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ディセンブル新弾インタビュー!【糾う者編】

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    by からばこ

    糾うタイトルトップ.jpg
    ディセンブル新弾インタビュー!【糾う者編】
    どんな動きをするルリグですか?また、その強みはなんですか?
    全てのルリグタイプからグロウできる特殊なルリグです。リミットは10と少ないですが、出現時にシグニ1体の限定条件を解除し、そのシグニのレベルを一部領域で0にするという効果を持っています。
    自分のメインフェイズ開始時に、「ルリグの下」「シグニゾーン」「エナゾーン」「ライフクロス」にあるカードを1枚、トラッシュ(ルリグトラッシュ)に送ることができます。お互いのカードが対象ですが、主に相手の「ルリグの下」「ライフクロス」を狙っていくことになるでしょう。また、限定シグニである<紡槍 アークエナジェ>を擁しています。
    糾う者>自身のルリグタイプは「?」なので、レベル4までのルリグの限定条件を持つシグニは使いづらくなります。どのルリグからグロウするか、どのシグニの限定条件を解除するかが腕の見せ所です。

    発売前に「あざなってみる?」という記事を執筆させていただきました。こちらでは「どんなデッキになる?」「どんな影響を与える?」などの予想をしています。今回の記事とあわせて読んでいただければ幸いです。

    所感で構いませんので、最初に考えたデッキレシピを教えてください。
    前記事同様、ユヅキからのグロウです。ちょっとブラッシュアップしました。

    アーツ
    4
    このルリグの攻め方を教えてください。
    序盤は通常のユヅキと変わりません。レベル3になったら<はなみどキー>をアンロックし、<ティロス>を拾いつつ相手シグニをバニッシュ。リソースを立て直していきます。
    10044.jpg
    レベル4では即「バーニング」を使い、相手のシグニを除去して攻めましょう。<オワンクラゲ>でエナゾーンに行った<アークエナジェ>を拾っておきたいところです。
    糾う者>へのグロウコストは、基本的にエナで支払います。出現時の宣言は<ティロス>です。レベル5グロウ後は、<アークエナジェ>で除去と防御の制約をしつつ、<オワンクラゲ><ティロス>での要求を続けていきましょう。
    当然、手札には<マレガビ><ダンクルテウス>などを隠しておき、不意打ちを狙っていきたいですね。
    「糾うミュウ」「糾う青タマ」など、リソースを奪うタイプの<糾う者>もいますが、こちらはガンガン攻めていく型になっています。
    ユヅキらしい火力やリソースと、<糾う者>による除去を絡めて、どんどん畳みかけていきましょう。

    キーカードは何ですか?
    幻水 マダラモリ
    前回の記事にはなかった新顔。エナゾーンと手札の水獣シグニを入れ替えます。
    エナに行った<オオサンショウ>などを手札に戻したり、<糾う者>グロウ後に手札でだぶついた<コケケロ>を<オワンクラゲ>と入れ替えたりなど、痒い所に手が届くようになりました。デッキ回転の補助として、いい仕事をしてくれます。

    真空斬撃
    限定条件のあるアーツですが、続投しています。
    コストが緑1であることや、手札の<ダンクルテウス><マレガビ>と絡めることで複数面を守れるのがやはり強いです。ベットすれば実質ノーコストなのもぐっど。
    後攻レベル3の時に、相手のレベル4の攻めを<ダンクルテウス>と合わせて守りたいところです。

    紡槍 アークエナジェ
    エナに置いておき、<オワンクラゲ>で拾います。マルチエナを持っていないため、グロウコストの支払いには使えないので注意しましょう。
    採用枚数は思い切って4枚です。「水獣+<アークエナジェ>+サーバント」というシンプルな構築が好きなことや、新しいカードは4投して採用しないと使い勝手が分かりにくいこともあり、4枚です。多分減ります。
    適正枚数は3枚だと思うので、1枚減らして他の水獣シグニを入れるか、<アミィ>や<ザロウ>を入れてみるのもいいかもしれません。

    グロウ候補、ぞくぞく。
    あざなってみる?」の記事では「ユヅキ」「翠子」「リル」を挙げました。
    その後結果を残していたり、話題になったり、構築案を見かけたルリグをピックアップします。

    リメンバ
    出現時能力とコイン技「アストロジ」で、手札を大きく稼げます。主力シグニの<エフエックス>が限定条件を持たないため、グロウ前もグロウ後も戦いやすいのがメリットです。
    ブロガーの文明の利器さんが新弾直後のセレモニーで使用し、2位に入賞されていました。レシピはこちらからどうぞ。

