はじめに
こんにちは、しみずきです。時の流れは早いもので、気付けば令和。
気付けば2020年。
気付けば冬真っ只中です。
僕が出稼ぎに出ている静岡は富士山の加護があり、冬でもあまり寒くありません。その為、すっかり御無沙汰になってるものがあるんです。
そう
コタツと言えばこの世ならざる求心力をもった魔道具。
《堕魔 ヴォコタ》としてデスザークの下に敷かれていてもなんの違和感もありません。
一度そのぬくもりに包まれてしまえば最後、タップしたまま一日を終えてしまうでしょう。
さて、コタツと言えばアレですよね?
みかんも捨てがたいですが、コタツが演出する暖かな空間にスッと染み入る冷たい甘味。
そう
中でも僕はバニラアイスが大好きです。
......思い返してみると、バニラアイスのように甘く甘く甘やかされていた頃がありました。
こちらが当時の僕。
我ながらso cute‼
この頃の僕は新幹線を見るのが好きで、新幹線を見る為だけに車で駅の近くまで連れてきてもらっていたそうです。
甘やかされてますね。
...しかし、時が立てば人間は大人になります。
バニラのようには甘くない過程を踏みながら、成長を遂げました。
![]() (時の流れはあまりにも残酷。こころなしかクッキー〇ンスターが泣いています。) |
「最近のウィクロスのシグニ強すぎ!!!」
始まったころのウィクロスのシグニなんて可愛いものでした。
味方シグニを+1000パンプするだけなのに強かった<甲冑 ローメイル>。
ダウンして7000以下のシグニをバニッシュするだけの<轟砲 オルドナンス>が一線級でした。
他にも<オサキ>、<アークゲイン>、<サバZ>。。。あれ???
兎に角、ウィクロスのシグニは強いんです。
そしてこうも思いました。
ウィクロスは甘くない、ウィクロスもアイスのように甘く。
そう、バニラアイスのように甘く。。。
対戦相手のシグニが全てバニラになってしまえば、ゲロ甘ゲームでイージーWINできるのでは?
甘やかされて過ごした幼少時代の輝きを取り戻せるのではないかと。。
とはいえ、ルリグの怒りに触れたら最後。一生、栞として生きていくことになった奴がいる。という噂をマックで女子高生たちが話していたので、慎重に探していく所存です。
取り敢えず、心当たりが一つだけあったのでメールで打診してみることにしました。
そして5週間後
・・・さて、シンプルに僕の怠慢により、アンブレイカブル・セレクター発売から5週間が経ってしまいましたが、なんとか検証にご協力いただけるルリグを探し出すことが出来ました。今回、対戦相手のシグニを片っ端からバニラにして僕にイージーウィンをさせてくれるルリグがこちらです。
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アンブレイカブル・セレクター収録。
ターンを往復してシグニの能力を消すことの出来る強力なエクシードを持つ。
ゾーン指定なので、《シャドウ》持ちだろうが関係なくバニラに出来る。
エクシード+出現系アーツ+<ノイヴァン>の3面防御ムーブが5に乗らなくてもできるようになったのは嬉しい。
能力消しは先だし後だしが選べるのもGOOD!!
起動効果は不動のエースシグニ<コードラビリンス ルーブル>と非常に相性が良く、サーチを誘発しながら、サーチ対象を山札に戻すことが出来る。
疑似的なトラッシュ回収と言っても過言ではなく、従来のユキに見られたデッキからの迷宮枯渇が緩和された。
総じてかなり優秀な1枚。
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というわけで早速、僕のイージーウィンしたいという心のデザイアをユキさんにお伝えしていきましょう。

...本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。

突然、後ろを振り向いたらヤバそうなメールが届いたので驚きましたが、まぁ私もノリが解るルリグですので。

その節はすみません。しかし、良く来ようと思いましたね?

