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【第310話】キーセレにトラッシュ肥やしと盤面除去を兼ね備えたエニグマが出たと聞いたので、採用してみた

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by ねへほもん

ウリスタイトル.jpg
【第310話】キーセレにエニグマが出たと聞いたので、採用してみた
1.逆流する因果
「因」と「果」

原因なくして、何の結果も起こらない。
何か原因があるところには、何らかの結果がもたらされる。
受験時代は現代文、英文読解、数学の証明、今ではビジネス上でのプレゼンと、「因」と「果」が紡ぐ論理の螺旋階段から逃れることは出来ない。
論理的思考が出来てこそ、一人前の大人、一人前のビジネスマンとして認められる。
突飛な発想など必要ない。
日々頭が凝り固まってゆく。

だが、ふと思うことがある。
因果律を捻じ曲げたい。
可視領域の「因」を遥かに上回るような巨大な「因」の渦に巻き込まれれば、そこに待つのは無秩序の世界。
そこに待つ勝利を掴み取る者は、論理では知り得ない。
ただ偶然の天秤に、委ねるのみ。

そしてまた、ここに因果を捻じ曲げた者が、もう一人。

「本戦に出ることが重要なのではない。本戦内で勝てる実力を有することが重要だ。」

そう言い放つ者が居た。
その名を、ねへほもんという。

「可能な限り本戦に近い環境で予選を突破する」という命題を己に課していた。

具体的には、
  • 本戦に近いカードプール→コリジョン
  • 本戦は1日限り→予選も一発勝負
この2点だ。

数百人の猛者が押し寄せる本戦で、頭一つ抜き出たいのならば、それ相応の覚悟が求められよう。
彼は挑んだ。
3月8日、「最初で最後の世界予選」の舞台に立ったのだ。
その日は、世界本戦登録最終日という土壇場であった。

1回戦 エマ ×
ははっ、何と滑稽な。
所詮はただの自己陶酔。
くだらぬ幻想は、偶然の天秤に弾かれてしまった。

後攻1ターン目、盤面ゼロ

彼の世界予選は、開始1分、後攻1ターン目で幕を閉じた。
先2で3点素通り、先3で<ネクスト・フューチャー>からの猛ラッシュ。
LBも無い、サーバントも無い、全ての偶然が敵対した彼に、勝つ術など残っていなかった。

この日のルールは、「全6回戦の総合成績で上位2位が本戦進出」というもの。
5勝1敗は最低ライン。その中で、オポネントの勝負になるのだから、1回戦負けの時点で絶望的だ。
そもそもここから5連勝なんて・・・

「諦めたら、そこで試合終了です」

決して、諦めなかった訳ではない。

2回戦 青タマ 〇
ただ、大会が続々と中止になるこのご時世。

3回戦 翠子 〇
少しでも長く、ウィクロスを楽しみたい。

4回戦 エマ 〇
折角組んだデッキの真価を見たい。
それだけだった。

5回戦 ウリス 〇
ただ、無心で走り続けていた。
1人、また1人。追い抜いてなお遠い先頭集団。
どうしてだろう。背中が、見えてきた気がする。

4勝同士の全勝卓が時間切れ両負けという波乱が起こり、4勝1敗が5人。
大混戦の行方は、最終戦に持ち越された。
彼の目に、光が戻りかけた刹那。

6回戦 下階段

彼にとって、勝つことは前提条件であった。
とは言っても最終戦。相手も相当の強敵だ。
だが、それだけでは足りない。

オポネントが・・・欲しい・・・

5人で唯一の、最後のオポネント3点欠損が、トドメとなった。
掴みかけた蜘蛛の糸は、戦わずして掌から離れていった。

6回戦 リル 〇

自信はあった。
だからこそ、惜しい。悔しい。
負けるのが後1戦遅ければ。いや、1戦どころの差では無いだろう。
完全に見放されたからこそ、諦めが付くというものだ。
光など、初めから差してはいなかった。
  • 1回戦負け→オポネント不足
  • 最後下階段→オポネント不足
明らか過ぎる因果が、彼に絶望を叩き付けたのだ。
結果発表の前。

「5勝1敗が3人、オポネントで3位」

本文まで作成した結果報告ツイートが、送信の時を今か今かと待ちかねていた。

「2位 ねへほもん選手」

深層の因果が、表層の因果を歪めた瞬間であった。
1回戦負けと最終戦のオポネント、2つの枷が外れたのは何故か?
それは、彼1人の力では成し得なかった。
過去の対戦相手6人、全ての戦績が合わさって大きな流れが生まれたのである。

「対戦相手に敬意を払うこと」

よく使われる言葉だが、彼にとって、今日ほどその重みを痛切に感じた日は無いだろう。
無論、彼を直接応援するという意図で戦った者は居ないだろう。
だが、彼が対戦した6人の1勝1勝は、彼の力となった。
かつての対戦相手の力を受け、1人で越えられない因果律を壊した彼は、世界へと旅立っていったのだ------
(完)
2.「華代の攻撃を凌ぎ切れ!」
すみません、筆者の世界予選が劇的な顛末を遂げたため、つい小説口調で語り過ぎてしまいました。
「デッキ枚数が1枚ズレて勝ち」とか、試合中で偶然を拾ったことは何度もあるのですが、盤外で劇的な逆転劇が起こるのは珍しいです。
では本題、解説編へ。

今回のテーマは、「対華代を取りたい!」でした。
コリジョン環境でも、引き続き華代の隆盛が続いています。
アリョーヌ>の介入で、序盤にリソース消費を抑えた盤面要求が可能となりました。
結果、従前の初動であった<ララルーキー>が不要となり、空いた枠に<歌舞熱曲>を入れ、トドメ1点のルリパンを確実に通す構築が流行りました。

筆者自身、ユキ、優羽莉、アルフォウ、遊月と、様々なデッキを組みましたが、最後は対華代がネックでした。
一発勝負という自分ルールを定めて挑んだ世界予選、当然華代への警戒は怠れません。
その一方で、自分らしいデッキ、使い慣れたデッキで挑みたいという思いもありました。
結果浮上してきたのが、やはりこちら。
権利戦ウリス.jpg

ウリスは「ディスペア」でラス盾に強LBを埋める都合上、ラスト1点に追い込ませてからが勝負という面があり、無策では「バーニング」でラス盾割り→<歌舞>でトドメという流れで敗れてしまいます。
そこで思い出したのが、ウリスの"代名詞"というべきあのカード。
「ディスペア」の上からライフを重ね、2点目を積めれば、耐えられる余地があります。
具体的には、
  1. 「ディスペア」で回復
  2. 何らかの手段で2点目のライフを積む
  3. 「バーニング」で割られ、残り1点に
  4. アーツ1回の使用制限の中で、気合でラス盾を守り抜けば、<歌舞>の1点をラス盾で受けられる
何らかのとか気合とか、ご都合主義過ぎる用語が飛び交っています。
カードプールの限られたキーセレで、そんな都合の良いカードがある訳・・・
ありました。
10039.jpg
対華代を取るという発想から生まれた1枚。
従前の<ハナレキー>と比較してみましょう。

(例)こちらLv3、ライフ3枚。相手のアタックフェイズで3面要求を仕掛けられた状態。<爛漫>宣言はケアし、ガードは可能。
  • ハナレキー>→<ハッピー5>で1面止め、2点受けて残り1点という状態でLv4へグロウ。「ディスペア」が腐り、次に「バーニング」でライフが0、そのまま<歌舞>で敗北
  • ウリカニキー>→そのターンは3面受け、ライフ0に。Lv4へグロウしたターンに「ディスペア」使用、更に<ウリカニキー>起動でアタックフェイズに回復し、ライフ2で相手にターンを渡す
当然「ディスペア」の存在は相手も承知の上。
「バーニング」を合わせたい、あわよくば「ディスペア」を使う暇を与えずに勝利したいと策を凝らしてきます。
敢えてライフ0点まで追い込まれることで、Lv4グロウ直後に「ディスペア」を使用でき、かつそのLBを別のカードで蓋をすることが出来ます。
ラス盾を<アンミラ>・<ティアマー>という強いシグニにキープできるため、ラス盾死守が命題の<歌舞>採用型は勿論、ラストLBで盤面防御をこなし、トドメの<爛漫>ルリグアタックの攻防に備え、サーバント回収に<ハッピー5>を回せるという意味では、どの型の華代にも有効だと思いました。