    ミュウ
    コイン技「サイレント」が強力。全面除去はユヅキの「バーニング」やメルの「ベルセルク」でもできますが、こちらはトラッシュ送りです。
    糾う者>や<アークエナジェ>が「トラッシュに送る」効果を持っているため、リソース奪取に特化したバトルが楽しめるようです。<アークエナジェ>を回収できる<ザロウ>と、ルリグの色が同じという点もぐっど。

    青タマ
    新弾で登場した<天色の巫女 タマヨリヒメ>からグロウするタイプのデッキです。福島県のセレモニーで優勝したようです。
    青アークゲイン>や<サキエル>などで手札を、<糾う者>や<アークエナジェ>で盤面をトラッシュに送り、リソースを絞っていきながら戦うデッキでしょうか。<アンシエント・グルーヴ>が使いやすいのが強そうですね。

    色々考えてみましたが、「<糾う者>」は、
    • ダメージレースを制し、<糾う者>にグロウするまでにルリグデッキを消化させる(優羽莉、リルなど)
    • リソースを奪ってマウントを取る(ミュウ、青タマなど)
    • リソースをしっかり稼ぐ(ユヅキ、リメンバなど)
    のどれかがいいんじゃないかなと考えています。他にも、ルリグデッキを再利用できる翠子も相性が良さげでしょうか。
    トーナメントシーンで戦える<糾う者>は、ある程度型が固まってくるかと思います。

    とはいえ、2止めしかない「華代」を除けば、ルール上キーセレの全てのルリグが<糾う者>にグロウできます。
    限定条件を持たないシグニを駆使したり、4までのルリグタイプとは異なるルリグの限定条件を持つシグニを入れてみたりと、無限の可能性を持ったルリグです。色々な構築が楽しめそうで、ワクワクしますね。
    紡ぐ者>同様、こういうカード、とても好きです。固定観念に縛られず、ぶっ飛んだ構築にトライしたいです。

    今弾で注目しているカードはありますか?
    コード・ピルルク mA
    オールスター目線ですが、緑色のピルルクが登場しました。<決闘文具>で<オサキ>を持ってきて、<コサキ>を立てて<因果応報>して、<ロック・ユー>でフィニッシュ、ということができます。青いピルルクでも可能ですが、よりスムーズにできるようになっていますね。
    なんてことを考えていたら、<改造素材>の連パン効果を電機シグニに付与し、<百錬成轟>でダブルクラッシュを与えて、<スクトゥム>からの<ロック・ユー>というデッキが生まれていました。それを狙わなくとも、<改造素材>を<マリゴールド>のタネにして2エナチャージ、というのもありです。
    ホーリー・グランドスラム>の登場で、禁断のコンボ「スピサルろっきゅー」が再びできるようになったことにも、触れないわけにはいきません。青5エナは非現実的ということでもありませんし、狙えなくとも相手のアーツを再利用すればいいので、実用性はそこまで低くないかもです。

    装い新たになったピルルクさんの、今後の活躍が楽しみです。キーセレのデッキも作らなきゃ。

    コード・ピルルク GND
    緑のレベル0のピルルクです。かわいい。
    現状、緑のレベル0のピルルクはこの1枚のみです。いいね?

    最後に一言お願いします
    ディセンブル環境の2か月では、身の回りの状況が色々と変わっていくことになりそうです。
    個人的な節目も多く、WIXOSSBOXの累計PVとか、遊々亭で書き始めて1年とか、色々とあります。
    そんな節目の日々に、一番好きな「コード・ピルルク」が登場してくれたことを、とてもうれしく思っています。
    やっぱり好きなルリグっていいなあと、心の底から噛み締めるばかり。ただただうれしいです。

【キーセレクション】気になる翠子のデッキの中は?

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    by からばこ

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    【キーセレクション】気になる翠子のデッキの中は?
    一気に寒くなりましたね、からばこです。今回はキーセレクションの翠子をご紹介します。
    WIXOSSBOXを編集していたり、最近のウィクロスパーティーに参加していると、なかなかの頻度で見かける翠子。前々から気になっていたので、今回は自分でも組んでみました。
    ルリグの登場はキーセレ最初期の「クラクション」ですが、その後登場したさまざまなカードを取り込み、今や安定感と火力を兼ね備えた強力なデッキに仕上がっています。組んで日が短く、真髄までお伝えすることは難しいかもしれませんが、気になる方は読んでみてください。れっつごー!

