
寒いです。毎朝布団から出られません。ウィクロスをしていても手先の冷えと乾燥がひどく、スリーブで手や指が切り刻まれております。痛いです。
というわけで(?)、今日はDIVISIONS DIVAからエルドラデッキの紹介です。
デッキリスト
どんなデッキ?
解放派エルドラこと<解放者エルドラ×マークν>のデッキです。そりゃそうだ。前回紹介した解放派リルのデッキと基盤は同じで、解放派シグニと<リベレーターズフォース>を使って戦っていきます。
ここまではセンターリル及び、最近よく見る解放派出張のデッキと同じです。
エルドラ最大の差別点は<幻水姫 フクロウナギ//THE DOOR>を採用できること。アタックフェイズ時に無償でハンデスできるため、他の解放派デッキ及び青デッキと比べ、簡単に相手の手札をすっからかんにできます。
言うまでもなく、解放派基盤ならではの火力は健在です。
序盤から<羅星 サシェ//THE DOOR>などで一気に攻め込み、<フクロウナギ//THE DOOR>で手札を奪い去り、相手が復帰する前にフィニッシュ、というゲームプランで攻めていきます。
ディソナ前期に流行った【青赤みこみこ】のようなイメージ、と書けば伝わるでしょうか。青デッキの中でも、短距離走を得意とする珍しいデッキでもあります。
主要カード
また出現時に、手札から解放派シグニを自身の下に置くと1ドローできます。<幻蟲 ミュウ//THE DOOR>などが持つ能力と同じで、手札交換をしながら、<羅星 サシェ//THE DOOR>などレベル1解放派シグニが持つ「自身が下敷きの時」に発動する能力を発動させられるようになります。特に、ハンデスを増強するためにも<幻蟲 アロス・ピルルク//THE DOOR>は積極的に下敷きにしたいところですね。
このデッキは手札破壊が生命線なので、<フクロウナギ//THE DOOR>をどんどん場に出していきましょう。通称「ウナっちゃん」です。
起動能力は自身の場のシグニの下にカードが2枚以上あれば、1ドローか【エナチャージ1】ができるというもの。
上記の<フクロウナギ//THE DOOR>に加え、<幻蟲 ミュウ//THE DOOR><幻怪 ドーナ//THE DOOR>の出現時能力などを駆使すれば、2枚以上の下敷きを工面するのは難しくありません。ただ、それは手札が潤沢であればの話。何も無いところから最低3枚のリソースを用意するのは大変です。
幸い、<リベレーターズフォース>によるエクシード4や、エルドラ自身のゲーム1能力で、1体の解放派シグニに下敷きを寄せ集めても達成できます。解放派自体が短期決戦型のシグニなので、これらの能力で条件達成を狙ってもいいかもしれません。
出現時の2ドローは、とにかく沁みます。冬場に食べるコンビニおでんくらいは沁みます。
<フクロウナギ>を複数並べたいため、リミットは早期に7にしたいです。とはいえ、大型シグニや<翠子//メモリア>などが降ってくることが想定される場合は、そこまで引き付けてグロウすることも考えられます。解放派はリミット6でも、下敷きを駆使すれば戦えないこともないので、臨機応変に立ち回りましょう。
解放派ではないので各種下敷きの恩恵を受けられませんが、やはり強力なシグニです。ライフバースト枠にも余裕があるので、やや多めに入れています。環境によっては<リメンバ//メモリア>でも可。
アシストルリグによるエナの消費量も控えめなので、デッキを回せば自然とアクセスできるので、ゲーム中に1度は使えるはず。<イノセントバトル>を採用するのであれば、2度の発射も見込めます。
ただ<緑子//THE DOOR>などを筆頭に、解放派「シグニ」を指定するカードも多いため、手札で腐ってしまう場面もあります。採用するか以下は好みで分かれますが、1枚あると便利です。
採用候補カード
防御が足りないと感じるなら、アシストルリグの防御面数を増やすことになります。リル+リメンバから<エクスエコー><エクスクロスファイア>+<【アシスト】リゼ レベル1【剣】><【アシスト】リゼ レベル2【氷壁】>とするなどして調整してください。 解放派系デッキや<LOVIT//ディソナ>などのエナ破壊は少なくないので、なるべく別の色のエナが求められない防御アシストがいいですね。また、<カウントダウン・ヒールズ>の枠は<イノセントバトル>も採用候補になります。デッキがあっという間になくなり、リフレッシュで余計なダメージを受けやすくなるためです。<エクシア>などと攻防のバランスを調整しながら、お好みのピースを見つけていってください。
他の解放派デッキとの差別化について
前文でも書きましたが、やはり<フクロウナギ>を上手に使ってこそ、解放派デッキでエルドラをセンタールリグに置く意義となります。純粋な打点は解放派リルに軍配が上がりますし、昨今は解放派を出張させたデッキも少なくないため、闘争派・防衛派と比べ、競争相手が多い印象です。<フクロウナギ>の強みは、やはりノーコストでのハンデスです。<アロス・ピルルク//THE DOOR>や<緑子//THE DOOR>を敷き、こちらは手札をしっかり抱え、相手の手札はすっからかん、を狙いましょう。ハンデスは他の解放派シグニだけでもできますが、<フクロウナギ>のノーコストハンデスで、リソースに大きな差をつけていくのが狙いになります。そこを意識して立ち回りましょう。
終わりに
というわけで解放派エルドラでした。新弾アンケートの「リル」と合わせて、解放派を両方とも担当させていただきました。デッキがぐるぐる回るので、往年の【植物緑子】や<アロス・ピルルク N>を思い出して、非常に楽しいです。もう7年前のデッキなんですね、アロスピルルク(2017年2月末登場)。え、7年......。え?
......リルやエルドラに限らず、解放派は出張性能が非常に高いため、ぜひ色々なデッキを作って遊んでみてください。
下級解放派シグニと<リベレーターズフォース>をそろえれば、出張セットの出来上がり。お買い求めはぜひ遊々亭で!
ではまた次回の更新で。早く暖かくなってほしいです。