さて、<ウリカニキー>型にはもう1つ課題が。 ライフ2点をキープ→「バーニング」で残り1点→盤上の3面要求をアーツ1枚で捌き、<歌舞>に備えてラス盾を死守
爛漫>のアーツ制限と<ゆきめキー>のキー無効の存在から、アーツ1枚で3面防御を決めるということも重要任務に浮上しました。
アウェイク>でも良いと思いつつも、<ウリカニキー>を活かした更なる防御手段を閃きました。
  1. ウリカニキー>の起動を毎ターン使用し、序盤の盤面要求に繋げつつ、<ミミック>をトラッシュに落とす
  2. Lv4へグロウ、直後に<ウリカニキー>を破棄し、<ウトゥルスキー>に変更
  3. ウトゥルスキー>の起動回収で、<ミミック>を回収
  4. ミミック>でデッキトップに<アンミラ>or<ティアマー>を設置し、返しに<リーサル・ブラック>で埋める
我ながら美しい噛み合いだと思いました。
ウリカニキー>破棄後のルリグアタックで盤面が確実に1面空くため、<ウトゥルスキー>の3面蘇生がより狙いやすくなる点でも噛み合っています。
ウトゥルス蘇生がきちんと3面防御に使えるのなら、<華代キー>時代よりも防御面数が1面増え、起動の2枚回収及び蘇生効果で<アンミラ>をトラッシュから呼び戻すことが出来ます。

「バーニング」等LBをケアする相手で無ければ、<ウリカニキー>で<アンミラ>・<ティアマー>をLBに埋め、更に防御面数が増やせます。
対華代のみならず、様々な対面で耐久力を高められると気付き、<ウリカニキー>型ウリスの作成に本格着手しました。

3.構築のポイント
ルリグデッキ
サーベイジ・イリュージョン
対華代、最も勝敗に関わるのは、Lv4グロウ直後の攻防ですが、「序盤のライフレースで華代に追随する」というのも、重要なポイントの1つとなります。
こちらのライフキープは勿論、相手のライフを割ることも、<ゆきめキー>を<ハッピー>アンコールに回させキー無効を防ぐ、<焼風水月>や<メンダコギロチン>を防御に使わせ、ライフクラッシュ・シグニ回収といった攻撃に向かわせないという効果があります。

まさに「攻撃は最大の防御」。
そしてそれを体現する攻防一体のアーツ、それが<サーベイジ>でした。

守ってはバニッシュ+蘇生で2面防御、攻めてはこちらがLv2の状態で使用することで、こちらのLv3のターンの要求が1面分増えます。
この2面防御という数値は丁度良く、後攻の対華代でLv4まで生き残るための分水嶺になります。
具体的な計算では、相手が先攻2,3,4ターン目までに盤面で要求できるのは、3点×3ターン=9面。ダメージを7点に抑えれば耐えられるのなら、必要な防御面数は2面。
後はLBで盤面要求が狂うというプラス要素と、<爛漫>宣言のルリグアタックが通るというマイナス要素が両面あり、運次第としか言えないものの、2面防御が1つの目安と言えるでしょう。

ウパで華代に後攻を取った時は攻防兼用の活躍を見せてくれ、こちらのLv4グロウ後は、相手も残りライフが黄色信号となり、明らかに防御面を気にしている様子でした。
計算通り勝利でき、世界予選への手応えを感じました。
予選では華代との対面はなかったものの、対エマで<ネクスト・フューチャー>絡みの猛攻を凌ぐために活躍してくれました。たった2コスト、序盤から使いやすいのが偉い。

セレクト・ハッピー5
ウリカニキー>の破棄が無いなら抜いても良いかなと思いつつ、やはり続投となった1枚。
ルリグ止めを持つ相手、優羽莉の<アカズキン>のように単騎で大量打点を叩き込む相手には、<ウリカニキー>を<ハッピー>のアンコールで破棄するという選択肢も必要です。
対華代でも、自ターンにサーバントを回収し、アーツ1回制限を器用に立ち回る運用も可能です。
一瞬<アウェイク>の採用が浮かびつつも、<ウトゥルスキー>破棄込みの0エナ2面防御はやはり強力でした。

