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【第204話】貫女の皮を被った悪魔-蹂躙- | WIXOSS|ウィクロス

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【第204話】貫女の皮を被った悪魔-蹂躙-

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by ねへほもん

さて、今回は前回の続きで、地獣緑子の解説を進めていきます。
前回は厨二っぽい文章が続きましたが、今回は普通の文体に戻しますのでご安心を。
1勝3敗と散々だった前日。
その反省を活かし、構築を改良して臨んだ2日目でしたが、結果はどうだったのでしょうか・・・?

gp

5月21日 フルコンプ川崎店にて
予選 1回戦 ミュウ 〇
gp

相性的に有利な上、先攻だったのですんなり勝てました。
相手にノーパンされ、先攻4Tでの<応報>は逃しましたが、先攻5Tでは無事エナが貯まり、<応報>(<オサキ>×2+4エナ)と<百錬成轟>(1エナ)の計7エナでそのまま詰めに持ち込めました。
詰めのタイミングでは1面に<ソウリュウ>を立て、パワーダウンLBをケアして万全を期しての勝利。

2回戦 アロスピルルク 〇
gp

環境トップなだけあり楽なマッチングではありませんでしたが、先攻を取れたのが大きかったです。
今回も相手がノーパンしてきたため、先攻4Tの<応報>は逃しましたが、ランサーでライフ0まで削り、詰めの体制に持ち込みました。
相手が<割裂>を絡めて攻めてきたため、<応報>+<ダスト>まで持ち込むエナはありませんでしたが、相手が手札5枚の状況からヤシ+ダストフルハンデスを決め、そのままルリグアタックを通して勝ち切りました。
相手のエナが1枚しかなくルリグ止めアーツが使えず、盤面が<ダイホウイカ>・<コスモウス>・<アオリイカ>という盤面で蟲がおらず、<ユノハナ>を切ってもドローできないことを見越しての好判断だったと思います。

3回戦 2止めアン 〇
gp

事前の調整でも負け越した相手で、勝てるか正直不安でした。
暴風>を入れていないため、Lv4まで生き残れる可能性が低く、<マーライ>を立てられるとダブクラ<ウルバン>からのロングショットを狙いづらいためです。
・・・が、相手もビックリの展開で勝利できました。

(こちらが先攻です)
【先攻1T】
普通に2面埋めて終了

【後攻1T】
1面+ルリグアタックが通り、こちらのライフが5に。

【先攻2T】
1面のみが通り、ルリグアタックはガード。相手のライフが6に。

【後攻2T】
集結3面ランサー+ルリグアタックが通り、こちらのライフが1に。

早くも後攻2Tでライフが1まで減ってしまいました。
普通に考えたら負け確定ですが、こちらは手札に必殺パーツを抱えており、むしろ勝利を確信していました。
次のターンでゲームが終わるとは相手の方も思っていなかったことでしょう。

【先攻3T】
モンキ>や<キジ>を投げてエナチャージ。
受けたダメージ込みでエナに余裕があったため、<コサキ>で<ウルバン>を回収して<応報>。
ウルバン>、<ウルバン>(ダブクラ)、もう1体と並べてアタック。
ウルバン>で1点→<ウルバン>(ダブクラ)で2点→<ウルバン>2体がアップし再度アタック(1+2点)→残り1体が詰め


終わってしまった・・・
先攻3Tでライフ6の上から詰めてしまいましたw
相手の方としては、アタックフェイズに<振舞>+<三焼>で面を空けた上で、<マーライ>美巧3面で勝ちだと思っていたことでしょうから、大変驚いたかと思います。
このデッキの破壊力が存分に発揮された1戦だと思います。
予選全勝で抜け確定。
続いて決勝Tへ。

