ユートピア発売から1ヶ月が経ち、次弾ワイルズの発売まで1ヶ月ほどになりました。
早いものですね。
ブースターの情報は未公開ですが、同時に発売される構築済デッキの情報をご紹介します。
・・・と思ったのですが1つ問題が。
構築済デッキだけでは全容が見えない
いつも通り、デッキレシピ案をご紹介と進めようと思ったら、「デッキは構築済なのでそのままお使いください」としかならないことに気付きました。
優羽莉の血晶武装、ユキのシード&開花と楽しみな新ギミックが登場するのですが、新カードのご紹介はワイルズ情報公開後とし、今回は構築済に収録されるカードを部分的に取り入れたデッキをご紹介します。
新規カード3選
今回ご紹介するカードはこちらの3枚です。ST 猛威継承 |
カード種類:アーツ 色:緑 コスト:緑0 |
使用タイミング【メインフェイズ】 あなたのエナゾーンにあるすべてのカードを手札に加える。その後、あなたの手札が5枚より多い場合、その差の分だけ手札からカードをエナゾーンに置く。(例えばエナゾーンからカードを加えて手札が7枚になった場合は2枚をエナゾーンに置く) |
自分のエナゾーンのカードを全て手札に加え、その後手札が5枚になるようにエナゾーンにカードを置くという、斬新な効果を持ちます。
回収枚数やエナに置く枚数が選べず、かなりクセの強いカードですが、手札やエナが大量にあれば、多くのカードを一度にエナ・手札間で交換でき、大きなポテンシャルを感じます。
コンボデッキで活躍しそうな、筆者好みの1枚です。
ST 月鍵の巫女 タマヨリヒメ |
カード種類:キー 色:白 コスト:コイン1 |
【出】:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。 【起】このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニを2枚まで探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。 |
出現時、起動と能力が分かれてはいますが、ざっくり言うと、「デッキから自分のルリグとレベル・色が同じシグニを3体サーチする」というものです。
サーチ先に縛りがあるものの、キーに限定条件はなく、あらゆる色のデッキで活躍する可能性を秘めています。
これまた筆者好みの1枚で、両デッキとも購入が決定しましたね!
ST 爪牙 遊月・壱 |
カード種類:ルリグ カードタイプ:ユヅキ 色:緑 レベル:1 グロウコスト:緑0 リミット:2 |
【出】手札を1枚捨てる:《コインアイコン》を得る。 (【出】能力の:の左側はコストである。コストを支払わず発動しないことを選んでもよい) |
遊月がキーセレ参戦と聞き、長らく待ち望んでいた1枚です。
「遊月がLv1でコインを手にする」
この事実が速攻デッキに与える影響は大きいです。
では、その可能性の1つをご紹介することとしましょう。
デッキレシピ
ルリグデッキ | |
ルリグ | アーツ |
1枚 <PR遊月・零> 1枚 爪牙 遊月・壱 1枚 <LC焔悔 遊月・弐> |
1枚 月鍵の巫女 タマヨリヒメ 1枚 <LCビカム・ユー> 1枚 <LCリバース・モード> 1枚 <SP火電一閃(セレクターズパックvol.18)> 1枚 猛威継承 1枚 <LC大盤振舞> 1枚 <LC日進月歩> |
メインデッキ | |
非LB | LB |
4枚 <PR小砲 アルマイル(カードゲーマーvol.28 付録)> 1枚 <C幻獣 コマリス> 1枚 <C爆砲 十四年式> 4枚 <SR羅石 スイカリン> 4枚 <SR大火の轢断> 4枚 <R炎機の歯車> 2枚 <R西部の銃声> |
4枚 <Cサーバント O2> 3枚 <PR小剣 ミカムネ(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol7)> 1枚 <C羅石 ヒスイ> 4枚 <C幻竜 ダハーカ> 4枚 <PR龍炎の昇拳(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol5)> 4枚 <PR選択する物語(WIXOSSカード大全VI 付録)> |