    デッキレシピ
    ルリグ
    5
    どんなデッキ?
    序盤は<モモイヌ><モモザル><ケイローン>のランサーで攻めていきます。
    必要なパーツを<チアサシェキー>で的確にサーチし、確実に盤面をそろえていける安定感が魅力です。
    レベル4以降は<イバラヒメ><イバラヒメ><ケイローン>を軸に、相手のシグニを除去しつつ、3面要求を保っていきます。
    エナゾーンに行った<イバラヒメ>は、お決まりの<ネコムス>と、新顔の<プロテイン>で回収していきましょう。面を空けない要求は<カルシ>で狙います。
    防御力も高水準。<レベル4翠子>の出現時効果でアーツを拾えるため、<暴風警報><自縄自縛>を早々に切ることが可能なのが大きいです。序盤からダメージレースを制していきたいところです。
    序盤はサーチ、中盤以降はエナからの回収と、公開領域のシグニに触りやすいデッキになりました。入手難易度の高いカードも少なく、初心者にもおすすめなルリグです。

    カード紹介
    イバラヒメ
    黎明期から翠子を支え続けるエースシグニ。出現時にクラフトアーツ<棘々迷路>をルリグデッキに加える効果と、自分のターンに2度アーツを使ったら、相手シグニを1体エナゾーンに送る効果を持っています。
    イバラヒメ>を2枚場に出し、<迷路>を2枚加え、<ケイローン>などのランサー持ちシグニに<迷路>を使うことで、2面除去+ランサーで攻めていくのが、このデッキの基本の立ち回り。エナに行ったら<ネコムス><プロテイン>で、トラッシュからは<はなみどキー>の出現時効果で回収し、絶え間ない3面要求を続けましょう。何度も何度も場に出すので、当然の4枚採用です。

    ケイローン
    黎明期から翠子を支えるシグニその2。パワーが10000を超えると、アタック時に1ドローと「ランサー」を得ます。レベル3では<モモザル>で移動しつつパワーアップ、レベル4では中央のシグニゾーンに置くか、<迷路>を使うことで条件を達成していきましょう。
    「アタックしたとき、このシグニのパワーが10000以上の場合、カードを1枚引き、ランサーを得る」なので、<ハッピー5>の「得ている効果を消す」効果を受けないのもポイント。複数のランサーで攻める時、相手に効率の良い防御をさせません。
    中盤から最後まで仕事があるので、これまた4枚採用です。

    モモイヌ・モモザル・シルフ
    3弾の「ユートピア」で翠子が得た「場所移動」に関するシグニたちです。
    序盤のアタッカーが<モモイヌ>です。移動するとパワーアップし「ランサー」を持つというシンプルな効果。後攻1ターン目は<シルフ>と、先後2ターン目は<モモザル>と組み合わせて、相手のライフクロスを狙っていきます。

    モモザル>は中盤以降も仕事があります。<ケイローン>のパワーを上げて<イバラヒメ><迷路>を節約したり、<プロテイン>のパワーを上げて耐性を付与したりなど、まさに縁の下の力持ちです。<歌舞熱曲><リーサル・ブラック>などの、パワーを参照するアーツからシグニを守ることもできるため、思いのほか仕事が多い印象です。
    最序盤に必ず欲しい<モモイヌ>と、長きにわたって仕事がある<モモザル>が4枚採用になっています。<シルフ>は1〜2枚が多い印象です。

    ネコムス・プロテイン
    エナからの回収要員。フィニッシャーになりうる<プロテイン>を多めに採用しました。
    ネコムス>は出現時のエナチャージと、<プロテイン>ではできない無色シグニの回収が武器です。リソースがかなり綱渡りになるデッキなので、必要に応じて出すシグニを使い分けていきましょう。役割の多い<プロテイン>が4枚、<ネコムス>は2枚です。
    ちなみに<プロテイン>には、<カルシ><プロテイン>に耐性を付与して突っ込むという役割もあります。<迷路>の存在から達成は安易に見えますが、タイミングが「アタックフェイズ開始時」ということで、<モモザル>くらいしか手段がありません。要注意。

    カルシ
    イバラヒメ>の火力は確かに強力ですが、「相手の面を空けなければならない」という点がネックになる場合があります。ピルルクの<グレイブ・ブルー>や<タウィル>の「プライマル」をケアするために、「面を空けないでの要求」がしたいことがありますよね?そんなお悩みに<カルシ>がばっちりお答えします。
    アタック時に緑3エナを払えば、自身よりパワーの低いシグニをバニッシュできます。<カルシ>のみならず、場のシグニ全てがこの効果を持つのが非常に強力。1枚立てれば、お手軽3面要求になりうるカードです。
    シグニのパワーアップは、<モモザル>や<迷路>擁する翠子なら朝飯前。1枚採用ですので、ここぞという時に<プロテイン><ネコムス>でエナゾーンから回収しましょう。

