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人気のあのカードについて教えて!part.14「白環境で大出世!「大装 ゲイヴォルグ」の足跡を振り返る」

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    by からばこ

    タイトルトップ.jpg
    白環境で大出世!「大装 ゲイヴォルグ」の足跡を振り返る
    はいこんにちは、からばこです。
    「人気のあのカードについて教えて!」シリーズ。今回は<大装 ゲイヴォルグ>についてご紹介します。
    登場から長い長い下積み時代を経て、今や白デッキの必須枠とも言える立場を掴み取った、大器晩成型シグニの1枚。その強さや歴史をたっぷり語っていきますので、よければお読みください。

    1:テキスト紹介
    まずは能力の解説から。
    アタックフェイズに発動する2つの能力を持ちます。
    自分のアタックフェイズ開始時に、白シグニ1体をダウンすることで1ドローする自動能力と、センタールリグに「アタックしたとき、相手シグニ1体をトラッシュに置く」を与える常時能力です。

    主に【リメンバ】【あや】など、耐久力に長けたデッキで使われているシグニです。
    持つ2つの能力は「面要求は少なめだけれど、長いゲームがしたい」デッキと相性が抜群。<ゲイヴォルグ>自身は直接ライフクロスを狙える能力を持ちませんが、相手とのリソース差をじわりじわりと引き離すことに関しては大得意です。
    まさに長期戦のエキスパート。【リメンバ】の台頭で長期戦環境となった、2022年後半のディーヴァセレクションを象徴するシグニ、とも言えましょう。

    2:「1面要求+ルリグ」の申し子
    ゲイヴォルグ>が最も得意とする場面は、「シグニで1面要求+ルリグアタック」の状況です。
    エクシア>や<コードハート リメンバ//メモリア>など堅牢なシグニが並び、ゲームが長引けば長引くほど、<ゲイヴォルグ>の2つの能力が輝きます。
    まずは1つ目のドローから。
    エクシア>や<リメンバ//メモリア>などの正面に置いた白シグニをダウンさせれば、ドローにつながります。
    ダウンさせたシグニの正面のシグニはバトルによるバニッシュで処理できなくなりますが、<ゲイヴォルグ>がルリグに与えたトラッシュ送りで後ほど処理すれば良いですし、<エクシア>などは<ファラリス>で狙いながら、他の場所の別の白シグニをダウンさせてドローに変換する、なんてこともできます。「アップ状態の〜」系のライフバースト対策にも繋がりますね。
    配置場所に応じてダウンさせるシグニをどう選ぶかが悩みどころですが、<ゲイヴォルグ>自身が白とあって腐りにくく、ハンデス飛び交う長期戦においては、「シグニアタック1面を放棄してドロー」はとても嬉しい能力です。

    もう1つは、ルリグアタック時のシグニ除去。
    「パワーを問わない」「トラッシュ送り」「センタールリグに付与する能力」という3点が非常に優秀です。
    ゲイヴォルグ>自身のパワーは12000とレベル3の中では高いのですが、ダウン状態の<コードハート リメンバ//メモリア>や、元々のパワーが高い<アンナ・ミラージュ><ウトゥルス//メモリア>などは、自身のアタックで処理できません。それらのシグニを無条件でトラッシュに送ることができるのは、そのターンの直接的なダメージにつながらないにせよ、長期戦前提の環境ではとても嬉しいです。
    居座り続けると厄介な<リメンバ//メモリア>や、アタックのたびに打点orサーバントにつながる<ウトゥルス//メモリア>は、ロングゲームをするシグニにとって速やかに処理したいもの。それらをパッと消してくれる<ゲイヴォルグ>のありがたみ、です。
    しかも「トラッシュ送り」と来たものですよ。エナを与えない。再利用もさせない。<リメンバ//メモリア>の存在も相まって、この「トラッシュ送り」がどれほど優秀か。ハンデスデッキがルリグアタックの度に、場のシグニを1枚、2枚とトラッシュに送っていく絶望感たるや、です。「エナを与えない」のは言わずもがな。

