【2ページ目】攻略コラム:2023年12月 | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【2ページ目】攻略コラム:2023年12月 | WIXOSS|ウィクロス

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント@yuyuWixoss 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

攻略コラム:2023年12月 アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

【ディーヴァ】ブルアカ限定大会にて勝利報告多数、ゲヘナ型ハンデスアズサのススメ

    posted

    by 攻略コラム

    title.jpg
    ブルアカ限定大会にて勝利報告多数、ゲヘナ型ハンデスアズサのススメ
    こんにちは、46熊です。
    今回は私が今月ブルアカ限定大会で使用し戦績22-2とほぼ9割以上勝ち越すことの出来たゲヘナ型のハンデスアズサについて解説させていただこうと筆を執った次第です。私以外にもこの構築をコピーして使用してくださった方からは概ね勝ち越した報告を頂いており、とある方(なんと今弾から始めた初心者の方だそうです)からも優勝の報告を頂いています。初心者にもある程度扱いやすい構築でまとまったのかなと概ね満足しています。
    • 10007.jpg
    他のピースを採用したミラー戦の他全体的に不利とされる<ヒナ>対面であっても肉迫出来るよう、ブルアカのカード達を研究した成果を詰め込んだ構築となっていますのでカードをお持ちの方は是非扱っていただけると嬉しいです。

    また、いつも巻末で話している内容ですが是非いいねRPブックマーク等是非ご協力をよろしくお願いします。皆様が興味を持ってくれていることが分かれば次の記事のモチベーションに繋がりますので。なにとぞなにとぞ〜


    デッキリスト
    LB
    20


    コンセプト
    高レベル高パワーは正義!


    序盤〜終盤の動き
    最初に
    どの生徒と絆を結ぶかが奥深いブルーアーカイブDIVA、このデッキは9割以上の頻度で<早瀬ユウカ>→その時必要な誰か、と言った流れで絆を得ます。

    その大きな理由として、このデッキはほとんどの場合<ゲヘナ学園風紀委員会>を終盤の詰めで使用する関係で道中の下級シグニと絆を結んでいる余裕がないためです。何度か握って回してもらえればデッキの雰囲気も掴めて適宜好きなシグニと絆を得られるようになってきますが、慣れないうちは<早瀬ユウカ>と絆を結んでいただければ問題ありません。
    またこのデッキのキモは<一之瀬アスナ>の2ドロー、<火宮チナツ>の2落とし2回収、<白洲アズサ>のゲーム1、<ゲヘナ学園風紀委員会>の3回収と回収手段を複数用意している点です。相手のハンデスがあっても継続的に理想盤面を組めるようになっているので極力回収効果は小出しに使っていくようにしましょう。このレギュレーションではどこからでも<猫塚ヒビキ>が飛んでくるためすぐ手札が枯れます。枯れる位なら最初から持たないようにするのも最後まで戦い続ける上で必要です。

    1,2ターン目
    マリガンはサーバント > 7000になる下級 > <マシロ> > その他となります。
    このデッキはサーバント以外の1シグニを全てLB無しにしたため理論上はライフクロスに埋まるカードのライフバースト率は高めです。お得ですね。
    先手であれば<大野ツクヨ>2面、後手であれば<大野ツクヨ><下江コハル>で<コハル>にアタックさせるのが理想です。7000のパワーラインは<十六夜ノノミ><銀鏡イオリ>に除去されてしまいますが2ターン目以降のシグニの代わりに除去されたと思えば安いものです。また、このゲームの2点要求は1点で収まる可能性が高く、1ターン目と2ターン目で1点ずつ要求されるよりは1ターン目2点要求の次ターン0点要求のほうが理論上はお得です。
    また、1ターン目は基本的に<一之瀬アスナ>にはグロウしておきましょう。<クロノス報道部>も余裕があれば使っておきたいです(トラッシュにシグニを落とすことで<サーバント #>がライフから捲れたとき+1リソース)
    2ターン目は先手でも後手でも<一之瀬アスナ(バニーガール)>にグロウします。この目的はリミット上昇による222盤面の構築です。また相手のシグニを一体でも除去出来るなら追加コストは積極的に払っていきましょう。コストの理想は1ターン目に出していた<大野ツクヨ>です。このデッキは緑エナを使わないので。
    相手のシグニが残っていれば<羽川ハスミ>を、居なければ適当な2シグニを立ててアタックです。2シグニ三面を立てられない場合もパワー7000の1シグニは立てられるようにしましょう。

