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初めてでも分かるデッキの組み方講座〜ブルーアーカイブDIVA編

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by からばこ

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初めてでも分かるデッキの組み方講座〜ブルーアーカイブDIVA編
はいこんにちは、からばこです。
ブルーアーカイブ DIVA」が発売されて1か月が経ちますが、先生、セレクターの皆様、ウィクロス遊んでますか?
夢限少女杯の予選で激闘が繰り広げられている一方、各地の「先生セレクターお店で交流会」は、満員御礼を超えて定員オーバー大人気だと聞いております。この勢いが続いてほしいですねえ。

というわけで遊々亭では引き続き、ブルアカからウィクロスを始めてくださった皆様に向けて、もっともっとウィクロスを楽しめるようになる、チュートリアルな記事をたくさん発信していきます。第1回は「ブルーアーカイブで学ぶ、アシストルリグの使い方!」でしたね。

今回は「初めてでも分かるデッキの組み方講座〜ブルーアーカイブDIVA編」と題して、ブルアカのカードを使って、イチからディーセレのデッキを作る際の、考え方やポイントなどを紹介していきます。
約2年前に書いた「ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編」のリライト版になります。前回の記事を読んでくださった方も、今回が初めての方も、ぜひお楽しみください。それでは、レッツゴー!

ステップ0:デッキ作りの超基本
デッキを作る前に、ウィクロスのデッキ構築について復習しましょう。
基本中の基本ですが、まずはここから。ディーヴァセレクションのルールになります。
前回から変更があったので、そこは要注意です。

超基本
・ルリグデッキは12枚。センタールリグはレベル0〜3、アシストルリグはレベル0〜2を2人ずつ、ピースは2枚。
・ルリグデッキに同名カードは入れられない。
・「ドリームチームピース」はデッキに1枚まで。チームピースとドリームチームピースは両立できない。
・メインデッキは40枚。ライフバーストは20枚まで。同名カードは最大4枚。
・サーバントは<サーバント #>を4枚。
・ピースや一部のカードには使用条件がある。(場に黒のルリグ、場に3色のルリグなど)
・センタールリグのレベルより大きいシグニは場に出せず、ルリグの「リミット」を守る必要がある。

基本
・基本的にはセンタールリグのカードを中心にデッキを作る
・アシストルリグやピースなどで、センタールリグ以外の色のコストを求められる場合がある
・事故(序盤に高レベルのシグニばかり引いて場に出せない)は避けたい。
・使うなら「エクシード」「コイン」のことも考える。

応用
・デッキの「コンセプト」「やりたいこと」を決める(デッキの動き、と言います)
・デッキの動きを実現できるカードを選ぶ
・デッキの動きを実現できるため、ターンごとに何をするかを決める(ここまでできたらすごい!)

とはいえ、いきなり「デッキのやりたいことを決めましょう!」と言われても、戸惑う先生方は多いでしょう。
ブルアカからウィクロスを知ってくださった方は、「ブルアカは知ってるけど、ウィクロスはまだまだわからない」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。

なので今回の記事では、「センタールリグができることを知って、そこからデッキを組む」を目標にします。
アズサ、シロコ、ネル、ヒナの4人のうち、私が最初に組んだヒナ委員長を例に挙げながら、実際にデッキを組んでいきます。
デッキを作る際は、自分の使いたいルリグや、作りたいデッキに置き換えてお読み下さい。
採用するカードの枚数や種類も、お手持ちのカードと照らし合わせながらで大丈夫です。
「推しの生徒がシグニだから、このシグニでデッキを作りたい!」という方は、とりあえず、その生徒さんと同じ色のセンタールリグでデッキを作ると仮定して、読み進めてくださいね。

ステップ1:センタールリグの「得意なこと」を見つけよう!
デッキを作るうえで最も重要なのが、センタールリグの得意なことを知り、それを活かすことです。
「このルリグは何が得意なんだろう?」という視点でルリグの能力を読み、その長所や特技を伸ばす方向でデッキを作るのが基本になります。
「ルリグができること」は、能力はもちろん、ルリグの色や所属するチームやカテゴリ、コインの有無なども含まれます。

それでは、ヒナ委員長の能力を見てみましょう。
黒は「パワーマイナス・デッキ破壊・トラッシュ利用」が得意な色ですので、それが戦略の軸になっていくと予想できます。
「No Limit」や「ディソナ」などのチーム所属はありませんが、ブルアカルリグということで、「絆ギミック」に関する能力を持っています。

では、ヒナの具体的な能力を見ていきましょう。
トラッシュ送りをトリガーにしたパワーマイナス、ゲーム1の2体蘇生、絆起動で2エナで1体蘇生、の3種類です。
重要そうなのが最初の能力ですね。ヒナ自身がトラッシュ送りの能力を持たないため、シグニやピース、アシストルリグなどで、相手か自分のデッキをトラッシュに送る仕組みを整えてあげる必要がある、とわかります。