    そして「センタールリグに付与する」という点も、忘れられがちながら優秀な能力です。
    ずばり【シャドウ(シグニ)】で回避できません。【シャドウ(シグニ)】や【シャドウ(レベル1)】などは多くいますが、【シャドウ(ルリグ)】を持つカードは少ないでしょう。ここまで来ると防げるのは、完全な【シャドウ】くらいでしょう。
    トラッシュ送りはルリグアタック時と遅いのですが、その遅さが<エクシア>を完全に腐らせるという評価につながるのも絶妙です。

    総じて、全ての能力が絶妙に噛み合ったシグニです。
    ドローと除去の発動タイミングが逆だったら<エクシア>をトリガーさせてしまいますし、除去を<ゲイヴォルグ>が行っていたら【シャドウ(シグニ)】に防がれていました。ドローのためのダウンが「自身」であれば融通が効きにくくなっていたかも。ここまで採用されることはなかったのではないでしょうか。
    「書いてある能力が全部強い」と強いカードを評価する際に使う文言がありますが、<ゲイヴォルグ>は「書いてある能力が一言一句、絶妙に噛み合っている」という評価です。


    また<ゲイヴォルグ>は、5弾「CURIOSITY DIVA」で登場した「シグニとスペルが連鎖するカード」の1種です。
    対応するスペルは<ゲット・ヴォルグ>。小型版<ミラクル・ドロー>と、トラッシュに送るシグニの枚数を増やす能力を持ちます。
    ゲイヴォルグ>ばかりに注目が集まりがちですが、合わせて使うと結構強力です。

    3:登場直後の評価は「遅すぎる」だった
    今でこそ押しも押されもせぬ評価を手にした<ゲイヴォルグ>でしたが、長い長い下積み時代がありました。
    歴史とともに、<ゲイヴォルグ>の歩みを振り返りましょう。

    登場は2021年8月に登場した5弾「CURIOSITY DIVA」です。
    同期のSRには<H2O><ダイヤブライド>がおり、下級シグニにも<マノミン><トキユキ><ナベノツナ>など、そうそうたるメンバーが揃っています。<パラダイスうちゅう><ドラコ><イクリプス>の宇宙基盤や、メタピースとして優秀な<M.G.D>が登場した弾でもあります。
    そんな5弾発売当時は【チームエクス】【チームデウス】全盛期。当時は<ダイヤブライド>の評価が非常に高く、現在の<エクシア>のようなポジションでした。その後【原子デウス】の台頭で<H2O>が大出世したのは、多くの方の知るところでしょう。
    この2枚の他にも、<ピルルクxi>の登場で<Mデム>や<ハーメルン>が注目されたり、タマなどが<タマモゼン>を採用してみたりなど、事あることに5弾のSRシグニがスポットライトを浴びていました。大型イベントの物販などで「いくら以上購入で抽選!」などの企画があった際は、5弾を買うプレイヤーをよく見た印象です。SRはどれが当たっても嬉しいし、CやRのカードもたくさんあって嬉しいパックですからね。私もたくさん開けました。

    そんな粒ぞろいな5弾SRにおいて、登場当時の<ゲイヴォルグ>の評価は、今とはかけ離れたものでした。
    そもそも自身で要求できないし、リソース奪取のタイミングも遅い。【チームエクス】や各種【デウス】の台頭で3面要求+エナ破壊orハンデスは当たり前、の環境で、「シグニをダウンして1ドロー」「ルリグアタックでやっと1面除去」は、「遅すぎる」「そんな暇はない」という評価でした。「何か面白そうなことができそう」という意見もありましたが。

    ディーセレといえば3面要求が必須。加えて、エナ破壊などの飛び道具が無いと生き残れない。
    そんな超高速環境は、一人のルリグ(とシグニ)の登場で転機を迎えます。
    でじたるあーや!><ゆきめ//メモリア>です。21年12月の7弾「WELCOME BACK DIVA〜Lostorage〜」で登場したカードたちです。
    ゲイヴォルグ>のリソース奪取能力に注目し、「バニッシュしたシグニをトラッシュに置く」<ゆきめ//メモリア>と共に採用。下級シグニとルリグのあやでもハンデスを仕掛ける、超ロングゲーム前提の【青白あや】に、<ゲイヴォルグ>が採用されました。
    7弾の発売直後、関東で一人のプレイヤーがこのデッキを世に放ち、立て続けにセレモニーで優勝・入賞を繰り返したことから、【青白あや】は一躍脚光を浴びました。じわりじわりと使用者が広がり、22年5月のディーヴァグランプリ2ndでは【青白あや】は大きな勢力となっていました。準優勝のあやは【青単あや】でしたが、【青白あや】が数としては多かったと記憶しています。

    原点のデッキはこちら(WIXOSSBOX)になります「ゆきめはゲイヴォルグ」のコメントからも、その相性の良さが伝わりますね。

    4:リメンバの登場でエースシグニに
    22年7月のディーヴァグランプリ3rdは、優勝こそ【笛原子デウス】でしたが、【白単リメンバ】時代の到来を予期する大会でした。(白単とは「メインデッキを白いシグニ・スペルを中心に構築したデッキのことです。白色単体、の略、青単、黒単などもあります)
    白単の基盤はグランプリ2ndの段階で【白単アキノ】などが開拓されていましたが、3rdでリメンバというセンタールリグを得て大躍進。【原子デウス】【チームエクス】の牙城を【白単リメンバ】が崩しにかかった時期だとは、以前の<ミュウ//メモリア>解説でも取り上げた通りです。(こちらの記事を見てね)

    当時の【リメンバ】は<宇宙級母性>を採用した【白単リメンバ】と、ハンデスを取り入れた【青黒リメンバ】の2タイプが研究されていたようです。
    最終的に【青黒リメンバ】が主流になりましたが、構築が円熟された11〜12月頃までは、プレイヤー間でも様々な研究がされていたことが、当時の入賞デッキや各種ブログから読み取ることができます。
    こちらは7月中旬に東京・八王子で開催されたセレモニーの結果です。優勝デッキを見ると、【青白あや】で人気の<マノミン><ゲイヴォルグ><マドカ//ブレイク>を取り入れながら、<コックリサン><エクシア>など、【白単リメンバ】の強みも残そうとしているようです。4位もリメンバですが、こちらは<ビッグフット><タマモゼン>の【白単リメンバ】に近い構成ですね。
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    【リメンバ】の研究は盛んに行われ、やがて【青黒リメンバ】と【白単リメンバ】のハイブリッド構築が開拓。こちらの記事でしみずきさんが紹介していますが、「【青黒】の火力・ハンデスと【白単】の防御力をどう両立するか」がポイントです。
    【青黒】にせよ【白単】にせよ採用するレベル3シグニは、プレイヤーの好みが出ます。リメンバの入賞結果を眺めるだけでも、主流の<リメンバ//メモリア>はさておき、<H2O>、<ZrO2>、<ミュウ//メモリア>、<ウトゥルス//メモリア>など様々です。
    そのラインナップの中に、今回取り上げている<ゲイヴォルグ>もしっかりいます。
    リメンバ・ディナー>のアタック時能力であるシグニダウン凍結と合わせて使うことで、1面をダウン凍結、1面<ゲイヴォルグ>でトラッシュ送りという、とんでもないリソース奪取性能を誇るカードになります。<ウトゥルス//メモリア>などのアタッカーは凍結させ、<エクシア>などはトラッシュに送って次に備えるなど、コントロール性能を底上げする役割を果たします。「1面ダウン凍結、1面トラッシュ」は悪夢のような呪文で、そこにハンデスが加わるとさあ大変。エナも手札もリソースも枯れ果てて、頼みの起動能力はルリグ・シグニのリメンバに封じられるという......。

    入賞の傾向やプレイヤー名を見るに、ハンデス(というより【青白あや】)を好む方が<ゲイヴォルグ>採用構築を頻繁に使っている様子でした。
    カスタマイズ幅の広さもまた【リメンバ】の強みで、<ゲイヴォルグ>もまた、【リメンバ】のひとつの基盤を担うエースシグニとして輝いた、ということでしょう。

    5:ディソナユキと相性が良さそう?
    そんな<ゲイヴォルグ>ですが、2023年にも活躍の兆しがあります。
    DISSONANCE DIVA」で登場する「未開の巫女 ユキ」「コードラビリンス コネクト//ディソナ」です。
    LR 未開の巫女 ユキ
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:イオナ
    色:白
    レベル:3
    グロウコスト:白2
    リミット:6
    【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたの場に《ディソナアイコン》のシグニが2体以上ある場合、以下の2つから1つを選ぶ。(1)対戦相手のレベル1のシグニ1体を対象とし、それを手札に戻す。(2)対戦相手のシグニ1体を対象とし、このターン終了時、それをデッキの一番下に置く。
    【出】:あなたのデッキの上からカードを5枚見る。その中からカードを1枚まで手札に加え、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
    【起】エクシード4:【シグニバリア】1つを得る。
    SR コードラビリンス コネクト//ディソナ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:奏械:迷宮
    色:白
    レベル:3
    パワー:12000
    【自】:各アタックフェイズ開始時、対戦相手のシグニ1体を対象とし、対戦相手が《無》を支払わないかぎり、ターン終了時まで、それは能力を失う。
    【自】:あなたのターン終了時、あなたの場に《未開の巫女 ユキ》がいる場合、対戦相手のシグニ1体を対象とし、それをデッキの一番下に置く。
    【出】:あなたの他の《ディソナアイコン》のシグニ1体を対象とし、次の対戦相手のターン終了時まで、それのパワーを+3000する。
    ゲイヴォルグ>+「コネクト//ディソナ」+「レベル1or2のディソナシグニ」を配置することで、相手のレベル1シグニを「未開の巫女 ユキ」で除去しながら、「シグニで1点、ルリグで1点」を作り出すことができます。
    もちろん「コネクト//ディソナ」2面でも良いのですが、<ゲイヴォルグ>が絡めばドローやルリグによるトラッシュ送りができるので、「コネクト//ディソナ」とは補完し合う関係になるでしょう。
    「未開の巫女 ユキ」自身が【シグニバリア】を1つ得られるため、「黒点の記憶」で【ルリグバリア】【シグニバリア】を更に得ることで追加で3面防御を作り出し、「コネクト//ディソナ」<ゲイヴォルグ>「未開の巫女 ユキ」の3枚で相手のシグニをどんどんデッキ送りやトラッシュ送りにする、超耐久デッキを作ることができそうだな、と考えています。「幻水 イシガメ//ディソナ」という、ディソナ版<マノミン>もいますので、ハンデス基盤を組み込むことも可能です。
    ディソナ単体で組んでももちろん良いですが、「未開の巫女 ユキ」の自動能力はディソナシグニが2枚あれば発動するので、<ゲイヴォルグ>はもちろん、<エクシア><リメンバ//メモリア>など、既存の優秀な白シグニを添えることもできます。

    ディソナ登場後も【リメンバ】は強力なデッキであることには変わりませんから、<ゲイヴォルグ>の出番はまだまだありそうな予感がします。
    4月の「concord diva」では新たな装いのリメンバと、白ルリグとして「マユ」が新たに登場するので、<ゲイヴォルグ>がどんな活躍をするか、引き続き注目していきたいところです。

    6:終わりに
    というわけで<ゲイヴォルグ>の解説でした。
    ゲイヴォルグ>というよりは【リメンバ】を振り返るような内容でしたが、切っても切り離せない関係にありますからね。
    毎ターン1面トラッシュ1面ダウン凍結の恐怖、味わった方は多いでしょう。ディソナユキでも活躍してくれることを期待しています。

    2022年後半のディーヴァセレクションは、まさに【リメンバ】の時代でした。
    コントロール性能やカスタマイズ幅の広さもありましたが、プレイングの難しさや構築の自由度がまた、プレイヤーに練度と実力を求めてくるシビアな時代だったなと、こうして記事を書いて思います。
    私も22年後半は【白単リメンバ】【青黒リメンバ】を中心に練習しました。相手のルリグや対戦相手の練度、バトルの展開などから、「<リメンバ・ディナー>の起動能力で何を手札に加えるか」「ハンデスをどの程度仕掛けるのか、仕掛けないのか」「要求はどうする」「ピースは?」「<リメンバ//メモリア>と<ゲイヴォルグ>のどちらで攻めるの」などの選択肢が、1試合に次々登場する、果てしないコントロールゲームの繰り返しでした。
    非常に難しく、果てしなく、しかし非常に奥深く、だからこそ楽しい。結果こそ残せなくとも充実な日々だった、と書き記しておきます。勝ちたかったなあ......。