決勝T 1回戦 ウリス 〇
gp

対ウリスで後攻を取りましたが、相手に4へのグロウを許さず勝利できました。
ダブクラ<ウルバン>の真価が発揮された1戦だと言えます。
実戦の経過は以下の通りです。

【先攻1T】
普通に2面埋めて終了

【後攻1T】
1面+ルリグアタックが通り、相手のライフが5に。

【先攻2T】
1面+ルリグアタックが通り、こちらのライフが5に。

【後攻2T】
モンキ>でエナを貯めつつ殴り、<ミャオ>+ルリグアタックが通って相手のライフが3に。

【先攻3T】
エニグマ>が来れば<イノセント>でエナを消費するため少しややこしくなりましたが、使われずに済みました。
ナナン絡みの除去で2面+ルリグアタックが通ってこちらのライフが2に。

【後攻3T】
エナにだいぶ余裕があったため、<托生>で<オサキ>+<ソウリュウ>を置き、<コサキ>で<ソウリュウ>を回収(<ルーレットLB>のケア)して詰めに入りました。
最終盤面は<ウルバン>(ダブクラ)、<ソウリュウ>、もう1体という形です。
相手のライフが3ということもあり、勝利はほぼ確定でした。

まず<ウルバン>ダブクラから入り、相手のライフは1点となり、<ウルバン>がアップしました。
ライフ4の状態で蘇生LB(<エニグマ>、<ドリーミー>)を踏むと、<ウルバン>前が埋まって2点が通らなくなり負けですが、今回はこの時点でライフ1点となっているため、<ウルバン>の攻撃が通らなくても他の2体の攻撃が通れば勝てます。
LB2枚目を捲り、2体分埋められると負けですが、ライフ3枚から蘇生LBが2枚出ることは稀なので大丈夫でしょう。

このように、削れば削るだけLBで負ける可能性が下がるため、しっかり削ってから詰めに入るようにしましょう。

ライフ5枚:蘇生LBを1枚でも踏んだら終了
ライフ4枚:最初の<ウルバン>ダブクラで蘇生LBを踏むと終了。また、2回目の<ウルバン>ダブクラで一気に蘇生LBを2枚踏んでも終了。
ライフ3枚:蘇生LBは1枚までなら踏んでも勝てる
削れるだけ削ってから詰めに入るだけですが、ライフ何枚でLBをどこまで踏めるかを覚えておくと、どの程度ケアが必要かが分かるため覚えておくと良いでしょう。

2回戦 タマユ 〇
gp

かなりの不利対面でした。
レガース><ローメイル>でバウンスし、<コスモウス>でハンデスする型のため、とにかくLBが強い(<アークゲイン>、<ヘスチア>、<ローメイル>)のが厄介です。
とはいえ後攻で、相手にLv4へのグロウを許すと負け確定であったため、度胸一発ダブクラ<ウルバン>に賭けるしかありませんでした。
実際にはLv4まで相手を泳がせ、Lv4のターンに詰める方法は無いかとかを考えましたが、見つからなかったためやむなく仕掛けました。
後攻3Tの時点で相手ライフは4。
つまり、最初の<ウルバン>ダブクラさえ通せれば勝利はほぼ確定という状況でした。
行け、<ウルバン>!!!踏んだのは・・・


サーバント、サーバント

・・・勝った!!!
2発目でも何も踏まず、結果としては大勝利でした。
非常に心臓に悪い戦いでした。

準決勝 2止めママ 〇
gp

ロングショットで仕留めて終了のため、基本的には有利対面だと思っていましたが、あまり対戦経験がなく、<全知全能>がどのくらいの頻度で飛んでくるかが全然読めませんでした。
全知全能>はさりげなく回復効果を持つため、削れるだけ削る方針で戦いましたが、<コスモウス>を絡めればかなりのロングショットが可能であるためそこまで殴る必要はなかったかもしれません。
結果的には<全知全能>が2回飛んで来て、ゲームが長引いてしまいました。
速攻同士ですぐに終わると思われた1戦でしたが、このWPS中最高の激戦となりました。

(こちらが先攻)
【先攻1T】
普通に2面立てて終了

【後攻1T】
1面のアタックが通り、こちらのライフが6に。速攻よりは「いのちだいじに」ということで、ルリグアタックはガードしました。

【先攻2T】
ここで少しミスをしました。
シグニを3面立てたのですが、その必要は無かったです。
まだ<全能>は来ないと油断していましたが、ここは1面だけ立て、1面+ルリグアタックを通して5点にしておけばそれで良かったです。
(<全知全能>は盤面2体、エナ2枚を固定でトラッシュに送るカードであり、1枚しか無いと全く飛ばせないため、盤面を1面しか立てないのは<全能>対策になります。
但し、手札は1枚でもハンデスされて0枚になるという裁定が出ているためご注意を。)
余計に2枚トラッシュ送りにされるカードが増えてしまい、手札を2枚分損してしまいました。

【後攻2T】
先のターンの<三剣>や、<物語>・<ゴウドウ>等で順調にチャージされ、1回目の<全知全能>が飛んできました。(相手ライフ:5→6点)
余裕で相手のエナが足りていたため、3面立てたのは完全にミスでした・・・
エナチャージの過程で<カーノ>のバニッシュ効果が発動していたため、3面バニッシュされ、3点通され、ライフは3点まで減りました。
ルリグアタックはきちんとガードしました。

【先攻3T】
コサキ>1面だけ立て、ルリグアタックで1点削り、相手ライフを5にしました。

【後攻3T】
奮闘努力>、<ペイ・チャージング>といったエナチャアーツを総動員し、2回目の<全知全能>が飛んできました。(相手ライフ:5点→6点→リフレッシュダメージで5点)
アタックフェイズに<托生>で<オサキ>を置き、次のグロウコストを節約する意図で<コサキ>を立てていましたが、エナチャージの過程でパワーアップした<カーノ>に殴られたため<托生>は温存しました。
盤面2面分が通り、こちらのライフが1になりました。

【先攻4T】
グロウはできましたが、明らかにエナ不足でした。ただ、相手も2発目の<全知全能>に全力を割いたためにエナがスカスカであったため、決着を急がない方針に決定しました。
3面並べ、そのままアタックせずに終了。

【後攻4T】
3発目の<全知全能>に向け、エナチャージを進めるも、予想通り8エナには達しませんでした。
オサキ>が手札に1枚あるため、エナフェイズにチャージし、その後<托生>で<オサキ>をもう1枚エナに置き、ダブクラ<ウルバン>を決めれば勝ちという状況に持ち込めました。
ただ、このアタックフェイズに最大のミスをしてしまいました。
ねへ「ここで<托生>を撃つか?まぁいいや、次のターンのドローを見てから何を置くか決めよう」
この判断が命取りになろうとは・・・

【先攻5T】
トップドロー!!!オサキ!オサキ!


嘘だろ!?????
手札に<オサキ>が3枚という状況に。
1枚チャージしてメインフェイズに<托生>を使用。
まぁ<オサキ>はもう1枚あるし・・・

「んっ、デッキに無い?もしかして・・・ライフボトムかーーーい!!!」

結果、エナが足りずに<応報>+<百錬成轟>を断念しました。
スガミチ>効果で相手のデッキトップが<物語>であることが分かっており、このままでは次のターンに3発目の<全知全能>が飛んでくることは必至。
どうすれば良いか?
ここでの判断がかろうじて勝ちに繋がったと思います。

托生>で<コスモウス>をエナ置き→<コサキ>で回収→<コスモウス>を立て、3面ランサーでアタック
コスモウス>単体で3点取れるため、盤面で合計5点取れます。
相手は手札が0枚である上、サーバントが入っていないのは明らかであるため、相手がアーツを使わなければ詰め切れる状況でした。
予想通り、相手は<暴風>で防御してきました。
こちらはそのままターンエンド。

【後攻5T】
暴風>で2エナ減ったことで、相手のエナは4エナという状況でした。
トップは<物語>ながら、盤面2体、手札2枚(<物語>+1枚)という状況であり、エナを最大限に増やした上で<全知全能>を叩き込んだとしても、盤面を殴るシグニが不足するためこちらの生存はほぼ確定していました。
が、ここで脅威の粘りを見せられました。
トップドローのもう1枚は<カーノ>でした。
エナフェイズで1枚チャージ→<物語>でエナをチャージし、エナは7枚とギリギリ足りませんでした。
が、<カーノ>のパワーが上がったため、<コスモウス>を回収するために立てた<コサキ>が殴られました。
これでまた勝ちが遠のきました・・・