デッキ破壊ができるということで、「リフレッシュ戦略」も組み込めますね。
リフレッシュとは、デッキが0枚になって、トラッシュを新しいデッキにする際、ライフクロスを1枚減らすルールです(ざっくり)。リフレッシュでライフクロスを減らせるので、これが戦略になると考えられます。
また、自動能力で全てのシグニのパワーを下げられるので、他の黒カードのマイナスをサポートしたりできるな、とイメージできます。

加えて、自分のデッキをトラッシュに置くことでも、自動能力が発動します。
トラッシュを増やせば、ゲーム1能力や絆能力で場に出せるシグニの選択肢が増えますね。

ここまで見れば、ヒナは「相手のデッキを削りつつ、パワーマイナスをバラまき、状況にあったシグニをトラッシュから蘇生していく」ことが得意だとわかるでしょう。この「得意なこと」をバトルの中で実現できるカードを選んで、デッキを作ります。
黒にはこの戦略を得意とするルリグは多くいて、差別化が必要だったりもしますが、それは応用編ということで。


ウィクロスのカードの色には、それぞれ得意なことがあります。大まかに言えば、

赤:バニッシュ・【ダブルクラッシュ】【アサシン】などでの速攻・エナ破壊
白:バウンス(相手のシグニを手札に戻す)・【シャドウ】などでの耐久・能力無効・サーバント確保
青:ドロー・ハンデス(相手の手札を捨てさせる)・ダウン・ダウン凍結
緑:エナチャージやエナ利用・【ランサー】【Sランサー】・シグニのパワーをプラス
黒:シグニのパワーをマイナス・トラッシュ利用・デッキ破壊

です。色ごとの傾向として、「赤は速攻の攻撃型、白・青は耐久の防御型、緑・黒はバランス型」という具合です。
細かくできることはセンタールリグによって異なりますし、例外もありますが、最初は色の長所や傾向に合った構築や戦術を目指すと分かりやすいです。
「速攻の白」「耐久の赤」もできないことはありませんが、ちぐはぐになりがちなので、色やルリグに沿った戦術を選ぶのがオススメです。(にじさんじの<アンジュ>のように、速攻ができる白ルリグもいたりします)

ステップ2:「得意なこと」を実現しよう
では、ヒナの構築に戻ります。
「相手のデッキを削りつつ、パワーマイナスをバラまき、状況にあったシグニをトラッシュから蘇生」ですね。
そのためには

・相手のデッキを削る
・パワーマイナスで戦う
・自分のデッキもそれなりに減らす

ができるカードが必要です。1つずつ考えていきます。
今回は「ブルーアーカイブ DIVA」のカードに絞って見ていきます。

「相手のデッキを削る」が戦略になるのであれば、それができるカードを選んでいきます。
序盤は<獅子堂イズミ>、中盤以降は<黒舘ハルナ>が、単体でデッキ破壊を行ってくれます。とりあえずデッキに入れましょう。
また、<天雨アコ>も、他のブルアカシグニにデッキ破壊を付与してくれるので、戦略にマッチしています。
ピースでは<ゲヘナ学園風紀委員会>がデッキ破壊をこなしてくれます。採用しましょう。
その使用条件となる<連邦生徒会>か<クロノス報道部>も必須となります。今回はどちらでもいいです。
ブルアカ以外でも<ウルトラスーパーヒーローズ><カオス!chaos!混沌!>などのデッキ破壊ピースがあるので、ブルアカにとらわれないのであれば検討できます。
次は「パワーマイナスで戦う」です。
デッキ破壊のリフレッシュだけでは、追加で1〜2枚のライフクロスしか減らせないので、きちんとシグニを除去して、シグニアタックでライフクロスをクラッシュしなければいけません。
除去要員として、レベル1は<牛牧ジュリ>、レベル2は<鰐渕アカリ><浅黄ムツキ>などがいます。
また、レベル3は<棗イロハ><陸八魔アル>がいます。どれをどれだけ入れるかはわかりませんので、とりあえずピックアップです。
最後に「自分のデッキもそれなりに減らす」です。「トラッシュ利用戦術」ですね。
トラッシュからシグニを回収できる<氷室セナ>や、場に出せる<棗イロハ>が該当します。自分のトラッシュを増やせる<伊草ハルカ>も良さそうです。
棗イロハ>はパワーマイナスと両方の役割を1人でこなせそうです。
おっと、もちろん<サーバント #>も忘れずに。


ここまで来たら、とりあえずデッキの形にしてみましょう。
デッキの特に軸になりそうなカードは4枚で、後は適当で大丈夫です。

ルリグデッキ
LC空崎ヒナ
LC空崎ヒナ[徹頭徹尾]
LC空崎ヒナ[リロードアンドデストロイ]
LR空崎ヒナ[終幕イシュ・ボシェテ]
クロノス報道部
ゲヘナ学園風紀委員会
アシストルリグ未定

メインデッキ
ライフバーストあり
天雨アコ
棗イロハ>4枚
伊草ハルカ
氷室セナ
サーバント #>4枚

ライフバーストなし
黒舘ハルナ>4枚
陸八魔アル
浅黄ムツキ
鰐渕アカリ
牛牧ジュリ>4枚
獅子堂イズミ>4枚

ステップ3:「それぞれのターンで何をするか」を考えよう
デッキに採用するカードが揃ってきたら、並べて眺めてみてください。
  • deck.jpg
眺めながら「それぞれのターンで何ができるかな」と、ぽやんと考えます。

例えば先攻だったとして。
「レベル1は<獅子堂イズミ>とか<伊草ハルカ>を場に出してエンドでしょ。相手のターンでバニッシュされてアタックされるでしょ」
「レベル2は相手のシグニが2体いるから<牛牧ジュリ>とかで除去したいね。パワー高いシグニ用に<浅黄ムツキ>とか<鰐渕アカリ>とか入れてもいいね」
「レベル3にグロウしたターンは、相手のシグニのパワーも低いだろうし、<黒舘ハルナ><棗イロハ>と、センター<空崎ヒナ>の自動で除去したいね」
「その後は相手のレベル3シグニも増えるし、ピースとか<陸八魔アル>でなんとか......」

後攻だったとして
「エナチャージしてレベル1にグロウして、相手のシグニを<牛牧ジュリ>で除去して2枚のライフクロスをクラッシュするでしょ」
「レベル2は相手のシグニを3枚バニッシュしなきゃだから、アシストルリグも使ってなんとか。<浅黄ムツキ>とか欲しいなあ。<鰐渕アカリ>用に手札は足りるかな?」
「レベル3は大型シグニを相手にするから、絆の<黒舘ハルナ>でなんとか......」

みたいな、ぽやんとしたものでいいです。
ルリグの「得意なこと」「やりたいこと」ができるかな?を軸に、デッキの動きをイメージしています。
それぞれのターンに何をするかを考えると、そのためにどのカードをどれくらい採用すればいいかが見えてきます。

で、これで誕生したデッキがこちらになります。

LB
20
非LB
20
ステップ4:デッキを回して、調整していこう
というわけでこのデッキを試してみます。
何度かの対戦を経て出てきた「もやっと」がこちら。

デッキ破壊しかできない
獅子堂イズミ><黒舘ハルナ>は強力だけれど、今のところデッキ破壊しか攻める手段がない。
せっかくブルアカシグニは他の色もあるので、もう1つか2つ戦略が欲しい。

パワーの高いシグニが大変
パワーの高いシグニを、パワーマイナスだけで処理するのはしんどい。
絆<黒舘ハルナ>はいるけれど、それだけだと心もとない?


などでしょうか。
特に「デッキ破壊しかできない」が大きな課題で、<ヒナ>のゲーム1や<ゲヘナ学園風紀委員会>で、シグニを自由にトラッシュから回収できるのに、戦略が「デッキ破壊1本」というのは勿体ないです。
ここで何を足すかは迷うところですが、ブルアカのカードプールや流行のデッキを見ると、<猫塚ヒビキ>などでの手札破壊が強そうです。試しに採用してみましょう。
パワーマイナスやデッキ破壊戦術には十分枠が割けているので、多かった枚数の箇所を削れば、入れることができそうです。
パワーの高いシグニも、場に出てくる前に捨てさせられればなんとかなりそうですね。
デッキを変えたらまたバトルして、使い勝手を確認してみましょう。また新しい発見があったり、環境の変化で強力なカードが変わったりするので、どんどんデッキを調整していきましょう。

おわりに
最後にまとめると

1.ルリグの「得意なこと」を見つける
2.「得意なこと」が実現できるカードを探して、デッキを組む
3.対戦を繰り返して調整する

となります。
これはあくまで一例で、プレイヤーが目指すところによって、デッキづくりの基準や、ルリグ・カードの選び方は変わります。

例えば、セレモニーでの優勝や夢限少女杯予選突破などを目指すとすれば、デッキ選択は「環境に合ったルリグ」「メタゲームで活躍しているルリグ」になりますし、選ぶカードの選び方もそれに準じます。公式サイトの「ウィクロスアカデミー」などで、環境の最先端のルリグは追えますね。
他にも「好きなシグニを活躍させたい!」であれば、そのシグニを中心に、ルリグ・ピースを選んでいくことになります。私は<レイン・パターソン>の能力が好きで、それを最も活躍できるルリグは何だろうといろいろ考え、あれこれ構築しています。模索の軌跡は個人ブログにありますので、お時間あればどうぞ。
カードゲームに慣れている方は「速攻がしたい!」「手札破壊でコントロール」と、戦略からデッキを選ぶかもしれません。「それができるルリグは誰だろう」という基準で、カードを探していくことになるのでしょうか。

一番大切なのは、自分の「やりたい!」に素直になって、ウィクロスを楽しむことです。
始めたばかりの段階であれこれ考えると大変ですから、まずは自分の「やりたい!」に素直になるのがオススメです。

というわけで本当にざっくりですが、デッキの組み方講座でした。
デッキづくりはカードゲームの醍醐味ですから、色々と試していただければ幸いです。

ではまた次回の更新で。

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