Lv1シグニ達
このデッキ一番の自由枠で、構築上最も悩んだ部分です。
ハナレキー>を抜いたことで、発動時に落とした3枚の中からLv1シグニを拾うという手札事故対策に頼れず、Lv1シグニの枠を増やす必要が生じました。
また時々、Lv3のリミット6盤面で、手札にLv3,2,2しか持っていないという事案も生じたため、3ターン目でもLv1シグニの重要性は残ります。
脱線しますが、Lv2のターンに<サーベイジ>を使う場合、よほどパワーラインを気にする場合以外は、<スワード>よりも<ベビドラ>を蘇生した方が、リミット超過を起こしづらいです。

結果、今回はサーバント以外に12枠と、過去のウリスの構築よりは層を厚くしています。
問題は構成。容易にパワー5000を達成出来る<ベビドラ>は4枚、<ウリカニキー>起動でエナに落としやすくなった<ガルグ>は2枚で十分。
手札を切る機会の減った<ボラゴ>は、Lv4グロウ時に回収し、<アンミラ>の除去範囲を広げる程度の役割に留まるため1枚と、7枠埋まりました。
検討の結果、残り5枠に以下を採用しました。

幻竜 ナーガ
終盤にエナが余りがちということで、採用率が低下していましたが、このデッキ、及び環境的に価値が高まったと思い、3枠取りました。
このデッキとの相性という意味では、<ウリカニキー>の起動がエナコストであるため、序盤から一定量のエナが必要となります。
環境との相性という意味では、対華代でこちらがLv2のターンに<サーベイジ>を使う想定であるため、序盤のエナ補給手段の存在は大きいです。
下の2枚との兼ね合いで、3枠という微妙な枚数に落ち着きましたが、2枚同時に引くとデッキトップが龍獣以外で両方腐るリスクがあり、1エナ増やせれば十分という程度なので、4枠も要らないかなと思いました。

幻竜 エキドーナ
能動的にターン終了時にトラッシュに送れるため、<ウトゥルスキー>の蘇生面数を増やせます。
特に<On>のLB回収が発動しない場合は、華代のリソースがカツカツになりがちであるため、1エナ削りも馬鹿に出来ません。

幻竜 チビドラ
完全に好みが分かれる1枚かと思いますが、いざという時の手札補給手段として優秀です。
ウトゥルスキー>蘇生で、相手にアタックトリガー持ちがおらず、何を蘇生しても3面防御になるという場面では、<チビドラ>を蘇生し、後続を確保するという択が生まれます。
また、後述の<リョーマ>で龍獣をデッキ内に戻していれば、ヒット率が上がる意味でも、今弾で価値が上がったかなと思います。

その他ピン投
幻竜 ギヴル / 幻竜 ヒュドラー / 幻竜 ベルゼブブ / 弩書 ザ・ロウ
ギヴル>は<アンミラ>のパワーダウンのパターンを増やすため、いざという時トラッシュに置きたい1枚。
序盤に引いてもアタッカーとして優秀ですが、手札が厳しくなるためまぁ1枚。

ヒュドラー>は<アンミラ>・<ウトゥルスキー>のどちらで蘇生しても、7000というダウン幅が光ることがあります。
トラッシュ送りでエナを与えないという点も優秀で、実戦でも相手のエナを縛って勝った場面がありました。

ベルゼブブ>はかつてのアタックトリガーの主軸、2面立ての可能性があるため最低2枚でしたが、新顔の<ティアマー>、<リョーマ>が共にアタックトリガー持ちのため、1枠に落ち着きました。

龍獣主体のデッキだと、<ザロウ>は手札で腐りやすく、1枚で十分だと感じました。
2体に重ねて出すという手札消費が重く、<アンミラ>の弾が減るのは痛いです。
こちらが盤面を埋まった状態での<ウトゥルスキー>蘇生になり得る、サーバントを拾える、後述の<リョーマ>と併せて盤面のパワーラインを引き上げると、様々な役割が存在するため、1枚は必須です。
解説済の<ミミック>を除けば、残り1枚、ピン投が放置されていますが、筆者一番のお気に入りなので最後に取っておきます。