    ゴブリン・トロルド
    序盤のなんやかんや役。パワーの高いバニラの<ゴブリン>と、耐性とパワーアップを使い分けられる<トロルド>を2枚ずつ採用しました。<モモイヌ>たちが揃わなかった時は、これでしのぎましょう。枚数はお好みで大丈夫です。

    詩子
    アンコールとベットをシャットアウト。主に<ハッピー5>を封殺します。出現時の手札補強も、使う時は使います。
    カルシ>同様、必要な時にエナから拾うため1枚採用。<チアサシェキー>でサーチできないので気を付けましょう。

    サーバントたち
    驚異の10枚採用。レベルもある程度散らしています。
    翠子デッキはサーバントにアクセスする手段がほぼなく、ドローフェイズで供給するために、10枚になっています。状況次第では、<詩子>の出現時効果でサーバントを2枚確保することも。
    手札がサーバントまみれになりそうですが、欲しいシグニは<チアサシェキー>でサーチできるので、あまり心配はありません。

    ルリグデッキ
    レベル0〜2
    レベル1はコイン獲得、レベル2はバニラです。
    レベル0はお好きなものをどうぞ。個人的には<すき屋コラボの緑子>が好き。

    レベル3
    リミット6で出現時1ドローにしています。
    レベル3までに必要なコインは<チアサシェキー>の1枚でいいことや、<ケイローン><モモザル><モモイヌ>と立てることがほとんどで、リミットが7以上いらないことから、<三型雌々娘>になりました。
    チアサシェキー>があるとはいえ、手札の供給が難しい翠子。この1ドローは地味に強力です。

    レベル4
    いつも通りのルリグレア。出現時のアーツ回収とコイン技「テンタクル」を持つ、防御力の高いルリグです。
    出現時の効果で緑アーツを1枚回収できます。このデッキでは<暴風警報><自縄自縛>が該当。この効果のおかげで、レベル3までに防御アーツを使うことができるのが翠子最大のメリットです。
    登場当時の翠子のコンセプトは、「自分のターンにアーツを使う」でした。<大願成就>や<三令五申>などを、この効果で回収するデザインだったようです。しかしカードプールが増えるにつれ、<暴風警報><自縄自縛>など、優秀な防御アーツがその対象に入っていき、翠子デッキの防御力が評価されるようになった、という歴史があります。
    現に今回のデッキでも、ルリグデッキの1枚を<チアサシェキー>に割いています。それでも5回の防御ができるのは、この出現時効果があってこそ、です。カードに歴史あり。

    暴風警報・自縄自縛
    4翠子>で回収するアーツたち。<暴風警報>はシンプルな2面防御として、<自縄自縛>は「場を離す」「出現時効果を使う」を絡めて、2〜3面防御として使いたいところです。
    自縄自縛>の小技としては、ランサーや「アタック時にパワー~以下のシグニをバニッシュする」シグニを相手に、「<モモザル>をチェックゾーンに送る→戻して出現時効果を発動→シグニを動かしつつパワーを上げ、アタックトリガーの範囲から外れる」というものがあります。覚えておくといいことがあるかも?
    暴風警報>については特に言うことがありません。優秀な防御アーツですね。

    チアサシェキー
    10009.jpg
    「<聖援の使者 サシェ>」です。序盤に<モモイヌ><モモザル><ケイローン>などをサーチするのに使います。
    序盤はこれらのシグニで、中盤以降は<イバラヒメ><プロテイン>などで戦う翠子デッキ。全く異なる2種類のシグニ群を強烈に結びつけるのがこの1枚。必要なパーツを早急に手元に寄せ、安定した盤面をそろえ、コンスタントに攻めることができるようになりました。このカード1のリリースで、翠子の強さがさらに底上げされたといっていいでしょう。
    入手難易度は地味に高め。くれぐれも<純真の使者>と間違えてルリグデッキに入れ、ウィクロスパーティーで「あっ!」とならないようにしましょう。私はやりました。
    やらかし.jpg(ウィクロスパーティーでの悲劇)

