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【キーセレクション】樋口楓 デッキ紹介【にじさんじ】

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    by ハリュー

    タイトルトップ.jpg
    【キーセレクション】樋口楓 デッキ紹介【にじさんじ】
    1.はじめに
    どうも、ハリューです。

    今回も引き続きルリグ紹介リレー企画やっていきます。
    「月ノ美兎」「静凛」と続けてきましたにじさんじの紹介も今回がラストという事で、今回は「樋口楓」のデッキ紹介です。

    前回までのリレー企画の記事 はこちらからご覧いただけますので、合わせてご覧頂けますと嬉しいです。
    楓は以前から好んで使用していたルリグタイプでしたので、企画外でも何度か取り上げていますが、今回の企画で改めて紹介させて頂きます。

    デッキの性質上美兎と内容が被る部分も有るかと思いますが、この記事単体でも楽しんで頂けるように重複点も含めて改めて触れて行こうと思います。

    2.ルリグ紹介
    にじさんじのルリグの特徴として「美兎」「楓」「凛」の3パターンのグロウ先が有り、グロウ先によって戦略が変わってきて一粒で三度美味しいルリグとなっています。

    今回紹介するのは"バニッシュ"戦略を取り入れた赤のルリグ<樋口楓>です。
    メインデッキは『月ノ美兎』と変わらず白のシグニを主軸とした構成ですが、差異としてはルリグデッキの<楓サポーター 凛&美兎>のエナ消費が軽い点が大きく、それを生かして差別化していく形となります。

    今回は普段自分が愛用している物に近いレシピをご紹介します。

    3.デッキレシピ


    4.戦い方
    序盤(レベル1〜2)
    まず初動は先手2ターン目or後手1ターン目で<ファイト・ゴースト>を使用します。
    サーチ先としては安定のレベル1シグニ<コードVL 戌亥とこ>を優先して持って来たいですね。

    レベル2の盤面は<コードVL 戌亥とこ><コードVL リゼ・ヘルエスタ><コードVL アンジュ・カトリーナ>の形を作っていきます。

    配置場所は相手のシグニが正面に居る場所に<アンジュ>を立てておきましょう。
    理由としては、相手にアーツで防御された際、仮に正面が空いた場所に<アンジュ>を置いた場合、<アンジュ>単体を止めるだけで2点分の防御をされてしまいます。
    対して、正面が埋まった場所に置けば<アンジュ>単体を止めても1点分しか止まらず、比較した際に1点分の差が生まれる為ですね。

    アタックする順番は<アンジュ>を最後に回すのがベストです。
    理由としては、<とこ><リゼ>はアタックの際にリソース+1の効果ですが、<アンジュ>はコストでエナを-1しての1点なので、先にリソースが伸びる方からアタックする事で仮にライフバーストで除去を踏んだ場合に<アンジュ>で先殴りした場合と比べてリソース面での損失が少なく済みます。

    中盤(レベル3〜)
    デッキレシピのほとんどがレベル4のシグニで構成されている為、レベル3でも基本的にはレベル2と同じく<コードVL 戌亥とこ><コードVL リゼ・ヘルエスタ><コードVL アンジュ・カトリーナ>の盤面を作ることになります。

    派生形として<とこ>の部分を<リゼ><アンジュ>に変えた形を作ることで要求点数を増やしたり、エナの枚数を増やしたり出来るので、リミットの多さを生かしてより強い盤面を敷く事も可能です。

    また、このデッキには<T・P・S>が4枚採用されている為、レベル2で使ってエナに行った<リゼ><アンジュ>を再利用しての盤面構成もプランの1つです。

    終盤(レベル4グロウ〜)
    レベル4グロウ直後は出現時のバニッシュ効果で1面空いているので、残りの2面を<有栖>や<ひまわり>、<健屋花那>で要求してく形になります。

    楓サポーター>は即貼りでOKです。
    展開時のピーピングハンデスは相手が大量にサーバントを抱えていない限り基本的にサーバントを叩き落とし、ルリグでも要求していきます。

