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ゲーム前の手札交換どうしてる?色々語ってみた

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by からばこ

マリガンタイトルトップ.jpg
ゲーム前の手札交換どうしてる?色々語ってみた
はいこんにちは、からばこです。
今回は「ゲーム前の手札交換」について、あれこれ語っていきたいと思います。
ゲーム前に引いた5枚の手札から、好きな枚数メインデッキに戻してシャッフルし、同じ枚数を引き直す"アレ"です。
よく「マリガン」とよく呼ばれていますので、本記事でもこの表記を使っていきます。

さて、このマリガン、皆様はきちんとできていますか?
「<サーバント #>とレベル1さえ引けばよい!」と、漠然と思っていたりしないでしょうか。
今回はゲーム前のマリガンについて、あれやこれやとお伝えしていければと思います。どのカードを戻す、戻さないの判断基準について、自分なりに培ってきたものを言語化していきます。
「マリガンを制するものはバトルを制す!」ですよ。試合前から差をつけよう!

(※原則、ディーヴァセレクションの基準を紹介します)

1:「サーバント #とレベル1さえ引けばよい!」
で、大丈夫だと思います。それではまた次回の更新で〜。

......というわけでもない、ということをこれからあれやこれやと語っていくのですが。
まずはとにかく、「<サーバント #>を1枚と、レベル1シグニを2枚揃える」のが大原則ではないでしょうか。
先攻後攻関係なく、レベル1のターンにシグニが2枚並ばないことを、ウィクロスでは「事故」と称されます。
先攻であればレベル1シグニを2体並べてエンドが基本。採用するシグニにもよりますが、<ノヴァ//ディソナ>や<マチャフラ//ディソナ>など、高パワーや手札交換系があれば嬉しいです。後攻も同じくで、現在の環境(ディソナ前期)であれば<バクチク//ディソナ><ムジカ//ディソナ>で除去してアタック、ができれば嬉しいですね。
どのレベル1シグニが欲しいかはデッキによりますが、「レベル1を2体並べる」は最低限のスタートラインですので、それができるようなマリガンを心がけましょう。

【具体例】
「レベル1、レベル1、スペル、レベル2、レベル3」
→「レベル2、3、スペルを戻し、サーバントを引きに行く」

「レベル1、レベル2、レベル3、レベル3、スペル」
→「レベル1以外は戻して祈る」

「レベル1、レベル1、レベル2、レベル3、サーバント」
→「レベル2とレベル3を戻し、手札の質を上げる」
or「レベル2は場合によって残す(後述)」

(※「レベル1」は<サーバント #>を除きます。レベル2、3も同じく)

ライフバーストを考えなければ、このような基準を設けています。
何はともあれ「<サーバント #>とレベル1さえ引けばよい!」でやっています。

2:ライフバーストはデッキに戻す
レベル1が2枚揃っていたり、<サーバント #>が確保できていれば、戻すカードにも余裕が出てきます。
戻すカードは「レベル3」と「ライフバースト持ちのカード」になってきます。
そりゃあ強いライフバーストは埋まっていてほしいですからね。


【具体例】
「レベル1(非LB)、レベル1(非LB)、レベル1(LB)、レベル2、レベル3」
→「レベル2、3、レベル1(LB)を戻し、サーバントを引きに行く」

「レベル1、レベル1(LB)、レベル1(LB)、サーバント、レベル3」
→「レベル3は戻す。サーバントはキープ。レベル1(非LB)もキープ寄り。2枚のレベル1(LB)のうち、どちらかは残す。残す基準は、カードや先後によりけり」

「レベル1(非LB)、レベル1(LB)、レベル2(非LB)、レベル3、サーバント」
→「2ターン目を見据えて、レベル3のみ戻す、かなあ」

「レベル1(LB)、サーバント、レベル2(非LB)、レベル2(非LB)、レベル3」
→「レベル1(LB)とサーバントはキープ。残り3枚は戻す。そもそもレベル1が2枚揃っていないので、ライフバーストどうこう言っている余裕がない」