    はなみどキー
    10044.jpg
    緑・赤デッキのパートナー。出現時では主に「除去+シグニ回収を行います。トラッシュに送られた<イバラヒメ><ケイローン>が対象になるでしょうか。
    大会でも見る機会も多く、かなりの過去記事で紹介されてきたので、その強力さは語る必要はないでしょう。これからも使われ続けていく1枚でしょうし、まだお持ちでない方はぜひお買い求めください。コングラ版はまだかなあ......。
    赤のカードを採用していないので、対カーニバルで<黒MAIS>にグロウされると発動できなくなることには要注意です。

    セレクト・ハッピー5
    いつもの。<チアサシェキー>を破棄しつつ、次の<はなみどキー>につなぎます。場面によっては防御のみならず、回収に使うことも多い印象。
    「<詩子>の登場で採用率が少し下がるかも?」という話を以前の記事でしましたが、なんとも言えない状況です。採用していないのは<奇跡世代>を持つタウィルと、コインを持たないにじさんじたちくらいでしょうか。
    5周年記念のカードですが、6周年を迎えたら「ハッピー6」といったカードが出るのかな・・・?

    棘々迷路
    クラフトアーツ。発動タイミングがアタックフェイズのみなので、<プロテイン>の効果をこれで発動することはできません。<イバラヒメ>の除去効果をトリガーさせるのに必須で、キーセレにおけるパンプの強力さはご存知の通り。どんどんクラフトしていきましょう。
    次弾の「ディセンブル」で登場するタマのレベル4が「アタックフェイズ開始時に、3つのうちから1つを選ぶ」という効果を持っていますが、その中の1つに「次の対戦相手のターン、相手が発動するアーツ・スペルのコストが無色2増える」というものがあります。どれほど影響を受けるか気がかりなところ。

    まとめ
    いかがでしたか?<チアサシェキー>のおかげで、盤面の再現性が非常に高いのが最大のポイントです。
    やることがはっきりしているので、必要なパーツと動きを覚えてその通りに動けば、一定程度の強さを発揮してくれます。今回の執筆を機に本格的に組んでみましたが、安定感の高さに驚きました。手札事故の心配が少ないのが心穏やかです。
    もちろん、細かな立ち回りやプレイングなどは必要で、エナの管理やシグニの配置、カードを使う順番など、覚えるところはありそうです。練習しがいのあるいいデッキで、パーツも比較的安価なので、気になっている方はこれを機に組んでみてはいかがでしょうか?

    「このデッキ強いよ!」という紹介ではなく、「一緒に組んでみよう!」という紹介も、たまにはアリということでひとつ。
    ではまた、次回の更新でお会いしましょう。世界大会、権利取れるかなあ......(未獲得)

【キーセレクション】あざなってみる?

    posted

    by からばこ

    タイトルトップ.jpg
    【キーセレクション】あざなってみる?
    はいこんにちは、からばこです。今回は10月末に発売される新弾「ディセンブル」より、「糾う者」をご紹介します。
    オールスターの<紡ぐ者>同様、全てのルリグからグロウできる特殊なルリグ。どのルリグからグロウするか、どんなデッキを作っていくかなどについて、つらつらと書いていきたいと思います。今後もいろいろなカードが登場するので、あくまで現時点のアイディアですが、デッキ作りの一助になれば幸いです。

