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[キーセレクション]【第287話】マレガビ暗殺拳

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by ねへほもん

マレガビタイトル.jpg
【第287話】マレガビ暗殺拳
新年明けましておめでとうございます。
ねへほもんです。

新年1発目の記事は、昨年末のウィクロスカップのレポート・・・となるはずでした。
社会人でありながら、年末に大量の休みを確保でき、準備万端、優勝間違いなしという未来を思い描いていましたが・・・
1.クリスマスプレゼント
12月24日「うっ、体が重い・・・熱っぽい・・・」

風邪でした。
とんでもないクリスマスプレゼントですw

という訳で、ウィクロスカップの模様はお届けできませんが、本日は新年1発目のセレモニーの模様をお伝えします。
1月3日という、お正月真っ只中に開かれた大会ではありますが、参加者は50名と大盛況でした。
新年1発目、幸先の良いスタートは切れたのでしょうか・・・?
  • 1回戦 タマユ 〇
  • 2回戦 タマユ 〇
  • 3回戦 偶数グズ子 〇
  • 4回戦 遊月 〇
  • 5回戦 遊月 〇
  • 決勝 カーニバル 〇
なんと優勝できました!!!

過去キーセレのセレモニーには4回出場していますが、優勝、決勝1没(ランダム賞)、準優勝、優勝と、全ての大会でウェディングルリグを獲得しています。
相性の良いレギュレーションなのかもしれません。
2.デッキ解説
使用デッキはこちらです。
キーセレ遊月.png

ウィクロスカップに向けて調整を進めていたユキから一転して、遊月を使用しました。
名古屋のウィクロスカップに向けて色々なルリグを使いたかったのと、何よりこのカードの使用感を確認したかったからです。
セレクト・ハッピー5
正月で1月1,2日にウィクパが少なく、持っているだけで当日に優位を取れると読んでいました。
結果、予想通り確実な2面防御要素として機能してくれました。
前日に近所でウィクパがあり、かつ<ハッピー5>を引いた知り合いの方から借りられるという幸運があってこその優勝だったと思います。
名前の通り、僕にとってはハッピー5な1枚でしたw

遊月は3面要求やサーバントの供給が容易で非常に扱いやすく、初心者の方にもオススメできるため、以下のレシピ解説では基本的な内容を中心に解説します。

3.レシピ解説
爪牙 遊月・壱戒
単なるLv1ルリグと思われるかもしれませんが、このデッキ最大の目玉と言うべき1枚です。
ウィクロスカップの入賞レシピや、セレモニーで対戦した方はいずれも<爪牙 遊月・壱>を採用していました。
・・・が、筆者は常々疑問に思っていました。

「手札を捨ててまで、遊月にはコインが必要なのか?」

従前では、<ソウイキー>で2ドローして手札を増やし、<ケロモドキ>や<ティロス>を補助して序盤からライフアドバンテージを稼ぐのが遊月のセオリーでした。
2ドローできると書かれると、<ソウイキー>は使い得と感じられますが、ちょっと落ち着いて考えてください。

爪牙 遊月・壱>+<ソウイキー>→手札を1枚捨てて2ドロー
爪牙 遊月・壱戒>→手札を1枚捨てて1ドロー

実は、手札の枚数的にはたった1枚しか違わないのです。
勿論、序盤の1枚の差は大きく、要求できる点数に影響を与える場合もあり得ます。
・・・が、手札1枚分の安定性向上のためだけに、貴重なルリグデッキの枠に1面防御にしかならないカードを入れるのは勿体ないと感じました。
今までだと、遊月に有力な防御アーツが少なく、<ソウイキー>の1面防御でも十分に機能していた面はありましたが、<ハッピー5>の登場により、<ソウイキー>では物足りないと感じられました。

1月3日という早いタイミングのセレモニーで、周りの遊月と比べると<ソウイキー>→<ハッピー5>に変わった計算になりますが、防御面数が1面分多いアドバンテージは大きかったと思います。

ちなみにこの遊月デッキでコインが必須となるのは、<花代&緑子キー>の2枚のみで、『バーニング』や<真空斬撃>のベットは必須ではありません。
もっとコインの獲得枚数を減らせるのではないかと考察したこともありますが、Lv4の2枚獲得は確定ですし、Lv3は<ティロス>を2体並べる都合上、リミット7が欲しいです。
爪牙 遊月・参成>の1ドローは魅力的でしたが、リミットの問題でやむなく<爪牙 遊月・参>を採用しました。