    5色環境、ディソナ環境も楽しみです。
    ミコオシ」のビジュアルがドツボofドツボなので、みこみこは組みます。ディソナ版<RANDOM BAD>まで来るとは......。

【ディーヴァ】「にじさんじDIVA」にちょい足しで組める!バーチャル軸ムジカのご紹介!!

    posted

    by しみずき

    タイトルトップ.jpg
    「にじさんじDIVA」にちょい足しで組める!バーチャル軸ムジカのご紹介!!
    ■はじめに
    はじめまして、あるいはこんにちは。

    「しみずき」と申します。

    コラボブースター「にじさんじDIVA」が発売されて一か月が経過しました。
    「にじさんじDIVA」をきっかけにウィクロスを始めた新米セレクターの方も、そろそろ「アンジュ」「リゼ」「とこ」「美兎」の4ルリグは遊び倒した頃合いではないでしょうか?

    ......"マンネリ化"の兆し、到来してませんか?

    その悩み、私が解決しましょう!!

    このディーセレクションには「にじさんじDIVA」時点で50種類を超えるセンタールリグが存在します。
    そして、センタールリグが変わればデッキの方向性もガラッと変わります。

    とは言え、新しいデッキを組むのに1からカードを集めるのは中々に"骨"だと思います。
    ですので、今回は「にじさんじDIVA」のプールにちょい足しで組める一味変わったデッキを紹介します。

    1.「にじさんじDIVA」からウィクロスを始めたけど、他のルリグにも興味が湧いてきた
    2.「バーチャル」シグニを主軸にしたデッキの叩き台を知りたい

    というセレクターの一助になれば幸いです!!

    ■自己紹介(前回の記事を読まれた方は読み飛ばして下さい。同じ話をしています)
    ところで、「お前はどこの馬の骨やねん?」という疑問が浮かぶと思います。

    ですので、簡単に自己紹介させていただきます。

    僕こと「しみずき」は、第1弾の頃から約8年間ずっとウィクロスをプレイしています。

    日頃から大型大会や公式イベントで勝ち抜くことを目的として、「競技的」にウィクロスに取り組んでいます。

    最近では2022年度の全国大会「夢限少女杯」に出場してきました。

    この大会は、いわゆるレート戦を4か月間行い、成績が16位以内のセレクターのみが招待されます。

    ですので、少なくともこの4ヶ月間は、全国で数えて16本の指に入る位にガチでウィクロスに取り組んでおり、結果も出している人物だと言えます。

    そのため、内容はそこそこ信頼していただいて大丈夫です!!!!!

    ということで、早速行ってみましょう。

    ■目次
    1.デッキレシピ
    センター
    4

    ※このデッキは2月1日のルール改定後のモノです

    2.コンセプト
    「にじさんじDIVA」のプールにちょい足しで作れるおススメのデッキを組む。
    意識したのは以下の3点

    ---------------------------------
    1.「にじさんじ」のセンタールリグから変更する際の抵抗を緩和する
    2.「にじさんじDIVA」のプールじゃできない戦法を組み込む
    3.メインデッキは「バーチャル」主体にする
    ---------------------------------
    1.「にじさんじ」のセンタールリグから変更する際の抵抗を緩和する
    センタールリグを「にじさんじ」じゃなくするのは少し抵抗があると思います。
    (僕が勝手にそう思ってるだけかもしれませんが......)

    こういうのは徐々に慣らしていくのが大事かと思います。

    という事で妙案をご用意しました。

    今回紹介するデッキは「にじさんじ(軸)」×「紫色」×「お嬢様」です。

    こう聞くことで、あなたの脳内で一人のライバーが該当している事でしょう。

    そう、今回のデッキのセンタールリグは......

