(しばらく回想が入るので、デッキレシピがすぐに見たい方はこちらをクリック)
りくは負けず嫌いである。かつてWPSの決勝で何回もりくのことを負かした″ゆーき″でさえトータルの戦績は五分五分程度であった。が、あろうことか突如姿を現した宿敵はりくに7-0しているのである。僕にとってこの宿敵は″怪物″そのものであった。ある時は<デメニギス>から<デメニギス>を捲られ<デメニギス>から<デメニギス>を捲られ更に<デメニギス>で...(以下省略)、そしてある時はフルハンデスからLBで手札が大量に回復しそれでも最後1ドローでサーバント引かれなければ勝ちのところまでいったのにサーバントを引かれ、そしてある時は普通に負け、もはや神に勝敗を決定付けられているかのように負けるのである。ただ、どれだけ神が負けろと囁いてこようと僕はこの″怪物″に勝ちたかった。なんとしてでも勝ちたかった。そこでヤツが最近使ったデッキとこれから使う可能性があるルリグをリストアップし、ほぼ全てに微有利で最悪でも五分以上を取れるミルルンを選択。ルリグデッキも対宿敵のため歪ませ討伐するためだけに大会の日を待っていた。もはやりくにはセレモニー優勝以上に宿敵に勝つことが目的となっていたのだ。
そして運命の日...順調に勝ち進み同ブロガーのしみずきに当たる。
しみずき『今日のりくのアーツ知ってるんだよね』
先手を取られスペルとアーツを大量に使われ負けた。虚無。<アイドルディフェンス>を抜いたことを死ぬほど後悔した。が、その後予選は突破したので誤差ということにした。
決勝トナメ一回戦はまたもしみずき。先手を取ったので<ママキー>で<トオン>を埋め、<リマインド>を4コストで撃ち蓋をして<スピサル>で<リマインド>を回収してグチャグチャにした。
準決勝は待ちに待った宿敵。ルリグはメル。正直勝利を確信していた。先手を取られてしまったが先手くらいくれてやるよ、勝ちだからな!とか心の中で思っていたくらいである。<リルキー>を貼られた。ハンデスがめんどくさいなぁくらいで考えていた。僕はここで異変に気付くべきだったのだが勝利を確信し安心しきってる僕は何も気づかない。4ターン目4に乗られた。<マティーニ>である。<マティーニ>?は?
ここで補足なのだがりく自身も直前のセレモニーでメルを使っていてその時のレベル4はバニラの<ミモザ>であった。<マティーニ>の『ベルセルク』を使ったところでコイン2枚では勝てる相手が存在しないと思い、エナが絞られる可能性や3枚チェックがミスる可能性、その他諸々からバニラにしていたため<マティーニ>は完全にノーマークだった。
もちろん『ベルセルク』を宣言される。起動もスペルも使えないミルルンは全ルリグ最弱のスペックに成り下がる。あまりの出来事にバジリスクの曲を歌ってしまった。もちろん返し何も出来ずに5ターン目に最強<ビューフェ>を作られエナが絞られてしまう。絶望して幼児退行していた気がする。ここで<アイドルディフェンス>を抜いたことが活きてくる。後半軽いコストで守りつつ向こうの<アイドルディフェンス>が入っているという固定概念からミスリードを誘い勝利することができた。ついに″宿敵″から一勝ももぎ取ることができたのだ...!
回想が長すぎる。
ということでその後の決勝も同ブロガーのアトリさんだったのですがルリグがあーやだったので相性差で勝利し、めでたくウィクロスセレモニー初優勝をすることができました(一体いつの話題なんだぁ...)しかもこれ公開する前に二回目の優勝もしてしまったし更新が遅すぎる...()
フルスクラッチ発売前の大会ですがミルルンが新規で使えるカードはほぼないので今期もだいたい同じでいけると思います。のでお付き合いいただけると幸いです。というわけで早速デッキレシピへ
◼️デッキレシピ
◼️採用理由
◼️まとめ
というわけでミミックトオンミルルンでした。このセレモニーの決勝が終わった後アトリさんと次の日のセレモニーも決勝で会おうと話に次回、逆襲のアトリ お楽しみに(?)