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【ディーヴァ】ヴォルフガングの継承者

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by しみずき

title.jpg
ヴォルフガングの継承者
はじめに
ヴォルフガング (独: Wolfgang)

古高ドイツ語で「狼」を意味する「wolf」と、「歩行」「行くこと」を意味する「gang」が合わさった形であり、「獣(狼)の扮装をした戦士の意味を持った人名」。中世末期以降、特に南ドイツとオーストリアで普及した。



「......は???」

この記事を開いたセレクター諸兄らの今の頭の中はコレでしょう。
お見通しです。

こんにちは、セレクター界の<幻怪姫 サトリーナ>こと「しみずき」です。
...


......


.........



(ブラウザバックの前にもう少しだけ読んでいただけないでしょうか?)


今回はサムネイルにも映っている<散散 緑姫>のデッキを紹介します。
このデッキは、「夢限少女杯」の使用候補でもあった、「とあるギミック」を採用しています。
結局、本戦では自分が納得する完成度に到達できなかったためにお蔵入りにしていました。

しかし、時が経ち、色縛りの撤廃やプールの増加により、実戦レベルまで強化を果たしました。
円熟されつつある「CONCORD DIVA」環境に、一石を投じれるデッキになっていると思います。

なんなら、デッキのベクトル的に一石投じるを通り越して、環境をぶち壊してしまう可能性も微粒子レベルで存在します。

それでは本編に行ってみましょう!!


-本題の前に-
「リツイート」して下さい!!!!!!!!


念仏のように唱えてますが、この記事を読んで「面白い」「為になった」と感じていただけたらTwitterでの"いいね"、できれば"リツイート"を是非ともお願いします!!

「読めば一つ強くなれる記事」を心がけて執筆しています。

まず人の目に触れないことには記事は読んで貰えません。頑張って書いた記事なので、できるだけ多くのセレクターに読んで欲しいです。ナニトゾオナシャス!!
今回の目次は以下の通り


目次
1.「ヴォルフガングの継承者」ってなんやねん!?
何はともあれ、コレの説明からでしょう。

まずは、「継承者」という事で、受け継いだのは<散散 緑姫>です。
じゃあ「ヴォルフガング」は何なのかというと......

「WOLF」+「玩具」で「ヴォルフガング」です。

語呂の良さだけでなく、2つとも音楽要素あるので、かの有名な作曲家「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」とも掛かっているのがオシャですね〜。
gangu.jpg
......はい、ここからは真面目に行きましょう。

「ヴォルフガング」誕生の経緯は以下の通りです。


  1. 玩具行進曲>のココが凄い!!
  2. 玩具行進曲>を上手に使う条件
  3. 選ばれたのは《WOLF》でした

1.玩具行進曲のココが凄い!!
登場からそこそこの期間が経過しているものの、<玩具行進曲>というピースを環境で見かけることはありませんでした。しかし、考察を進めていくうちにドリームピース枠と莫大なコストに見合うだけの凄まじい破壊力を秘めていることが分かってきました。そんな<玩具行進曲>の強みは以下の4点。
  • 耐性シグニの上から得点できる
  • メル・インビジブル><デウスシールド>の上から3点とれる
  • 「ダウン耐性」や「能力を得られない」シグニと組み合わせたらロングショットできる
  • 躱す方法が無い
耐性シグニの上から得点できる
普通に使用するだけでも、<聖天姫 エクシア>や各種シャドウ持ちシグニの上から得点できます。バトルによるバニッシュなので<羅原姫 H2O>の耐性を貫通できる点も<アンバランス・ダンス>などの全体除去ピースには無いメリットです。
メル・インビジブル、デウスシールドの上から3点とれる
このピースの真骨頂として、相手の盤面を除去したうえで使用することで、最大6点のダメージを与えることができます。これにより、基本的に貫通することが難しかった<メル・インビジブル><デウスシールド>といったダメージ無効系のアシストの上から最大3点ねじ込むことができます。