ふんわりですがこのような感じです。

マキナリペア><ナナシ・ご選択>を採用し、「レベル2・リミット6」を見据えたデッキもあります。
その場合でもやはり「レベル1を2枚」「サーバント」が大前提で、その後「レベル2を残すか?残すなら何を残すか?」という考え方になると思います。あまり<マキナリペア>系のデッキを使ったことがないので明確には言えませんが、やはり「レベル1を2枚」「サーバント」は最低限のスタートラインなのかな、と。

3:アシストルリグと自分のライフバーストで考える
と、ここまで散々「レベル1は2枚が最低限」と言ってきましたが、比較的安全なマリガンの話になります。
自分が採用するアシストルリグや、採用しているカードのライフバーストの内容によっては、「レベル1を戻す」という判断も絡んできます。

【原子デウス】というデッキがあります。
ディーセレ環境の一世を風靡したアーキタイプで、非常に強力なデッキです。
強さの根拠は多々ありますが、<H2O><Ga><ベレニケ>などなど、採用されているカードのライフバーストが強力で、それを見据えたマリガンを<マドカ//フロート>が許していた、という点もその一因でした。
【原子デウス】のマリガン基準、というより理想の最初の手札は

「盤面に立てるレベル1が2枚、サーバント、エナチャージのための黒カード、<マドカ//フロート>で捨てるためのレベル1」

とされています。
それを目指してのマリガンになりますが、手札の揃い具合によっては、レベル1の<Ga>もデッキに戻すことが多々あったそうです。理由は<Ga>のライフバーストがめくれる確率を少しでも上げるためでもありますし、<マドカ//フロート>で更に3枚ドローできることから、多少強気のマリガンが許される、という背景もあるようです。

「<ベレニケ>や<アンナ・ミラージュ>のような「トラッシュのシグニを場に出すor回収」ライフバーストを無駄にしないために、<マドカ//フロート>で捨てるレベル1をマリガンでキープする」という考え方も重要です。「レベル1は2枚が最低限」という前提を、採用したカードのライフバーストやアシストルリグが上回り、結果「レベル1も戻す」「場に立てるのではなく、捨てるためのレベル1をキープする」という考え方が生まれることになります。
これはプレイングやデッキ構築の要素も絡んでいますが、自分のデッキで採用したカードの種類や性質によって、マリガンの基準は変わってきます。<ベレニケ>を<カゴメカ//ディソナ>に、<マドカ//フロート>を<エクスエコー>などに読み替えれば、ディソナ環境にも通じますし、アシストルリグに<LION-DIG>や<【アシスト】リゼ レベル1>などを採用していれば、「自分も強気のマリガンができる」と判断できるでしょう。
強気のマリガンを前提としたデッキとして、私が「にじさんじライバー最強決定戦」で使ったデッキ(の一部)を紹介します。
にじさんじコラボカード限定の大会でしたね。
アンジュデッキ.jpg
センターはアンジュ、アシストはとこ、リゼのチームさんばかです。
レベル1は8枚。マリガンの基準は「サーバントとレベル1で、何なら<朝日南アカネ>も戻す」でした。「<【アシスト】リゼ レベル1><After School>でレベル1を揃え、後はライフバーストで祈る!」がコンセプトですね。<健屋花那>はライフバースト目当てでの採用です。サーバント(ガード)がとにかく大切な環境だったので、突き詰めた結果こうなりました。
戦績は今ひとつでしたが、「マリガンを含めてデッキを考える」という一例です。極端ですが、これもありといえばありですよ。

オールスターだと、強気のマリガンをすることが多いです。
カプスワン>に全力、<ハッカドール1号>に全力、<カーニバルK>ありきのマリガンなどなど......。
サーチが多いフォーマットなので、ディーセレとは全く違う感覚でやっています。