アイデア自体は以前からあったのですが、アーツ枠を2枠割く都合上、デッキパワーの不足が否めませんでした。
新規カードを見て、実戦投入可能なレベルに達したと感じたため、今回ご紹介させていただきました。
キーカード
ST 月鍵の巫女 タマヨリヒメ |
カード種類:キー 色:白 コスト:コイン1 |
【出】:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。 【起】このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニを2枚まで探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。 |
つまり、
<ダハーカ>を3体サーチ可能
ということです。
すげぇw
これにより、2遊月の初動が大幅に安定します。
ST 猛威継承 |
カード種類:アーツ 色:緑 コスト:緑0 |
使用タイミング【メインフェイズ】 あなたのエナゾーンにあるすべてのカードを手札に加える。その後、あなたの手札が5枚より多い場合、その差の分だけ手札からカードをエナゾーンに置く。(例えばエナゾーンからカードを加えて手札が7枚になった場合は2枚をエナゾーンに置く) |
役割としては、
といったところです。
「パーツ回収」と一言で書きましたが、<レイラキー>対応のためによりコンボデッキに寄せているため、回収の重要性は高いです。
<銃声>・<割裂>を封じ、2遊月攻略の決定版かと思われた<レイラキー>ですが、1つ突破口がありました。
それは、
レイラキーを出している間、他のキーを出せない
ということです。
基本的にLv3以下のルリグは防御能力を持ちません。
最近では、<ピルルクキー>、<タマキー>等で下級でも防御できるようになり、ショットデッキの壁となっていました。
ですが、キーは原則場に1枚のみのため、<レイラキー>があればキーでシグニの攻撃を止められることはありません。
<リコダス>等の例外はありますが、シグニアタックを止められるのは基本アーツのみ。
つまり、アーツ耐性を付けて殴ればレイラキーの上から詰めきれるということです。
そこで、<大盤><月歩>セットを採用しました。
<ダハーカ>はパワー10000のため、<ダハーカ>を2体並べ、<コマリス>で5000、<大盤>で10000ずつパンプしてから<月歩>を使えばパワーが丁度30000になります。
1体のみでは<流転>等の回復で耐えられる可能性がありますが、アーツ耐性持ちを2体並べればほぼ倒しきれるでしょう。
但し、黒ルリグ等の盤面埋めを相手にすると、2面埋められる可能性が高いので注意が必要です。
では、盤面を埋められたら勝てないのか?そんなことはありません。
「盤面が埋まればアサシンで突破すれば良い」
つまり、こいつが活躍します。
<スイカリン>を2体並べると、アーツ耐性+アサシンという強力な詰め盤面が完成します。
アサシン付与には宝石・鉱石のシグニを切る必要がありますが、<スイカリン>4枚のみでは不足する可能性があるため、追加で<ヒスイ>を採用しています。
以前の構築から<クラチャン>・<焦身成仁>の2枚が抜け、計4枚分のアドバンテージを失っている計算になります。
アド損をルリグデッキで補えないのなら、メインデッキで補うしかないということで、<歯車>を怒涛の4枚投入しました。
「4枚採用すると手札で余ってしまうのでは?」と考えるのが普通ですが、このデッキでは、序盤のエナチャージ、Lv1グロウ時のディスカード、猛威継承でエナ置きと手札から切る方法が豊富なので、心配ありません。
<スイカリン>&<歯車>の計8枚体制、ライフに1枚ぐらいは埋まるでしょうし、2枚埋まる可能性も十分あります。
序盤に手札・エナが不足しがちのため、後はライフの上の方で捲れてくれーと祈りながら<ダハーカ>を出しましょう。
最後は運任せとなりますが、捲れた時の爽快感は格別です。
いかがでしょうか?
突然の2遊月復活に驚かれたかもしれませんが、構築済デッキではオールスターレベルの汎用カードも入ってくるということです。
情報が出次第、本題の新規ルリグの解説記事も書きますので、しばしお待ちを(^^)/