ダウン耐性、効果を受けないと組み合わせたらロングショットできる
幻獣 テングザル>や<コードアート ララ・ルー//メモリア>などの耐性シグニと組み合わせることで、<マドカ//クラップ>や<マキナバインド><MC.LION-DISRESPECT>などの主要の大型防御アシストを無視して最大6点のショットを仕掛けることができます。

耐性シグニを使用したショット盤面を複数ターン継続させるのは難易度が高いので、1ターンに集約できるのは非常に優秀です。
躱す方法が無い
上記のショットを嫌って、相手が早期に防御アシストを使用したとしても、結局6点分のロングショット手段が残っているので、躱す手段が存在しません。最終的にライフバーストで受けざるを得ない状況に持ち込むことができます。

「CONCORD DIVA」環境は、いかに多くの追加打点をデッキに搭載するかが、構築のトレンドになっています。その中で<玩具行進曲>は、搭載するだけで3点分の追加打点になると考えると、中々に恐ろしいテキストですよね?

2.玩具行進曲を上手に使う条件
ここまでの話を聞くと非常に強力ですが、十全に扱おうとすると結構ハードルが高いです。
玩具行進曲>を使う上で必要になってくる要素は以下の3点

  • 使用時に盤面除去ができる必要あり
  • アシスト貫通に必要なパーツを集める必要あり
  • 大量のエナを稼ぐ必要あり

玩具行進曲>の強みを最大限発揮するには、相手の盤面を全て除去しながら、相手のアシストに合わせた理想盤面を組んでやる必要があります。

この2つ両立させようと思った時に、もっとも現実的なのが他ならぬドリームピースです。当時の水準でいえば<マイアズマ・ラビリンス>なんかを採用したい事案です。とはいえ、当然ながらドリームピースの枠は<玩具行進曲>で埋まっているため、他の要素で達成しなければなりません。

そして最大の課題となるのが、エナです。盤面除去とショットパーツ集めを行ったうえで、<玩具行進曲>を使用するには、6エナという莫大なコストが必要になります。

序盤の攻防も手は抜けないので、これらすべてを実現するというのは中々に高いハードルです。

3.選ばれたのは《WOLF》でした
これ等の課題を解決するために白羽の矢が立ったのが<VJ.WOLF-3rdVerse>でした。
最大のメリットは、【起】効果とゲーム1によりエナを一気に稼ぐことができます。ゲーム1のターン以外でも、ルリグアタックを放棄することで2エナを生み出せる点も魅力的で、<玩具行進曲>を最大限に活かすために必要な莫大なリソースを補ってくれます。

また、グロウしたターン中に全体5000パンプできる点が、<テングザル>を運用する上で優れていたり、<幻獣神 サラブレッド>を複数面展開することで<ララ・ルー//メモリア>に頼らずとも《マキナ》のアシストを貫通できるなど、全ての効果が噛み合っていました。

ルール改定前の当時は、<玩具行進曲>を採用する為に白色のルリグが必要だったので、《Card Jockey》編成で白色の《LION》がいてくれたのも嬉しい点でした。

こうして晴れて、<玩具行進曲>と各種耐性シグニを両立できる新進気鋭のショットデッキ、「ヴォルフガング」が爆誕しました。これで初代夢限少女の座はいただいたも同然です!!

......まぁ、流石に本当か?と冷静になりました。

当時のトップシェアの<リメンバ・ディナー>にネタバレしてしまうと、ショットターンの前にゲーム1を使用されることで、必要なエナを稼げなくなりますし、ゲーム1と<白羅星姫 フルムーン>によって2ターンに渡って強烈に連続攻撃を縛ってくる<白夜の使者 サシェ・モティエ>の存在がヤバ過ぎたこともあり、あえなく断念。

いずれにせよ、ゲーム全体を通しての火力面を筆頭に多くの課題を抱えていたため、お披露目できる完成度にはなりませんでした。

こうして「ヴォルフガング」は日の目を見ることなく歴史の陰に消えていったのです。


2.デッキ紹介
1)ヴォルフガング......覚醒!!
時は過ぎて「CONCORD DIVA」。
ふと、<玩具行進曲>のギミックが脳裏によぎったとき、衝撃が走りました。
抱えていた課題の数々が、ものの見事に解決しているではありませんか!?

色縛りの撤廃で<玩具行進曲>搭載のために白ルリグを採用する必要がなくなってるわ、<小砲 バクチク//ディソナ>を筆頭としたコスパの良い除去札の登場してるわ、<開園の合図>で欲しかったアタック時バニッシュを外付けできるわ、<羅植 アイビー//ディソナ><羽化>によってエナが稼ぎやすくなってるわetc.

そして極めつけは、<玩具行進曲>とビックリするくらい相性の良い<散散 緑姫>と、その相棒シグニ<幻獣神 ウルフレンド//ディソナ>の登場です。
自動効果によって毎ターンエナを増やすことができるのも嬉しいですし、なによりエクシード4で任意のタイミングで全体10000パンプができることで、これまで以上に簡単に<幻獣 テングザル>のダウン耐性を運用できるようになりました。また、従来では必要不可欠だった<幻獣神 バッファロー>や<幻獣神 サラブレッド>といったパンプ要因が抜けるようになった点も、デッキスペース的にメチャクチャ嬉しいです。
また、現環境で高い採用率を誇る<マキナバインド>も簡単に貫通できる点も強力です。

相棒シグニ<幻獣神 ウルフレンド//ディソナ>も、ノーコストのアタック時バニッシュと、パワー30000以上の時に「能力を得られない」状態になれるという、<玩具行進曲>と組み合わせてくれと言わんばかりのテキストを有しています。

これにより、ライズ故に事故要素かつショットに必要パーツ枚数が多く、扱いが難しかった<ララ・ルー//メモリア>が、喉から手が出るほど欲しかった盤面除去を引っ提げて帰ってくるという、奇跡の噛み合いが起こりました。

パズルのピースが綺麗にハマり過ぎて大興奮でした。


???「ヴォルフガングの継承はなされた......」
???「最後に僕の持つ二つ名をあげよう」
???「ヴォルフガングの緑姫」
???「どうかヴォルフガングを守り続けてくれたまえ」
???「WIXOSSLANDのために」
???「ヴォルフガング覚醒!!」

(このネタがわかるセレクターは存在するのだろうか?)

2)デッキレシピ
こうして完成したデッキがコチラ。


センター
4
1枚
1枚
1枚
1枚


3)デッキの動き
基本的な動きは至ってシンプル。
序盤から可能な限り攻めて相手ライフクロスを減らし、「次のターン負けるな......」と思ったら<マキナスマッシュ>と<ネバー・サレンダー>でショットパーツをかき集め、<玩具行進曲>使って攻め込むだけです。

意識すべきポイントが3つありますので簡単に解説します。

  1. 手札はぶん投げてもOK
  2. 意外と1ターン待てる
  3. LBケアを考えよう

1.手札はぶん投げてもOK
世は大ハンデス時代です。

ハンデスデッキ対面で、2〜3枚の手札を中途半端に抱えている位なら、贅沢に使って攻めましょう。8000ラインを取るために、<ムジカ//ディソナ>+<バクチク//ディソナ>みたいな動きは全然やりますし、序盤に引いた<羽化>は全てエナに変換してしまいましょう。2ターン目のアタックフェイズまでに綺麗に使い切れるのがベストです。その後のターンは<マキナスマッシュ>と<ネバー・サレンダー>が何とかしてくれます。

2.意外と1ターン待てる
埒外の攻撃力と引き換えに、アシストの防御面数は2面と4面防御が主流の現環境の水準では非常に心元ないです。そのため、ゲームターンは先攻4ターン〜後攻4ターン目が現実的なラインでしょう。

しかし、サーバントの引き込み具合によっては、ある程度のライフクロスが残るゲームも発生します。その時は<散散 緑姫>のエクシード4によるパワー増加や、<幻怪姫 翠子//メモリア>による攻撃不能面の作成によって1ターンゲームを伸ばせるかどうかを考慮してください。

特に相手アシストが<メル・インビジブル>と予想される場合は、ショットターンに<散散 緑姫
のエクシード4は必要ないので、延命に使用することができます。ライフクロスを削るターンが長ければ長いほど、ショットの成就率がUPしますし、ライフバーストに左右されにくくなります。

とは言え、ハンデスデッキやエナを過度に奪ってくる相手だと、せっかく1ターン伸ばしても満足に攻められず、意味がないどころかマイナスだった......みたいなケースも考えられるので、リスクリターンの計算はしっかりと行いましょう

3.LBケアを考えよう
ショットターンは<ネバー・サレンダー>によって、自由に盤面を組むことができます。
相手のアシストを貫通できる盤面を組むのはモチロンのこと、可能であればある程度のLBもケアした盤面を組んでやることで、ショット成就の可能性UPに繋がります。特に相手のアシストが貫通に特定のシグニを要求されない<メル・インビジブル>、<デウスシールド>、<マキナバインド>などの場合は狙い目です。

相手の構築と公開領域に見えているLBの枚数から、ある程度残っているライフバーストは予想することができます。その上で最も踏む確率の高いライフバーストに対応したシグニを配置しましょう。殆どのライフバーストに対応しているので、埋まっている場所にもよりますが、ある程度はロングショット時の被弾率低減につながります。 パワーマイナス系、○○以下バニッシュ系は基本的にゲーム1を使うことでケア可能。

※<玩具行進曲>の効果で一度目のアタックを終えた後は耐性も消えてしまう点は注意。

4)触れてこなかったカードの解説
エクスクロスファイア / 幻獣神 LOVIT//ディソナ
「CONCORD DIVA」の誇る、エナ破壊パッケージです。色エナを奪うことによって大型防御の出力を下げます。

メル・インビジブル>の上から4ダメージを狙える点と、<マキナバインド>をフルパワーで使用されると40000マイナスの面を作られて1面止められてしまうのを防ぐことができます。

羅星姫 カーニバル//メモリア
全てのカードの採用枚数を増やせるので、状況に合わせたショット札を多種採用しているこのデッキにおいては、カツカツのデッキスペースをメチャクチャ圧縮してくれています。このカードが存在しなかったら40枚の枠には収まらなかったでしょう。このカードのお陰でピン投のカードであっても、ショットターンには複数体並べることができてしまいます。その上で、序盤は<エクスエコー>のコストになってくれる非常に噛み合いの良い1枚。

そんな神札がセレモニーに参加するだけで貰える(かも)なんて良い時代に産まれたものです。

羅菌 オリゼル
世は大<メル・インビジブル>時代。かつ、<コード・ピルルク・極>を筆頭に自分の山を高速で掘り進めてくれるデッキも存在するので、リフレッシュによる追加1点を狙うことができます。
1枚あるかないかで変わるゲームにそこそこ遭遇したので採用。
羅原まほまほ>も1枚位採用してやれば、更にリフレッシュプランが狙いやすくなります。

コードアンチ サルノテ//ディソナ
パワー7000になれるので、<散散 緑姫>の【常】効果とエクシード4のパワー15000パンプを受けて22000に到達します。<LOVIT//ディソナ>無しで<マキナバインド>をケアする際に重宝します。

また、ショットパーツ集めは公開領域に依存するので、【出】効果でトラッシュを3枚増やせる点も噛み合っています。


おわりに
如何でしたか?

アシストの上からでも3〜6ダメージが狙える埒外の破壊力、是非一度体験してみてください。ライフバーストさえ恐れなければ、凄まじいレベルのショットレンジを誇ります。

この使用感には覚えがあって、かつての「ダッシュヒラナ」に酷似しています。ダッシュヒラナが好きだったセレクターはかなり好きなアーキタイプになっていると思います。

足りないデッキパーツはぜひとも遊々亭で!!(ダイマ)

以上です。最後まで読んでいただいてありがとうございました!!

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