    また、このデッキでは<T・P・S>を4枚採用しているので、後半はアタッカーや相手に合わせたメタカードをエナから回収しながら戦っていきましょう。

    セレクト・ハッピー5>を使う相手には<詩子>を、<ドント・ムーブ>を使う相手には<える>を回収して戦う、という様なイメージですね。

    この辺りの相手に合わせた回収カードの選択は慣れてないうちは難しい部分なので、初めは分かりやすいアタッカーを拾っていくだけでも強く使えるかと思います。

    5.キーカード紹介
    ルリグ1〜4
    レベル1は手札入れ替え、レベル3はリミット7のエナチャージを採用しています。

    レベル3では<T・P・S>を絡めた盤面を作る場合もある為リミット7推奨です。

    レベル4は赤のルリグらしいバニッシュ効果を持っており、登録者の獲得条件もバニッシュが必要になってきます。
    このバニッシュでの登録者獲得条件を満たすためにゲーム1起動効果「#でろおんえあ」を使用し登録者100万達成を目指していきます。

    自分が後手の試合では<楓サポーター>破棄後等のゲーム後半に「#でろおんえあ」を使用することが出来ますが、先手の場合では登録者が10万少ない為、レベル4にグロウした次のターンにほぼ確定で使用して登録者を獲得していく形になります。

    楓サポーター凛&美兎
    10013.jpg
    展開時には2枚の〈電機〉のシグニのサーチとピーピングハンデス効果、破棄時には相手のシグニとルリグ全てをダウンする実質1ターンスキップの効果が有ります。

    サーチ効果の対象は基本的に<有栖><ひまわり><健屋花那>辺りのメインアタッカーを持ってきて点数要求に繋げていきます。

    展開時の2エナ以外のコストを要求されないコスパの高さが魅力で、他二人の専用キーと比べても破格の防御性能を誇り、個人的にはこのキーの性能が楓を選択する理由として一番大きいと思っています。

    仮にレベル4グロウ時に手札が0枚の場合でもこのキーの展開+ルリグ効果で2ターン続けての3面要求も可能で、初動の動きの安定感と合わせてこの事故りにくさも強みの一つですね。

    ファイト・ゴースト
    電機のシグニを2枚サーチする、にじさんじデッキならほぼ確定で採用される初動アーツです。

    後手番なら10万多く登録者を獲得できる為、一手早く<有栖>のバニッシュ耐性を得られたり<マスト・ハイド>をフルパワーで使用できます。

    サーチの際はデッキの中身を全て確認する事で自分のライフクロスの中身を把握できるので、ライフバーストが強いこのデッキではライフの中身を把握して"どこで何点を受けるか"のゲームプランを立てていく事になります。

    基本的には理想盤面構築を目指して<とこ>をサーチして来る事になりますが、初手の時点で<とこ>を複数持っている場合は手札コストにする為に"その試合で不必要なカード"を敢えてサーチしてくる事でデッキの圧縮をする動きも覚えておきましょう。

    マスト・ハイド
    基本は登録者70万人で2面止めのアーツとして使用し、100万達成のタイミングでは追加でルリグ止め効果が付いてきます。

    今回はルリグ止めをキーと合わせて2回出来るようにこちらを採用しています。

    エナコストの色拘束も緩く、アタック止めの対象もレベル指定等の条件も無い使いやすいアーツですね。

    ハイマット・レイ
    gp
    他のデッキタイプで採用される様なエクシード能力を付与するキーはコインを使用しなければならないので、コインを得られないにじさんじでは、防御アーツではこのカードか<ダブルチャクラム>を採用する事になります。
    • ダウン
    • 能力消し
    • トラッシュ回収
    から効果を選べて様々な場面で腐りづらく、ダウン効果も条件指定が無く範囲が広いのが<チャクラム>と違った利点ですね。

    まとめると
    • エナの色の濁りやすいデッキなので無色2コストが強い
    • エクシードの代わりの下敷きを吐く手段が欲しい
    • 防御手段を散らしたい(バニッシュ、ダウン、アタック出来ない等)
    • 詰め札やメタカードの多いデッキなのでトラッシュ回収の評価が高い
    以上の理由から自分はにじんさんじデッキを組む上で<ハイマット・レイ>をほぼ確定枠として採用しています。

    ちなみに<チャクラム>には<にじんさんじコラボイラストバージョン>が有るので、そちらの方がイラストアドは高い!