    防御面数0面と思わせて、レベル222の盤面は容易に抜く事が出来ずハンデスによって相手の攻め手も鈍っているため実質1〜2面分くらいの防御にはなるカードです。

    3ターン目以降
    先手と後手で過酷さが変わるのが3ターン目以降ですが、何にしてもさっさと<風紀委員会>を2までグロウさせてリミットを8にするのが良いです。<白洲アズサ>のターン1起動は無色を1枚だけ支払えるので道中ライフから捲れた<早瀬ユウカ><猫塚ヒビキ>等も1枚だけならトラッシュに落とせます。<火宮チナツ>へのグロウ前にエナのカードを回収したければ起動の無色コスト分で回収したいカードをトラッシュへ落としておきましょう。
    ここで<火宮チナツ[戦傷治療]>使用時に心がける事ですが、このデッキは白エナが大事な反面それ以外の色のエナが盤面に立てるシグニの都合上溜まりやすい構造になっています。それらは起動コストにも使えないためそう言ったシグニをエナから落としつつ白シグニをライフ中へ仕込むようにしましょう。 このデッキの理想盤面は<剣先ツルギ><猫塚ヒビキ><早瀬ユウカ>から2体と2シグニ(相手によって<才羽モモイ><羽川ハスミ>あたりから選択)となります。特に<早瀬ユウカ>の絆起動+アタック開始時で手札が2枚も増えるため常時手札に余裕を持って戦う事が出来ます。相手がハンデス系のデッキでなければ手札二枚切って除去を耐えるのも日常茶飯事です。
    アズサ>効果で1面は空けられるので、残りの面はハンデスも絡めつつ踏んでいき、堅実に点を通していきましょう。手札を潤沢に持たれている場合は<ゲヘナ学園風紀委員会>で<猫塚ヒビキ>×2枚、<才羽モモイ>を加えて場に出す事で5ハンデスが出来ますのでハンデスの応酬が行われた時の<ゲヘナ学園風紀委員会>がどれ程優れているかお分かりでしょう。
    最後まで気の抜けない勝負は続きますが、基本的にフルハンデスして地上を1面要求するためアップ状態を参照する除去ライフバーストの影響をほぼ受けないようにできています。
    最後まで冷静に、確実に点を通しに行きましょう。


    構築について
    1.2シグニ編
    ブルーアーカイブDIVAの下級シグニの中で最初に注目したのが<伊落マリー>でした。それまで猛威を振るっていたディソナ下級シグニをはじめとしたシグニ達の除去を全て弾き、何ならアシストルリグでの除去からも逃げられる事から多くのブルアカルリグが<伊落マリー>を採用し、ディソナルリグ達も<ワウルフ//ディソナ>の多投を真剣に検討しなければならない事態でした。

    しかし、ここはブルーアーカイブDIVA限定構築。レベル2シグニの点取り要員はごまんと居ます。そうなったときにレベル1ルリグにバニッシュやバウンスをされる裏目よりもレベル2シグニに容易に面をぽんぽん空けられる裏目のほうが大きいと考えほぼ全ての1シグニのパワーは7000まで上げられる構築にしています。
    特に先攻1ターン目の<大野ツクヨ>2面でのターンエンドは相手に大きくプレッシャーをかけることができるでしょう。

    いずれも<伊落マリー>が付与したシャドウを簡単に超えてきます。

    ムツキ>は不安定ですが相手が使うと大体5000以上持っていかれます。パワー7000では足りないかもしれませんが3000よりはマシです。

    また、この構築はレベル2でさっさとリミットを6に、次ターンも8にして高パワーを常時維持することが出来ています。リミットが足りなくて出したいシグニが出せない、といったこともなく、盤面再現性も高いため一度扱い方を掴めばどの相手にもほぼ同じ動きで戦っていけるでしょう。

    2シグニについても高パワー、最低基準の8000パワーラインを意識しています。<才羽モモイ><羽川ハスミ>は終盤まで役割があり、<杏山カズサ>もハンデスが十分に行われた状況であれば相手の1シグニを除去しながら<猫塚ヒビキ>でハンデスしたり、と言った事も出来るため2〜4ターン目くらいまで長期使用されることが多いです。

    3シグニ編
    剣先ツルギ>は主にLB用、サーバント回収用に多投していますがあまり使いません。このデッキの中核は<早瀬ユウカ><猫塚ヒビキ>の2枚です。この2枚が並ぶことで<美甘ネル>でなくとも安定して手札を捨て<猫塚ヒビキ>のアタック時効果を誘発させる事が出来ます。
    • 像
    ただ上位シグニを青にすると当然エナに青エナが多く溜まっていき、<アズサ>の起動に差し障ると言う事もあるかもしれません。その場合は手札からエナに置ける白エナを確保しておくとよいです。
    ハンデスが十分に効いているとこちらの盤面はそう簡単にバニッシュされません。そうなると更に手札差はついてくるのでそうなればかなり楽に立ち回れるかと思います。

    アシストルリグ編
    ドローアシストが無いとサーバントを確保できるか不安なので<C&C>は個人的に必須級です。またこのデッキは他のデッキと比べてレベル1の枚数が控えめなので<クロノス報道部>と合わせてパワー7000のラインを二面ちゃんと並べられるようにしたいですね。
    風紀委員会>ですが、前述した<火宮チナツ[戦傷治療]>の追加コストは払いません。何故かと言うと、このルリグにその余裕はなくそれだけエナを使えるなら攻撃に使った方が良いからです。
    エナの他色を落としながら白のカードをライフに追加する事で白エナを得る、ついでにライフ1回復とそんなノリで使っちゃいましょう。

    各種対面について
    実はあまり語ることが無く、<空崎ヒナ>以外のプレイングは基本的に前述した通りです。少しずつ手札回収を使わないとハンデス対面は息切れするため特に気を配る必要がある点は留意下さい。
    空崎ヒナ>対面ですがこのデッキで個人的に最も対戦したくない対面で、多くの黒ブルアカシグニは<早瀬ユウカ>の耐性を無視して面を空けてくるためです。この対面についてだけは<ゲヘナ学園風紀委員会>を中盤に使った方が良いです。絆を得た<黒舘ハルナ>が単騎でどのシグニだろうとガンガンバニッシュしてくるためです。(<ハルナ>の10kマイナス+<ヒナ>の6kマイナス)

    黒舘ハルナ>のパワーマイナスにはトラッシュの枚数が必要です。そのため適当なタイミングでリフレッシュを挟んで弱体化を狙いたいというわけですね。
    フルハンデスした返しに2ドローでリフレッシュするパターンが理想ではありますが、ダメージレースを有利に進めるためにも隙があればリフレッシュさせるのも視野に入れていきましょう。

    ブルアカ限定を飛び出すなら?
    メインデッキは変更する必要ないかなと考えています。下手にブルアカでないシグニを入れると<早瀬ユウカ><猫塚ヒビキ>の条件達成に差し障ります。 アシストルリグですが個人的には2択で、マドカマキナor レイマキナの組み合わせを環境ではよく見るなといった印象です。

    前者は2ターン目にマキナを2までグロウし、後者は2ターン目にレイを2までグロウしリミット6を作ります。このため、1,2ターン目で<マキナウィングスラッシュ>による除去が通じないシグニしか並んでいない場合に後半までマキナをグロウしないプレイの出来る後者の方が私は好きです。
    レイ*月華>→<無我斬>までグロウすると3ドロー3ハンデスで、<一之瀬アスナ(バニーガール)>までグロウした際の2ドロー2ハンデスと比べるとその強さが分かると思います。1ランク上のドローとハンデスをぜひお楽しみください。


    終わりに
    新弾発売から今までずっとお世話になったアズサデッキを一人でも多くの人に触って頂きたく思い急ピッチではありますが紹介させて頂きました。もしカードがあれば是非組んでその安定感を楽しんで頂けたらと思います。
    そんな事をしているうちにもうDIVISIONS DIVAの発売まで1週間を切りましたね。各派閥どれも今までと1ランク上のそれでいて正統派なカードパワー強化だと感じました。ブルーアーカイブDIVAから入った新規セレクターの皆さんにも最初は見た目で選んで全然問題ありませんので是非WIXOSS DIVA(A)LIVEの世界に飛び込んで来てみて下さい。飽きっぽい私がかれこれ8年以上楽しんでいるゲームです、後悔はさせませんので。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。いいねRPブックマーク等是非ご協力をよろしくお願いします。

【ディーヴァ】頂点歌姫と考える、ライフバーストをケアするシグニの置き方アタック順

    posted

    by 攻略コラム

    title.jpg
    頂点歌姫と考える、ライフバーストをケアするシグニの置き方アタック順
    こんにちは。皆様、ブルーアーカイブDIVA環境は楽しんでいるでしょうか?
    今月は特にプレイマットがランダムで貰える、特殊なルリグがランダムで貰えるなどのイベントもあり各地でそもそも参加が難しい位盛り上がっているようです。16人の定員にたいし64人参加希望があったりと、過去一の勢いがあるなと言う印象です。
    ただ当然ですがブルアカDIVAから始めたプレイヤー、それまで特に今までウィクロスに触れてこなかったプレイヤーの皆様の中にはどう立ち回ればいいか分からないと言った方も多いのかなと感じました。と言う事で今回はブルアカでウィクロスを始めたプレイヤー向けの、シグニの配置方法やアタック順のレクチャーをさせて頂ければと思い筆を執らせて頂きました。
    今回のタイトル、〇〇が教える、ではなく〇〇と考えるにしたのは私自身それが正解であると断ずることは出来ないからです。ライフクロスから何が出てくるかは断定が出来ないためその時その時で最適な選択が必要になります。
    それでも、8:2で前者の選択肢の方が裏目が少ないならそちらを選び続けた方がその積み重ねで絶対強くなれると思うのです。なので、(極力間違った事は言わないように努めたいとは思いますが)今回紹介したケースを参考に自分のバトルへと取り入れてみて下さい。
    折角始めたこのウィクロスと言うカードゲームで少しでも勝てるよう、心ばかりのお手伝いをさせて頂けたらと思います。

    申し遅れました、ブルアカからウィクロスを始めた新規プレイヤーの方にご挨拶させて下さい。
    九州を拠点に活動をしているウィクロスプレイヤー、名をば46熊と申します。

    直近の成績ですが
    ・ディーヴァグランプリ3rd ベスト8
    ・2022年夢限少女杯出場
    ・ディーヴァグランプリ6th 優勝
    ・各種ウィクロスセレモニー上位入賞多数

    とそこそこ色んな所で名前を掲載させて頂いております。
    得意な、と言うか結果を残しているデッキはハンデス軸のコントロールデッキが多く、逆に防御面数の少ない攻撃系のデッキは苦手です。世間一般的に強いとされるディソナ花代握って平気で0-7とかします。
    何にしても明確な勝ちへのルートを持っているデッキ、相手に合わせてある程度戦法を変えても対応できる柔軟性のあるデッキが好きです。
    今年一番お世話になったカード達。みこみこは完璧で究極のアイドルです

    基本編
    ※最初に注意ですが、今回の記事は基本的にブルアカ限定構築戦を想定して解説しています。通常環境だと色々と変わる事もあるかと思いますが、今回得た知見は無駄にならないと思いますので是非参考にしていってください。

    多くの場合このプレイを取った方が良い、みたいな動きがあります。私が直近で対戦させて頂いた初心者さんにはよく実例を以て教えている事があるのですが、今回はそこから見ていきましょう。