    「壱百満天原サロメ」だと思った? 残念! 「ムジカ」ちゃんでした!

    「ムジカ」です。
    ブラウザバックしないでください。お願いします。

    「俺が3人いりゃそれがドリームピースだ」

    とか言い出しそうな素敵なドレッドヘアーをしていますが、その実メチャクチャ性格良いです。

    「実質、壱百満天原です!!」

    なんて言い出そうものなら両ファンから怒られそうですが、まずは騙されたと思って使ってみてください。

    膨大なディーヴァセレクションのカードプールのその一端に飛び込んでみましょう。

    2.メインデッキは「バーチャル」主体にする
    お財布的なお話になりますが、このゲームはルリグデッキとシグニデッキでは、後者の方が集めるカードが多いです。

    逆にルリグデッキのカードであれば、比較的すぐに揃えることができるでしょう。
    なんなら、長くウィクロスを遊んでいる友人を見つけてアタックすれば(お願いすれば)ドロップする可能性もあります。

    今回紹介するデッキのシグニデッキは"殆ど"「にじさんじDIVA」のカードだけで構築できるようになっています。

    そのため、そこそこお手軽なデッキと言えるでしょう。

    3.「にじさんじDIVA」のプールじゃできない戦法を組み込む
    わざわざ「にじさんじ」以外のカードを使うのであれば、「にじさんじ」ではできないことをしたいと思います。

    今回は僕の脳内ディーセレライブラリー()の中から、イチオシの組み合わせを持ってきました。

    このデッキの主役は<VOGUE3-EX ムジカ>です。
    条件こそありますが、ゲーム1【起】によりレベル2のアシストルリグを使い回すことができるユニークなテキストを有しています。

    この能力によって、強力なアシストルリグの効果を2回発動させることで、ゲームで優位に立つことを狙います。
    上記の例であれば、自身のリソースを伸ばしながら盤面を除去したり、<ムジカ>の【自】効果と組み合わせて一気に相手の盤面を除去して攻め込むこともできます。

    そして、今回のデッキで組み合わせるのがコチラ。
    ピーピングハンデスです!!
    (※相手の手札を見た上で任意のカードをハンデス)

    VOGUE3-EX ムジカ>界隈では非常に有力な組み合わせで、ピーピングハンデスと相手ルリグの凍結を2回にわたって行使する事ができます。

    ピーピングハンデスで落としたいのは、勿論のこと<サーバント#>です。
    これにより、ルリグアタックによる追加打点を繰り返し狙っていくのがこのデッキのメイン戦術になります。

    また、相手の攻めに繋がるシグニを狙い撃つことで、疑似的な防御になってくれる可能性がある点は覚えていて損はありません。


    ルリグ凍結の効果は、単純に次のターンのルリグアタックを受けなくなるだけでなく、ルリグが攻撃した時の能力も封じることができるので、印象以上にゲームへの影響は大きいです。

    代表的な例を挙げると、ハンデス軸の<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>+<大装ゲイヴォルグ>の組み合わせで、1回のルリグアタックで2体のシグニを処理されてしまいます。このような此方のリソースを奪ってくる動きを阻止できる点も非常に優秀です。
    黒色主体のバーチャル軸ながら、ピーピングハンデスとルリグ凍結という、「にじさんじ」のプールには無いギミックを主体に戦えるようにしてみました。

    他にも、<サーバント#>を奪取する動きと<コード2434 西園チグサ>によるルリグアップが噛み合っていたり、<VOGUE3-EX ムジカ>のパワー5000マイナスと、黒バーチャルシグニの細やかなマイナスの振り分けも噛み合っていたり、<VOGUE3-EX ムジカ>の黒シグニ回収と1枚から盤面形成が可能な<周央サンゴ>の存在が噛み合っていたりと、<ムジカ>+《バーチャル》という点でも良い感じにシナジーしています。