    ドリーム・トライアングル
    メインデッキに自然と赤が入ってくるのでそもそものコストの色が確保し易く、リンカーネイションで追加された<魔使マオ>がレベル2の青のシグニである事から<とこ>でサーチ出来て青のエナコストにも触りやすくなった事からの採用です。

    こちらも<ハイマット>と同じように防御手段を散らせる事が評価ポイントであり、次ターンの打点となるバニッシュでの防御が欲しかったので"バニッシュ防御枠"としての面での採用が強くあります。

    相手が2面アタックトリガー(アタック時のバニッシュやバウンス効果)で要求してきた際には3面防御として機能するので、上手く組み合わせると一気に優勢に持っていくことができます、是非狙ってみましょう。

    コードVL 物述有栖
    にじんさんじのメインアタッカー枠です。

    軽いコストでの出現時何でもバウンスと起動効果でのサーチ効果、100万登録者達成で自ターンでのバニッシュ耐性が付きます。
    カード一枚に効果てんこ盛りで流石大型コラボ!と言ったパワーカードです。

    楓はキーの消費エナが少なくエナが貯まりやすいので、出現時効果も起動効果もガンガン使っていく事になると思います。

    後はライフクロスに<える>や<ウォーター・ボンバー>が埋まっていれば1枚はカウンター用にデッキに残しておきましょう。

    メインアタッカー枠なので4枚採用です。

    コードVL 本間ひまわり
    メインアタッカー枠その2です。

    楓専用のこのカードは通常時はアタック時に8000以下バニッシュ、100万達成で何でもバニッシュになります。

    メインフェイズの面空けの<有栖>とアタックトリガーの<ひまわり>で相手に合わせて使い分けられるのが強みですね。

    ちなみに"〜を得る"と書かれたテキストは<セレハピ>の得ている能力を失わせる効果で能力を消されてしまうので、極力多面展開は避けるのが吉です。

    こちらもメインアタッカー枠なので4枚採用です。

    コードVL 健屋花那
    隣の下級シグニに疑似バニッシュ耐性の付与、疑似アタックトリガー能力とサブアタッカーとして優秀です。

    出現時効果のシグニ蘇生の対象は主に<アンジュ>や<T・P・S>になります。

    アンジュ>の2000パンプ効果が<健屋>を守り、<健屋>の疑似バニッシュ耐性が<アンジュ>を守る相性の良い組合せです。

    エナに<T・P・S>や<ひまわり>が貯まってしまい緑,赤ばかり、という場面では出現時効果のコストで<T・P・S>を落としながら蘇生してあげると、エナを綺麗に整えながら盤面の構築が出来ます。

    強力なカードですがLB枠やレベル4の枚数との兼ね合いで今回は2枚採用です。

    コードVL 鈴鹿詩子
    役割としては<セレクト・ハッピー5>のケアと手札補充です。

    自身が点数要求する効果を持っていないので、「#でろおんえあ」のタイミングに合わせる等の工夫をして使ってやりましょう。

    青タマの様なハンデスデッキを相手にする場合敢えてデッキ内に残しておいて、後出しでサーチしてくる事でリカバリーしていきます。

    点数要求効果が無い点と回収手段が多い点を加味して2枚採用です。

    コードVL 御伽原江良
    主に黒ルリグの蘇生系アーツへのメタカードです。
    他に役割対象としては<ヒロインキー>や<タウィル>の「プライマル」等が挙げられます。

    このカードも単体では点数要求として働かないので2枚採用です。
    もし枚数を減らすならここから優先して1枚枠をずらす形になると思います。

    コードVL える
    バウンスとダウンへの耐性を持ちますが、白いデッキがあまりバウンス防御を多用しない為主に青のダウンアーツのケアとしての役割が強いですね。

    また、対華代に対して<える><える><アンジュ>で盤面を作ってやると<時雨の調 ゆきめ>1枚で盤面を崩せなくなります。
    この盤面では<アンジュ>の2000パンプも入っている為、<焼風水月>の12000以下バニッシュとダウンの両方の効果から<える>を守ることが出来ます。
    この2面立てるプランの為に盤面最大数の2枚採用しています。

    コードVL 戌亥とこ
    にじんさんじ安定のレベル1シグニですが、今回は他に枠を譲って3枚のみの採用です。
    ライフクロスに複数枚埋まらなければ<ファイト・ゴースト>で触りに行ける為、後手番で序盤に使用する最大枚数の3枚になっています。

    レベル1のシグニはサーバント以外ではこのカードしか採用していないかなり尖った構築になっていますが、その分ゲーム後半のパワーとライフバーストの強さを上げている感じですね。

    枚数が不安な方は4枚目を採用してもいいと思います。

    ウォーター・ボンバー
    楓サポーター>のコストの軽さのお陰で採用できる、美兎との差別化ポイントです。

    ゲーム終盤に余ったエナを総動員してこのカード一枚で盤面を一掃します。

    終盤に道中でサーチを重ねて圧縮されたデッキから引き込むので1枚だけの採用です。
    盾に埋まっても防御として機能するLBを持っているので、引いても引かなくてもゲームにある程度絡んでくれます。

    コードアート T・P・S
    エナと手札の電機のシグニを交換してくれる最強カードです、このカードの4枚採用が許されているのが楓の強みの一つですね。

    エナに2枚採用のメタカードを置いておき要所で回収したり、シンプルに足りないアタッカーを拾ったり、手札と交換するので好きなようにエナの色を調整したり出来ます。

    小技として<とこ>でサーチしておいた<マオ>をこのカードでエナに送り込み<ドリーム・トライアングル>を構える動きでエナフェイズを介さずに色を揃えられます。

    緑色のカードですが、デッキのやりたい動きに絡んでくるので4枚採用です。

    コードVL リゼ・ヘルエスタ
    自分の電機のシグニ全てに"レベル2以下のシグニからの効果耐性"を与えてくれます。

    序盤からシグニ効果で攻めてくる速攻デッキにめっぽう強く、<アンジュ><とこ>と合わせてアタック時にリソースを伸ばせるのも嬉しい点です。

    とこ>のサーチと<T・P・S>、<健屋>の回収が有るので3枚の採用です。
    役割が序盤に寄っているカードなので、もしLB無しの枠から1枚差し替えたい場合はこのカードは1枚だけなら削っても大丈夫です。

    コードVL アンジュ・カトリーナ
    とこ><リゼ>と合わせて序盤のアタッカーとしての役割だけでなく、終盤もパワー2000パンプで横のレベル4のシグニをバックアップしてくれます。

    バニッシュされたくない<詩子>や<える>をパワー以下バニッシュ系のアーツから守ってくれるので、相手のアーツタイミングをずらして勝ちたいこのデッキとよく噛み合っています。

    こちらも<リゼ>と同じく3枚の採用です。
    ただこちらは序盤から終盤まで役割が続くので3枚より減らすことは出来ない枠ですね。

    コードVL 魔使マオ
    ドリーム・トライアングル>の青エナ発生用に採用しています。

    メインのテキストが少し噛み合いが弱いですが、レベル2の電機のシグニという<とこ>でサーチできる一番触りやすいサイズ感なので色発生枠としての適性は一番高いですね。

    サーバント 9枚
    華代の<炎真爛漫>ケアとしてレベルを散らして9枚採用です。

    初手でライフの中身を把握しプランに組み込む性質上相手のルリグアタックで防御LBを踏まれるのを嫌っているので、序盤から確実に毎ターンガード出来る様に9枚未満には減らし辛い枠です。

    6.デッキ改造のポイント
    デッキ改造の際のオススメカードを紹介します。

    コードVL 戌亥とこ(4枚目)
    [差し替え候補枠:<御伽原>or<詩子>or<える>or<健屋>]

    レベル1のシグニが少なくて不安な方は1枚増やしてもいいと思います。

    差し替える際はレベル4のシグニからお好みで1枚差し替える形が良いと思います。

    コードVL 飛鳥ひな
    [差し替え候補枠:<マオ>or<T・P・S>or<リゼ>]

    100万達成で連パン効果を付与してくれます。

    有栖>に付与してバニッシュ耐性連パンを作るも良し、レベル3のシグニに付与して<ひまわり>と合わせて3面アタックトリガーを作るも良し、結構便利に活躍してくれます。

    採用する際は1枚だけで充分なので枠も作りやすいと思います。
    マオ>を抜く際は<ドリーム・トライアングル>の使用感が若干変わってくるので注意です。

    フォーカラー・マイオーラ
    [差し替え候補枠:<ドリーム・トライアングル>]