焔型闘娘 花代&緑子
10044.jpg
ソウイキー>不採用により落ちた手札補充能力を補う手段として採用しました。
サーバントを含む3枚をエナに置く必要があり、安定して使えるかは運が絡みますが、Lv3のターンに使えると<ティロス>用の手札補充&1面空けを同時にこなせて非常に優秀です。
オオサンショウ>を運よく1体投げられた、相手が序盤から攻めてきた、LBでアドバンテージを稼げた等あれば、積極的にLv3での発動を狙いたいです。

キー発動時の効果について、2枚回収はほぼ確定ですが、もう一方は悩ましいです。
Lv3のターンなら、1面空けで<ティロス>2面と併せて3面要求を狙うのが基本ですが、Lv4以降だとキーの補助が無くても容易に3面要求を実現できるため、ダブクラ付与も十分に選択肢に入ります。
例えばミラーマッチの先攻4ターン目、相手が<花代&緑子キー>を貼った状態で攻める時に、<オワンクラゲ>×2+<ティロス>(ダブクラ持ち)と並べて攻めたとしましょう。
この場合、相手は当然、ダブクラ持ちの<ティロス>を優先的に除去することになりますが、すると<オワンクラゲ>のアタック時に<マレガビ>を公開し、<マレガビ>を切って<ティロス>を復活させることで3点通すことができます。

いわゆる「暗殺拳」として恐れられている筋ですが、相手のうっかりに期待するだけではなく、ダブクラ付与により相手の除去を誘導することでもダメージを増やせるのは、覚えておいて損が無いと思います。

真空斬撃
このデッキ唯一の3面防御アーツです。
ティロス>のお陰でリソースを確保しやすくなったため、大量のエナを投入してでも3面防御することは十分に価値があります。
防御の手順をおさらいすると、 です。

このデッキでは<斬撃>をベット有りで使え、1エナ分軽減できますが、それでも手札2枚+7エナを消費します。
計9枚のリソースを平然と捻出できるのは遊月ならではと言えますね。

暴風警報
タマに弱い等々、穴のあるアーツではありますが、それでも2エナで2面防御は強力です。
タマの猛攻が<ハッピー5>で止まりやすくなり、今後減少が予想されるため、ますます評価を上げる1枚だと思います。
このデッキではルリグ止めアーツを採用していないため、不意の『ドーピング』、『ダイレクト』に対処できる点は評価が高いです。

オワンクラゲ>・<スイレン>といったように、バニッシュ以外のアタック時除去の手段が増えており、<イノディ>の防御性能が低下してきています。
ルリグ止めが必要だからと無理に<イノディ>を積むよりは、<暴風>で通常は2面防御、いざとなればルリグを止めるという運用の方が、総合的な耐久力は増すかと思います。

獣群邁進
ミラーマッチで腐る等、使用タイミングによって効果が大きく異なる1枚ではありますが、最大3面防御しつつリソースを増やせるのは強力過ぎます。
差し引き2エナの消費で、手札3枚増加、盤面3面増加と、最大4枚分のアドバンテージが稼げるのは驚異的です。
環境的には、ピルルクの大量ハンデスを切り返せたりと、明確に刺さる相手も居るため、元々のカードパワーを考慮しても採用しておきたい1枚かと思います。

幻水 プテリゴ
Lv3の<ティロス>2面があまりにも強いため、補助要員として採用しました。
ティロス>のアタック時バニッシュを達成するには4枚公開する必要がありますが、単純に手札枚数を増やせるという意味でも<ティロス>と好相性です。
ソウイキー>不採用による手札不足を補う手段の1つとして、優秀な1枚だと思います。

後半は盤面に立てる余裕がなくなり、腐りがちになりますが、手札の水獣シグニを公開できるため、バーニング』に対応している点は評価できます。
ハンデス等で除去の手数が不足した時に、『バーニング』で盤面を除去しつつ、ハンドに後続のアタッカーを補充する動きは覚えておくと使えるかもしれません。