    1.シグニは可能な限りダウンさせておいた方が良い
    まず1つ目ですが、ウィクロス、ことディーヴァセレクションおいては勝敗を分かつ強力なライフバーストと言う逆転要素を無視する事は出来ないでしょう。
    これらのシグニがライフクロスから登場すると最後のシグニアタックでもない限り点要求も止まりますし何なら一面空いてしまいます。このせいで勝ちを逃すのみならず返しの点要求が足りて敗北してしまった、と言う方も少なくはないでしょう。
    ディーヴァセレクションのカードにはこの『アップ状態のシグニ1体を対象とし〇〇』と言った形式のライフバーストが非常に多いです。ブルアカにおいてレベル3シグニの半分以上がこの形式のLBと言ってもいいかもしれません。
    そのため、シグニは可能な限りダウン(アタックする、ダウン起動を使う、等)させておいた方が良いです。相手のシグニを不用意にバニッシュして相手にエナを与えてしまう事が必ずしも良い事とは限りませんが、それは中級者以上になってから考えればよいと私は考えています。特に自分のシグニの正面に立っているシグニのパワーが自分のシグニよりも高い場合アタックしてもほとんどデメリットはないためアタックし得です(厳密には凍結が絡んだ場合などでデメリットになる場合もあります)

    2.ライフクロスをクラッシュしないアタック→クラッシュするアタックの順が良い
    これは1番の応用ですが、ライフをクラッシュする事は=ライフバーストの恐怖に怯える事になります。そんな時、最初からバニッシュするつもりならライフをクラッシュする前に自分のシグニをアタックによってダウンさせておくようにしましょう。
    また、このゲームには<シグニバリア>と言う新たな防御手段が存在している事は皆さんもご存じでしょう。これはシグニのアタックによって与えるダメージを肩代わりしてくれるものですが、<ランサー>を持ったシグニが対戦相手のシグニをバニッシュした際のライフクラッシュは防がないという裁定になっています。
    そのためランサーで1面、通常のシグニアタックで1面要求をかけている場合は後者からアタックする事でバリアを壊しながら1点取りに行く事が可能です。各地の大会結果を見ると<アズサ>の使用率は割と高く、必然的に<ティーパーティー>による<シグニバリア>を目にする事も多いでしょう。覚えておくと少しだけ得するかもしれません。
    • 10001.jpg

    3.アタック時除去、アサシン、ランサー等の点取り要素は正面が空いている箇所をアタックした後にアタックした方が良い
    これは対戦相手によりますが、ライフバーストでシグニを展開してくる危険性のある<アズサ><ヒナ>、ことランサーに関してですがシグニの与えるダメージを無効にしてくるライフバーストを持つ<シロコ>に対して特に効果的な戦術です。
    勇美カエデ>のライフバーストに関してですが、ランサー及び相手のライフが残っている時のSランサーはダメージではないため、ダメージ無効を貫通する事が出来るんですね

    この辺りのシグニがライフから捲れると取れるはずだった点が取れなくなってしまいますが、アタック時除去、アサシン、ランサー等のシグニを残しておけばちゃんと点要求を行う事が出来ます。
    但しトラッシュに<守月スズミ>がある状態の<天雨アコ>、野生の<羽川ハスミ>から降ってくる<守月スズミ>、相手の場に居る<蒼森ミネ>には要注意です。
    一応<蒼森ミネ>に関しては1度目のアタックまでに<蒼森ミネ>を除去してしまえれば良いのですが、アサシン・ランサーについては完全に無力になってしまうので気を付けましょう。
    他にも色々ありますがとにかく慣れないうちは2.を心がけていくことをお勧めします。相手にエナを与える裏目より一面除去される裏目の方が大きいです。
    と、言う事で実践編です。各種ルリグと対面した時の対応を見ていきましょう。