    4色中黒以外がデッキの中に有り、電機のシグニであれば<T・P・S>で色調整が可能な為採用が可能です。

    撃てればめちゃくちゃ強いのですが、プレイ難易度は格段に上がるため今回は調整枠としての紹介です。

    採用する際は後述の<チャイカ>と合わせて入れる形になります。

    コードVL 花畑チャイカ
    [差し替え候補枠:<詩子>or<える>or<御伽原>or<健屋>or<ウォーター・ボンバー>]

    マイオーラ>の黒色発生枠は電機のシグニであるこのカードがオススメです。

    メインのテキストもバニッシュが出来るので、登録者獲得条件とも噛み合っています。

    マイオーラ>と合わせて採用する事になるので、この場合は白エナを構えづらくなる都合上<ウォーター・ボンバー>も入れ替え候補に挙がってきます。

    サポーター 明治&有栖&江良
    10023.jpg
    [差し替え候補枠:<ファイト・ゴースト>]

    レベル2以下のルリグダメージ無効とグロウ時のエナチャージ効果、破棄時効果もめちゃくちゃやります。
    華代だけは何としても倒したい!という方は後述の<ナンバー・バインド>と合わせてガチガチに固めてやりましょう。

    ファイト・ゴースト>と差し替える都合上、<とこ>を気合いで引き込めるアームが必要になります。
    ここを差し替える場合は<とこ>の枚数も4枚にしておきましょう。

    ナンバー・バインド
    [差し替え候補枠:<マスト・ハイド>]

    華代等の速攻デッキへ3面防御として機能するので、防御面数の最大値を上げられます。

    ただ序盤用の防御アーツは"相手に腐らされやすい"ので、使用タイミングに割り切りが必要になって来ます。
    ちょっと機を逃すと終盤まで抱え落ちする、みたいな事も......。

    例を挙げると「防御面数にはならないが相手に踏まれる自分のシグニを守るために早期に使ってしまう」という様な使い方をした方が、結果的に複数面防御を狙って抱えるよりも強く使える場面も多々あります。
    このように対華代に拘らなければ採用しない方がデッキの取り回しは良くなるので、今回は調整枠での紹介です。

    7.まとめ
    というわけで、今回はにじさんじから『樋口楓』のデッキ紹介をさせて頂きました。
    ひとまずにじんさんじ3人のデッキ紹介は今回で以上となります。

    選択肢が多く、使い込むと強さを実感できる楽しいデッキになっています。
    新シリーズまでまだ期間が有りますので、是非使ってみてください。

    ブログの内容についての質問はTwitterのDM(@haryu1115)まで送って頂けましたら、回答させて頂きます。

    ここまでご覧頂きありがとうございました、それではまた。

【キーセレクション】静凛 デッキ紹介【にじさんじ】後編

【キーセレクション】静凛 デッキ紹介【にじさんじ】前編

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    by ハリュー

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    【キーセレクション】静凛 デッキ紹介【にじさんじ】前編
    はじめに
    どうも、ハリューです。

    今回もキーセレクションの集大成のルリグ紹介企画として、前回のにじさんじ『月ノ美兎』に引き続き、今回はにじさんじ『静凛』のデッキ紹介をやっていこうと思います。
    しずりんのテンプレである<ザ・ロウ>を採用したレシピを最新のカードプールでチューニングした形で、今しずりんを組むならコレ!といった感じで、かなり自信をもって推せる仕上がりになっていると思います。

    同じにじさんじという事で一部カードの紹介が過去の記事と重複する部分も有るかと思いますが、しずりんの紹介は自分では初めてですので目新しい部分も多いかと思います。

    是非最後までよろしくお願いします。

    ルリグ紹介
    にじさんじのルリグの特徴として「美兎」「楓」「凛」の3パターンのグロウ先が有り、グロウ先によって戦略が変わってきて一粒で三度美味しいルリグとなっています。

    その中から今回紹介するのは手札破壊=ハンデス戦略を得意とする青のルリグ『静凛』です。

    ルリグタイプの都合上他の2人と同じく白い電機のシグニがメインデッキの主力となるため、手札に戻してしまうバウンスと手札を捨てさせたいハンデスの戦略がイマイチ噛み合わない所ですが、リンカーネイションで貰った新規のシグニがどれもしずりんのやりたい戦略とかなりマッチしていて、大幅な強化を受けました。

