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カニキーカーニバル徹底解説

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by からばこ

タイトルトップ.jpg
カニキーカーニバル徹底解説
ご無沙汰しております、からばこです。
色々なお仕事をしていたら間が空いてしまいました。申し訳ございません。
早速ですがデッキ紹介です。今回は<カニキー>採用のカーニバルです。

デッキレシピ
カニキーカーニバル

デッキについて
いわゆる「宇宙カニ」です。赤宇宙のアドバンテージ獲得能力、上級シグニの火力、<カニキー>での安定感を兼ね備えた、攻防ともに隙のないデッキです。
新規レベル4である<QN>のコイン技や、<鎧終><カニキー>による<サーバントZERO>化からの、<ラアー>による全面トラッシュなどもあり、リソースを奪う力にも長けています。
テンドウ>の禁止でどうなることやらと思いましたが、全く気になりません。長期戦、特にシグニとシグニの殴り合いには滅法強い、純正ビートダウンデッキに仕上がっています。

デッキの動かし方
序盤は<タネガスペ>や<コニプラ>、<カニキー>の発動などでリソースを稼いでいきます。レベル3からは<ノベアン>で攻めていきましょう。
10009.jpg
相手の攻めは<レベル4>のコイン技でいなし、<レベル5>に乗った後は大型のシグニをどんどん叩きつけていきます。<ダイホウイカ><ガブリエルト>などの重量級アタッカーや、<ヘルボロス><ラアー>などの制圧系シグニを適宜並べ、相手の動きを制限していきます。
防御手段は<ジルコニウム>の蘇生や、<カニキー>での書き換えなどさまざま。シグニ耐性に対しては、<鎧終><アイフレ>などのアーツや、ルリグ効果での<サーバントZERO>への書き換えで対応していきます。
場合によっては自分のアタックフェイズに不要なシグニを<ガブリエルト><ヘルボロス>などに書き換え、早めににゲームエンドを狙うこともあります。残りの防御回数や相手の状況に応じて、臨機応変に立ち回っていきましょう。

採用カード
ルリグデッキ
レベル0・1
お好きなものをどうぞ。キーセレクション出身の黒いカーニバルもいます。
ツー・ダスト>と<ホーリーアクト>を比較すると、初ターンにケアしたいのは前者ですので、そこまで考えるのであれば<>のほうがいいです。

カーニバル-SA-
コイン獲得枚数の都合上、<-SA->一択です。
レベル2グロウ段階でコインが5枚になりますので、ここまでで<カニキー>を発動しましょう。

カーニバル-TA-
-QN->のコイン技を使うため、赤エナを払ってコインを得ています。
序盤にエナチャージをスキップしすぎると、ここで苦しいことになるので、なるべく赤エナをチャージしておきましょう。

カーニバル-QN-
手札増強とリソース破壊に長けた、グロウコスト0の新規ルリグです。
出現時効果は純粋な2アドです。レベル4でデッキを固めているので、基本的に2枚増えます。2枚「まで」なので、<ジルコニウム>を落としたりできるのは覚えていて損はないかも。
コイン技は最大5枚までの盤面・エナ破壊です。エナゾーンを意図的に崩せるのは強力で、<赤MAIS>のマルチエナ無力化と相まって、相手がアーツの発動に苦労することも。相手の気持ちになって、トラッシュに送るカードを選びましょう。

赤MAIS>への経由地としては非常に優秀なルリグです。
キーを2枚貼りたいのであれば<黒Q>になりますが、特になければ<-QN->でしょう。

カーニバル-MAIS-
マルチエナ無力化、<サーバントZERO>化は今更説明するまでもないでしょう。
今回の構築では、コイン回復とアーツの再利用が重要になっています。ちょうど<鎧終>をフルパワーで2回撃てる枚数になっており、<ラアー>と組み合わせると全面トラッシュ、というのは何度も説明している通りです。
アイフレ>を2度撃つことももちろんあります。<ジルドレイ>の登場で、ウリスや<紡ぐ者>を相手にした際は奪われることもありますが、他の対面では気にしなくて大丈夫です。

常に環境に存在し続けるラスボス。登場からもうすぐ2年になります。
見るたび思うんですが、衣装どうなってるんでしょうね。

鎧終一触
ベット1コインで全面<サーバントZERO>化。
面倒なアタックトリガーはもちろん、対処方法の少ない「シャドウ」を持つ<ボツリネス><ゼウシアス>もこれ1枚でさようなら。カーニバルらしいチート級のアーツです。
ラアー>と組み合わせて全面トラッシュ。<赤MAIS>のコイン技を使えば、フルパワーで再利用できるデザインになっています。2回の全面トラッシュは相手からすればたまったもんじゃないですね。
最近再評価されているアーツです。「鎧袖一触よ、心配いらないわ」(CV森川千夏)

アイスフレイム・シュート
シグニ・ルリグ止めアーツ。<ジルコニウム>の都合上、サーバントの再利用が難しくなっているため、ルリグをダウン凍結させることも結構あります。シグニのバニッシュ範囲は、<赤MAIS>で<サーバントZERO>にしたシグニを対象にすることで広げることができます。<サーバントZERO>になったシグニがついでのように焼かれていくのは、おなじみの光景ですよね。<オタガメ>も場に出せます。
(4)の効果ではレゾナを選べないので、サシェなどを相手にする際は要注意。限定条件がないので、<ジルドレイ>に奪われます。ちょこちょこ穴はありますが、総じて優秀。

炎のタマ
1ターンの生存を約束してくれます。
ショット系デッキにはもちろん、アーツやスペルを使わないデッキに対しても、赤3無色3で撃てるのが、デッキの色と合っていてぐっど。使用後は除外されるので、<赤MAIS>で再利用できないことだけ覚えておきましょう。

元ネタは「ゲームセンターあらし」の必殺技「炎のコマ」です。
1秒間に200万回以上スティックを動かして、コンピューターの計算処理能力以上の速さで自機を動かす、というものだそうです。コロコロ黎明期の名漫画です。

カーニバル-K-
10009.jpg
詳細はこの記事を読んでください。たくさん書きました。
序盤から<タネガスペ>やサーバントをサーチすることで、安定感が増します。レベル1のカードは7枚しか採用していませんが、<カニキー>によって確実に、初ターンにレベル1が2面立ちます。えらい。
後半は書き換えに終始します。<ジルコニウム><ヘルボロス><ラアー>など、アタックフェイズ中の除去能力持ちがほとんどになります。それぞれのシグニの項目で詳しく説明します。

メインデッキ
ラアー 2枚
サーバント絶対許さないガール。<赤MAIS>の効果や、<鎧終>、<カニキー>破棄効果で<サーバントZERO>にしたシグニをトラッシュに落とします。トラッシュ送りという点が、カーニバルというデッキのリソース奪取能力を底上げしていますね。
ついでのようにアタックトリガー。ほぼ確実に当たるので、適当に置いておくだけでも大きな脅威になります。LBも優秀。
これまでのカーニバルデッキでは採用されないこともありましたが、今回はエース級の仕事をしてくれます。トラッシュに常に1枚は置いておき、<カニキー>で書き換える場合がほとんど。除外対策やアクセスのしやすさなどから、とりあえず2枚。

ヘルボロス 2枚
最近再評価されている、安心と信頼のトラッシュメタカード。対黒デッキはもちろん、<ジルコニウム><メイジ>などのトラッシュ発動カードを一切封殺します。<カイヅカ>を蘇生させての3面防御も健在。
枚数は安定の2枚です。<ヘルボロス>をデッキに入れる場合は、2枚以上入れるのが基本だと思っています。1面のみでは簡単に対処されることが多く、仕事ができないんですよね。場に1枚、<カニキー>書き換えで1枚でもOKです。LBも超優秀。

ガブリエルト 2枚
アーツ以外効かないレディ。<ヘルボロス>の同期です。
ルリグやシグニ効果による、いわゆる「アーツ外防御」が豊富になっている昨今、このカードの信頼感は高まっています。強力な耐性から場に残りやすく、<カニキー>の書き換え元になりやすいのもぐっど。<ボツリネス>を殴れるのもいいですね。
1枚採用のレシピもありますが、個人的には2枚欲しいカードです。枚数はお好みでどうぞ。

ヒミコ 3枚
アンリミテッドセレクターの新人です。
出現時で最大3枚のサーチ。合計が8指定ですが、デッキの中で4になるカードを組み合わせながら、「5+2+1」「4+4」「5+3」などの数値で好きなカードを引っ張ってきます。同名カードも持ってこれるのがすごい。
ついでのようにアタックトリガー。サーチ効果でねらって発動できますし、立てておけば脅威になります。総じて優秀なシグニです。。
ドロー手段がそこまで豊富ではないカーニバルにとって、幅広いサーチ効果はとても嬉しいです。多めの3枚採用。<テンドウ>の抜けた穴を、十分に埋めてくれました。邪馬台国は佐賀県(と信じている)。

ジルコニウム 2枚
何にでも<ジルコニウム>を入れる。説明不要のアーツ外防御ガール。
カニキー>で場のシグニを<ジルコニウム>に書き換えて青1で防御したり、10種類戻して場に出たり。昨今のバトルシーンで見ない日はないんじゃないか、ってくらいの採用率です。
デッキのシグニの種類は(<カイヅカ>を除いて)14種類なので、連打にはちょっと気配りが必要になります。トラッシュの管理には気をつけましょう。<ジルコニウム>で<ジルコニウム>を払ったり、色管理の面から、安定の2枚採用。
ジルコニウム>を採用したデッキを使う場合は、相手のメインフェイズのうちにトラッシュを整理しておくなど、プレーに時間をかけすぎないようにしましょう。ただでさえ防御力が高いデッキですので、もたもたプレーしているとすぐに時間切れになります。コントロールデッキを使う場合のマナーですね。

ダイホウイカ 2枚
いつもの。<ヒミコ>が手札補強もするようになったので、枚数が減って2枚になりました。薄くなったデッキからサーバントを引き込む役割があります。
イカちゃん>も<ヘルボロス><ガブリエルト>の同期なんですよね。12弾すごい。

オタガメ 1枚
アイフレ>での拡張防御や、<ダイホウイカ>からの不意打ちなどに。
1試合で1回使うか使わないかなので、1枚採用です。あればやっぱり便利。

ウラタロ 1枚
ガブリエルト><ヘルボロス>など、サーチしづらいカードを引っ張ってこれます。サーバントも呼べるナイス太郎。エナの支払いが無色なので、エナに行った<ガブリエルト>などを落とせるのが偉いです。地味なハンデスも相手によっては刺さります。
友人に勧められて採用してみましたが、かゆいところに手が届いて、デッキ全体の小回りが良くなりました。何度も使わないので1枚でOK。

エフエックス 1枚
有り金が溶ける。手札交換とメイン除去を1人でこなします。
メインデッキ内のほとんどのカードがレベル4として扱えるので、デッキボトムを仕込まずとも除去効果を確実に使えるのは、カーニバルならではの魅力です。これまた1枚でOK。
エフエックス><ジルコニウム>で青エナが必要になるので、色管理には気をつけましょう。

コスモウス 1枚
忘れた頃にやってくる手札破壊。<ヒミコ>からサーチできるので、油断したところにハンデスを叩き込みましょう。カーニバルデッキは攻めが遅いので、速攻デッキに対してライフクロスで差をつけられやすいです。そこを連続攻撃で穴埋めできるのもありがたい限りですね。
サーチがしやすいので1枚採用。環境によっては抜いてもいいです。

サーバントQ4 3枚
ジルコニウム>の性質上リフレッシュしにくく、トラッシュにサーバントが残りやすいので、4シリーズにしています。デッキをレベル4で固めたいのでQになりました。
LB枠はサーバント以外、全部SR以上になっています。ピカピカですね。

ノベアン・コニプラ・タネガスペ 各4枚
ビタミン、ミネラル、アミノ酸。宇宙3姉妹。
メインデッキ40枚のうち、35枚がレベル4になるので、効果を存分に発揮できます。カーニバルデッキを最初期から支える3姉妹。4枚ずつの採用となりました。
宇宙3姉妹と<カニキー>には限定がないので、出張セットとしても優秀だったりします。

