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攻略コラム:2021年10月 アーカイブ

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【第335話】新弾で評価暴騰?過去弾SRピックアップ

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    by 攻略コラム

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    【第335話】新弾で評価暴騰?過去弾SRピックアップ
    どうも、ねへほもんです。
    新弾「WELCOME BACK DIVA ~selector~」の発売が間近に迫ってきましたね。
    今回は、新規に登場するルリグやカードに触れつつ、

    過去弾から評価が上がりそうなカード

    に焦点を当てて解説していきます。
    先に集めておくと新弾への移行がスムーズかもしれません。

    今回のピックアップ基準は以下の通りです。

    ・SR
    →数箱買っただけでは4枚揃わず、持っていない方が多そうなカードを選びました。

    ・単純なカードパワーではなく、過去弾対比での評価の上げ幅を重視
    →<エクシア>が代表例ですが、過去弾から強いカードは所有者や強さをご存知の方が多いと思い、今回は取り上げません。

    新規のカードとの相性から評価を上げるカードを中心に取り上げます。

    では、カードのご紹介に移ります。
    羅輝石 アレキサンドライト
    私的イチオシカードです。
    以前からエクスや<RED ZONE>と共にアサシン役を増やすために採用されており、腐ることの無いLBもあり元々強力な1枚でしたが、新弾では更なる使い道が可能となります。
    それは、

    ダブクラ2面

    です。

    以前だと<ノブナガ>+<アレキサンドライト>のように、ダブクラ役とセットで引く必要があり、安定性に欠く面がありました。
    しかし新弾では、ルリグデッキのカードでダブクラを付けられるようになり、<アレキサンドライト>さえ引けばダブクラ2面を実現できるようになり、安定性が向上します。

    DJ.LOVIT 3rdVerse-ALT
    花代・竜胆

    特にLOVITは、エナ焼き効果も持っているため、「エナを焼いてダブクラ2面を通す」というコンセプトでデッキを組めそうです。
    僕は組む予定なので、良い感じに仕上がったらご紹介させていただきます。

    羅輝石 ローズクォーツ
    新規のSRで羅輝石 ブルーアダマスが登場し、宝石軸の構築が組みやすくなります。
    ローズクォーツ>の出現時はNo Limit限定ですが、色は赤青白なのでブルーアダマスとセットで採用可能です。

    コードハート Pンライト
    シャドウとルリグアタック妨害の2つの能力を持ち、タマでの活躍が見込めます。
    以前の<天翔 ノヴァ>のように不要なエナを与えず、1面空け+ルリグ2回アタックでじっくり削る戦い方を想定しており、シャドウで固めて長期戦に持ち込み、ルリグアタックを妨害してライフを維持できる展開が理想です。
    公式サイト誰かが記事を紹介しているので、宜しければこちらもご覧ください。

    幻水姫 シロナクジ
    手札の枚数差によってパワー上昇やドローの能力を持ち、同じく相手と手札差を付けるとパワーダウンができるピルルクでの活躍が見込めます。
    ハンデス後に盤面を<エクシア>で固めたり、不足しがちな除去を<ホワイトヘブン>で補ったりと、青と白の色は相性が良く、自然と<シロナクジ>を採用しやすいかと思います。

    コードアンシエンツ スチームパンク
    キセキオコス バンとセットで使うと、毎ターン8000マイナスの条件を簡単に満たせます。
    起動能力のお陰で、ハンデスされた上から最後の1点を通せるポテンシャルを秘めているので、黒を入れる構築なら是非採用したい1枚です。

    幻怪姫 タマモゼン
    シャドウ付きのため、1度出されるだけで十分厄介なシグニですが、弍ノ遊 アイヤイ//メモリアの登場により、何度も出し直すことが容易になりました。
    エクシア>はエクス等のアサシンで突破されるという弱点があり、<タマモゼン>も飛び越えられる点には変わりないのですが、1エナ請求できる分相手にとっては少し嫌な存在です。