    デッキレシピ
    ルリグ
    5

    なるべく誰でも使いやすいようにシンプルに構築しました。

    後半のデッキ改造のポイント紹介で他のちょっと玄人向けなパターンも紹介したいと思います。

    戦い方
    基本的ににじさんじの序盤中盤は<とこ><リゼ><アンジュ>のさんばか盤面を作るのが主流ですが、しずりんだけは違った盤面形成を目指していきます。

    そのしずりんの主力となるシグニがこちら!
    コードVL 魔使マオ
    リンカーネイション収録の青の電機のシグニで、横2体のシグニがそれぞれ違う色を持っていればアタック時にハンデス効果が有ります。

    "ハンデス戦略"を得意とするしずりんにピッタリのシグニですね。
    序盤(レベル12)
    レベル1ではにじさんじの安定初動アーツ<ファイト・ゴースト>を使って、 辺りから2枚をサーチしてきましょう。

    ここで意識する事はサーチ後の手札で"レベル2までの盤面形成が可能か"どうかです。

    レベル2で目指す盤面は<とこ>or<小夜>+<マオ>+<マオ>なので、そこを目指していきます。

    相手にエナが貯まり切っていない最序盤に<マオ>のアタックで2ハンデスを通し、一気に手札をもぎ取って行きましょう。

    エナフェイズは基本的にチャージ無しでOKです。
    理由としては相手視点で<マオ>を放置できないのと、<ザ・ロウ>を使用するデッキは手札消費が激しく、相手にシグニを全て踏むプランを取られやすい為ですね。
    実際盤面を奇麗に踏まれていくとかなりキツイ為、後々踏まれて貯まったエナで手札を補充していきます。

    中盤(レベル3
    基本はレベル2と同じ盤面を目指していきます。

    手札の都合次第で<マオ>が足りない場合は適時<とこ>でサーチする、または<T・P・S>でエナから回収する、<えま★おうがすと>でトラッシュから蘇生等で盤面を整えていきます。

    T・P・S>や<えま>をそのまま盤面に残して<T・P・S>or<えま>+<マオ>+<マオ>の盤面を作れば<T・P・S>が緑、<えま>が赤のシグニな為、そのまま<マオ>の効果条件を達成出来ます。

    相手に合わせて使用できるように1枚ずつ<リゼ>と<アンジュ>も採用している為、相手の盤面が5000ラインで<マオ>で踏めない場合は横に<アンジュ>を並べてパンプ、レベル2以下のアタッカーで攻めてくる相手には<リゼ>で防御を固める、等臨機応変に戦っていけます。

    前のターンに使った<マオ>は大体の場合バニッシュされていると思うので、貰った青エナで<アンシエントグルーヴ>をこの辺りのタイミングで使って更にハンド差を付けていきましょう。

    終盤(レベル4グロウ
    4以降は<笹木咲>を使ってハンデスしていきます。

    ハンデスの為に出した<笹木咲>はその後12000のバニラでしかないので、<ザ・ロウ>の下敷きにしていきましょう。

    また、このデッキには新たなアタッカーとしてリンカーネイションより<健屋花那>を4枚採用しています。

    有栖>ではバウンスしてしまいハンデスとの噛み合いが悪かった所が、<健屋>ならバニッシュの打点なので噛み合いが◎

    盤面は<ザ・ロウ><健屋><マオ>の様な形を組むことで、<健屋>の効果で<マオ>をアップし追加でもう1枚ハンデスが狙える嫌らしい攻めが可能です。

    この盤面は<ザ・ロウ>の起動効果で<健屋>回収→<健屋>出現時効果で<マオ>蘇生の流れで簡単に作ることが出来るため、実質<ザ・ロウ>さえあれば良い為かなり再現性が高くなっています。

    ザ・ロウ>の回収先の選択肢として<詩子>と<御伽原>を1枚ずつ採用しています。

    どちらもメタカード枠なので基本的には相手に合わせて使う形になりますが、<詩子>は手札を<御伽原>はエナを補填してくれるので、それぞれリソースがどちらか足りない際はリソース回復のために使います。

    キーカード紹介
    ルリグ14
    レベル1と2のルリグはしずりんバレをケアする為に美兎か楓を採用するのをオススメしたいですが、実際は序盤に<マオ>が出てきた瞬間にバレそうな気もするので、気休め程度に。