ケプリ 3枚
アンリミテッドセレクターの新人その2。
デッキ内でレベル4として扱う効果と、アタック時にデッキトップが4であれば、1000以下のシグニを除去できます。
サーバントZERO>を除去できるデザインになっている他、序盤の点数役にもなれるという高性能下級シグニ。1ターン目に<カニキー>で持ってきて使うこともあります。自身もレベル4として扱えるので、デッキを汚さないのが素晴らしいです。
サーバントZERO>の正面に立てることで、終盤でも<ヘルボロス>+レベル4+<ケプリ>などの布陣で仕事をするのがいい感じ。多めの3枚。

カイヅカ 1枚
ヘルボロス>の相棒。<ヘルボロス>で蘇生すればマイナス12000は、<APEX>時代からの馴染みの光景です。
ジルコニウム>での蘇生に合わせて出てきたり、<アイフレ>で切った<オタガメ>と一緒に出たりと、意外なところで出番があります。非レベル4ですが、1枚は欲しいです。場合によっては2枚入れてもいいのかな?

サーバントQ2 4枚
デッキ全体でサーバントは7枚の採用になりました。
ジルコニウム>の都合上サーバントが手元に来づらいので、<アイフレ>でルリグを凍結させたり、適宜リフレッシュして<ウラタロ><ダイホウイカ>で引き込んだりしていきましょう。

非採用カード・採用が検討されるカード
カプスワン・リンゼ
リンゼ>が以前ほど刺さりにくい環境なので抜けました。<白滅タマ>と<アークゲイン>で走る「ダッシュタマ」に、そこまで刺さらないというのがあります。青デッキがほとんどいないのも、非採用を後押ししました。
スペルを連打するナナシの台頭や、青デッキが再興した場合は採用が検討されます。

ソラフレア
メイン除去として優秀なので、枠があったらぜひ入れたいです。
私は<ガブリエルト>の2枚目に枠を譲りましたが、環境やプレイングの好みによって、十分採用が検討されます。サーバントを1枚か<コスモウス>を削るのかな?

インパクト
これまたメイン除去枠。バニッシュを連打する黒・赤デッキに強く出られます。
が、対5ナナシでは帰還できないこと、対ウリスは<ジルドレイ>でアサシンを得ることなどから、環境に合わず非採用となりました。

アルベド
ピンポイントサーチ枠。構築にもよりますが、多くの場合でレベル4をサーチします。
宇宙のシグニは<ヒミコ>でサーチできますが、<アルベド>は宇宙以外も持ってこられるので、ピン積みのカードをより有効に活用したいなら採用できます。

ホルス
メイン除去対策として。赤2で呼べますが、<ヘルボロス>で封殺される点が<ジルコニウム>と被ったので非採用になりました。バースト枠も厳しいのもあります。

アノマリス
アタック時にマイナス4000。<ケプリ>登場前は「<サーバントZERO>を焼ける」という点で重宝されていました。青エナとしての役割も<ウラタロ><エフエックス>に譲ったように見えます。ライフバーストがルリグ止めなので、そこは差別点になりそうです。

ニホニンギョ・カコウトン
アノマリス>と同様の理由でお役御免になりました。<ラアー>の採用もあり向かい風。
スノロップ><メイジ>を採用していたり、<フォーカラー・マイアズマ>などで黒エナを多様する場合は枠を作る価値はありそうです。
アーツの構成を大幅に変え、<ラアー>を採用しないデッキでは、レベル4を3面並べることが多くなります。その場合は<サーバントZERO>を焼けるということで、<アノマリス>などにお呼びがかかることもあるでしょう。

まとめ
記事を書く際に、多くのカーニバルデッキに目を通しましたが、ほとんど構築が同じです。ある種「洗練された」「煮詰まった」デッキですので、とりあえずこのまま組んで回せばそこそこ戦えます。細かい部分がプレイヤーによって変わってきますので、自分の肌に合ったカード・枚数を見つけて、調整していくのがオススメです。いい感じに仕上げてください。
大型シグニをどんどん叩きつけ、相手を圧倒していくデッキに仕上がりました。ラスボスにふさわしい豪快なデッキで、「派手にイクわよ?」なバトルを楽しんで下さいね!

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