    カードの紹介
    まずはカードの紹介から。
    LR 糾う者
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:?
    色:無
    レベル:5
    グロウコスト:《白/赤/青/緑/黒》×5orキー
    リミット:10
    コイン:-
    【常】:このルリグにグロウするためのルリグタイプは無視される。
    【自】:あなたのメインフェイズ開始時、ルリグの下からカード1枚をルリグトラッシュに置くか、シグニゾーンかエナゾーンかライフクロスからカード1枚をトラッシュに置く。
    【出】:無色ではないシグニのカード名1つを宣言する。このゲームの間、あなたのメインデッキと手札と場にある宣言したシグニのレベルは0になり、あなたは宣言したシグニを限定条件を無視して場に出せる。
    糾う者は、
    • 相手のリソースを毎ターン削ることができる。ルリグの下敷きを抜けるのが大きい。
    • シグニの限定条件を1体だけ無視でき、レベルも0になる。
    • 自身のリミットが10。グロウコストもかなり重い。
    という、かなり異質な効果を持つルリグです。1つずつ見ていきましょう。
    【自】:あなたのメインフェイズ開始時、ルリグの下からカード1枚をルリグトラッシュに置くか、シグニゾーンかエナゾーンかライフクロスからカード1枚をトラッシュに置く。
    レベル5にグロウした直後から使え、相手のリソースに大きく干渉する効果です。特に「ルリグの下敷き」「ライフクロス」を減らせる効果は、ゲームの速度に大きな影響を与えます。
    ルリグの下敷きを抜く効果は、相手の"キー"カードでの防御に干渉します。「華代」を除いてほとんどのルリグがレベル4までグロウするキーセレクションでは、多くのルリグが「4枚の下敷きを使い切る」計算で、"キー"カードを採用しています。具体的には、「<ドーナキー>などのエクシード4を1回」ないし「<華代キー>などのエクシード2を2回」といったところでしょうか。
    しかし糾うがリリースされることにより、エクシードの使い方を再考しなければならなくなります。相手が糾うにグロウすると、メインフェイズ開始時に下敷きを1枚抜かれるため、エクシード4の効果は使えなくなり、エクシード2の効果は使える回数が減ります。<ドーナキー>などでの防御を想定しているルリグは、これだけでおじゃんということに・・・。
    10007.jpg 10024.jpg
    もちろん、次のターンに糾うタイミングでエクシードを使えば影響はありません。ただ、糾う側もそれを想定した動きをしてくるでしょうから、エクシード4、2の価値は、ほんの少し下がるのかなと思います。といっても<詩子>登場後に<ハッピー5>がちょっと減った程度、でしょうけど。
    レベル4への道中でアークエナジェが見えたら、糾うに下敷きを抜かれる想定での立ち回りが必要になってきます。トーナメントシーンにどれだけ登場するかにもよりますが、キーを見直すか、プレイングを意識する必要がありますね。

    下敷きを抜くだけでなく、他のゾーンへの干渉も強力です。ライフクロスを落としてプレッシャーをかけたり、エナゾーンからマルチエナや多色のカードを焼いて相手のアーツを縛ったりと、状況に応じて適切なカードをトラッシュに送っていきましょう。
    「どこから何をトラッシュに送るか」については、デッキに関する知識が必要になります。糾うを使う際には、対峙するルリグの持つ防御手段を覚えておくと、より強力になりますよ。
    【出】:無色ではないシグニのカード名1つを宣言する。このゲームの間、あなたのメインデッキと手札と場にある宣言したシグニのレベルは0になり、あなたは宣言したシグニを限定条件を無視して場に出せる。
    限定条件を持つシグニ1体を、レベル5以降も使用することができるようになる効果です。
    レベルが0になるので、「5+5+0」などとして、リミット10の中でもアークエナジェと合わせて使うことができます。本当によく調整されていますよね・・・。

    この効果でどのシグニを宣言するかが、デッキ構築に大きく関わってきます。宣言したシグニ以外の限定条件を持つシグニは一切場に出せなくなるので、そこも考えながらデッキを作らなければなりません。
    キーセレクションでは多くのシグニが限定条件を持っています。エース級のレベル4のみならず、下級のシグニまで限定条件があるため、バランスを間違えたら「糾うグロウ後にアークエナジェと宣言したシグニしか場に出せない」ということが多発しそうです。難しいですね。
    (優秀なレベル3シグニも、ほとんどが限定持ち。バランスが難しそう)

    どのルリグから糾う?
    どのルリグからグロウするかが、糾う者を使う上での最大の課題です。
    ここで、「このルリグからグロウすると強いかも」という案をいくつか挙げてみます。

    ユヅキ(宣言ティロス・クロコワニなど)
    エースアタッカーである<オワンクラゲ>が限定条件を持たないため、もう一つの<クロコワニ>やレベル3の<ティロス>を宣言し、レベル4までと遜色ない攻めができそうです。
    手札から公開する<ダンクルテウス><コノハケロ>が限定条件に縛られないのもぐっど。リソースがどんどん伸びるため、グロウコストもエナで支払える可能性があるのがいいですね。個人的には、グロウ元ルリグ候補ナンバーワンです。

    翠子(宣言イバラヒメ)
    イバラヒメ><イバラヒメ><ケイローン>ならぬ、<イバラヒメ>、<イバラヒメ>、アークエナジェで攻める形になります。現在流行中の<プロテイン><カルシ>で攻めるデッキであれば、この2枚が限定条件を持たないのもポイント。ユヅキ同様、レベル4までと変わらぬ攻撃を継続できそうな香りです。
    防御についても「テンタクル」や、レベル4グロウ時のアーツ回収があるため、ルリグデッキが1枠減ったとしても影響が少ないのが魅力的。糾うへのグロウコストも、<サシェキー>を使えば無駄がなさそうですね。エクシードキーどうするのって話ですが。
    ただ、<モモザル><ケイローン>など、優秀な下級がこぞって限定条件持ちなのがネックです。ここはユヅキも同様ですが・・・。