    VSアズサ編
    心得:高レベルシグニから殴るべし、出来れば白シグニのバニッシュは避けるべし
    ブルアカをよく知らなくてYoutubeの紹介動画を見漁っていたのですがいきなりガスマスクを付けた可愛い声の女の子が出て来て驚愕した覚えがあります。
    ブルアカ4ルリグの中でもコストさえ支払えば無条件でほとんどのシグニを除去できる点、ゲーム1により欲しいシグニを大体持ってこれる点から安定した戦い方の出来るルリグです。一方で試合時間が長引く事からどこかでミスする可能性が高く、受け主体のデッキであることから少しだけ使用が難しいルリグです。
    ライフバーストも軒並み強力で、前述した<羽川ハスミ>のような面埋めだけでなく<剣先ツルギ>の手札戻し、<蒼森ミネ>のトラッシュ送り等こちらのシグニが何であれ除去してくるLBが特徴的で、白単かと言えばそう言うわけでもなく青や緑を混ぜてあることが多い印象です。またどんな型でも手札の確保や盤面強度維持のために<早瀬ユウカ>は入っている印象ですね。
    アズサ>対面の心得ですが、どの道LBを踏むのであれば場に残したい高レベルのシグニからアタックしていく方が良いかなと思います。ライフバーストの影響を最小限にする事が出来ます。
    また、現環境に存在する<アズサ>は意外と白いカードが入っておらず白以外のシグニが盤面に立つ事もかなり多いです。<アズサ>のターン1起動は白無で2コストなので白エナを絞る事でエナの支払いに圧力をかける事が出来ます。
    アシストの防御力にクセのあるブルアカ環境で素の防御性能が高い<アズサ>はかなり厄介な相手ですが攻撃力はそこまで高くないため堅実に勝負していきましょう。
    VSシロコ編
    心得:此方側もランサーを大切にすべし、フィニッシュは低パワーシグニにする事も検討するべし
    可愛い顔して銀行を襲う女の子。キヴォトスってみんなそんななんですか
    エナを溜めます→エナを使います→勝ちます、とコンセプトが分かりやすく個人的に初心者向けかなと思っているルリグ。<久田イズナ>で盤面を形成し、フィニッシュは<歌住サクラコ><狐坂ワカモ>で攻めるのが定番の動きになりそうな印象です。
    シロコ>のライフバーストで警戒するべきは前述した<勇美カエデ>のようなダメージ無効系、<春日ツバキ>のような面埋め系、あとは<桑上カホ>のようなパワー〇〇以上系バニッシュです。
    特に<桑上カホ>についてはアップダウン関係なくバニッシュされるため最後のシグニアタックであっても油断はできません。
    シロコ>対面の心得ですが、ランサーをつけられるギミックがあるデッキはランサーを大事にしましょう。ダメージ無効と言われてもシグニで削りを入れる事が出来ます。
    またそこまで採用枚数が多いわけではないので過剰に気にする必要もないかもしれませんが、<桑上カホ>のライフバーストを避けられるようパワーの低いシグニで最後の1点を取りに行くことも余裕があれば意識してみて下さい。
    またこれはシグニのアタック順とはあまり関係ありませんが採用しているピースが大体<覆面水着団>なのでリフレッシュ戦術を組み込んでいるデッキを使う場合は相手のデッキの削り具合には気を付けましょう。お勧めなのは相手視点では(いやまだピース使わなくても大丈夫やろ...)くらいのギリギリまで引っ張って一気にリフレッシュさせるのが良いです。
    • 10005.jpg
    VSネル編
    心得:手札は投げ捨てるべし。でも最後は持っておいた方がいいかも
    C&Cのリーダー。理由は分かりませんが普段使いのメイド服以外にバニーガールになったりナースになったりしているミリしらな私としては一番よく分からない子です。
    正直<アズサ>と同じくらいLBの回避が難しく、概ね1面止められます。ダウン系のLBは1ドローまたは1ハンデスがついておりついでのように凍結もついている事から一気に戦術を崩される事も多々。そんな中で面埋めLBを持っているカードも内包しています。ハンデスで動きを縛られている状態でそれらに対応するのは至難の業です。
    面空けをパワーマイナスに頼っているデッキなのでこちらも高いパワーで迎え撃つのが良いです。手札は基本的に捨てさせられるので可能な限り攻撃に使い、手札を増やすカードは毎ターン小出しに使っていきましょう。
    ただ心得にも書きましたが最後の詰めではケアしたいライフバーストがあります。それが<明星ヒマリ>です。
    手札3枚捨てないとアタックを無効にするライフバーストで、防御アシストがそこまで強くないブルアカ限定構築だとこのカードが入ってくる頻度も通常環境よりも多くなるのではないかなと考えています。もしどこかで1枚見えたら警戒する事をお勧めします。

    VSヒナ編
    心得:アタック時除去を大事にするべし、最後は高レベル高パワーで
    安定した盤面形成能力を持つゲヘナ学園の風紀委員長。強者揃いの風紀委員会の約半分の戦闘力を有しているとかいないとか。あ、一応17歳らしいです。
    前述しましたが面埋めライフバースト<天雨アコ>の存在は常に警戒しておきたいです。また、このデッキのライフバーストは概ねパワーマイナスに寄っているのも大きな特徴です。最後の1点は可能な限りパワー13000以上のシグニを残してアタックしたいところです。
    また、特に気にしたいのは<棗イロハ>のライフバーストです。
    どんなにパワーが高かろうとレベル2以下なら起きていようが寝ていようが問答無用でバニッシュしてくるライフバーストです。基本的に場に残したいシグニからアタックするべしとは前述しましたが<ヒナ>相手にした時だけはアタック順に悩まされます。特に詰めのタイミングでは低レベル低パワーのシグニからアタックする事を心がけましょう。

    終わりに
    勢いで全ルリグ対面の話までしてしまいましたがまだウィクロスを初めて1ヶ月前後の初心者セレクターの皆様にはとりあえず基本編だけでも覚えて帰って頂けると嬉しいです。慣れてきたら各対面ごとの項についても概ねすんなり理解できると思いますので。
    最後まで読んで頂きありがとうございます。良かったと思われましたらいいねRPその他高評価の程よろしくお願いします。

    おまけ:君達はどう使うか? パート3
    折角ブルアカのお話をしたのでおまけに<杏山カズサ>から学ぶシグニ配置の話を。
    ダウンしてブルアカのカードをエナから1枚支払う事で相手のレベル1シグニを手札に戻す効果。ダウンする効果は一見デメリットにも見えますが正面のシグニをアタックしなくてもアップ状態のシグニを対象としたライフバーストを回避できるためデメリットばかりではありません。
    伊落マリー>のシャドウ付与を貫通して除去を行えることから特に需要が高いこの1枚ですが、このシグニに対し少しでも有利にゲームを進める方法を考えてみました。
    相手の場に<杏山カズサ>が居て此方のシグニで除去するのが難しく、そしてレベル1シグニを配置しなければならない場合。こちらはレベル1のシグニを<杏山カズサ>前に配置すると良いです。それは何故か。<杏山カズサ>をリムーブ(場からトラッシュに置く動作)しなければ空いた面をアタック出来ないからです。
    基本的にシグニをリムーブする行為はディスアドバンテージで、可能な限り行いたくない行為です。その勿体ない行為を強要する事で後々リソース差が付いてくるわけですね。
    ダウン起動持ちのシグニ前には弱いシグニを配置する、覚えておいて損はないかもしれないです。