幻水 マレガビ、幻水 コノハケロ、幻水 ダンクルテウス
構築上、最も枚数比を悩んだセットですが、結局2:1:1で落ち着きました。
枚数を増やした方が暗殺拳の成功率は高まりますが、暗殺パーツだけを増やすあまり、公開するためのアタッカーが減ってしまっては本末転倒です。
手札の6枚制限が重くのしかかるデッキではありますが、アタッカー3枚:暗殺パーツ2枚:サーバント1枚程度の比が丁度良いでしょう。

エナに落ちても<オワンクラゲ>で回収でき、使用後は<獣群邁進>でデッキに戻して再利用できますので、計4枚採用しておけば十分かと判断しました。
ティロス>を蘇生でき、最も暗殺性能の高い<マレガビ>は2枚採用。
除去面で、<ダンクルテウス>2枚か、<コノハケロ>と<ダンクルテウス>を1枚ずつ採用するかを悩みましたが、エナ送りのため<アネモネ>・<フック>といったバニッシュ耐性持ちを除去できる利点は大きいと考え、<コノハケロ>を1枚採用しました。
攻防に<ダンクルテウス>を1回ずつ使用したい場面もあったため、未だに正解は不明というのが本音ですが・・・

幻水 メガネワニ、幻水姫 クロコワニ、幻水 スピノー
カードパワーのぶっ飛んでいる<ティロス>・<オワンクラゲ>は各4枚採用で問題ないとして、他のアタッカーの構成比は人によって異なります。
他の方のレシピを見ていると、<スピノー>が最も採用率が低い印象を受けますが、Lv4グロウ直後の盤面要求としては最もお手軽であるため、<オワンクラゲ>、<スピノー>、<ティロス>という盤面形成を想定し、2枚採用しました。

オワンクラゲ>を2面立てればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、<オワンクラゲ>2面という盤面は、後続のことを考えると非常に脆いです。
2面立てたターン自体は手札を一気に2枚増やせ、非常に良い気分になれますが、手札には6枚という上限がある上、オワンクラゲ>で同名を回収できないという制約があるため、次のターンの要求が甘くなるおそれがあります。

オワンクラゲ>2面を立てたターンは終了時にハンド超過で捨てたが、その後は<オワンクラゲ>が立たなくなり、ハンドが枯渇する一方になるというのは最悪の展開です。
安定的に手札6枚を抱え続けることを考えれば、毎ターン立てる<オワンクラゲ>は1枚で留め、隣はライフを削り切るまでは<スピノー>、詰め直前は<メガネワニ>・<クロコワニ>といった相方を用意しておく方が良いでしょう。
スピノー>はノーエナで手軽にランサーを付与でき、<オワンクラゲ>で回収することも十分にあり得るため、2枚程度は枠を作る価値があると思います。

後は<クロコワニ>&<メガネワニ>ですが、<オワンクラゲ>・<クロコワニ>・<メガネワニ>を3体並べると、ライフ1,2点からの暗殺拳が非常に狙いやすくなります。
うち2体が除去されたとしても、残った1体で1点、アタック時に<マレガビ>を捨てて<ティロス>を蘇生すれば追加でもう1点が取れます。
採用枚数比ですが、リミット11で絶対に1体必要となるLv3の<メガネワニ>を2枚、盤面が<オワンクラゲ>と競合する可能性のある<クロコワニ>は1枚とし、<オワンクラゲ>での回収を中心に活用することとしました。


ちなみに、遊月を相手にした時のコツとして、半端にライフを1点残すと暗殺拳の恐怖におびえ続けることになります。
いっそのことライフ0点まで喰らっておき、絶対に3面止めないといけないという状況を作った方が、不確定な暗殺拳に怯え続けるよりはダメージ計算をしやすくなるでしょう。

4.実戦経過
最後にセレモニー優勝までの軌跡を簡単に振り返っていきます。
1回戦 タマユ 〇
タマがオープンされ、「<暴風>腐るな・・・」と残念な思いをしましたが、直後に<ユキキー>が発動され、気持ちを取り戻しました。