    3.デッキの回し方
    最序盤は<ピルルク/DRAW>と<世怜音女学院 After School>を使って、<でびでび・でびる>、<ラトナ・プティ>、<葉加瀬冬雪>、<先斗寧>の細やかなパワーマイナスを振れるシグニを集めて、相手のパワーの低いシグニを狙ってライフクロスを攻めましょう。
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    これ等のシグニじゃ手の届かない高パワーのシグニは<メル・バースト>で対処します。
    VOGUE3-EX ムジカ>グロウ後に、<ピルルク/P-A>を2ターンに渡って叩きつけることで、相手のガード計画をグチャグチャにしていくのですが、2ターン目にも一工夫くわえます。

    それが、2月からのルール改定でパワーアップを果たしたドリームピース<アグレッシブな夜>です。
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    このカードも<ピルルク/P-A>同様にピーピングハンデスを行えるので、2ターン目からなんと合計3ターンに渡って<サーバント#>の奪取が狙えます。

    このカードの優秀なところは、同時に盤面除去も行えることで、シグニで3面要求+ルリグ1点要求という理想的なビートダウンの流れを作りやすいです。

    また、3エナチャージのお陰で実質1エナ増えるので、エナの少ない序盤にも遠慮なく使っていけるようになった点は非常に嬉しい強化です。

    3ターン目以降は<夜見れな><鷹宮リオン><笹木咲>も加えた黒バーチャルシグニと、<VOGUE3-EX ムジカ>のパワー5000マイナスの効果を駆使して、相手の盤面を処理していきましょう。

    相手はルリグアタックができず、此方のルリグアタックはスルスル通っていくので、ダメージレースで優位に立ちやすくなっています。

    4.特徴的なカードの紹介
    メル・インビジブル
    最大3点分のダメージを無効にできるという、ディーセレの中でも非常に信頼性の高い大型防御アシスト。
    シグニアタックだけでなく、ルリグアタックも止まる点は非常に優秀。

    ディーセレクションにおいて、「3点分の防御」+「メジャー貫通手段が少ない」という2つの要素を合わせ持った防御アシストはとても貴重です。

    例えば「にじさんじDIVA」のアシストの中で3点守れるものに<【アシスト】月ノ美兎 レベル2【隠蔽】>が存在します。
    とは言え、このカードの防御面数は自分の山札の枚数に依存してしまうので、<ウルトラスーパーヒーローズ>を代表とするデッキ破壊のカードによって防御面数を削られてしまいます。

    他にも3点分の防御になるアシストの代表例として<マドカ//クラップ>や<マキナバインド>が存在しますが、これ等のアシストも<幻獣テングザル>、<コードアート ララ・ルー//メモリア>といったカードにそれぞれ貫通されてしまいます。
    特に3面防御できるかどうかが重要になってくる高速ビートダウン系のデッキが、デッキ破壊や<幻獣テングザル>、<コードアート ララ・ルー//メモリア>といったカードを採用している可能性が高い点が大きいです。

    その点、<メル・インビジブル>は上記のカード群では貫通できないので、防御としてとても信用できます。

    逆にハンデスをされてしまうと、追加コストが払えず防御面数が減ってしまうというケースはあります。しかし、ハンデスを主体としたデッキは、シグニによる点数要求が少ない傾向にあるので、仮に2面防御になってしまっても1ターンやり過ごせることが多いので、現環境でメリット・デメリットを比較した際にはメリットの方が大きいのかなと考えています。

    翠美姫 コンテンポラ
    唯一採用した非バーチャルシグニ。

    メインの役割としてはハンデス対策です。
    手札から捨てられた時に1エナ支払うことで、手札に戻ってきます。

    ハンデス札は<蒼魔 マノミン>や<RANDOM BAD>のように、自分が捨てるカードを選べるものが多いので、エナがある限りはこのカードを捨て続けることによって他の手札を守ることができます。
    このデッキはシグニの回収手段が少なく、手札破壊に弱めなのでこのカードは重宝します。

    また、デッキ破壊によって山札からトラッシュに落ちた場合でも、エナを支払えば回収できるので手札に来やすい点もGOOD

    2月からの色縛り撤廃によって様々なデッキへの出張が予想されます。
    今後もディーセレを遊ぶのであれば、先行投資として持っていても損はありません。

    コード2434 健屋花那
    バニッシュの牽制が、自分が先攻を取った際に非常に強力に作用します。

    というのも、現環境で高い採用率を誇るアシストである<マキナウィングスラッシュ>と<ウリス・スケアー>が両方ともレベル1シグニをバニッシュする効果です。
    先攻2ターン目に、レベル2シグニ+<健屋花那>+レベル1シグニの布陣を作って、レベル1シグニにバニッシュ耐性を付与してやることで、1点得することができます。

    他にも除去を赤色のシグニに依存しているデッキに対してはキラーカードになり得ます。

    西園チグサ>のルリグアップ効果を使用する為の白エナ要因も兼ねており、非常に重宝する1枚です。

    ■終わりに
    最後まで読んでいただいてありがとうございました。

    おもしろかった!!ためになった!!と感じていただけた方は、ぜひともTwitterで「RT」と「いいね」をお願いします!!

    拡散力isパワーということを学びました。自分の記事をより多くのセレクターに読んでいただきたいので、ナニトゾよろしくお願いします!!

販売ランキング【にじさんじ DIVA編】

    posted

    by -遊々亭- ウィクロス担当

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    販売ランキング【にじさんじ DIVA編】

    こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!

    今回も販売ランキングをお届け致します。
    どのカードが人気カードだったのか早速チェックしていきましょう(^_^)/

    【販売ランキング【にじさんじ DIVA編】】TOP3
    第3位
    SRコード2434 天宮こころ

    【自】:あなたのターン終了時、あなたのシグニのうち最もパワーの低いシグニ1体を対象とし、次の対戦相手のターン終了時まで、それは【シャドウ(レベル2以下のシグニ)】を得る。あなたのライフクロスの枚数が対戦相手のライフクロスの枚数以下の場合、代わりにそれは【シャドウ】を得る。
    【出】エナゾーンから[バーチャル]のシグニ2枚をトラッシュに置く:あなたのトラッシュから《ガードアイコン》を持つシグニ1枚を対象とし、それを手札に加える。
    ライフバースト:対戦相手のパワー10000以下のシグニ1体を対象とし、それを手札に戻す。

    第3位は<SRコード2434 天宮こころ
    シャドウを付与する効果とサーバントを回収する効果を持ったカードです。
    どちらの効果もダメージを受けにくくする効果となっており、相手を攻めづらくさせることができますね!
    特にゲーム中で使える回数に限りがあるサーバントを拾えるのはかなり貴重な効果となっております。

    第2位
    SRコード2434 周央サンゴ

    【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたの場とエナゾーンに[世怜音女学院]のシグニが合計5種類ある場合、次の対戦相手のターン終了時まで、このシグニの基本パワーは35000になる。
    【出】《黒》:あなたのデッキの上からカードを3枚トラッシュに置く。その後、あなたのトラッシュから[バーチャル]のシグニ1枚を対象とし、それを場に出す。
    ライフバースト:あなたのトラッシュから《ガードアイコン》を持たないシグニ1枚を対象とし、それを手札に加えるか場に出す。

    第2位は<SRコード2434 周央サンゴ
    パワーが35000になる効果とバーチャルシグニを蘇生できる効果を持ったカードです。
    高パワーによりバトルで負けることもなく場残りが良くなります!
    またトラッシュからバーチャルシグニを蘇生することで理想盤面を整えることができるようになるのが魅力ですね。

    第1位
    SRコード2434 西園チグサ
    【自】《ターン1回》:あなたのルリグ1体がアタックしたとき、あなたの場に[バーチャル]のシグニが3体ある場合、《白》《白》を支払ってもよい。そうした場合、そのルリグをアップし、ターン終了時まで、そのルリグは能力を失う。
    【出】《白》:あなたのデッキの上からカードを3枚見る。その中から[バーチャル]のシグニ1枚を公開し手札に加え、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。

    第1位は<SRコード2434 西園チグサ
    ルリグをアップさせる効果と手札補充効果を持ったカードです。
    ルリグをアップさせることができるのでサーバントに限りがあるディーヴァでは強力な攻撃手段となります!
    バーチャルでデッキを固めれば条件も簡単に達成できるのが魅力ですね。


    以上販売ランキングでした!
    それでは、次回もお楽しみに(´∀`*)ノシ


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