    いかがでしょうか。
    過去に<ホワイトヘブン>等で2色編成を促すピースが出たと思ったら、新弾では「ドリームチームピース」が登場し、再び3色編成にテコ入れが入り、構築の幅が広がりそうです。
    新たな3色編成が生まれると、過去弾のカードに思わぬ脚光が当たるかもしれませんので、皆さんも何か可能性が無いか模索してみてください。

    次は新弾後の記事でお会いしましょう!
    では(^^)/

【ディーヴァ】実はポテンシャルの塊!?アブソリュート・レイ

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    by 攻略コラム

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    実はポテンシャルの塊!?アブソリュート・レイ
    皆さんお久しぶりです〜文明の利器です!

    もうすぐ新弾の発売ですが、今回はキュリオシティ環境で個人的にお気に入りだったデッキから『レイ』をご紹介したいと思います!

    デッキレシピ

    レイはまだドリームチーム前提の新規レベル3を貰えていないため、ノーリミットでの構築になっています!
    構築の概要と個人的なレイの立ち位置について
    現在のレイも登場当時と大きな差はなく、

    ・毎ターン2枚以上ドローをしルリグの自動効果を狙う。
    ・盾を0枚にし、ゲーム1効果でフルハンデスして決める。

    以上の2点を念頭に置き立ち回ります。
    以前(スタンドアップ環境)に比べドローできるシグニが増えた事もあり自動効果を簡単に狙えるようになりました。

    しかし、環境が進むに連れてセレモニーを始めとする大会等でぱったりと結果を見なくなりました。

    考えられる点として、

    ・アシストルリグの防御の薄さ
    ・ルリグアタックを無力化するピースの登場

    他に細かい要素は多々ありますが、大きなものは上記2点かと思います。

    前者に至っては、登場当時より言われていた事ですが、スタンドアップ環境に比べて火力が全体的に向上し、以前にも増して目立ってしまいます。

    後者はノーリミットのアイデンティティである<グローリーグロウ>を封じてしまいます...少し前までは、ヒラナやリオンのようなルリグアタックに物を言わせたデッキが大会上位を占めていたため、仕方なくはありますがかなりの痛手です。

    総合的に見ると、<レイ>の効果自体はかなり優秀、大会上位も狙えるようスペックを持っていると思います。

    ですが、アシスト、環境2点から判断してあともう一声の位置に立っているように感じます。

    カードの解説
    至高へ飛翔 レイ
    先程述べたように非常に優秀な効果を持つルリグです。
    今回はルリグが除去+フィニッシュの効果を合わせ持つため、ルリグ効果を精一杯活かせる構築にしてあります。

    注意点としては、ルリグの自動化は2エナを要求されるため、スペルを連打しているとエナが足りない!!なんて事にもなるので意識して立ち回りましょう。

    ヒラナスタンプ / ヒラナステージ
    先程は述べませんでしたが、レイが苦しい要因の一つとしてLv1のアシストルリグが挙げられます、<エクスエコー>のようなゲーム序盤でリソースを稼ぐ、事故を軽減するような効果を備えたアシストが無いという事です。

    一応、<ヒラナグローイン>がありますが1ドローor1エナチャージでは、受けられる恩恵はそこまで高くないため、<ステージ>を採用しています。

    アキノグー / アキノバイバイ
    こちらも<グッド>が存在しますが、サーチできるのが赤と白の2色限定のため、青ルリグのレイとは噛み合いが非常に悪く不採用です。
    バイバイ>は実質2面防御ですが、盤面を止められない点が気になってしまいます。
    クラップ>は盤面の2面防御が可能な場合があるので採用候補に挙がります。

    ヒラナ、アキノ共に上記以外のアシストはコストが非常に重い、或いは対処が限定的で現実味が薄い物しか無いため、現状はこの構成がベストだと思います。

    裏を返せば、癖が無く使いやすいです。

    グローリーグロウ / バーニングキュリオシティ
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    アシストルリグの防御が薄いため、長期戦は困難。
    従ってピースは全て火力に振りました。

    元々チームピースが火力に特化したかのような効果をしているので、もう1枚もエナを与えない除去を選択しています。

    レイ>のゲーム1と相性の良い<ソングオブウィクロス>も採用候補です。

    幻水神 ホタルイカ
    名前にある通り『神』です!