「マユなら防御が薄いから、先に攻め切れば何とかなる・・・!」

実戦では、先攻5ターン目、防御アーツを十分に残した状態で仕掛けたところ、相手ライフ1の状況で<メガネワニ>のアタックが通る状況に。
マユ>の追加ターンは耐えきれる自信がありましたが、<プリキャス>等の連パンの通り具合次第では確実とは言えません。
詰め切れるのなら有難くチャンスを頂こうということで、<メガネワニ>で<コノハケロ>&<マレガビ>を公開し、正面バニッシュで1点、蘇生した<ティロス>で更に1点と見事に暗殺拳を決めて勝利しました。
2回戦 タマユ 〇
後攻で、バウンスLB3発、LB<プリキャス>2発とLB連発で非常に苦しい戦いを強いられました。
ただ、幸い相手の盤面要求が弱かったため、LBで空いた盤面を<獣群邁進>で埋めてカバーできる等、こちらの防御アーツが有効に機能しました。
先攻6ターン目に追加ターンに入られましたが、1ターン目に<真空斬撃>+<ダンクルテウス>で2面除去を決める等、盤面を全面除去し、追加ターンに出てきた<マーリン>を<暴風>で止め、アーツを無駄なく使えたこちらが見事に勝利しました。
3回戦 偶数グズ子 〇
最も苦戦した1戦と言えるでしょう。
メイン除去が不得手で、<ウリスキー>の除去が直撃する上に、<モリアーティ>が盤面に残りがちであるためです。
実戦は序盤から運が悪く、<モリアーティ>LBで2面除去、<リッパー>LBで1面除去&防御と、LBでライフ差を一気に付けられました。

苦しさのあまり、盤面防御に<暴風>を使わせられた位です・・・
暴風>使用後、相手の方が怪訝な表情をしました。
いや、不急の場面で堂々と<暴風>を使ったのだ。
イノディ>があるとか錯覚してくれるはず・・・
そんな祈り虚しく、

『ダイレクト』 直撃した・・・
その時手札にはサーバントが1枚。

ライフは1点残っていたため、1枚増やせれば、盤面を完全にシャットアウトすることで耐え切れる・・・
いやキツイが。
しかしこちらにも幸運が。
相手が<ヤミガネ>を立て、こちらの<スピノー>が除去されるも、代わりに登場したのが・・・
オワンクラゲ
なんと、アタックフェイズ開始時まで生き残りました。
これでサーバントを回収。
更に追加でサーバントを引くべく、サブプランを投入しました。

ねへ「今だ!ジュラシック・オーバーラン!!!」

3ドローでサーバントを引くかの大勝負。何という博打・・・
しかし、手札、エナに一定の水獣シグニを固定していたため、デッキに計9枚あるサーバントを1枚引くのはまずまず勝算のある賭けでした。
この博打に見事勝利し、サーバントを3枚抱えて、ダイレクト』を3枚ガードによって何とか耐えきりました。
絶望的かと思われたライフ差でしたが、博打を決めて一気に差を詰めると、相手が初手にサーチ用で使った<バニラ・スクランブル>の分だけ防御面数が減った影響が表れ、最後は相手の防御手段が切れて勝利しました。

4回戦 遊月 〇
ミラーマッチで先攻を取れ、良い立ち上がりでした。
遊月は4ターン目以降の3面要求が安定するため、後攻からライフ差を逆転するのは至難の業です。
使う機会がなく、5ターン目まで<花代&緑子キー>の発動を温存していましたが、ここで<ティロス>にダブクラを付け、隣に<オワンクラゲ>・<メガネワニ>を立てて一気に勝負に出ました。

『バーニング』

相手ライフは2点でしたが、例え2体を除去したとしても、<マレガビ>を2体抱えていれば<オワンクラゲ>or<メガネワニ>から2体を蘇生し、『バーニング』込みで3面通ってゲーム終了となります。

さすがに<マレガビ>2体を立てるのは難しく、現実には1体のみでしたが、1点追加できれば十分ですし、何より『バーニング』宣言により相手に大きなプレッシャーを与えられています。
ここで相手は<花代&緑子キー>で1面、更に<真空斬撃>を使用し、<ダンクルテウス>込みで計3面を除去しましたが、相手のエナは枯れ果て、相手から暗殺拳や<獣群邁進>を使用するのは難しくなり、完全にペースを掌握しました。
元々の先攻の優位をキープしきり、安定して勝利することができました。
5回戦 遊月 〇
2回連続のミラーでしたが、今回は後攻。
相手はマリガンで1枚チェンジと強い手札で、苦戦を確信しました。