初めてでも分かるデッキの組み方講座〜ブルーアーカイブDIVA編

    posted

    by 攻略コラム

    title.jpg
    初めてでも分かるデッキの組み方講座〜ブルーアーカイブDIVA編
    はいこんにちは、からばこです。
    ブルーアーカイブ DIVA」が発売されて1か月が経ちますが、先生、セレクターの皆様、ウィクロス遊んでますか?
    夢限少女杯の予選で激闘が繰り広げられている一方、各地の「先生セレクターお店で交流会」は、満員御礼を超えて定員オーバー大人気だと聞いております。この勢いが続いてほしいですねえ。

    というわけで遊々亭では引き続き、ブルアカからウィクロスを始めてくださった皆様に向けて、もっともっとウィクロスを楽しめるようになる、チュートリアルな記事をたくさん発信していきます。第1回は「ブルーアーカイブで学ぶ、アシストルリグの使い方!」でしたね。

    今回は「初めてでも分かるデッキの組み方講座〜ブルーアーカイブDIVA編」と題して、ブルアカのカードを使って、イチからディーセレのデッキを作る際の、考え方やポイントなどを紹介していきます。
    約2年前に書いた「ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編」のリライト版になります。前回の記事を読んでくださった方も、今回が初めての方も、ぜひお楽しみください。それでは、レッツゴー!

    ステップ0:デッキ作りの超基本
    デッキを作る前に、ウィクロスのデッキ構築について復習しましょう。
    基本中の基本ですが、まずはここから。ディーヴァセレクションのルールになります。
    前回から変更があったので、そこは要注意です。

    超基本
    ・ルリグデッキは12枚。センタールリグはレベル0〜3、アシストルリグはレベル0〜2を2人ずつ、ピースは2枚。
    ・ルリグデッキに同名カードは入れられない。
    ・「ドリームチームピース」はデッキに1枚まで。チームピースとドリームチームピースは両立できない。
    ・メインデッキは40枚。ライフバーストは20枚まで。同名カードは最大4枚。
    ・サーバントは<サーバント #>を4枚。
    ・ピースや一部のカードには使用条件がある。(場に黒のルリグ、場に3色のルリグなど)
    ・センタールリグのレベルより大きいシグニは場に出せず、ルリグの「リミット」を守る必要がある。

    基本
    ・基本的にはセンタールリグのカードを中心にデッキを作る
    ・アシストルリグやピースなどで、センタールリグ以外の色のコストを求められる場合がある
    ・事故(序盤に高レベルのシグニばかり引いて場に出せない)は避けたい。
    ・使うなら「エクシード」「コイン」のことも考える。

    応用
    ・デッキの「コンセプト」「やりたいこと」を決める(デッキの動き、と言います)
    ・デッキの動きを実現できるカードを選ぶ
    ・デッキの動きを実現できるため、ターンごとに何をするかを決める(ここまでできたらすごい!)

    とはいえ、いきなり「デッキのやりたいことを決めましょう!」と言われても、戸惑う先生方は多いでしょう。
    ブルアカからウィクロスを知ってくださった方は、「ブルアカは知ってるけど、ウィクロスはまだまだわからない」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。

    なので今回の記事では、「センタールリグができることを知って、そこからデッキを組む」を目標にします。
    アズサ、シロコ、ネル、ヒナの4人のうち、私が最初に組んだヒナ委員長を例に挙げながら、実際にデッキを組んでいきます。
    デッキを作る際は、自分の使いたいルリグや、作りたいデッキに置き換えてお読み下さい。
    採用するカードの枚数や種類も、お手持ちのカードと照らし合わせながらで大丈夫です。
    「推しの生徒がシグニだから、このシグニでデッキを作りたい!」という方は、とりあえず、その生徒さんと同じ色のセンタールリグでデッキを作ると仮定して、読み進めてくださいね。

    ステップ1:センタールリグの「得意なこと」を見つけよう!
    デッキを作るうえで最も重要なのが、センタールリグの得意なことを知り、それを活かすことです。
    「このルリグは何が得意なんだろう?」という視点でルリグの能力を読み、その長所や特技を伸ばす方向でデッキを作るのが基本になります。
    「ルリグができること」は、能力はもちろん、ルリグの色や所属するチームやカテゴリ、コインの有無なども含まれます。

    それでは、ヒナ委員長の能力を見てみましょう。
    黒は「パワーマイナス・デッキ破壊・トラッシュ利用」が得意な色ですので、それが戦略の軸になっていくと予想できます。
    「No Limit」や「ディソナ」などのチーム所属はありませんが、ブルアカルリグということで、「絆ギミック」に関する能力を持っています。

    では、ヒナの具体的な能力を見ていきましょう。
    トラッシュ送りをトリガーにしたパワーマイナス、ゲーム1の2体蘇生、絆起動で2エナで1体蘇生、の3種類です。
    重要そうなのが最初の能力ですね。ヒナ自身がトラッシュ送りの能力を持たないため、シグニやピース、アシストルリグなどで、相手か自分のデッキをトラッシュに送る仕組みを整えてあげる必要がある、とわかります。

    デッキ破壊ができるということで、「リフレッシュ戦略」も組み込めますね。
    リフレッシュとは、デッキが0枚になって、トラッシュを新しいデッキにする際、ライフクロスを1枚減らすルールです(ざっくり)。リフレッシュでライフクロスを減らせるので、これが戦略になると考えられます。
    また、自動能力で全てのシグニのパワーを下げられるので、他の黒カードのマイナスをサポートしたりできるな、とイメージできます。

    加えて、自分のデッキをトラッシュに置くことでも、自動能力が発動します。
    トラッシュを増やせば、ゲーム1能力や絆能力で場に出せるシグニの選択肢が増えますね。

    ここまで見れば、ヒナは「相手のデッキを削りつつ、パワーマイナスをバラまき、状況にあったシグニをトラッシュから蘇生していく」ことが得意だとわかるでしょう。この「得意なこと」をバトルの中で実現できるカードを選んで、デッキを作ります。
    黒にはこの戦略を得意とするルリグは多くいて、差別化が必要だったりもしますが、それは応用編ということで。


    ウィクロスのカードの色には、それぞれ得意なことがあります。大まかに言えば、

    赤:バニッシュ・【ダブルクラッシュ】【アサシン】などでの速攻・エナ破壊
    白:バウンス(相手のシグニを手札に戻す)・【シャドウ】などでの耐久・能力無効・サーバント確保
    青:ドロー・ハンデス(相手の手札を捨てさせる)・ダウン・ダウン凍結
    緑:エナチャージやエナ利用・【ランサー】【Sランサー】・シグニのパワーをプラス
    黒:シグニのパワーをマイナス・トラッシュ利用・デッキ破壊

    です。色ごとの傾向として、「赤は速攻の攻撃型、白・青は耐久の防御型、緑・黒はバランス型」という具合です。
    細かくできることはセンタールリグによって異なりますし、例外もありますが、最初は色の長所や傾向に合った構築や戦術を目指すと分かりやすいです。
    「速攻の白」「耐久の赤」もできないことはありませんが、ちぐはぐになりがちなので、色やルリグに沿った戦術を選ぶのがオススメです。(にじさんじの<アンジュ>のように、速攻ができる白ルリグもいたりします)

    ステップ2:「得意なこと」を実現しよう
    では、ヒナの構築に戻ります。
    「相手のデッキを削りつつ、パワーマイナスをバラまき、状況にあったシグニをトラッシュから蘇生」ですね。
    そのためには

    ・相手のデッキを削る
    ・パワーマイナスで戦う
    ・自分のデッキもそれなりに減らす

    ができるカードが必要です。1つずつ考えていきます。
    今回は「ブルーアーカイブ DIVA」のカードに絞って見ていきます。

    「相手のデッキを削る」が戦略になるのであれば、それができるカードを選んでいきます。
    序盤は<獅子堂イズミ>、中盤以降は<黒舘ハルナ>が、単体でデッキ破壊を行ってくれます。とりあえずデッキに入れましょう。
    また、<天雨アコ>も、他のブルアカシグニにデッキ破壊を付与してくれるので、戦略にマッチしています。
    ピースでは<ゲヘナ学園風紀委員会>がデッキ破壊をこなしてくれます。採用しましょう。
    その使用条件となる<連邦生徒会>か<クロノス報道部>も必須となります。今回はどちらでもいいです。
    ブルアカ以外でも<ウルトラスーパーヒーローズ><カオス!chaos!混沌!>などのデッキ破壊ピースがあるので、ブルアカにとらわれないのであれば検討できます。
    次は「パワーマイナスで戦う」です。
    デッキ破壊のリフレッシュだけでは、追加で1〜2枚のライフクロスしか減らせないので、きちんとシグニを除去して、シグニアタックでライフクロスをクラッシュしなければいけません。
    除去要員として、レベル1は<牛牧ジュリ>、レベル2は<鰐渕アカリ><浅黄ムツキ>などがいます。
    また、レベル3は<棗イロハ><陸八魔アル>がいます。どれをどれだけ入れるかはわかりませんので、とりあえずピックアップです。
    最後に「自分のデッキもそれなりに減らす」です。「トラッシュ利用戦術」ですね。
    トラッシュからシグニを回収できる<氷室セナ>や、場に出せる<棗イロハ>が該当します。自分のトラッシュを増やせる<伊草ハルカ>も良さそうです。
    棗イロハ>はパワーマイナスと両方の役割を1人でこなせそうです。
    おっと、もちろん<サーバント #>も忘れずに。


    ここまで来たら、とりあえずデッキの形にしてみましょう。
    デッキの特に軸になりそうなカードは4枚で、後は適当で大丈夫です。

    ルリグデッキ
    LC空崎ヒナ
    LC空崎ヒナ[徹頭徹尾]
    LC空崎ヒナ[リロードアンドデストロイ]
    LR空崎ヒナ[終幕イシュ・ボシェテ]
    クロノス報道部
    ゲヘナ学園風紀委員会
    アシストルリグ未定

    メインデッキ
    ライフバーストあり
    天雨アコ
    棗イロハ>4枚
    伊草ハルカ
    氷室セナ
    サーバント #>4枚

    ライフバーストなし
    黒舘ハルナ>4枚
    陸八魔アル
    浅黄ムツキ
    鰐渕アカリ
    牛牧ジュリ>4枚
    獅子堂イズミ>4枚

    ステップ3:「それぞれのターンで何をするか」を考えよう
    デッキに採用するカードが揃ってきたら、並べて眺めてみてください。
    • deck.jpg
    眺めながら「それぞれのターンで何ができるかな」と、ぽやんと考えます。

    例えば先攻だったとして。
    「レベル1は<獅子堂イズミ>とか<伊草ハルカ>を場に出してエンドでしょ。相手のターンでバニッシュされてアタックされるでしょ」
    「レベル2は相手のシグニが2体いるから<牛牧ジュリ>とかで除去したいね。パワー高いシグニ用に<浅黄ムツキ>とか<鰐渕アカリ>とか入れてもいいね」
    「レベル3にグロウしたターンは、相手のシグニのパワーも低いだろうし、<黒舘ハルナ><棗イロハ>と、センター<空崎ヒナ>の自動で除去したいね」
    「その後は相手のレベル3シグニも増えるし、ピースとか<陸八魔アル>でなんとか......」

    後攻だったとして
    「エナチャージしてレベル1にグロウして、相手のシグニを<牛牧ジュリ>で除去して2枚のライフクロスをクラッシュするでしょ」
    「レベル2は相手のシグニを3枚バニッシュしなきゃだから、アシストルリグも使ってなんとか。<浅黄ムツキ>とか欲しいなあ。<鰐渕アカリ>用に手札は足りるかな?」
    「レベル3は大型シグニを相手にするから、絆の<黒舘ハルナ>でなんとか......」

    みたいな、ぽやんとしたものでいいです。
    ルリグの「得意なこと」「やりたいこと」ができるかな?を軸に、デッキの動きをイメージしています。
    それぞれのターンに何をするかを考えると、そのためにどのカードをどれくらい採用すればいいかが見えてきます。

    で、これで誕生したデッキがこちらになります。

    LB
    20
    非LB
    20
    ステップ4:デッキを回して、調整していこう
    というわけでこのデッキを試してみます。
    何度かの対戦を経て出てきた「もやっと」がこちら。

    デッキ破壊しかできない
    獅子堂イズミ><黒舘ハルナ>は強力だけれど、今のところデッキ破壊しか攻める手段がない。
    せっかくブルアカシグニは他の色もあるので、もう1つか2つ戦略が欲しい。

    パワーの高いシグニが大変
    パワーの高いシグニを、パワーマイナスだけで処理するのはしんどい。
    絆<黒舘ハルナ>はいるけれど、それだけだと心もとない?


    などでしょうか。
    特に「デッキ破壊しかできない」が大きな課題で、<ヒナ>のゲーム1や<ゲヘナ学園風紀委員会>で、シグニを自由にトラッシュから回収できるのに、戦略が「デッキ破壊1本」というのは勿体ないです。
    ここで何を足すかは迷うところですが、ブルアカのカードプールや流行のデッキを見ると、<猫塚ヒビキ>などでの手札破壊が強そうです。試しに採用してみましょう。
    パワーマイナスやデッキ破壊戦術には十分枠が割けているので、多かった枚数の箇所を削れば、入れることができそうです。
    パワーの高いシグニも、場に出てくる前に捨てさせられればなんとかなりそうですね。
    デッキを変えたらまたバトルして、使い勝手を確認してみましょう。また新しい発見があったり、環境の変化で強力なカードが変わったりするので、どんどんデッキを調整していきましょう。

    おわりに
    最後にまとめると

    1.ルリグの「得意なこと」を見つける
    2.「得意なこと」が実現できるカードを探して、デッキを組む
    3.対戦を繰り返して調整する

    となります。
    これはあくまで一例で、プレイヤーが目指すところによって、デッキづくりの基準や、ルリグ・カードの選び方は変わります。

    例えば、セレモニーでの優勝や夢限少女杯予選突破などを目指すとすれば、デッキ選択は「環境に合ったルリグ」「メタゲームで活躍しているルリグ」になりますし、選ぶカードの選び方もそれに準じます。公式サイトの「ウィクロスアカデミー」などで、環境の最先端のルリグは追えますね。
    他にも「好きなシグニを活躍させたい!」であれば、そのシグニを中心に、ルリグ・ピースを選んでいくことになります。私は<レイン・パターソン>の能力が好きで、それを最も活躍できるルリグは何だろうといろいろ考え、あれこれ構築しています。模索の軌跡は個人ブログにありますので、お時間あればどうぞ。
    カードゲームに慣れている方は「速攻がしたい!」「手札破壊でコントロール」と、戦略からデッキを選ぶかもしれません。「それができるルリグは誰だろう」という基準で、カードを探していくことになるのでしょうか。

    一番大切なのは、自分の「やりたい!」に素直になって、ウィクロスを楽しむことです。
    始めたばかりの段階であれこれ考えると大変ですから、まずは自分の「やりたい!」に素直になるのがオススメです。

    というわけで本当にざっくりですが、デッキの組み方講座でした。
    デッキづくりはカードゲームの醍醐味ですから、色々と試していただければ幸いです。

    ではまた次回の更新で。

ウィクロスパーティーに出よう!ver2024

by からばこ

READ MORE

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

by からばこ

READ MORE

「理解すればディーセレが確実に強くなる!!」ダメージレース基礎講座(前編)

by しみずき

READ MORE

人気のあのカードについて教えて!シリーズまとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

【ディーヴァ】ゲームが上手くなるために!プレイング、立ち回り記事まとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE