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2019年6月 アーカイブ

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555円デッキを改造しよう!-カーニバル編-

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    by からばこ

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    555円デッキを改造しよう!-カーニバル編-
    こんにちは、からばこです。
    先日のリルの記事は、たくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。
    今後もわかりやすい記事をお届けできるよう精進致しますので、どうぞよろしくお願いします。

    というわけで555円デッキ改造記事の第2弾です。
    今回は「カーニバル」を改造します。作中ラスボスとして暗躍した彼女。かなり「規格外」な効果を持つカードが多く、扱いはやや難しいですが、存分に活躍させてあげましょう!

    デッキのコンセプトをおさらい!
    カーニバルデッキのコンセプトは「墓地活用で勝つ!」です。
    墓地、いわゆる「トラッシュ」に関する効果を持つカードを中心に、特にトラッシュの枚数を参照しながら戦っていきます。デッキのカードを自らトラッシュに送るカードも多く、対戦中は常にトラッシュに気を配る必要があります。
    トラッシュの枚数が増えれば増えるほど、効果を発揮するカードが主力。ストラク収録の<カコウトン>がエースになります。

    ただ、トラッシュの増やしすぎにも要注意。ウィクロスではデッキがなくなると「リフレッシュ」という処理が行われます。トラッシュがすべてデッキに戻るうえ、ライフクロスが1枚トラッシュに置かれます。トラッシュの枚数が0枚になるだけでなく、ライフも減ってしまうため、過度な肥やしは禁物、です。
    カーニバルのカードには、トラッシュのカードをデッキに戻すカードもありますので、うまく組み合わせながら立ち回っていきたいですね。

    そして「規格外」。アニメで清衣ちゃんたちを苦しめた、えげつない効果も魅力です。キーを2枚貼ったり、レベル5になったり。まさに「俺は特別なんだよ」です。
    今回はそんなカーニバルの特別感を、存分に堪能するデッキに仕上げました。派手に行きましょう!

    デッキレシピ

    コンセプトはトラッシュ利用でしたね。トラッシュを増やすカード、枚数によって強力になるカードなどを幅広く採用しました。特にトラッシュの「枚数」が重要になります。
    リルの時と同様に、カードを見ながら、採用の理由や改造のポイントを紹介していきましょう。

    メインデッキ
    カコウトン
    ストラクでも活躍しているエースです。自身がアタックした時にマイナス5000、ないしマイナス8000を振ることができます。マイナス8000するための条件は、トラッシュが20枚以上。達成すると、レベル3までのシグニをほとんど除去することができます。
    さらに<カコウトン>が場にいる限り、トラッシュから武勇のシグニが場に出るたびに、マイナス3000を振ることができます。後述する<マーリン><カコウエン>あたりとの相性が良いです。
    この効果は1ターンに何度も使えるので、パワーの低いシグニを除去したり、<カコウトン>の正面のシグニをマイナスしてパワーを調整するなど、柔軟に立ち回りましょう。

    シバイ
    カコウトン>と似たような効果を持つシグニです。
    トラッシュの枚数に応じてパワーが上昇し、アタック時に自身のパワー分だけ、シグニのパワーをマイナスできます。<カコウトン>との違いは「15000までマイナスできること」「自身のパワーが上がること」です。その分、素のパワーは10000と低めで、効果発動に黒2エナかかります。
    レベル4、5にグロウした直後は<カコウトン>で攻め、トラッシュが増え、フィニッシュを狙うときは<シバイ>で攻めていく、というような役割分担がいいでしょう。<ナナシキー><リサイクル・デッズ>などで、場面応じたシグニを選んで攻めましょう。

    ちなみに、<カコウトン><シバイ>のような、「アタックした時に、相手のシグニを除去できる効果」を持つシグニたちのことを、「アタックトリガー持ちのシグニ」「アタック時除去持ちのシグニ」などと呼びます。俗称ですが色々な場面で使われているので、覚えておくとグッドかも?

    マーリン
    3エナでトラッシュから蘇生するシグニ。「手札が尽きたときに3エナでトラッシュから供給できるシグニ」と考えましょう。
    トラッシュを増やしやすいデッキなので、欲しい時にぽんと蘇生させれば、簡単に盤面にパワー12000のシグニを用意できます。さらに、トラッシュから出れば相手の場のシグニをすべてマイナス4000できるので、<シバイ><カコウトン>の補助になります。
    今回は1枚の採用ですが、2枚採用し、「1枚はエナ、1枚はトラッシュ」に置いておくのがいい感じです。慣れたら増やしてみましょう。

    ハンゾウ
    ちょっと独特な効果を持つレベル4シグニ。トラッシュ送りに誘発してパワーマイナスを、バニッシュに応じてトラッシュ送りを発動します。
    単体では機能せず、他のカードと組み合わせて使います。<セミラミス>や<リサイクル・デッズ>にパワーマイナスを加えたり、<ウムルキー>のマイナスの数値を増やしたりなど、除去性能を高めてくれます。
    他のカードとの兼ね合いもあって、1枚だけ入れてみました。肌に合う合わないの差が大きなシグニですので、枚数はお好みでどうぞ。

    トラッシュを増やすシグニたち
    セミラミス><トキサダ>を採用しています。
    セミラミス>は序盤の要。3枚落とし、黒のカード1枚につき2000アップです。最大8000と、レベル1としては破格の数値になります。<トキサダ>はトラッシュを増やしながらシグニを除去できます。マイナスの値は4000と小粒ですが、下級シグニ相手には十分仕事をします。
    序盤にトラッシュを増やすほか、リフレッシュ後のトラッシュ肥やしにも役立ちます。

    蘇生カードたち
    増やしたトラッシュを利用する蘇生カードたちです。<ランスロー>はダウン+黒1で、<リサイクル・デッズ>は場のシグニをトラッシュに置いて、<カコウエン>は手札1枚で、シグニを蘇生できます。
    ランスロー>は最も汎用性が高いです。「ダウン+黒1」とコストが重いので、<カコウトン>などのアタッカーにつなげたいですね。<デッズ>は出現時効果を使い終わった<セミラミス>や、ダウンした<ランスロー>をコストにすると、無駄がありません。<カコウエン>は出現時効果なので、<グレイブ・アウェイク>などの他の蘇生カードと組み合わせながら使うとグッドです。
    それぞれ長所や短所がありますので、プレイスタイルや好みに応じて、枚数を調整してください。また、関連するシグニに<エリザベート>がいます。<エリザベート>は蘇生されるとマイナス5000を振ることができます。<カコウエン>で蘇生させて相手のシグニを除去しつつ、面を埋めましょう。

    序盤を支えるシグニたち
    ダンゾウ>と<サンソン>を採用しています。
    ダンゾウ>はアタック時にマイナス3000を、<サンソン>はトラッシュに3枚以上あればパワーが5000になります。序盤の攻めに役立つため、多めの採用となっています。
    トラッシュ肥やしは<セミラミス>で行うほか、<ナナシキー>の出現時効果でも行えますので、序盤からフルパワーで使うことができます。

    サーバントたち
    脅威の10枚。デッキの都合上どんどんトラッシュにカードを落としていくため、サーバントもそれに巻き込まれます。10枚でも少ないと感じるくらいです。
    ライフバーストでサーバントを回収できる「4シリーズ」をしっかり採用。リフレッシュダメージもあるので、ガードはしっかり行いましょう。

    ルリグデッキ
    通常のルリグではレベル4までしかありませんが、カーニバルではレベル5が採用できます。
    今回はレベル0から5までの、6枚のルリグカードを選んでいきましょう。
    レベル4はリル同様、ルリグレアの<黒Q>を採用します。コイン技でキーを2枚場に出せる「ジョーカー」こそ、カーニバルの唯一無二の能力。戦術も、防御力も、555円デッキの<黒QA>と比べ物にならないくらい強いです。ぜひぜひそのパワーを体感してみてください。
    0から3はアーツ、キーカードにかかるコインの枚数で選んでいきます。今回はコインを5枚フルで使いますので、この組み合わせになりました。それでは、アーツなどを見ていきましょう。

    フェイト・ストラグル
    シンプルな2面バニッシュカード。トラッシュが20枚以上なければ使えませんが、カーニバルをもってすれば達成は容易です。バニッシュするシグニに制限もないのが便利ですね。1度リフレッシュしてしまうと2度目の条件達成が難しくなるので、発動するタイミングがあれば出し惜しみせずに使いましょう。

    グレイブ・アウェイク
    トラッシュからシグニを蘇生させるシンプルなアーツ。グズ子の555円デッキに入っているので、入手は簡単です。
    蘇生する対象は<マーリン><ハンゾウ>などになります。ただ蘇生させるだけでなく、「<マーリン>で全体にマイナス4000を振ったあと、<ナナシキー>を破棄してさらにマイナスする」「<ハンゾウ>を蘇生させ、<ウムルキー>のエクシードを強化する」など、他の防御手段と組み合わせて使います。
    このアーツも<ストラグル>同様、トラッシュの状況によって使えるタイミングが左右されます。上手に使って、きっちり相手の攻撃を受け流しましょう。

    ナナシキー
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    黒2エナで毎ターンのサルベージができる、デッキを支える屋台骨です。トラッシュに落ちたカードを気軽に回収できるため、自分が好きな盤面を作りやすいのがカーニバルデッキの強みですね。どんどん発動していきたいところですが、黒2エナが地味に重いので注意。各種アーツや<シバイ><マーリン>のコストなど、エナを要求される場面がかなり多いので、エナの管理には気を付けましょう。
    出現時の5枚落としで、<サンソン><ダンゾウ>などの効果を確実に発動できるようになります。破棄時の全面マイナスは<アウェイク>+<マーリン>でマイナス値を上げるほか、序盤に早々に使う場合もあります。破棄すると当然、サルベージが使えなくなるので、タイミングが大切。総じて強力なキーです。

    ウムルキー
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    2コインに加え、発動に黒3エナかかる重量級キーカード。そんなカードも、カーニバルのコイン技「ジョーカー」にかかれば、2コインで楽々アンロックです。
    性能は超強力。エクシード1でマイナス7000、エクシード2でトラッシュを肥やしつつ、マイナス18000を振ります。エクシード2は「12000と6000」「10000と8000」など、1から2面を確実に止めてくれます。また、<ハンゾウ>がいればマイナスの値がさらに高くなります。<アウェイク>で蘇生させたり、場に<ハンゾウ>が残っているタイミングでエクシードを使うなどして、効率を上げていきましょう。
    使い終わったら破棄することで、トラッシュから好きなカードを1枚回収できます。試合終盤での発動がほとんどになるでしょうから、<シバイ>などの攻撃札を拾って、フィニッシュを狙いたいですね。
    このカードは書籍「カード大全」に付属しています。<ウムルキー>を手に入れると同時に、大全を読んでカードの知識を学びましょう。

    さらなる改造のヒント
    ここからは入れ替え候補のカードを紹介します。
    トラッシュを利用するカードが多いカーニバルデッキに、「トラッシュのカードをデッキに戻す」という要素を加えてみましょう。リフレッシュの回数が減り、耐久力が上がりますが、デッキの扱いがやや難しくなります。慣れたら加えてみる、という心持ちで大丈夫です。

    メイル・ストリーム
    トラッシュの武勇を全てデッキに戻し、15枚以上なら1点回復する強力なスペルです。黒3とコストは重いですが、1点の回復はちょっとした防御に相当します。2回使えれば2点回復なので、<ドント・ムーブ>での防御1回分と考えることができますね。
    1ゲーム中に1から2回発動できれば御の字ですが、トラッシュ送りに巻き込まれることがあるので、採用するなら3から4枚は思い切って入れましょう。

    始まりのルリグ 夢限の鍵
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    ルリグアタックを防御するキーカード。出現時のサーバント2枚回収と自身の破棄効果で、3回のルリグアタックを防ぐことができます。トラッシュに落ちたサーバントを簡単に回収できるのがありがたいですし、「精元」、つまりサーバントたちのパワーを2000アップしてくれるのが地味に便利です。
    入れ替え候補は<ナナシキー>のほか、<黒MAIS>も挙がります。レベル4を3面並べたり、マルチエナを消せなくなりますが、選択肢としてはありですよ。
    他にも、ルリグを止める防御手段としては<イノセント・ディフェンス>が挙がります。こちらはアーツですが、シグニに対する防御にもなります。お財布事情などとご相談、ですね。

    タウィルキー
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    ルリグレアのキーです。トラッシュに7枚のカードを戻しながら、相手のシグニを1枚除去できます。 <ウムルキー>と比べて1面しか守れませんが、「トラッシュに送る」のでバニッシュ耐性を無視できることや、何よりデッキを増やすことができます。リフレッシュ防止策としてはぴったりですので、<メイル・ストリーム>を連打する構築や、<黒Q>で戦う構築であれば<ウムルキー>より相性が良いため、お呼びがかかることがあります。

    リフレッシュ防止のメリット・デメリット
    リフレッシュを防ぐことには、メリットとデメリットがあります。
    ざっと書いておきますので、デッキ構築の参考にしてください。

    リフレッシュ防止のメリット
    • リフレッシュダメージを受けにくくなり、長期戦が得意になる
    • ウムルキー>など、トラッシュ肥やしに関するカードを連続で使いやすくなる
    • デッキに戻せるカードを選べるため、好きなカードを引きやすくなる
    リフレッシュ防止のデメリット
    • サーバントが戻せないため、ルリグアタックを受けやすい
    • 「デッキに戻す」カードの条件が満たせないことが多い
    デメリットは構築やプレイングで、ある程度フォローできます。
    たくさん練習したり、デッキを調整したりして、最適な構築を目指してくださいね。


    いかがでしたか?長くなりましたが、カーニバル編は以上になります。
    独特な効果を持つカードが多く、構築もプレイングも一癖ありますが、使いこなせたら非常にパワフルです。構築の幅も広いので、色々なデッキにトライしてください。
    それでは、また次回の更新でお会いしましょう!

    おまけ
    運営中のデッキまとめサイト「WIXOSSBOX」が、6月21日でオープン1周年を迎えます。現在1周年キャンペーンということで、ユーザーの皆様にアンケートをお願いしています。
    皆様からのたくさんのご意見をお待ちしておりますので、よければご協力のほど、よろしくお願いします。アンケートはこちらから回答できます。ぜひぜひ、力を貸してください!

買取強化カード掲載中!

[キーセレクション]【第303話】555円デッキを改造しよう!-グズ子編-

    posted

    by ねへほもん

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    【第303話】555円デッキを改造しよう!-グズ子編-
    どうも、ねへほもんです。

    私事で恐縮ですが、最近デュエマを始めました。
    デッキを手に入れた翌日にCSに出るという衝撃のデビューとなりましたが、今やすっかり夢中になり、6月は4回CSに出る予定です。

    個人ブログにて、「Lv0のデュエマ未経験者が17時間前に買ったデッキでCSに放り込まれた件」という、題名からして凄まじい記事を書いたところ、1日で1万PVという前代未聞の反響をいただけました。
    過去最高は世界大会報告の700だったので、桁を見間違えたのかと思いましたw
    僕は「青単ムートピア」という大量展開系のデッキで始めましたが、「赤白轟轟轟」という使いやすい速攻デッキが活躍しており、始めるには丁度良い時期なのかもしれません。

    轟轟轟 ブランド

    デュエマは通常クリーチャーを出すのにマナが必要で、かつ出したターンは攻撃できないルールなのですが、このクリーチャーは「手札が自身のみならコスト不要」「スピードアタッカー(召喚酔いしない)」「W・ブレイカー」のため、ウィクロス同様、タダで出してすぐに殴れ、しかも2点奪えるという使い勝手の良い1枚です。
    「初心者には轟轟轟」というのも納得ですね。

    初心者には轟轟轟
    初心者にはゴゴゴ
    初心者には555
    ・・・?

    はい、555円デッキですねw
    筆者はグズ子を担当させていただきます。

    1.ダイレクトォォォ!
    ブロガー毎に持ち回りで書いているシリーズで、筆者には「タマ」「ピルルク」「グズ子」と3つの選択肢があったのですが、即決でグズ子を選びました。
    個人的には5デッキの中で、初心者の方にダントツでお勧めしたいルリグです。
    「奇数グズ子」が分かりやすくて強いんですよ・・・

    ◆オススメポイント
    • 引いたLv3シグニを除去したい面の数だけ並べるだけで良いので分かりやすい
    • レシピ変更案後なら、光り物が<LRルリグ>と<パーティーバズーカ>のみのため、カードを揃えやすい
    • ウリスで大絶賛活躍中の<グレイブ・アウェイク>が収録されている
    • 『ダイレクト』が決まると楽しい

    筆者にグズ子のイメージは無いかもしれませんが、りくさんのレシピを見て簡単に組めそうだと感じ、昔に組んでいました。
    (参考:奇数グズ子)
    奇数グズ子.jpg

    数学大好きな筆者は「<パーティーバズーカ>起動の成功期待値を上げるには、Lv1と3の比を1:2に近づけるべきだ!」という固い信念を持ち、Lv1を16枚まで削りましたが、りくさんの書いている通り、序盤の安定性を取るならLv1は増やした方が良いです。
    直観的には明らかですが、念のため微分を駆使して、起動の成功率が最大になる比率を計算し、Lv1と3の比は1:2が最適だと確認しておきました。ご安心ください。
    理論値はLv1が13から14枚なのですが、さすがに削りすぎですね・・・

    後、コイン運用とか小難しい話は苦手なので、りくさんの<リブミー>を<暴風>に変え、確実に『ダイレクト』のコインを残せるようにしています。
    打点の要求値が2点増える必殺技です。
    『ダイレクト』を叩き込む爽快感を考えても当然使い得でしょう。

    2.レシピ変更案
    普段なら完成形のみ示して終わりなのですが、今回は初心者の方向けの内容を追加します。
    まず、回し方が分からないという方には・・・

    「除去したい面の前にLv3シグニを立てる。おわり。」

    これだけです。
    コンボ要素も特に無く、単体でダメージを稼げるLv3シグニを入れているだけなので、本当に簡単です。
    筆者がダントツで初心者の方にお勧めと言う理由がお分かりいただけるかと思います。
    強いてポイントを挙げると、<ハートクイーン>はパワー10000ダウン止まりのため、相手にパワーの低いシグニが居るうちに出し、かつ出現時で後続のLv3シグニを回収する位でしょうか。
    非常に簡単ですが、十分に現環境でも戦える強さのある、侮れないデッキです。

    今回の補足内容は、「デッキのマイナーチェンジ案」です。
    まずはパーツを集めやすく、かつ使いやすい形から入っていただき、慣れたら完成形を目指すと良いかと思います。
    上述の通り、奇数グズ子は光り物が少なく組みやすいのですが、1枚だけクセの強いカードが含まれています。

    添逐の閻魔 ウリス
    10008.jpg
    自分のシグニを1体トラッシュに送るという特殊な対価を払って1体除去できます。
    除去の方法が独特なため、他のキーセレルリグで使用しづらく、またLRのため入手がやや面倒です。
    現環境では、ウリスがメイン除去を得意としており、3面空けを連発され、使い所の無いままゲームエンドとなるおそれもあります。
    という訳で、使い勝手の良い1枚に変更してみましょう!

    添逐の閻魔 ウリス → 異体同心 華代
    10008.jpg 10006.jpg
    ただ1面焼くだけの、非常にシンプルな効果です。これなら簡単ですね。
    後はアーツですが、<ウリスキー>を抜くと、自分の場を能動的にどかせなくなり、盤面埋めアーツが腐るおそれがあります。
    グレイブ・アウェイク>は555デッキに採用されているため続投として、<デッド・ゲート>の代替案を考えてみました。

    ブラッディ・ストライク / リーサル・ブラック
    どちらも6コストアーツで、一見重そうですが、ウリスキー>で今までエナを介さずトラッシュに送っていたシグニがエナに行くと考えると、十分に賄える量のエナかと思います。

    蒙昧の駄姫 グズ子 → 逢魔の駄姫 グズ子
    Lv2のときはリミット4で十分なのと、万が一のドローの可能性を残しつつ、<夢限>のコピーを弱くすることができるので<蒙昧グズ子>を採用していますが、慣れるまでは<バニラ>でも構いません。


    後はメインデッキです。
    特に高額なカードはありませんが、Lv1のシグニは現環境に合わせて変更したいです。
    具体的には、ウリスの<ハナレキー>が厄介なので、パワーラインを上げたいところ。
    都合が良いことに、555デッキに収録されていました。

    小罠 クラウン・キャノン
    後は<幻竜 ベビドラ>もオススメで、<ネムリネズミ>のトラッシュ送りで補助できる点でも噛み合います。
    セミラミス>&<オレオレ>を<クラウンキャノン>&<幻竜 ベビドラ>に変更すれば良いでしょう。

    3.次のデッキは?
    奇数グズ子はシンプルかつ強力なデッキですが、慣れると少しトリッキーな動きをするデッキを使いたいと思うかもしれません。
    次にお勧めしたいデッキ・・・?
    本文中を見ているとお察しかもしれませんが、

    ウリス

    です。
    現環境トップクラスのルリグで、<華代キー>・<アウェイク>・<ハッピー5>とルリグデッキを3枚共有できます。
    ランデス、<アウェイク>&<アンミラ>&<ガルグ>の3面防御、パワーダウンに<ボラゴ>を絡めた除去と、動きの多様性を楽しめる要素が満載です。
    ウリスまで使いこなせれば、十分に大会で優勝を狙えるレベルに達することでしょう。

    いかがでしょうか?
    ウィクロス界の赤白轟轟轟(分かりづらい)こと、奇数グズ子、興味を持たれたら是非組んでみてください。
    では(^^)/

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