実際、序盤から<ケロモドキ>を大量に抱えられており、ランサーが通れば一気に不利になる可能性がありました・・・が、こちらにもツキは残っていました。
後攻1ターン目。あるシグニを2体立てました。
そう、<コケケロ>です。
パワー3000でランサーが通らない。そもそもアタックで除去することができない状況となり、こちらの序盤の盤面が安定しました。
逆に後攻3ターン目では、<ティロス>×2+<ケロモドキ>の3面要求盤面が作れ、これは勝てるかもと思いました。
但し、こちらの陣形にも隙がありました。見逃してはくれません。
先攻4ターン目、相手がルリグデッキに手を伸ばします。

「<花代&緑子キー>を発動。<ティロス>にダブクラを付与。」

後攻3ターン目、エナにサーバントが無かったことから<花代&緑子キー>を発動できていませんでしたが、その隙を見事に衝かれました。
ダブクラを通され、やはりライフ面で不利な状況に陥りました。

獣群邁進>が腐るミラーマッチですぐに防御手段が枯渇し、早くも最終ターンとなった後攻6ターン目。
相手のライフは0点ですが、ルリグデッキは2枚。
普通に考えれば、耐えきられ、返しに敗北するしかないように見えます。
しかし、自分のルリグデッキに落ち着いて手を伸ばしました。

「もしかして・・・相手も獣群邁進>を腐らせているのではないか?」

一気に勝利の芽が出てきました。
そして残る1枚は、おそらく<真空斬撃>。
エナは10枚以上あり、手札次第では好き放題守れそうな状況でしたが、<斬撃>1枚なら十分に乗り越えて勝利できると判断しました。
実際に立てた盤面はこちらです。

ティロス>(パワー13000)、<オワンクラゲ>、<クロコワニ>(『バーニング』宣言)
斬撃>では<マレガビ>を切り、<ティロス>を蘇生して<ダンクルテウス>を公開するのがセオリーです。
ティロス>蘇生を妨害するため、可能ならば相手の盤面を空けたくなかったのですが、前のターンに<斬撃>で除去しつつ守る必要があったためやむを得ません。

ですが<マレガビ>には、パワーが10000しかないという弱点があります。
ティロス>をパンプし、パワー10000以下のシグニをなくすことで、<斬撃>の除去を回避でき、例え<ティロス>蘇生→<ダンクルテウス>を2体公開し、2面除去という防御の最大値をぶつけられても、残り1体のアタックで勝利できる状況が作れました。
ダンクルテウス>3体目はさすがに抱えていないでしょうし、相手のエナ数的に<マレガビ>+<ダンクルテウス>×3を払う余裕はありませんでした。

残る問題は、相手が<獣群邁進>ではなく<イノディ>を採用している場合で、この場合はダウン凍結+バニッシュ耐性がぶっ刺さるのですが、ここは<獣群邁進>の採用率の高さに賭けるのみでした。
実戦では、相手が<イノディ>を不採用であったため、こちらの決死の特攻が通り、勝利できました。

決勝 カーニバル 〇
早期にLv5へグロウされ、<オワンクラゲ>を<サーバント ZERO>に変換されると手数が不足するおそれがありましたが、幸いこちらは先攻でした。
3ターン目に<ティロス>2面のアタックが通るなど、快調にゲームを進めていました。

先攻4ターン目、<ティロス>のアタックでLB<シバイ>が発動し、<オワンクラゲ>が1体除去されましたが、2体目の<オワンクラゲ>のアタック時に<マレガビ>を切り、<ティロス>蘇生から計3点通せた辺りで優位に立ったと感じました。
マルチエナが消える前にと、先攻5ターン目に<花代&緑子キー>を発動し、<ウムルキー>と連動して防御面数を増やす<ハンゾウ>を除去しつつ、アタッカーを回収できた辺りもピッタリ。

予想通り、<オワンクラゲ>を宣言されるも、先攻6ターン目は『バーニング』、先攻7ターン目は後攻6ターン目での<花代&緑子キー>による除去の甲斐あって、無事3面要求を継続できました。
後攻7ターン目まで耐えきれる余力はありましたが、実戦では先攻7ターン目に相手の防御手段が尽き、攻撃が通って勝利できました。
先攻を取れたのが大きかったかと思います。
いかがでしょうか?

ティロス>・<オワンクラゲ>の圧倒的カードパワーで押し潰すという分かりやすさが魅力ですが、暗殺拳のようなトリッキーな要素もあり、非常に面白いデッキだと思います。
宜しければ是非組んでみてください!

では、今年1年も当ブログを宜しくお願いします<(_ _)>

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