環境に抗ってみた ~ミョルニルの可能性~ | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

環境に抗ってみた ~ミョルニルの可能性~ | WIXOSS|ウィクロス

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント@yuyuWixoss 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews
 

環境に抗ってみた ~ミョルニルの可能性~

posted

by ウリュー

こんにちは、ウリューです。
珍しく更新が早いですね。
最近は少し休む時間があって、WPに参加出来たりしたので紹介出来るデッキがあったというのが要因です。
また忙しくなるとなかなか記事が書けないですから、書ける内にどんどん紹介していきたいと思ってます。

今回は前回の記事で予告していたようにタマのデッキを紹介させていただきます。
今回のデッキは純正の真名マユですが、私が知る限りでは今回搭載したギミックを使っているタマをあまり見かけたことが無いので、紹介できればなと思って記事を書かせていただきます。
では、デッキレシピです。

ルリグデッキ

PR札引かもね
ST三日月の巫女 タマ
LC十六夜の巫女 タマヨリヒメ
LC流星の巫女 タマヨリヒメ
LR永遠の巫女 タマヨリヒメ
LR紅蓮の巫女 タマヨリヒメ
P-ST真名の巫女 マユ
LC多元描写
SCモダン・バウンダリー
LCフォーカラー・マイアズマ

メインデッキ LBは★

■レベル1(17枚)

2 <ST小刃 バットカ
2 <C小盾 ラウンド
2 <C出弓 ボウ>★
4 <Cアイン=ダガ> ★
4 <Cサーバント O>★
3 <Cサーバント O2

■レベル2(2枚)

2 <SR羅植 マリゴールド

■レベル3(7枚)

3 <R運命の左糸 クロト>★
2 <R忘得ぬ幻想 ヴァルキリー
2 <ST鉄拳 アークトレット>★

■レベル4(8枚)

2 <R祝福の女神 アテナ
3 <ST極鎚 ミョルニル
2 <SR先駆の大天使 アークゲイン>★
2 <SR聖火の祭壇 ヘスチア>★

■スペル(6枚)

4 <
1 <SRアーク・オーラ>★



キーカードの紹介の前に何故このようなデッキを作ったのか、そのコンセプトについて説明していきます。

今回のデッキを作った理由は、既存のよく見かけるタマの構築について考えたときに、多くのデッキが緑子(地獣)・遊月に対して明確な対策がされていないのではないかと思ったからです。

もちろん現在の環境は全てのデッキを対策するのは不可能に近いと私自身考えているのですが、環境的にこの2つと対戦しないで優勝するというのはなかなか難しいと思ったので、対策を考えてみる必要があるだろうと思い、今回のデッキを組むことにしました。
では、前置きはこのあたりにして解説をしていきましょう。

キーカード
レベル1帯

1つ1つ書いていこうかと思いましたが、レベル1帯に関してはほぼ全てのカードが重要な役割を果たすので、まとめて紹介します。

アイン=ダガ
10185.jpg


まずはよく見るところから話しますと<Cアイン=ダガ>ですね。
このカードは元々タマでは序盤の打点要員として入れられていましたが、11弾環境になってますます重要度が増していると思います。

現在では環境の幅が広がり、全てを対策することが難しい環境である以上は後手に回ると不利な場面が多く、最近では相手にプレッシャーを与えられるデッキの方が強いことが多いです(実際に上位デッキは何らかの大量打点を確保できるギミックが搭載されていることがほとんど)

それに対してタマはヘッケラコックのような盤面もありますが、基本的には他のデッキに対して相手へのプレッシャーは弱く、対応力で勝負していくことの多いデッキだと思いますが、現環境の上位デッキと渡り合うには少しでも多く打点を刻む必要があるので、必須なカードだと考えます。
また<R運命の左糸 クロト>が登場したことによって3レベル時にサーチが可能になったこと、<STフーリッシュ・マイアズマ>の登場により黒エナを用意する必要性が出てきたことなど、様々な点において重要な役割を担うカードだと思います。


そんな<Cアイン=ダガ>が重要になっている環境だからこそ採用率も少しずつ増えてきたのかなと思うのが、<C小盾 ラウンド>です。

このカードを入れておくだけで、ミラーやウリスなどからの<Cアイン=ダガ>を防げたり、ピルルクの<>を防げたりなど序盤にライフを削られることを防ぐことができ、結果的に後半戦で<SR聖火の祭壇 ヘスチア>を出せる回数が増えるなどのことにも繋がるため、とてもいいカードだと思います。

ちょうどムービーデッキにも再録されているので、タマのレベル1帯で迷っている人は是非試してみてください。

小刃 バットカ
10108.jpg


次はこれも最近少し見るようになってきた<ST小刃 バットカ>です。
主な使い方は<LR永遠の巫女 タマヨリヒメ>の出現時で出して、1ドローからの<>や序盤のボウで捲れれば1ドロー出来るなどだと思いますが、今回のデッキであれば<ST極鎚 ミョルニル>が入っているので、そこから1ドローに繋げたり、<LC多元描写>で出して1ドローすることも出来ます(<ST小刃 バットカ>の効果は出現時効果ではありません)

枠を争うとしたら<ST小弓 ボーニャ>などでしょうが、個人的にパワー2000と1000だと<Cアイン=ダガ>を回避できるかどうかの違いが割と大きく出ると思うので、バットカを優先してます。

極鎚ミョルニル&マリゴールド
10054.jpg 10029.jpg


今回のデッキの主役と言ってもいいカードたちです。
一緒に説明する理由は、この2枚を組み合わせることで緑子を対策するためです。

使い方を説明する前に何故タマが緑子に勝つのが難しいのかということを話しますと、タマ側は<PR因果応報(ウィクロスマガジンvol6 付録)>を打たれた後に3面ランサー+ウルティムをされると基本的にはLB以外で相手を止めることが出来ません。

他のデッキもそうじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、最近であればエクシードで守ったり、<LCペナルティ・チャンス>を採用していたり、そもそも2回も<PR因果応報(ウィクロスマガジンvol6 付録)>を打たせる余裕を与えないということも出来るデッキがあるため、タマほどは深刻ではありません。

タマの場合はシグニを止められるエクシードは黒点以外なく、マユ構築であれば<LCペナルティ・チャンス>が入る枠もない、そして打点に関しても先行をとって<LR創世の巫女 マユ>に乗って、相手に<LCペナルティ・チャンス>が無ければいけるとは可能性はあると思いますが、基本的にその線は薄いと思います。
頼みの<SR聖火の祭壇 ヘスチア>もランサーと<SR幻獣神 ウルティム>の前では無力なため、やられてしまいます(<SR聖火の祭壇 ヘスチア>で<SR聖技の護り手 ラビエル>を捲れば生き残れますが運ゲーですね)

そんな状況のタマで何とか可能性を見出せないかと思い、辿り着いたのがこの2枚です。

手順は簡単です。
盤面に<ST極鎚 ミョルニル>を用意します。
相手が<PR因果応報(ウィクロスマガジンvol6 付録)>を打ったら<ST極鎚 ミョルニル>効果で手札から<SR羅植 マリゴールド>を出します。
SR羅植 マリゴールド>の効果で<LC多元描写>をコストに2エナチャージします。
これで<SCモダン・バウンダリー>を構えられるようになるので、<SR幻獣神 ウルティム>をバウンスさえすれば相手は止めをさせません(前提としてゲイン天使2+ミョルニル盤面です)

単純なコンボではありますが、これがあると無いとでは大分違いは出てくると思います。

またこのために採用したカードは他の場面でも役立ちます。
たとえば遊月戦ならば、一番手っ取り早い勝ち筋はミョルニルオーラです。
序盤打点に自信がなく、4に乗ったターンに止めを刺すことが難しいタマですが、3グロウ時の<LC十六夜の巫女 タマヨリヒメ>で<SRアーク・オーラ>をサーチして、次ターンに<LR永遠の巫女 タマヨリヒメ>にグロウして<ST極鎚 ミョルニル>をサーチしてからの<SRアーク・オーラ>が一番早いです。

ST鉄拳 アークトレット>が入ってる理由も3レベル帯アームを採用することで連パン数を増やし、確実に遊月に止めを刺すためです(<LRピンチ・ディフェンス>)入りとかだったら無理ですが、可能性は大分低いと思います)

ちなみに<ST鉄拳 アークトレット>は<R宝具 ミツルギ>の方が使い勝手よくない?ってことで解雇される可能性大です
得したな~

またタマミラーでも<ST極鎚 ミョルニル>と<LC多元描写>は役立ちます。
LC多元描写>に関しては単純に<LRピンチ・ディフェンス>だったらサーバント分を浮かせることくらいにしかミラーでは役に立たなかったですが、多元であれば盤面埋めも出来るので1点防げます。

SR聖火の祭壇 ヘスチア>の存在から2面空けする利点がミラーでは薄いので、ノーダメージで済ませられる可能性が高いです。
また<ST極鎚 ミョルニル>に関しても単純なゲイン天使3盤面よりもゲイン天使2+ミョルニル盤面の方がゲインをどかされたとしても<ST極鎚 ミョルニル>は耐性をもったままです(パワー10000なのも高評価)
また<ST極鎚 ミョルニル>からどかすようなら手札から<R運命の左糸 クロト>辺りを出して、そのまま出現時を使ったりなど、むしろゲイン天使3盤面よりも固いと思います。

強いて言うならば、相手がハンデスをしてくるようなデッキであればおとなしく天使を並べるようにしましょう。
そんな感じで今の環境なら<ST極鎚 ミョルニル>は入れ得なカードかなと個人的には考えてます(不採用のデッキが多いから、他の人の意見を聞きたいというのはありますが...)




デッキ紹介はこんな感じです。
各デッキを想定した回し方についても、カード紹介に書いてあることを意識してもらえればいいかなと思っています。
一応、改良点としては<LC多元描写>を<SR聖火の祭壇 ヘスチア>と相性の良い<LR全身全霊>に変えたりしてもいいかなとは思っています。
あととりあえず緑アーツ回収できるのとピルルク対策として<P-ST真名の巫女 マユ>を選んでますが、最近ミラーを戦うときに相手が<LR創世の巫女 マユ>だと負けることがほとんどなので、やっぱりミラーは創世の方が強いなーと思ってます。
真名ミラーなら<ST極鎚 ミョルニル>でエクシード1回分無駄にできたり、元々ミラーに強い構築だから勝てるとは思っているのですがね。

最後に実際に緑子と回した時ですが、見事にコンボは決まり<PR因果応報(ウィクロスマガジンvol6 付録)>からの死を回避することはできました。
しかし、その後カクヤ緑子という私の想定を超えたデッキに見事に破り去りましたがね...
あれは対策立てられるのかすごい不安なデッキだったな...
また良いデッキが思いついたら記事にしたいと思います。
では、また次回お会いしましょう! ノシ

ウィクロスパーティーに出よう!

by からばこ

READ MORE

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

by からばこ

READ MORE

「理解すればディーセレが確実に強くなる!!」ダメージレース基礎講座(前編)

by しみずき

READ MORE

人気のあのカードについて教えて!シリーズまとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

【ディーヴァ】ゲームが上手くなるために!プレイング、立ち回り記事まとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE