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ハンデスのやり方と受け方講座

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    by ルの人

    handesu.jpg
    ハンデスのやり方と受け方講座
    こんにちは、ルの人です。
    皆さんWIXOSS楽しまれてますか?

    今回は、DIVA selectionにおけるハンデスのやり方と受け方について解説していきます。
    初心者が中級者へ、中級者が上級者へステップアップする為に必要な要素を書いています。
    ぜひ最後までご覧ください。
    そして、良ければこの記事の拡散をよろしくお願いします!!!
    まずは目次です。
    目次
    ハンデスなぜ強いか?
    ハンデスとは、手札の選択肢を狭める一番の行動です。
    そして、ハンデスをすると当然対戦相手の手札が減るので、点数要求がしにくくなります。
    さらに、サーバントも持ちにくくなりルリグアタックがガードできなくなり強力です。

    そんなハンデスには、大きく分けて『攻めるハンデス』と『奪うハンデス』の2種類があるので具体例と併せて解説していきます。

    攻めるハンデス(具体例:赤黒ロストピルルク)
    攻めるハンデスとは、毎ターンシグニで3点要求を目指しつつハンデスを仕掛けます。リフレッシュやシグニアタック以外で打点を追加する効果を使う事もあります。
    具体的なデッキは、赤や黒のシグニとスペルを採用したロストピルルクです。
    通称赤黒ピルルクは、継続的なハンデスによるサーバント奪取と山落としによる1リフがあるのでダメージレースで優位になります。
    このハンデスのやり方は、対戦相手にエナを与える代わりに毎ターンシグニで3点を取りながらルリグアタックまで通せるので強力です。

    奪うハンデス(具体例:青白ロストピルルク、防衛派)
    奪うハンデスとは、点数要求自体は毎ターン多くてもシグニ1点ルリグ1点に抑えて効率よく相手のリソースを奪い取ります。
    その結果、対戦相手の行動できる幅を狭めて勝つを目標にしているデッキのことです。
    具体的なデッキは、白のシグニとスペルを採用したロストピルルクや防衛派です。

    防衛派については、以前記事を書きましたのでそちらでどういったデッキなのか?はご確認ください。
    夢限少女杯ベスト8!防衛LION徹底解説

    このハンデスのやり方は、対戦相手の手札だけではなくエナまで絞るので強力です。
    そして、手札とエナが0に近い状態で盤面にパワーが13000や15000でスペルor起動効果にエナ課税まであるシグニが居たら何もできないですよね?
    この状況を目指します。

    ハンデスのやり方
    まずは、ハンデスする側についてです。
    受け方を学ぶには、まずやり方を知らないと始まりません。
    という訳でいきましょう!
    ハンデスはどうやると強いの?
    ハンデスデッキを使っていて、こういった経験はありませんか?

    相手の手札が枯らしきれない
    手札を枯らし切る前に自分のリソースが足りなくなった
    ハンデスを仕掛けるタイミングが分からず対戦相手の手札が奪い切れなかった

    このようなことにならない為に今回は、ハンデスをするときに考えなければいけない事を3つ解説していきます。
    1.ハンデスは一気にやる
    DIVA selectionにおけるハンデスの最終目標とは、サーバントでルリグアタックをガードさせずにライフクロスをクラッシュさせる事です。
    フルハンデスできなくても、手札の選択肢を減らす行為としてハンデスは強力ですが、サーバントでガードされていたら1点分損しています。
    なので、ターン終了時に対戦相手の手札が残るハンデスよりもフルハンデスの方がいいとされています。

    例えば、青白ロストピルルクで<コードハート Vキューム>2枚と<コードアート Sヨクセンキ>1枚に<TOO BADLY>1枚を使えば4ハンデスになります。
    対戦相手の手札が6枚だったとしても追加で<UPDATE>を使用していれば2ハンデスかシグニ1点の選択を迫れるのでフルハンデスが狙えます。
    このように例を挙げましたが、必要な時にこの種類と枚数のカードを持てるとは限らないのでレベル3になる前までに手札を整えておきましょう!

    2.自分のリソースを減らしすぎない
    基本的にハンデスとは、やる側も手札やエナリソースを使用しなければなりません。
    ここで問題になるのが、ハンデスしようにも元手となる手札や青エナが足りなくなるという状況です。
    例えば、<コードアート Sヨクセンキ>のハンデス効果は、自分も手札を1枚捨てることで使用できます。
    ですが、当然何回も使うと自分の手札が無くなってしまいます。
    なので、下記で解説する仕掛けるタイミングを見極めて使用できるようにしましょう!

    3.仕掛けるタイミングを見極めよう
    簡単にフルハンデスできる対面なら深く考えなくても大丈夫ですが、ハンデスをされる前提でデッキを構築している人も多いです。
    そういった人達には、適切なタイミングで仕掛けないとこちらのリソースが足りなくなったり、ハンデスを乗り越えて手札を構えられてしまいます。
    ですので、ここではそんな人達にも有効な仕掛けるタイミングの見極め方を解説していきます。

    対戦相手がルリグデッキなどで、後何回手札補給を行えるかを考える
    まず前提になりますが、この判断ができるようになるにはセレモニーなどの大会結果をよく見るようにしましょう。
    色々なデッキを見ると構築の予想ができるようになります。
    そうすると、「このデッキには何が採用されているか」や「あと何枚手札をアーツやピースで増やすことができるか?」がわかるようになるので、ハンデスのタイミングの見極めとその手札を捨てさせる為に必要な札がどれだけあるかを理解できるようになります。

    からばこさんが運営しているWIXOSSBOXには、セレモニーなどの大会入賞リストがまとめて掲載されているのでぜひご覧ください。
    ここからは、具体的な例を踏まえて解説していきます。

    対戦相手のルリグデッキが残り2枚でアタックフェイズアーツを2枚使用していたとします。
    • atu1.jpg
      (※灰色のカードは使用済みのアーツ)
    多くの場合は、メインフェイズアーツとアタックフェイズアーツが1枚ずつだと考えられます。
    その際に、対戦相手の手札がもう無いのであれば大丈夫ですが、残っている場合は、メインフェイズアーツで手札補給の選択を要求するためにフルハンデスが必要です。
    もしフルハンデスをしなかった場合は、手札補給の選択肢を取らずに先置き防御やシグニの除去に使われてしまう可能性があります。
    ですので、このような状況ではフルハンデスが必要です。

    では、フルハンデスが不要な場合がどんな状況かを解説していきます。

    メインフェイズアーツとアタックフェイズアーツが残り2枚ずつ残っておりフルハンデスへの返しの準備&選択肢があるとします。
    • atu2.jpg
      (※灰色のカードは使用済みのアーツ)
    この場合は、2〜3枚だけハンデスをしておけば大丈夫です。
    なぜなら対戦相手がその状況で残す手札は次ターン使いたいシグニ2〜3枚とあってサーバントが1枚程度だからです。

    もし、仮にここでフルハンデスをしたとします。
    そのターンのルリグアタックは通りますが、それ以降のターンにまたフルハンデスをしようとすると上記で説明した自分のリソースが足りないを起こしてしまう可能性が生まれます。
    そうすると、ハンデスしきれず対戦相手が終盤に手札を構えてしまう状況へ陥ってしまいます。

    上記を踏まえると、この状況では、ターンを返した際にメインフェイズアーツの手札補給が満足にできてしまうのでフルハンデスをやる必要が薄いという事がわかるかと思います。

    まとめ
    1.ハンデスは見通しを持ってやると良い
    2.自分のリソースも大事にする
    3.対戦相手のデッキ理解が必要

    ハンデスをやる際は、この3つを身に付けましょう。
    身についたならプレイヤーとしてグッと前に進めています。

    ハンデスの受け方
    ではここからは、ハンデスを受ける側の解説をしていきます。
    やり方を知った後に受け方を理解できると、今までとは違う動きができるようになるはずです!
    それでは行きましょう!
    捨てる手札の選び方
    恐らく初心者や中級者が、一番悩む点だと思います。
    しかし、選ぶ基準を知れば悩むこともなくなります。
    今回は、序盤、中盤、終盤の3つに分けて説明していきます。
    序盤(レベル1〜2の時)
    基本レベル3のシグニやスペルを捨てれば大丈夫です。
    手札にレベル1や2しかないのであれば、次のターン盤面に出さないシグニを選びましょう。
    サーバントは、最後まで残すことも忘れずに!

    中盤(レベル3グロウ〜レベル3の2ターン目まで)
    ここからは、序盤と打って変わってレベル1や2のシグニを捨てていきます。スペルは点数要求に繋がるものであれば捨てますが、手札を増やせる効果の場合は残しましょう。
    終盤(レベル3の3ターン目以降)
    ゲーム終盤では、なるべく点数要求ができるシグニを残していきます。
    時には、サーバントよりも点数要求ができるシグニを残す選択が必要です。

    手札リソースの使い方
    当然ですが、手札とは有限です。
    しかし、対戦相手は当たり前のようにハンデスをしてきます。
    ですので、そのような対面では、手札リソースの使い方が重要になります。

    できる限り手札補給札は小出し&温存しよう
    例えば、ハンデスを受ける時に、手札に余裕があるのにも関わらず理想盤面の為に手札補給のアーツやピースを使用していませんか?
    ハンデス対面では、上記の動きをするとそれ以降のターンで必要な手札が足りなくなります。
    ですので、基本的には手札が0枚に近しい時に使用した方が良いです。

    対戦相手のハンデス可能枚数と手札要求値を知ろう
    ここからは、中級者が上級者へステップアップするために必要な要素になります。

    これを知らないと、あたかも対戦相手が無限にハンデスのできる強セレクターに見えてしまう事でしょう。

    ハンデスのやり方でも少し説明しましたが、1ターンにシグニやスペルだけで6ハンデスすることは、かなり難しいです。
    どのハンデスデッキにもほぼ当てはまりますが、いつでもできるハンデスの量は1ターンにつき2~3枚です。
    ですので、対戦相手の公開領域にハンデス出来る札がどれだけ見えているか?また、その札は回収可能なデッキか?を考えるようにしましょう。
    そして、なんとなく「この対面は多分これくらいハンデス出来るな」ではなく「今ターンを返したら対戦相手は5〜6ハンデス出来るな......ならこのターンはこのアーツやピースで手札を構えても捨てることになるから損orここでアーツやピースを使用して手札を5〜6枚構え対戦相手にハンデスを要求しよう」

    このような明確な数字を持った考え方をすると、ハンデスを受けやすくなります。

    特に後者の対戦相手には、「フルハンしたければ6ハンデスして?」と手札を構える行為は、ハンデスを諦めてくれることさえあります。
    覚えておきましょう。

    まとめ
    1.捨てる手札はタイミングによって変わる
    2.手札補給札(アーツやピース)はこまめに使う
    3.対戦相手のデッキを理解してハンデスのできる枚数を知ろう

    ハンデスを受ける際は、この3つを身に付けましょう。
    特に3つ目の項目は、理解できるとプレイヤーとしてかなり前に進めます。

    さいごに
    ここまで読んでいただきありがとうございました。

    少しでも、読まれている皆さんのタメになる内容になっていれば嬉しいです。
    そして、もし良ければこの記事の拡散をよろしくお願いします!

    質問などあればルの人まで気軽にどうぞ!

loth SELECTOR 発売記念インタビュー【ひとえ編】

    posted

    by ルの人

    title.jpg
    loth SELECTOR 発売記念インタビュー【ひとえ編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    一衣の強みは、緑ルリグの課題になりやすい「サーバント不足でルリグアタックが止めきれない」をレベル3からは、エナの植物シグニを払うことで代わりにガードできる事です。

    ゲーム1は、自分の手札を全てエナに変えた後にシグニを1枚まで回収しその後、対戦相手の手札を全てエナに置かせて次のターン使うつもりだったシグニやサーバントを失わせることができるので強力です。

    ◇最初に考えたデッキレシピを教えてください。
    センター
    4
    1枚
    1枚
    1枚
    1枚
    アシストルリグ/ピース
    6
    ◇キーカードは何ですか?
    加持祈祷
    緑アーツを1枚コストとして支払うと0コストで使用できる新しい効果を持っています。
    2点分ダメージが無効になるので、かなりの防御性能です。
    そして、同じく新規で追加された<熾炎舞 遊月・参>や<集中紅火>のエナ焼き性能が高いので、一緒に採用した<温故知新>を使用するために必要な3エナが払えず負けてしまう場面があると考え採用しました。

    羅植姫 ジャックビーンズ
    相手ターン中に使える「あなたのレベル2以上の『植物』のシグニ1体が場を離れたとき、あなたのエナゾーンからレベル1の『植物』のシグニを1枚まで対象とし、それを場に出す。それの出現時能力は発動しない。」が本当に強力です。
    何故かというと、この効果は対戦相手が能力消し効果やアサシンなどを使用せずに点を取ろうとすると、1面分多くシグニを除去することになり余分なリソースを使う必要があるため、対戦相手の攻め手を止めることができるからです。

    羅植姫 ラベンダー
    自動効果の場を離れたとき効果が非常に強力です。
    なぜかというと、エナゾーンにある<ジャックビーンズ>を出現時で下に置くと次ターンの打点確保が出来るからです。
    そして、対戦相手が<ラベンダー>を除去した場合は2エナ払う事で下にいるシグニを場に出せます。
    この場合は、もう一度場に出したシグニを除去させることを求められるので能力消し札を採用してなければ出すだけでほぼ1点防御として成立します。

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    マリガンは、引いた手札の中に<サーバント>が無ければ全てデッキに返してください。
    サーバント>を引きましょう。

    1、2ターン目は、可能な限り点要求をします。
    もしここでシグニの要求が滞るなら、<全力疾走>や<蔓巻発条>を使用してしっかり3点要求を行いましょう。
    そして、<ボンサイ>と<イケバナ>の効果でエナチャージができていると花丸です!
    少し話が逸れてしまいますが、以前<全力疾走>の使い方や強い理由を書いています。そちらも良ければご覧ください。
    人気のあのカードについて教えて!part.21「なぜ、全力疾走は人気なの?

    基本的には、防御アーツはあまり使用せずライフクロスで受けて、Lv3以降に備えます。

    3ターン目以降は、<ジャックビーンズ>と<ラベンダー>や<タナバタ>を合わせて盤面を作りましょう!

    最後は<ゲーム1>で、対戦相手のサーバントを失わせた後<ジャックビーンズ>でシグニを除去してフィニッシュです!

    ◇デッキ構築スタイル、軸を変更するとしたらどのような構築にしますか?
    緑白軸
    レベル3以降は、<一衣>の効果でルリグアタックをガードできますがレベル1、2の間はサーバントが必要です。
    そのため、<ラベンダー>の枠を<ユキメモリア>に変更して白の採用枚数を多くすることで<セイクリッド・フォース>を使用します。
    (1ターン目に<セイクリッド・フォース>を使用できるように<ドロー・エンハンス>を<プロフィット・エンハンス>に変えてください)
    それにより、レベル1、2でのガードが安定します。
    レベル1、2の時にサーバントが持てなくて勝ちきれない...となった場合はこちらの軸を試してみてはいかがでしょうか!

    ◇【番外編】loth SELECTOR収録のカードで注目しているカードはありますか?
    アズール・ウィッシュ
    フローズンギア>と合わせて一気に使用するとリコレクト4も達成しやすくなりますし、1ターン分の防御になります。
    そのため、ショットに対してかなり防御が固くなれるので注目しています。
    ロストコード・ピルルク>がよく採用している<スリップ・ストップ>の枠と入れ替えたいですね。

    羅輝石 ドラゴアゲート
    閃花繚乱 花代・参>の強化ですね。
    シンプルながら使った手札コストがエナに変換される効果は強力です。
    そして、その効果を持ちながら自身もアサシンでアタッカーになれるのでかなり注目しています。
    効果に種族などの縛りが存在しないので、今後相性の良い別のルリグでの採用も出てくるのかなと考えています。

    ◇最後に一言お願いします。
    前期では、地獣緑姫が環境上位に居て今期も緑姫は勿論、一衣も食い込んでくると思っています。
    今後に注目ですね。

    ゲーム1>によるフルハンボタン(ルが勝手にそう言ってます)があるのは、ハンデス大好きなルの人的にも大歓喜です。

    ボタンを押せ!!!

    質問などあればルの人まで気軽にどうぞ!

人気のあのカードについて教えて!part.21「なぜ、全力疾走は人気なの?」

    posted

    by ルの人

    Q&A.jpg
    なぜ、全力疾走は人気なの?
    こんにちは、ルの人です。
    皆さんWIXOSS楽しまれてますか?

    今回は、RECOLLECT SELECTORにて新規で実装されたアーツ<全力疾走>について、何故強いのかどんなデッキが使うのかを紹介していきます!

    全力疾走なんで強いの?どう使うの?
    全力疾走>はどの効果も強力ですが、特に選択肢(2)の

    「あなたのエナゾーンからシグニを3枚まで選び、それらを場に出す。次の対戦相手のターン終了時まで、あなたのすべてのシグニのパワーを+5000する。」

    この部分が強力です。

    この効果を一番強力に使えるのは、先攻の2ターン目です。この効果によって、例えばパワー2000のシグニはパワー7000になり、パワー8000のシグニはパワー13000となります。
    これにより<幻闘獣 ミャオ>は相手のパワー5000のシグニに対して【ランサー】で要求することができ、<幻獣 ワオキツネザル>の効果でアタックフェイズ開始時に【エナチャージ1】をすることができます。
    そして、レベル2のシグニの中で<全力疾走>と一緒に使って強い代表的なシグニといえば、<幻獣 ハムスター>です。
    幻獣 ハムスター>はアタックしたときに自身のパワーが8000以上であれば相手のパワー3000以下のシグニをバニッシュでき、自身のパワーが12000以上であれば相手のパワー8000以下のシグニをバニッシュできます。
    全力疾走>と一緒に使うことで<幻獣 ハムスター>のパワーは10000になるため、1つ目の条件が達成できます。さらに<幻闘獣 ベイア>や<幻獣 ギリシャガメ>のようなパワーを3000プラスできるシグニを使うことで<幻獣 ハムスター>のパワーは13000となり、2つ目の条件を達成できます。
    パワー8000のシグニといえば<聖将 トキユキ>や<コードメイズ ムジカ//THE DOOR>などが該当します。
    これらのシグニを<幻獣 ハムスター>の【アタックトリガー】で要求できるようになるため、<全力疾走>と<幻獣 ハムスター>は相性がいいです。

    これだけでも強力なアーツなのですが、このアーツの隠れた強さは次の相手ターンにあります。それは、「<全力疾走>の効果で上昇したパワーは、次の相手ターン終了時まで続く」ことです。

    例えば、<全力疾走>を使用したターンの自分のシグニが<幻獣 ワオキツネザル><幻獣 ハムスター><幻闘獣 ミャオ>だったとします。
    元のパワーは8000、5000、2000だったのが、<全力疾走>を使用することで13000、10000、7000となります。一番パワーが低い<幻闘獣 ミャオ>ですら<小砲 バクチク//ディソナ>や<羅闘石 アメジスト>のような「パワー5000以下のシグニをバニッシュする」効果で除去されなくなります。
    これらのパワーを持つシグニを、他のカードと組み合わせずに除去できるレベル2以下のシグニにはどのようなものがあるか以下にまとめます。
    (スペルは含んでいません)
    パワー7000のシグニ
    このパワーのシグニを除去するためには「パワー8000以下のシグニをバニッシュする」のような効果を持つシグニが必要になります。
    代表的なシグニには、レベル1に<幻水 キュウセン><紅将 リル//ディソナ>が、レベル2に<羅星 カリーナ><凶魔 モリガ>などが挙げられます。
    パワー10000のシグニ
    このパワーのシグニを除去するためには「パワー10000以下のシグニをバニッシュする」「パワー10000以上のシグニをバニッシュする」のような効果を持つシグニが必要になります。
    代表的なシグニには、レベル1に<アイン=ハナレ//THE DOOR><翠魔 バン//フェゾーネ>が、レベル2に<羅闘石 ヒスイ><羅原 BP>などが挙げられます。
    パワー13000のシグニ
    このパワーのシグニを除去するためには「パワー10000以上のシグニをバニッシュする」「レベル2以下のシグニをバニッシュする」「相手のシグニをバニッシュする」のような効果を持つシグニが必要になります。
    代表的なシグニには、レベル1に<翠魔 バン//フェゾーネ><アイン=ハナレ//THE DOOR>が、レベル2に<羅輝石 花代//メモリア><ツヴァイ=ドクゼリ>などが挙げられます。
    上にまとめた通り、<全力疾走>によってパワーが5000プラスされたシグニをレベル2の段階で除去できるシグニは限られており、相手の点数要求を抑えることができます。

    攻めだけでなく守りとしても活躍できるため、<全力疾走>は人気のアーツとなっています。

    どんなデッキが使うの?
    全力疾走>と同じく新弾「RECOLLECT SELECTOR」にて登場した<讃型 緑姫>や、闘争派ルリグ2種など緑のシグニが多く入るデッキに採用される傾向があります。
    これらのデッキを組む際はぜひ<全力疾走>を採用してみてください。

    最後に
    今回このブログを読んで、もし<全力疾走>を試していなければ試してみてはいかがでしょうか!
    全力疾走>、強いです。
    多くの人に読んでもらいたいので、拡散もよろしくお願いします!

    走り出したいんだ〜 wow wow ♪

    質問などあればルの人まで気軽にどうぞ!

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