    リル(宣言ハイメイル)
    強力なアタッカー<ハイメイル>を宣言することで、手札を入れ替えながら攻めを継続できます。
    下級シグニを<アスカロン><豊崎恵那>などの限定なしシグニで固めたり、<サンガンソウ><キジンマル>の限定持ちシグニを<ハイメイル>の手札コストにするなどすれば、安定した運用ができそうです。パワーが13000なのもいいですね。
    ハイメイル>のライズ元は「赤のシグニ」なので、アームに限らないクラスからも採用することができます。<Tnt>とか、いい仕事しそうですね・・・?


    他にも、<エフエックス>を擁する「リメンバ」や、キーを2枚貼れる「カーニバル」など、色々なグロウ元が検討されます。カニは<MAIS>がいますが、もしかしたら糾うのもありかもしれません。
    手札を破棄することでルリグアタックが素通りする「アロス・ピルルク」や、デコレや開花が機能しなくなる「エルドラ」「ユキ」、そもそもグロウできない「華代」などを除けば、多くのルリグが糾える可能性を持っています。
    発表されるカードや限定なしシグニの登場に応じては、より強力なグロウ元が登場するかもしれませんので、今後にも期待ですね。

    アークエナジェを考える
    糾う者を語るにおいて欠かせないのが、専用シグニのアークエナジェです。
    キーセレクション初のレベル5シグニであり、リソース干渉と除去というシンプルに強い効果を持っています。糾うにグロウする理由のひとつですね。

    SR 紡槍 アークエナジェ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精元
    色:無
    レベル:5
    パワー:15000
    限定条件:?限定
    【出】:対戦相手は色1つを宣言する。対戦相手のエナゾーンから宣言された色を持たず無色ではないすべてのカードをトラッシュに置く。
    【常】:対戦相手はこのシグニの【出】能力で宣言された色を持たず無色ではない、アーツとスペルを使用できない。
    【常】:対戦相手のエナゾーンにこのシグニの【出】能力で宣言された色を持たず無色ではないカードが置かれる場合、代わりにトラッシュに置かれる。
    【自】:各アタックフェイズ開始時、対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く。
    ライフバースト:あなたのトラッシュから無色のカードを2枚まで手札に加える。
    出現時に相手は色を1つ宣言します。その色を持たないカード(無色除く)をエナから落とし、かつその色を持たないアーツ・スペルを相手は使用できなくなります。エナゾーンにその色を持たないカードが置かれた時も、無条件でトラッシュに送られます。総じて、混色デッキに対して非常に強く出られるシグニです。
    ただ現状のキーセレクションでは、混色で戦うデッキが非常に少ないのが現状です。アークエナジェが場に出た時に、相手は自分のルリグの色を宣言することがほとんどになるでしょう。あまり拘束は期待できないかもしれません。
    ただ、白ルリグ以外が<ハッピー5>を使えなくなるのは強力です。<詩子>と異なり、そもそも「使用させない」なので、タイミングによってはゲームエンドを狙えるかもしれません。相手が宣言する色から残りのアーツを予想して、的確な盤面を作ることが求められます。
    (このあたりのアーツが影響を受けるかも?)

    アタックフェイズ開始時にシグニをトラッシュに置く効果は、言うまでもなく強力です。
    自分のターンのみならず、お互いのアタックフェイズ開始時に発動するので、場に残ればそれだけで防御になります。パワーが15000ということもあり、場持ちは期待できそうですね。
    レベル5ということもあり、アルフォウの傀儡にならないのもポイント高です。奪われたらたまったもんじゃないですね。

    デメリットは、自身がマルチエナを持たないことでしょうか。
    グロウまでの道中でエナゾーンに行ったら回収が面倒になりそうです。また無色であることから、「無色以外のカードを回収する」などの条件に引っかからないこともネックになります。その分、<オワンクラゲ>など、条件のゆるい回収札を要するシグニが必要になってきます。
    グロウ元のルリグを選ぶ際は、アークエナジェの運用も意識したいですね。そういう意味ではやはり、ユヅキか翠子が強そうな予感が・・・。

