今回の制限改定にて発生した課題である「<メルカバー>の融合素材にするための光属性の供給の安定化」という点に対して、マジシャンズ・ソウルズ+<守護神官マナ>を搭載するというアプローチによりこの課題の回答を図りました。
これは単に上記課題を解決するだけでなく、フィールド魔法のドロー変換による手札増強や<アナコンダ>への向かいやすさの向上、そして何よりアナコンダ成立よりも前にメルカバ―を着地させることができるようになっているためドラグーンを通しやすいといった様々なメリットを兼ね備えている革命的なアイデアです。
興味のある方はさるさんがブログを書かれていましたので是非ご覧になってください。

私がコスト<グレース>でソウルズを投げると、対戦相手の方は「終わった・・・」というような顔をしますが、
チームメイト2人がコスト守護神官マナでソウルズを投げると「ん???・・・テキストいいですか???」と全然違うリアクションをされていてなんだか面白かったです。

1回戦 セフィラ ×〇〇
相手の先攻。相手がペンデュラムからの<エレクトラム>→<リンクロス>→<ボウテンコウ>→<ハリファイバー>と好調なスタートを切るなか私の初手に手札誘発は無い・・・。
なんなら<グレース>といった機能札じゃないもので溢れかえっており、先攻であったとしても<うらら>1発貰うだけでも負ける手札。相手が<Ω>をシンクロしたのを見て早々にサレンダー。

選択権は先攻を選ぶので<ツインツイスター>を投入して2本目を迎えます。
今度の初手は<ヘリックス>も出る上に灰流うららもあり<増殖するG>にも対処できる手札。相手の灰流うららを乗り越えながら展開を始めていくと<ジーニアス>の処理後に<ドロール&ロックバード>。なんてこったい。
仕方なくヘリックスで<ドローン>を呼び出し相手のデッキトップ3枚を確認。展開札ではないうららがあったのでこちらに変更しておき、墓地からジーニアスを蘇生してドローンとジーニアスで<マスカレーナ>を作成してターン終了。
どこに<トロイメア・ユニコーン>を投げてやろうかと考えていた所、相手はノーアクションでターンを返してきました。
これは僥倖と自分のターンに<アポロウーサ>を作成して見えている灰流うららのケアを入れた後<ビッグレッド>でヘリックスを蘇生して効果。相手の次のデッキトップはドローンによって<竜の霊廟>であることが前のターン確定しているのでそのままショットキルにて勝利。

3本目、問題の相手の先攻。<フウシ>などが絡みいつも通りの展開が始まるが、ボウテンコウが立ちそうになる頃合いを見て初手にあった<ニビル>を落とすと0妨害でターンを迎える事ができ、<アクセスコード>&<ボルテックス>でのショットキルが入って勝利。

2回戦 3軸リンク ××
先攻を選択するも<グレース>・<ボルテックス>・<抹殺の指名者>・<ソウルズ>・<うらら>という手札。仕方なくソウルズで抹殺を捨てるも<エフェクトヴェーラー>に阻まれる。
うららにすべての希望を託してターンを返すが<ベイゴマックス>から怒涛の展開が始まりうらら1枚ではどこに投げようと止まらず負け。

気を取り直して先攻。<チキンレース>を使って引いた<簡易融合>で<サウザンド・アイズ・サクリファイス>を呼び出して<ワンチャン!?>を発動しソウルズを加える。そのまま特殊召喚効果を使用したところに<γ>をもらってしまう。
チキンレースと手札に浮いてる<救出>をコストに2ドローしたかったのでこれ以上ないマストカウンター。
サクリファイスを<リンクリボー>に変換し、浮いていた<墓穴の指名者>と救出をセットしてターン終了。
余談ですが、ワンチャン!?のエンドフェイズのデメリットは「2000ポイントのダメージ」なので、この試合のようにチキンレースが放置されている場合その永続効果によって踏み倒す事ができます。
返しのターン、相手もどうやら事故っていたらしく長考の後<パンクラ>を特殊召喚した後に<死者蘇生>を発動、対象は私のマジシャンズ・ソウルズ。なにそれずるい。
そしてソウルズの効果で<羽根>と<ライトニング・ストーム>をコストに2枚ドロー。
この対戦相手の方はSPYRALにも詳しい方で、こちらの伏せの救出を下手に破壊してしまうリスクをしっかり考慮されたようです。そしてその読みは見事的中していました。
このターン中に解決こそされなかったもののチキンレースは破壊され、私のデッキトップがうららで相手のフィールドのソウルズを倒せず、次のターンもソウルズでドローされた結果大量展開が始まり<アウローラドン>+<サベージ>+<アーケティス>でショットキルが入ってしまいマッチ負け。

3回戦および5回戦 サンダードラゴン 〇×〇
雷龍は予選と本戦で2回踏んだので要点をピックしてまとめて書いていこうと思います。
  • 相手の<超雷>が退けれない手札のセットが3回あったが、うち2回は相手がショットキルを仕掛けるために<雷神龍>に変換してきてここに<うらら>を当てたり、墓地に<雷電龍>がいる状態で除外雷電龍だったので<墓穴の指名者>でサーチを止める事ができ、その返しに雷神の上から展開できた。
  • 超雷が処理できる手札を引けた試合は相変わらず<セキュリティ>+<アニマ>で処理した後<セレーネ>で展開を行いました。アニマが魔法使い族なのが本当に偉いです。
  • サイドチェンジで<結界波>などを優先して採用したかった事に加えてデッキの安定性なども損ないたくなかったのでバック(魔法・罠)破壊は<ダンディ>に任せればいいや・・・と永続罠の対策を切るサイドチェンジをした所、<マクロ>1枚で<ソウルズ>も<ワンチャン>も使えなくなってしまい落としたセットが1回ありました。
  • 要所で雷電によってデッキをシャッフルされたりもしましたが、モンスターの採用比率が多いデッキなのでモンスター宣言がそのまま的中することが多かったです。
  • お互い様といえばお互い様ですが、サンダードラゴンもそこそこ事故ったり立ち上がりが遅れたりするデッキのため相手の事故に助けられたセットもありました。
  • やむを得ず相手のデッキトップに<γ>を置いてそのままドローフェイズを迎え、消費を迫られて少々スリリングな試合展開になった試合もありました。
4回戦 エンディミオン ×〇〇
1本目後攻。相手の手札苦しいらしく<キングジャッカル>1体でターン帰ってきそうで「おっ」と思った矢先、<魔法族の里>。あの・・・手札緑色ばっかりなんですが・・・。
そのまま里を破壊する事叶わず、発動すら許されない緑色の手札を閲覧している間に相手の展開が間に合ってしまい負け。
2本目
先攻の有利を維持して勝利。
3本目
相手の手札に魔力カウンターを溜めれるカードが少ない状態だったようで、<マスターケルベロス>特殊召喚→召喚権→<エレクトラム>→<アストロ>→<セレーネ>で5回目になったところで<ニビル>を投げた所、P召喚1体のみでターンが帰って来る。
そのままワンショットキルが入って勝利

決勝 閃刀姫 〇〇
横2人のチームメイトは相手チームが知り合いだったので分けたりしていたようですが、私はせっかくの休日ですし遊戯王したかったので普通に試合してもらいましたw

1本目
閃刀姫側の先攻、<成金>や<副葬>を経由しつつ<シズク>2伏せ<エンゲージ>サーチでターンが帰って来る。
墓地魔法3が既に形成されていました。
しかしこちらも初手に<リゾート>や2種類の指名者を引いており、妨害を乗り越えるのに向いている手札でした。

ひとまずリゾートで<ダンディ>をサーチして魔法宣言で発動するとトップが<貪欲な壺>で的中。<ホーネットビット>が破壊されます。
チェーンしてビットを発動しなかったことからもう1枚の伏せは<キャノン>か<アンカー>の可能性が濃厚。手札に残っていた唯一のSPYモンスターである<ラストリゾート>を召喚して<ヘリックス>をリンクし効果で<グレース>を呼び出し、<救出>をサーチ。
救出を捨てるために<トロイメア・ユニコーン>をリンクしてバックを対象に取るとアンカーでユニコーンが奪われます。
しかし、本命のグレースのサーチ効果は通せていますのでヘリックス・グレース・1枚目のリゾートを除外して<ボルテックス>を特殊召喚。さらに救出でラストリゾートを場に蘇生してボルテックスに装備します。
シズクとユニコーンをボルテックスの起動効果で破壊すると墓地の<レイ>が反応しますが、次のドローが貪欲である事や<カガリ>で拾って捲りに使えそうなビットもあったので余っていた<墓穴の指名者>を打ち込んで除外。
そのまま2800のライフを奪いリゾートは維持してターンを終了。
エンゲージでレイを補充されますが、閃刀リンク連打による貪欲を嫌って正直にモンスターが出た時点でボルテックスを撃った所正解だったようでそのまま勝利。

2本目
閃刀姫側は後攻を選択。<盆回し>から勢いよく展開し始めた所、相手の手札誘発は<無限泡影>しかなかったらしくそのまま勝利。

おわりに
まずデッキの反省から。
SPYRAL MISSON-強襲>は外してもいいかなと思いました。
ジーニアス>が規制された中で展開ルートを模索する上で必要になるルートがいくつかあったので採用しましたが、思ったよりも使用頻度が低かったので優先度はそう高くないと感じました。
前半の記事に執筆したセキュア・ガードナーは今後是非採用したいと思っています。

簡易融合>は単体で仕事をするカードではありませんが、環境によって2種類のサクリファイスを使い分けつつ除去か手札誘発のケアが狙えて、なおかつこのデッキにおいてはレベル1の供給と魔法使い族モンスターの供給という仕事もこなせるので今後も活躍してくれるのではないかと期待しています。
サイドデッキに関しては<PSYフレームギア・γ>の使い勝手の悪さが目立ちました。
しかし環境初期であるせいかもしれませんがγをサイドデッキに採用している人は多かったため、こちらが投げられる事を想定し<抹殺>用にγのみ1枚残しておくという選択肢もあるかもしれないなと思いました。



多数のカードが規制が入った制限改定に加えて4月から大きなルール変更もあり、特に融合モンスターやシンクロモンスターを活用するデッキが相対的に強化されていますが、SPYのようなリンクが強いテーマもまだまだ行けるなと思いました。
これから新弾のカードが出たりしつつ環境がどう変化していくのかとても楽しみです。
今期も遊戯王を楽しんでいけたらいいなと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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