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[キーセレクション]【第277話】Poppin' Party ー後編ー

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by ねへほもん

エルドラタイトル.jpg
【第277話】Poppin' Party ー後編ー
エルドラ解説の後編ですね。
エルドラ.jpg
レシピ案を考えていて、採用枚数の根拠が明確であるため、筆者としては記事が書きやすく、かつ初心者の方にお勧めしやすいルリグだと感じました。
ワイルズ環境では多く見かけるのではないでしょうか・・・?

1.構築の方針
上述の通り、エルドラは採用枚数の根拠が明確で、「デッキをどう組むか?」を理解する上で初心者の方にお勧めしやすいルリグです。
という訳で今回は、デッキ構築における基本的かつ汎用的なポイントを書き、エルドラは勿論、他ルリグの構築にも役立てられるような解説にしようと思います。
以下3つのポイントを順に説明していきます。

(1)継続的な3面要求
キーセレでは防御回数に上限があるため、要求点数を増やせればその分ゲームエンドを早めることができます。
シグニゾーンは3面のため、毎ターン3面要求を繰り返すことが重要ということですね。
では、エルドラで3面要求を繰り返す方法を考えてみましょう。

1面目:メレドール+アイスケーキ
2面目:ポッピンアイス+ラムレーズン

この2面要求はほぼ確定でしょう。
メレドールは相手がLv4シグニでもバニッシュできるため、1面は立てておきたいです。

デコレはターン1のため、もう1面はデコレ無しで点数要求できるポッピンアイスの出番です。
こちらは8000マイナスが限界で、Lv4×2体+もう1体という盤面では1体しか除去できないため、ポッピンアイスも1面で十分です。

以上をまとめると、毎ターンメレドール+アイスケーキ、ポッピンアイスを1体ずつ場に出し、後続を手札に維持しながら戦うのが理想の展開ということになります。
毎ターン安定的に並べられるかは引きが絡みますが、構築面では「上記3体を各4枚ずつ採用する」、プレイング面では「上記3体は序盤に手札に維持して戦う」ことである程度安定性が増します。
後エルドラの特徴として、メレドールは調理2枚回収、ポッピンアイスは1,2枚ドローという手札補充のLBを持ちます。
LB運が絡みますが、上手く除去要員を補充しましょう。

ここまでで2面要求ですが、残り1面をどう要求するかが問題となります。
ユキの記事で書いた通り、キーセレは7,8ターンで決着が付くため、Lv4以降で5回程度盤面を空ける手段を用意すれば良いことになります。
防御しつつ除去できれば一石二鳥なので、キー・アーツで除去効果持ちを採用すれば良いことになります。

まずキーですが、除去能力持ちのキーの代表例と言えばコレでしょう。

異体同心 華代
hanayokey.jpg
発動時に1面除去、以降2回に分けて1面ずつ除去できます。
筆者はリルで大変お世話になりました・・・

後、エルドラではドント・イートで1面除去することができます。
残り2面分の除去ですが、2面程度であればメインデッキで補えます。

コードイート アイスオレン / ICE STORM
C コードイート アイスオレン
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:調理
色:青
レベル:4
パワー:10000
限定条件:エルドラ限定
【起】《ダウン》:対戦相手のシグニ1体をデッキの一番上に置く。この能力はこのシグニに【アクセ】が付いている場合にしか使用できない。
SR ICE STORM
カード種類:スペル
色:青
コスト:青4
限定条件:エルドラ限定
あなたのトラッシュから[調理]のシグニを3枚まで、あなたの[調理]のシグニ3体までの【アクセ】にする。ターン終了時、この方法で【アクセ】にしたすべてのカードを場から手札に戻す。
(【アクセ】はシグニ1体に1枚までしか付けられない)
アイスオレンはアクセ1枚+ダウンの2枚分、ICE STORM(ラムレーズン付与による除去)はエナ4コストとどちらもコストが重いですが、前者は『サプライズ』やICE STORMによるアクセ付与で補助でき、後者はゲーム中1回程度であれば何とかエナを捻出できます。
1ゲーム中に各1回ずつ使えれば、計2面程度の除去要素として機能してくれることでしょう。

(2)コイン配分
続いて防御面です。
「コイン5枚丁度を配分する」「2面防御で固める」ことが基本となります。

華代キー>、『サプライズ』で計3枚使うため、残りは2枚です。
青ルリグなら<ドント・リブミー>かゼラチン・ボディに配分するのが分かりやすいでしょう。
ルリグデッキの輪郭が見えてきましたね。

(3)エナ配分
キーセレでエナ不足に困ることは少ないですが、考えておくと「どの程度の重さのアーツを使えるか?」の目安に使えます。
初手の手札が5枚、ライフが7枚、後は毎ターン2ドローできるため、ゲームの長さを7ターンとすると、使えるカードの枚数は、

5+7+2×7=26枚

となります。
上記の大半のカードが「手札→盤面→エナ」というルートを辿りますが、ガードしたサーバントは直接トラッシュへ行きます。
後はLv1グロウ時で手札を1枚捨てる一方、LBが発動すればリソースを増やせます。

1ゲーム中に5,6回程度ルリグアタックをガードするため、どのルリグでも、差し引き20枚程度のエナか手札から直接トラッシュに送るカードを使える計算になります。
エルドラではメレドールの回収LBが強く、もう少しリソースが増やせそうです。
LBが3,4枚埋まり、4枚分リソースが増えるとすると、使用可能枚数は24枚程度となります。
更に、ICE STORMのターン終了時回収や『サプライズ』で増やせますが、運の要素が強いため、参考程度に考えておきます。

以上を踏まえ、エルドラのコスト配分を大まかに計算すると、 以上で計17枚となります。
Lv4のデコレで付ける分はエルドラの自動能力で回復できるとして、後はポッピンアイス出現時やLv3以下のアクセで計4枚程度のリソースを消費します。
残る3,4エナ程度をアーツに配分すれば、ICE STORMや『サプライズ』の回収の余裕分が残る程度になります。

説明が長くなりましたが、自由に使えるエナの枚数が「20枚+LB分」と覚えておくと、他ルリグでも応用が利くでしょう。

2.レシピ解説
続いてレシピ解説です。
レシピ紹介の前に、まずは採用枚数の考え方をご説明します。

枚数配分
レシピが真っ白な状態から40枚の構成を考えるのは大変なので、まずは確定枠を埋めていきましょう。

サーバント
1ゲーム中で5,6回ガードし、デッキの3分の2程度(初手5枚+ドロー14枚+LB・エルドラ オーバークロックメレドールによるドロー)を掘り進めることを考えると、大体8枚が目安の採用枚数になります。

3、4枚採用
「デッキの軸であり、複数被っても問題ないカード」は4枚採用です。
このデッキではメレドールポッピンアイスアイスケーキが該当します。

「デッキの軸ながら、回収可能、若しくは被ると弱いカード」は少し優先度が落ち、3枚程度が適当になります。
このデッキではラムレーズンが該当します。
但し、序盤からラムレーズンを付けてガンガン点数要求する構築では、4枚採用も十分視野に入ります。

2枚採用
2枚採用の目安は、「ゲーム中に1回は使いたいカード」です。
ゲーム中にデッキの3分の2程度を掘り進めると、2枚採用のカードは高い確率で1枚引けます。
上述の通り、ICE STORMアイスオレンが該当します。

1枚採用
1枚採用の目安は、「回収可能かつ、相手次第でピンポイントで使用するカード」です。
エルドラではブルジャムラズベリーが該当します。

ここまでをまとめると、 で、計29枠が埋まります。
後はLv1シグニが皆無のため、残り11枠の大半をLv1シグニに割くことになります。

・・・と考えると、エルドラの構築はほぼ決まってしまいます。
初心者の方でも間違えず、かつ理論的に構築できるということです。
上記29枚は公式サイトのレシピでも採用されており、皆考えることは同じだなーと思いました。
WIXOSSコラム 第193回「【アクセ】でシグニを強化して戦おう!エルドラデッキのご紹介!」

ちなみに、デッキの大半が決まってしまい、オリジナリティが出しづらいと悩んでいたところ、ならばデッキの大半が決まる理由を説明しようと思ったのがこの記事構成の発端だったりします。
とはいえ、筆者としても何らかのオリジナリティを出したいところ。
残り数枠でどう実現するか?と考えた結果、以下のレシピに至りました。

デッキレシピ
キーカード
グレイブ・アウェイク
普通に考えれば<イノディ>で2枚回収をするところですが、これでは1面しか守れません。
「2面防御しつつ、かつシグニを回収できないか?」という欲張った思考から、<アウェイク>を採用してみました。

ポッピンアイスを蘇生することで、1面埋めつつ、アクセを付けてオーバークロックの自動能力を誘発し、もう1面守れます。
また、アクセ付のポッピンアイスはパワー14000に達するため、戦闘で除去されづらく、そのまま返しのターンのアタックに繋げられます。

問題は黒3コストと、エルドラに似つかわしくないエナコストが要求される点ですが、相性の良い黒シグニが居ます。

中罠 ハンプティ・ダンプティ
黒エナかつ、序盤の火力要員として採用しました。
実はエルドラ、ラムレーズンを付けてダメージを取る程度で、手軽にアドバンテージやダメージを稼げる下級シグニが少ないんですよね・・・
他に汎用的な除去要員として、<大装 豊崎恵那>の採用も考えましたが、以下の通り、<ダンプティ>は何かと相性が良いです。
  • 序盤に3面並ばない場合に、「<ダンプティ>×2」のような盤面を作り、盤面が並ばずに受ける分のダメージを相手にも与えてバランスを取れる
  • エルドラ オーバークロックの自動能力に5000マイナスが含まれているため、Lv4以降でも十分に除去要員として機能する
  • Lv4ではメレドールポッピンアイス+1体の盤面が基本であり、シグニのレベルを偶数で揃えやすい

いかがでしょうか?
青ルリグらしく固く、かつメレドールポッピンアイスコンビで点数要求が安定することから、ワイルズ環境では活躍が期待できます。
皆さんも是非組んでみてください。

次はワイルズ発売後ですが、面白いデッキや結果を残せるデッキが組めたらご紹介します。
ではまた(^^)/

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