【先攻6T】
先攻5Tで立てた<コサキ>が除去され、<応報>+ダブクラ<ウルバン>プランが再び崩れました。
基本的にLv2シグニではパワー7000に達しないため、<コサキ>が除去されるのは完全に計算外でした。
イノセント>で回収したのではエナが不足し、<応報>を撃てない状態に。

結果、腹を括って大勝負に出ることになりました。
それは、

「相手のアーツは無いものとみなし、ウルバンにダブクラを付けて詰めに行く」

というもの。
同様の2止めママのレシピは見たことがあり、そのアーツは「<全知全能>×4、<暴風警報>、<奮闘努力>、<ペイ・チャージング>」でした。
相手の残りアーツは2枚で、上記の通りであれば<全知全能>×2であるため、アーツは使えないだろうという読みでした。
勿論、アーツ構成が変わっている可能性もありましたが、次のターンに確定で<全知全能>が飛んでくる以上、アーツ構成が同じことに賭けるしかありませんでした。
相手が必死にエナチャージをしてきたことで、盤面は<カーノ>1体しか残っていなかったため、空いた2面に<コスモウス>と<ウルバン>(ダブクラ)を立て、運命のアタックに臨みました。
結果、相手のアーツ使用はなく、そのまま<コスモウス>&<ウルバン>で殴りきり、見事勝利しました!
当初の予想とは裏腹に大熱戦となりましたが、何とか勝利できました。
これで2位以上、コングラサーバントが確定しました。

決勝 アロスピルルク ×
gp

予選2回戦で当たった方との再戦でした。
予選は3戦全勝の3人が確定で勝ち上がり、2勝1敗なら2勝の人(13人)の中から20面ダイスを振り、大きな目を出したトップ5人が上がるというルールでした。
予選では筆者に負けながらも、ダイスで勝ち上がり、準決勝でも4アンと時間切れに末のダイスで勝って勢いに乗る相手に圧倒されてしまいました。
アロスピルルクという時点で楽勝ではありませんが、1度対戦した方で手の内を知られていたので更にやりづらかったです。
こちらが後攻で厳しいと感じる中、相手は序盤から積極的に攻めてきました。
後攻3ターン目、こちらのライフ4に対し相手のライフは5。
このまま引き延ばしても次のターンにフルハンデス+<割裂>を受けた上にライフを削られ、以降は<割裂>+3面要求でじり貧になると判断し、プラン通りワンショットを仕掛けることを決断しました。
ダブクラ<ウルバン>+2面で丁度5点分。
勝ったか?

いや、筆者は気づいていた。
対アロスにおける後攻3Tキルには大きな穴があることを。
そして、相手のデッキにはその穴を衝く1枚が入っていることを。
序盤からガンガン攻めてくるのだ、おそらく握っているはずだ・・・
アタックフェイズ。
何もないことを願う・・・が、来てしまった。

バオバブーン
エナチャージからの<チャクラム>で<ウルバン>が寝てしまい、ジ・エンド。
応報>無しでアロスに勝てる訳もなく、以降の抵抗もむなしく敗北しました・・・
後攻でもアロスを取れるプランをと思って組んだデッキでしたが、結局「先攻有利」の現実を覆すことはできませんでした。
こちらが先攻ならば、4へグロウしてじっくり削り、<ヤシ>・<ダスト>・<コスモウス>でフルハンデスするプランが取れたのですが。


とはいえ結果は準優勝。
めでたくコングラサーバントを入手できました。
そんな緑子の完成形は・・・こちらです!

ウルバン緑子2.jpg


前回ご説明した「不要なカード」とは、セイリュ&ソウリュウセットのことでした。
何故不要なのか?代わりに投入したカードの意味は?<ソウリュウ>ピン投の意味は?

気になる箇所は多いでしょうが、詳細は次回ご紹介します!ということで次回にご期待を(#^.^#)

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