    レイ>の自動の効果を支えてくれるありがたい1枚です。
    後述しますが<リュグツカ>や<ベニトアイト>、<スリリング>などと組み合わせて、ランダムハンデスを仕掛け、相手の動きを妨害できるので上手く使えれば防御の薄さをカバー出来ます。

    コードオーダーワッフルアイス
    唯一エナを稼げるシグニです、手札も増やせますが、ドローでは無いので注意しましょう。

    凍結が可能なカードは他に採用されていませんが自身+ルリグで効果を完結できるため相性がとても良いです。

    2ドロー以上していることが前提ですが、<ワッフルアイス>召喚→Lv2以下のシグニを含む2体を凍結→アタックステップ開始時に<レイ>の効果から処理を行い、凍結したLv2以下のシグニをデッキボトムへ→<ワッフルアイス>の自動効果が反応して、デッキの上から1枚を<ワッフルアイス>の下へ→最後に<ワッフルアイス>のもう1つの自動効果を処理し、下のカードをエナor手札に加える。

    という動きが以前からの鉄板でしたが、今でも強い動きですね!

    ワッフルアイス>は各アタックフェイズ開始時なので、出現時で凍結しておいたもう一体のシグニを先頭でバニッシュし、<ワッフルアイス>の下にもう1枚構えて置くと、LBや相手のメインフェイズで除去されない限り、もう1リソース返ってくるのでお得です!

    コードオーダー ハニートアイス
    本家きゅるきゅる〜んでは採用されていないことの多いカード。

    チーム自のドロー制限こそ使用出来ないものの、このカードの真髄は下段の自動効果だと思います。

    まず、アタック開始時にお互い1ドローのため、<レイ>の自動効果との噛み合いがとても良いです。
    次に、サーバントこそ抜けないものの、相手の手札を確認した上で厄介なシグニを選んで、デッキ下に送れるため、防御の薄さを誤魔化す事も可能です。

    1体で完結してる素晴らしいシグニだと思います。

    蒼将 ブルーノ
    特に語ることない1枚。
    中央に居ることを条件にアタック時に強力な効果を発揮してくれるシリーズ。

    ゼノ・クラスタ>をすり抜けてハンデスできる点がめっちゃ優秀。

    羅石 アウトナイト
    同名シグニが並んでいない娘が条件ではあるが比較的簡単にルリグの自動効果をサポートしてくれる1枚。

    幻水 リュグツカ
    初期よりレイを支えてるシグニ。
    エースシグニの<ホタルイカ>のハンデス、<レイ>自動効果を発動するための条件を、1枚で8割こなせる優秀な下級シグニです。
    LBが2ドローなのが少し評価を下げるが、ハンデス対面には有効なので弱い訳ではない。

    羅石 ベニトアイト
    キュリオシティからの追加で1番嬉しかったのがこの娘。
    場に置いておくと1枚で、<レイ>の自動効果+<ホタルイカ>のハンデスを全て起動できるやばいシグニ。

    序盤のルーターとしても優秀、LBも1面止める事ができるので、非の打ち所が見当たらない。

    ランダムバッド
    青だったらとりあえず入れておけってカード。

    ハンデス札というよりは、<レイ>の自動効果を使うためのドローカードという認識。
    手札の補強が難しいエクス等には積極的に使用する事で流れを作れるため、相手に合わせて使う頻度を変えるカード。

    スリリング
    エクシードはピースで使うので基本2ドロー1ディスカード。
    1枚で<ホタルイカ>と<レイ>の自動効果を狙えるので、5、6枚目の<ベニトアイト>と言った認識。

    羅星 プロシオス
    アキノバイバイ>の白エナ。

    まとめ
    いかがでしたでしょうか?