能力の無効化。すなわちバニラにする能力は私とは切っても切り離せないものですから。例えどれだけ怪しかろうが、プライドに掛けて引くわけには行きませんでした。

なるほど。さて、本題なのですが、どうしても対戦相手になにもさせずにイージーウィンしたいんです。なので、ユキさんの力で相手のシグニをバニラにし続けて欲しいんです。

はい!私もやるからには全力で取り組むつもりです。その為に来ましたからね。

本当にありがとうございます......
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閑話休題
はい。茶番にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
シンプルに疲れました。
僕とブログの更新数とデッドヒートを繰り広げている、りくさんの顔に黒線をいれると、某超大手ブロガーにそっくりという渾身のネタを強奪して冒頭に使いました。
検証画像は僕のtwitterにでもアップしておくので気になった人は@simizuki1128のアカをチェック。
今回のコンセプト
<清心の巫女 ユキ>のエクシード1を<MIRROR>と組み合わせて相手が倒れるまで3連打し続ける!!です。
僕は「あ、このルリグ強そう」とか、「このギミックいけるんじゃないか?」と思っても、環境に多く存在するルリグに不利が付いていることに気付くと、途端に考えを止めてしまうタイプの人間でした。
しかし、折角のオールスター大幅アップデート。結果おもちゃデッキになってしまおうが、形にしてみて初めて気付けることもあるのかなと思ったので、今回はコンセプトに一直線で構築しました。
早速、デッキレシピを見ていきましょう。
デッキレシピ
LB
計20枚
非LB
計20枚
デッキの成り立ち
実はちょっとだけユキを使っていた時期が私にもありました。そこで得ていたノウハウとして、<ルーブル>+デッキバウンスを重ねることで、デッキの中から《迷宮》シグニを大量に集められるという点があります。
そして《迷宮》シグニには、ドロー&エナ加速の出来る<クレリム>、<エカリーテ>がいます。
そしてアンブレによって追加された<ツーテン>により、リムーブ権を使わずに、<クレリム><エカリーテ>を使い回すことが出来るようになりました。
そこで、デッキの中から《迷宮》シグニを抜き去り、"圧縮"された状態を作ることで、目的の<MIRROR>を引きやすくし、連打する体制が作れるのではないかと考えました。
また、キーセレにて参戦した《ユキ》がグロウ時にシードとして不要杯を埋められるのも、最終的に3枚分の圧縮に貢献してくれます。
後は8投のユニークで、不要な《迷宮》をエナに固定してしまえば、"山"の完成です。
<クレリム>のドローを軸に、<THREE OUT>や<MIRROR>に繋げてぶん回せそうです。<MIRROR>自体もドローを進めてくれ、連鎖しやすいのもGOOD!!
後は<MIRROR>を連打するための色の確保です。
<友好の遊行 アン>か<黒鍵の巫女 タマヨリヒメ>のどちらかは必須だと思っていました。
デッキを真っ黒にすることで、<コードメイズ 凱旋>で好きなレベル2以下シグニに触れれるようになり、非LBカツカツ+下級少なすぎ問題を一挙に解決してくれる為、<黒点キー>が優秀に見えたのですが、<トーチュン・ウィップ>のサーチが消えるのがあまりにも勿体なかったので、<アンキー>に落ち着きました。
キーの枠が勿体ない気もして、<ルーブル>でサーチした《青迷宮》を毎ターン手置き......とかも考えたのですが、<MIRROR>の連打というコンセプト上、補いきれないので断念。<トーチュン>が青にも当てられれば。。。
という訳で、メインのギミックは完成しました。
各カードの説明
ルリグデッキ
ビカム・ユー
1ターンであっても、レベル4の動きをされないのは非常に大きなメリットです。
かの《ダッシュタマ》も先乗り出来てしまえば、完封できるといっても過言ではありません。
<コ-ドイート ブルジャム>もルリグ耐性を"得る"なので、"新たに得られない"の的です。
カウンター・アクセント
チアシグニの登場+シグニによる除去が出来ない事から0エナで撃てる場面が多いのも◎
ドント・アクト
<クレリム><エカリーテ>の条件達成の為、相手盤面にはシグニが残っていて欲しい点とも噛み合っています。
炎のタマ
新環境の黎明期は物騒なデッキも多いので入っていると心強いです。
シグニデッキ
コードラビリンス・ツーテン
アタックフェイズ中の置換えも非常に強力で、アタックによるバニッシュでも<ルーブル>が誘発しますし、ウリスの<エニグマ・オーラ>もトラッシュに送れない為、回復できません。
※今回のレシピは<カウンター・アクセント>があるのでそもそも発動できないですけど。
ジリジリとリソースを削っていけます。
コードメイズ コンメロ
その為、疑似的なアタック時除去として運用できたり、相手の攻めの時に盤面にひょっこり残っていると防御になります。
腐ってもレベル1なので下級要因として役立ってくれます。
コードメイズ 金字塔
コードラビリンス ノイヴァン
手札とエナはそこそこ工面できる構築なので、盤面が崩された際の防御として一役買ってくれます。
肝心の検証結果
「過酷極まるアンブレ環境でも相手シグニが全員バニラならバトルに勝てるのか?」ということで、実際に色々なルリグと対戦してみました。
当然ながら、リルやママ、サシェ等の強力なシグニを要としているデッキには非常に有利をとれます。
また、出現時が機能しないことから、相手のチアシグニがチアゾーンに移動できない点は結構エグいです。
また、《エルドラ》や《ドーナ》等の防御機構をシグニに頼っているデッキに対しても非常に強く出られます。エルドラに関しては、ライフクロスの操作もあったものではないので、ガン有利と言っても過言ではないでしょう。
また、<カウンター・アクセント>を採用していることから、スペル軸のデッキにも強く出られます。
今では数を減らしていますが《あや》はシグニのバニラ化も相まって一方的に戦えます。
余談ですが、《2止めウムル》相手も<ロスト・テクノロジー>を止められるので勝てます。
相手のスペルメタに対しても、頑張れば1ターンに最大8回<MIRROR>が使用できることから、一部<ルーブル>で誤魔化した時もあったものの、<ぶりっつあーや>の上から終始バニラ状態を維持できたゲームもありました。
防御面もアーツやルリグ効果で除去られない限り、相手のチアシグニも無いことからライフクロスが割られることはありません。
仮に除去があったとしても、2面以上空けていないと<清心の巫女 ユキ>の効果でチアゾーンの<ツーテン>が横っ飛びして来ます。また状況に合わせて、<ノイヴァン>のバウンス効果を使っていくことでアーツを節約できます。
対戦相手のビッグムーブに合わせて、<ドント・アクト>や<炎のタマ>をキャストしましょう。
と、言うことで今回の検証結果は......
「過酷極まるアンブレ環境でもバトルに勝t
やぁ。
〜FIN〜 |
アンブレイカブルな選択を......
さて、今回協力してくれた<清心の巫女 ユキ>も収録されているアンブレイカブル・セレクター。皆さんはもう新規のルリグでバトルしましたか???
(発売から一月、きっとしているはず。)
ユキの他にも個性的かつ強力で構築意欲をかき立てるカードが満載です。
是非、手に取って色々なルリグで遊んでみてはいかがでしょうか?
足りないカードがあれば是非、遊々亭で。
以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。