    環境への影響は?
    糾う者アークエナジェの登場が、環境にどういった影響を与えるのかを見てみます。
    他のカードの登場で色々と変わってくるので、あくまで予想です。
    エクシード4の評価が下がる?
    前述した通り、「最速での糾う者へのグロウ→メインフェイズ開始時に下敷きを抜かれる」という立ち回りをされると、貼っておいた<ドーナキー><マルディウス協会><虚無ウリスキー>などの効果が使えなくなります。糾う者の存在自体が、これらのキーの評価が下がるかもしれません。エクシード2も同様で、発動回数を1回減らされます。
    その分、エクシード1と2を使い分けられる<ピルルクキー>や、エクシード3で動かせる<ヒロインキー>へは、あまり影響が出ないかもしれません。<ネクスト・レディ>擁するにじさんじ勢の台頭や、11月に控える<タイプス>のキーセレ入りもありますので、「ルリグの下敷きの価値」は、徐々に変わっていきそうです。
    10048.jpg
    他色アーツを採用しにくくなる?
    こちらはアークエナジェが与える影響です。宣言した色と無色以外のカードがエナから落ち、その色以外のアーツやスペルが使えなくなるため、他色のアーツを採用しにくくなります。
    セレクト・ハッピー5>はもちろん、ピンポイントで採用している<自縄自縛>や<血晶魔杖>などの発動が縛られるため、下手をするとアーツを残したまま敗北してしまう可能性もあります。宣言した色からアーツを読まれ、耐性をつけられて突っ込まれる、なんてことも・・・。
    とはいえキーセレではバニッシュ以外の耐性を持つのは難しいですし、他色アーツを採用するカルチャーもそこまでありませんので、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。

    当然、キーセレでの話です。
    オールスターでは糾う者に加え、<紡ぐ者>がアークエナジェを使うことができます。アーツのみならず、メインデッキでも他色のカードが入りやすいオールスターであれば、色を縛る効果は強烈に刺さりそうです。<紡ぐ者>に1枚挿しておくのもありかもしれませんね。
    レベル5の限定条件を無視するなら<紡ぐ者>でいいですから、レベル4以下の強力なシグニの限定条件を解除したいところです。白天使の<アークゲイン>を宣言し、<ガブリエルト>2面に沿える、とか?

    サンプルレシピ
    ユヅキからのグロウを想定しています。
    ルリグデッキ
    ルリグ アーツ
    1枚 <ST爪牙 遊月・零
    1枚 <LC爪牙 遊月・壱戒
    1枚 <LC爪牙 遊月・弐戒
    1枚 <ST爪牙 遊月・参
    1枚 <LR爪牙 遊月・肆戒
    1枚
    1枚 <PR焔型闘娘 花代&緑子(ウィクロスマガジン2019 Winter 付録)
    1枚 <LC暴風警報
    1枚 <LC自縄自縛
    1枚 <ST真空斬撃
    出現時の宣言は<ティロス>です。グロウコストはエナで支払う予定ですが、エクシードの吐き方によっては<はなみどキー>をコストにしても大丈夫です。
    クロコワニ><メガネワニ>などのアタッカーが使えなくなりますが、その枠にアークエナジェを入れました。<コケケロ>は<スイギュ>で代用し、糾うグロウ後も場に出せるようにしています。<ケロモドキ>は限定持ちですが、序盤の点取り役かつレベル4での「バーニング」役として続投です。
    レベル4では「バーニング」と<ティロス>などを合わせて面を開けます。返しは限定アーツ<真空斬撃>で守り、そのまま糾う者へグロウできればなあ、という算段です。

    レベル5グロウ後は<オワンクラゲ>でアークエナジェを使いまわしながら、要求を続けていきます。
    糾う者のメインフェイズ開始時効果で下敷きやライフクロスを奪いつつ、ユヅキ同様の火力を出せればと期待しています。

    まとめ
    いかがでしたでしょうか?
    「糾う」には「絡ませるようにして交え合わせる」などの意味があります。「禍福は糾える縄のごとし」という言葉にあるように、「糾う者」もメリットデメリットの両面が絡み合ったルリグです。クセはありますが、オンリーワンの性能を持っているので、使いこなせば相当強そうな予感がします。
    ディセンブルでは糾う者以外にも、タマ、ピルルク、アルフォウが登場します。引き続きどんなカードが登場するか、今から楽しみですね。


    9月の学園祭では、世界大会のカバレージという貴重な経験を積ませていただきました。
    大会の熱気をお届けしつつ、ブログにWIXOSSBOXに、色々と頑張っていきたいところです。もちろんバトルも忘れずに!
    というわけで、またの更新でお会いしましょう。ではでは~

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