4:マリガン基準のあれこれ
先攻、後攻でマリガン基準を変える場合もあります。
具体的に言えば、先攻でレベル1と<サーバント #>がきちんと確保できているのであれば、レベル2の展開も視野に入れたマリガンもあり、ということです。
特に【ディソナユキ】や【サシェ】のような遅いデッキであれば、<ギロチン//ディソナ>や<タンゴカード>のような、高いパワーのシグニまでキープするのも一考です。速いデッキでは<ランスロット>などをキープする、という考え方で良いでしょう。
かといって<リンクス><ルヴダビ>などのライフバースト持ちレベル2を確保するかといえば、私はあまりしない寄りです。ライフバーストとして埋まってほしいので。
逆に後攻では、<バクチク//ディソナ><ワウルフ//ディソナ>など、除去能力を持つシグニを優先してキープしたいところです。
手札の揃い具合やアシストルリグの種類にもよりますが、打点につながらないレベル1シグニ(例えば<まほまほ//ディソナ><アノウズ//ディソナ>など?)は、戻してしまうという考え方もアリです。
後攻でレベル1が並ばないと悲惨なことになりますから、「レベル1が2枚揃っているけれど、それを<バクチク//ディソナ>にするためにマリガンしよう!」という無茶は控えたほうがいいかもしれませんね。もちろんアシストに<ゆかゆかぽーん>などが採用してある、というのなら、多少の無茶も大丈夫かも、という考え方もあります。そこは個人の感覚(と確率)次第です。
もちろん、今の環境が除去能力を持つシグニが動きやすいから、という背景もあります。あちらこちらから<キョウシュウ>のようなシグニが飛んでくるとなれば話は変わりますし、そもそも除去持ちのシグニの採用が減るよね、という話にもなります。難しいね。


また、ルリグのオープン前に対戦相手のデッキが分かる場合もあります。主にセレモニー予選→決勝トーナメントの再戦が該当しますね。
対戦前にデッキが分かれば、それもマリガンの基準に盛り込む、という考え方もあります。ハンデス対面なので<アメーバ>を残す、火力が強烈な相手なので<ノヴァ//ディソナ>を引きに行く、<ユキ//メモリア>が重要な対面なので、普通は戻すがキープしておき、公開領域に残す、というようなものでしょうか。
その辺りまで盛り込めれば上級者の領域ですが、そもそも決勝トーナメントに残ることができている時点で、マリガンの基礎はしっかりできているでしょう。ここはおまけということでひとつ。

5:自分なりの基準を決めておこう
あれこれ書いてきましたが、これに尽きると思います。
「強気のマリガン」の「強気」も人それぞれですし、戻す戻さないの最終判断はプレイヤーに委ねられます。
デッキを作る時点で初手のマリガン基準も決めておき、大会中はその基準から動かさない(基準の範囲内で動かす)のが良いでしょう。
毎回毎回あれこれ考えるとぶれますので、「基準はこれ」「この場合はこう」「あの場合はこう」程度でもいいので、自分の中でしっかり決めておきましょう。

ちなみに私は今回の記事の「1:<サーバント #>とレベル1さえ引けばよい!」に尽きます。最低ラインがそこで、それから先は都度判断して決めていますね。判断基準は色々ですが、やはりライフバーストは埋まってほしいので戻しますし、先攻を取れて余裕があればレベル2まで考える、という程度です。
自分のデッキに蘇生系ライフバーストがあり先攻であれば、原子デウスのノウハウまで盛り込む場合もあります。といっても「レベル1をエナ置いて<EXTRA>を撃ってトラッシュに置いて」というような無茶はしません。

ウィクロスパーティーやセレモニーではない、友人とのフリー対戦などでは、マリガン前に手札を見せて「どう思う?」なんてこともあります。自分の基準が世間一般の基準とずれていないかの確認のためですね。
その際「こういう理由で戻すんだけどどう?」と、きちんと理由も話すようにしています。レベル1の採用枚数やアシストルリグとの兼ね合いが主な理由になるので、やはりデッキ構築の段階で、ある程度のマリガン基準はあるのだな、と噛み締めています。
マリガンはなかなか人に相談する機会も無いので、こういった機会は貴重です。大会後に対戦相手の方と雑談する機会があれば、取材してみるのも良いでしょう。

6:あとがき
というわけでつらりつらりと書いてきました。やはり「自分はこうしたい!」と決めておくのが一番です。
この記事を読み、取り入れる取り入れないも判断していただき、「自分はこうしたい!」と決めていただければ嬉しいです。

それではまた次回の更新で。
しっかり自分の基準を決めましょう!

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