    ややマイナスよりな扱いをしてしまいましたが、全然戦えるよりのデッキだと思っています!
    もし、よろしければ参考にしてみてください!

    それでは今回はこの辺で!また、お会いしましょう!

人気のあのカードについて教えて!part.3「ファラリスから見るリフレッシュの強み」

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    by 攻略コラム

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    「ファラリスから見るリフレッシュの強み」
    今日はディーヴァセレクション。からばこです。
    「人気のあのカードについて教えて」の第3回を担当させていただきます。第1回<ゼノ・クラスタ>についてはこちら、第2回<羅原姫 ZrO2>についてはこちらからご覧になれますので、合わせてどうぞ。

    今回紹介するのは、私も大好きなこの1枚です。
    「バトルによって対戦相手のシグニをバニッシュしたとき、相手のデッキを10枚トラッシュに置く」という、豪快な能力を持つシグニです。
    今回は<ファラリス>を切り口に、ウィクロスでの「リフレッシュ」や「デッキ破壊」について紹介していきます。

    1:「リフレッシュ」とは
    「メインデッキが0枚になったとき、トラッシュをシャッフルして新たなメインデッキにする。その後にライフクロスがあった場合、上から1枚をトラッシュに置く」という動作を「リフレッシュ」といいます。
    この「ライフクロスがあれば1枚をトラッシュに置く」というところがポイント。ライフクロスを1枚トラッシュに置くことは擬似的な「ダメージ」と捉えることがでいるため、これを「リフレッシュダメージ(リフダメ)」と呼ぶことも多いです。公式用語ではない俗称ですが、プレイヤー間ではよく使われる言葉ですので、覚えておきましょう。この記事でも使っていきますよ。

    「相手のデッキを0枚にすれば、相手のライフクロスを減らせる」わけですね。<ファラリス>はこれを狙った戦術に組み込まれることが多いです。
    ちなみにライフクロスが0枚の状態でメインデッキがなくなっても、ダメージを受けて敗北するということはありません。何もおこらず、トラッシュを新たなメインデッキにします。そこだけ要注意ですね。

    2:リフレッシュの強みとは?
    最大の強みは、ライフバーストを発動させないことです。
    バトルや【ランサー】などでクラッシュされたライフクロスは、一度チェックゾーンに送られ、ライフバーストの処理をしてからエナゾーンに送られます。ですがリフレッシュの際はライフクロスを直接トラッシュに置くため、ライフバーストが発動しません。ここに最大の差があります。
    フォカロル>だろうが<サーバント#>だろうが、オールスターの<トオン>だろうが、どんなに強力なライフバーストを持っていようとも、リフレッシュの前では一切無力。
    ライフバーストによる逆転が多いディーヴァセレクション(ディーセレ)においては、確実な1ダメージは非常に大きいですね。
    ライフクロスがトラッシュに送られるということは、当然エナゾーンに行きません。「エナを与えない」こともリフレッシュの強みの一つですね。加えてリフレッシュの際にトラッシュを空っぽにするため、トラッシュからの回収や場出しに関する能力を腐らせやすいという点もあります。ディーセレでは<サーバント#>のライフバーストを筆頭に、主に黒カードの能力を妨害できます。

    まとめますと
    ・ライフバーストを発動させない
    ・エナを増やさない
    ・トラッシュを空にするため、回収や場出し系のカードを使いづらくさせる

    他にも色々ありますが、この3点がリフレッシュの主な強みと言えるでしょう。
    何度も書いたとおり「ライフバーストを発動させずに1点」というのが、リフレッシュを狙う最大の目的になるかなと。

    3:ファラリスのここが強い!
    リフレッシュの強みをお伝えしたところで、改めて<ファラリス>について紹介していきましょう。

    まずはアタッカーとしての有用性から。
    バトルによって相手のシグニをバニッシュすれば、相手のデッキの上から10枚をトラッシュに送ることができます。パワーも12000と高水準なので、パワーアップでもされない限り、ほとんどの場面で能力の発動が狙えます。

    特に<アークゲイン>を筆頭とする【シャドウ】持ちのシグニや、<エクシア><ダイヤブライド>などの「対象を取ると発動する」能力を持つシグニたちは<ファラリス>の格好の獲物。
    バトルだけで<ファラリス>によるデッキ破壊が発動するので【シャドウ】を持とうがお構いなしで、バトルでは対象を取らないため、<エクシア>たちの妨害を受けません。(<タマモゼン>は苦手ですが)
    ここで相手のデッキが10枚以下だとリフダメを与えられます。状況にもよりますが、<ファラリス>は「【シャドウ】の上から1点を与えられる貴重なシグニ」と言えましょう。【ランサー】【アサシン】でもライフクロスは削れますが、リフダメゆえに「ライフバーストを発動しない」という点が強力です。

    リフダメ以外にもデッキ破壊が役立つ状況があります。
    例えば<ファラリス>側が先攻で、レベル3にグロウした最初のターン。相手のLION次のターンにレベル3にグロウという状況です。色々あって、相手のメインデッキの枚数は残り13枚。デッキ構成からして、恐らく次のターンに<MC.LION-3rdverse>にグロウするでしょう。ここで<ファラリス>のアタックを通せば、相手のデッキは残り3枚になります。
    相手は次のターン、ドローフェイズに2枚ドロー。グロウ後に<レベル3LION>の出現時能力である、「4枚見て2枚加える」を発動するわけですが、残りのデッキは1枚。当然、1枚しか加えられませんよね。手札も増やせず、リフダメも受けてしまうという二重苦。普通に1点ダメージを受けてしまうよりも被害は大きいです。

    このように、相手のレベル3の出現時能力によっては、デッキ破壊が強烈に刺さることがあります。
    No Limit勢の「1ドロー1エナチャージ」や、<旧マドカ>の3ドロー2捨てはもちろん、今月登場するタマのレベル3(4枚見て2枚加える)やピルルクのレベル3(2ドロー)などにも効きます。相手のレベル3ルリグに応じて、<ファラリス>を使うか否かを判断していきたいですね。

    4:相性の良いデッキ・カード
    ファラリス>が黒シグニですので、黒ルリグを採用したデッキに入ります。
    特にマドカやムジカといったDIAGRAM勢は<salvage the future>もあるため、活躍の機会は多いでしょう。
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    チームを解散して構築する場合でも、黒ルリグがいれば採用する価値は大いにあります。最近はアシストルリグのマキナが色々なセンタールリグからお呼びがかかっているので、それとセットで採用されているのをよく見ます。<ファラリス>の販売ページに「このカードに関連した攻略Blog記事」という項目がありますが、「新旧ムジカ」「新旧マドカ」「みこみこ」「新タマゴ」などなど、多くのデッキで使われていますね。
    同じ黒ルリグではありますが、<キントキ>を要するDXMではあまりお呼びがかからない様子。「速度の遅い黒デッキ」が主な活躍の場になりそうです。

    ただどのデッキでも4枚採用されることは少なく、多くの場合1〜2枚にとどまっています。
    理由は<ファラリス>がハーモニーシグニであり、その条件が「ルリグ2体のダウン」と重いからです。<ZrO2>や<デメテル>など、<ファラリス>が採用されるデッキでは他のハーモニーシグニにも出番が多く、それらと出現条件が食い合ってしまうことが多くあります。もちろん<ファラリス>自身を2枚アップで立てることもできません。


    あくまで「<ファラリス>は予備の戦術」という立ち位置で、私もその認識でデッキを作っています。
    というわけで、「黒ルリグを使うデッキを作るなら、最低2枚は持っておくと困らない」という認識でいいでしょう。

    相性の良いカードとしては、<salvage the future>の他に<DEATH DECK>があります。
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    ファラリス>と合わせて20枚のデッキ破壊になりますし、センタールリグが黒であれば<ファラリス>も回収できるため、一気にデッキを削りたい時に便利です。<ファラリス>が1枚でも見えておけば回収できるため、採用枚数が1〜2枚になるのもうなずけるのではないでしょうか。同様に<蒼黒GAIA>も便利ですよ。

    5:対面した場合の対処法
    ファラリス>を立ててくる相手は、<ファラリス>の隣にアタッカーとなるシグニを出している場合がほとんど。アタッカーと<ファラリス>のうち、通したら被害が大きくなる方をアシストルリグで止めるというのが基本的な認識になります。
    被害の大小は「ここが強い!」で紹介したようなレベル3グロウ時の影響だったり、試合終盤であればアシストルリグやトラッシュ回収阻害など、自分が使うカードによって異なります。「リフレッシュしたらどうなるんだろう?」と予想し、場合によっては<ファラリス>ではない別のアタッカーを止める、という選択もありです。

    また相手の場に残った<ファラリス>は、バトルでも何でもいいので次のターンで除去しておくのが鉄則です。
    出すのにルリグ2体のダウンという重いコストを支払っていることもありますし、特に自分も<ノンストップタマゴ>のような遅いデッキを使っている場合、デッキ破壊が2回発動したらかなりまずいです。よほどエナを与えたくないという状況でなければ、速やかに<ファラリス>は除去しておきましょう。
    salvage the future>や<DEATH DECK>で一気にリフレッシュを狙われている場合は、いっそ素直に諦めてしまうというのもあり。リフレッシュが近い状況でエナの支払いなどが生じる場合は、デッキに戻したいカードを優先しましょう。

    6:ファラリスとリフレッシュのこれから
    メインデッキで10枚のデッキ破壊ができる<ファラリス>。条件こそ重いですが、枚数はオールスターフォーマットの<メツミ><メツム>以上で、その性能は唯一無二と言えるでしょう。非常に優秀なアシストルリグの<マキナウィングスラッシュ><マキナスマッシュ>と同じ色ということもあり、これからも黒系デッキのサブプランとして出番がありそうです。

    ちなみに「1ゲーム中に2回のリフレッシュは可能なのか」という疑問ですが、今のところは「とても厳しい」という認識です。
    1回目のリフレッシュ後、相手のメインデッキはだいたい25〜30枚くらいになります。手札、場、エナ、ライフクロスを合わせると、10〜15枚くらいのカードがありますからね。そこから次のリフレッシュを追い込むには、<salvage the future>と<ファラリス>を両方使ってもギリギリ足りるか足りないか。1回目のリフレッシュのために何らかのピースを使っているでしょうし、まあ難しいでしょう。そこまでやるなら素直に2面除去した方が早いです。

    ただ<マキナ・スリー>を筆頭に、<ドラゴンメイド>や<ブルータス>など、<ファラリス>以降にもデッキを削るカードが登場しています。
    今後のカードプールの広がりによっては、無理のない形での2回リフレッシュを狙えるデッキを作ることができるかもしれませんね。
    オールスターの<メツミ>や<サユラギ>がディーセレ向けにリメイクされたり、「アルフォウ//メモリア」「ウムル//メモリア」などがデッキ破壊・リフレッシュに関連した能力を持っていたら、もしかして......、でしょうか。楽しみに待ちたいですね。


    以上、<ファラリス>やリフレッシュ戦術に関する解説でした。
    個人的に<ファラリス>のような戦術の幅が広がるシグニは大好きなので、今後も多くのデッキでの採用を考えると思います。皆様も黒を使うデッキで採用枠があれば、ぜひぜひ使ってあげてくださいね。<エクシア>や<アークゲイン>を倒しながらデッキを削る快感は、ハマれば病みつきになること間違いなしですよ!
    「人気のあのカードについて教えて」は今後も継続していきます。リクエストあれば何なりとお申し付けください。

    ではまた次回の更新で!

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