今弾の新顔
幻武竜 リョーマ
ベルゼブブ>では手札1枚要求が重かったですが、トラッシュの整備は必要ながらも、<リョーマ>でノーコストで1面除去できるようになりました。
トラッシュをガンガン肥やす<ウリカニキー>とも当然相性バッチリです。
3ターン目に4レベルのシグニを揃える必要があり、試行錯誤が必要でしたが、Lv2を5枠、Lv3を4枠取ればそこそこの確率で揃うようになりました。

起動のパンプは詰めの盤面で力を発揮し、2回使えばパワー17000と、相手のLBやアーツの除去範囲を掻い潜れます。
トラッシュ送りについても、ライフ0に追い込まれた場面で、1回目の起動でリフレッシュに入れ、2回目の起動のコストに<アンミラ>or<ティアマー>を払いつつトラッシュを肥やし、リフレッシュを気にせず、「ディスペア」を使うという使い道があります。
ベルゼブブ>込みでLv3のアタック時要求は3枚程度が丁度良く、<ザロウ>・<リョーマ>×2でオーバー12000の3面を作る可能性を考えれば、2枠が丁度良いと判断しました。

罠書竜 ティアマー
元阪神の桧〇選手と響きが似ているので、勝手に「代打の神様」と呼んでいます(どうでもいい)
手札補充、アタック時除去、パワー指定の無い除去LBと、<アンミラ>には無い役割を備えています。
特に対翠子では、攻めては真ん中の常時パンプを逆用し、<ティアマー>を真ん中に立てるだけで点数要求になり、受けてはパンプでケアされやすい<アンミラ>に代わって「ディスペア」の埋め先となってくれます。
出現時の手札補充は、トップ3枚から龍獣2枚が見えないケースがあり、過信は禁物な一方、起動で手札を切れるため、ついでに<アンミラ>のパワーダウンを誘発できるのは<ペイモン>には無い利点です。

この記事の締めとして、<ティアマー>と相性抜群な最後の1枠<幻竜 ニーズヘッグ>と共に、オススメの2面要求パターンをご紹介します。
ニーズヘッグ>、ウリスを組んだことがある人でも、使ったことが無い人は多いでしょう。
筆者自身、今回が初採用でした。
では、どう使うかご覧いただきましょう。

(相手盤面:パワー12000のシグニ1体と、任意のパワーのシグニ1体)
  • アンミラ>を出し、出現時に<ニーズヘッグ>蘇生。<アンミラ>でパワー12000のシグニを6000ダウン、<ニーズヘッグ>でもう一方に1000ダウン。
  • 1000ダウンさせたシグニの前に<ティアマー>を出し、出現時能力を使用。<アンミラ>でパワー12000のシグニを再度6000ダウンし、バニッシュ。
  • アタックフェイズ突入。たった1000でもパワー増減があったことには違いないため、<ティアマー>のアタック時除去条件は達成済。
アンミラ>×2→<ガルグ>の12000ダウン2面には無い利点としては、アタック時要求が絡められ、盤面埋めに強いことと、一方のシグニのパワーが任意で良いことが挙げられます。
リルやナナシのライズシグニには特に有効、汎用枠だと素材使用後の<ザロウ>にも効きます。
ボラゴ>を絡めたパワー1000除去が困難となったため、序盤のパワー1000除去としても通用なので、ウリスに1枚<ニーズヘッグを激推しします。


小説パートで無駄に頑張り過ぎた感もありますが、ここまで長い記事をお読みいただきありがとうございました!
今弾の強化で、<ウリカニキー>2面防御、<リーサル>&<ウトゥルスキー>3面防御という理想展開になれば、最大14面防御を叩き出せるようになり、ウリスの耐久力に更に磨きが掛かりました。
カードプールが広がり、構築面で多数のピン投シグニを入れやすいというウリスの利点が活かしやすくなったため、筆者的には構築を練るのが非常に面白かったです。

「キーセレでも<エニグマ>、使ってみませんか?」

では(^^)/

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