    T・P・S>や<えま>と<マオ>を2枚並べたい為、レベル3はリミット7のエナチャージです。

    レベル4のゲーム1起動効果は割と雑に使っても問題ないので、全力でフルハンデス状態を目指していきましょう。

    しずりんのゲーム1効果の登録者条件は他二人と比べて最も少ない70万人ですので、最速での起動が可能になっています。
    後述しますが、この違いによって<ファイト・ゴースト>の枠を別のアーツに変更する選択肢も生まれてきますね。

    凛サポーター 美兎&楓
    10014.jpg
    にじさんじ全員に配られたスーパーパワーキーカード互換。

    しずりん専用のサポーターの効果まとめ
    • 展開コストが白2エナ
    • 展開時に1体バウンスと1体バニッシュ
    • 破棄コスト1エナで2体バニッシュとルリグ止め
    展開時のバウンスがハンデスと噛み合っていない様ですが、上手く序盤のハンデスが通っていた場合相手の手札は残り少なく、レベル4では<笹木>も有るので、ここまで来れば実質トラッシュ送りとして強力な除去として働きます。

    展開時破棄時共にエナコストが非常に軽い点も<健屋>や<ザ・ロウ>でエナを使いたいこのデッキでは嬉しいポイントです。

    使用の際の注意点としてはエナコストの色の管理とバニッシュのタイミングですね。
    展開コストに白2の色指定があるため、青のカードが多く採用されているこのデッキではエナの管理に注意しておく必要があります。
    また、メインフェイズの面空けが少し弱いデッキなので、キーの展開時と破棄時のバニッシュ効果の使いどころはその場その場の手札と相談といった感じですね。

    ファイト・ゴースト
    しずりんでは他二人と違い必須枠では無いのですが、今回は2ターン目の<マオ>2面によるハンデスを主軸に据えている為、再現性を高められる初動のサーチカードとして採用しています。

    先手2ターン目または後手1ターン目に使用し、<戌亥>から<マオ>に繋げていきましょう。

    アンシエント・グルーヴ
    青3エナで2ドロー&2ハンデス&1面ダウンのアーツです。

    使用法としてはレベル3辺りでエナに貯まった<マオ>をコストに、バニッシュされた分の手札補充と更なるハンデスの追撃を与えます。

    メインデッキに青いカードを複数採用しており、序盤からそれらを盤面に出していく都合上、白のアーツでは防御してしまうとグロウを阻害してしまう為今回こちらを採用しています。

    相手の手札を枯らす=相手の攻め手を減らす事なので、実質的な防御面数は見た目以上に多くなります。

    ハイマット・レイ
    コインが得られずエクシード効果を持つキーを採用できないにじさんじのほぼ確定採用枠ですね。

    この枠での他の選択肢としては、 が有りますが、このレシピでは<アンシエントグルーヴ>が採用されている為、序盤の役割はそちらに任せられます。

    ネクストレディ>に関してはメインデッキの枠にあまり余裕がなく、確定で触れるわけではないスペルなので今回は不採用としています。

    ハイマット>と<チャクラム>共に無色コストで使える点がメインデッキの色が混ざっているこのデッキにはありがたいアーツなので、なるべくこのどちらかを採用したいところです。

    ドリーム・トライアングル
    この枠に求めていた要素は、
    • エナコストの色拘束が緩い(青と白の同色は1エナ以下がベスト)
    • 盤面を空けられる
    の2点でした。

    今回はにじさんじ準限定アーツで、求めていた要素をほぼほぼ満たしていたこちらを採用しました。

    エナコストの色拘束に関しては<グルーヴ>の青とグロウコスト&キー展開の白が渋滞していて、メインデッキでも白エナは使いたい都合上なるべく同色シンボルが緩いアーツがよかった感じですね。

    コードVL 笹木咲
    にじさんじ各色にある限定枠。

    しずりんの場合は出現時に1ハンデスです。

    登録者100万達成でセルフハンデスからランダムハンデスになりますが、どちらにせよ手札0枚の状態まで捨てさせる事になるので、ここでの登録者数はあまりゲームに影響しないでしょう。

    レベル4以降は<笹木>の上に<ザ・ロウ>を重ねる動きでハンデスと盤面形成をしていきます。

    デッキのメインの動きになってくるのと、盾に埋まってもLBが強力なのでで4枚採用です。

    弩書 ザ・ロウ
    シグニ2体の上に重ねて出すライズシグニで、このデッキでは使用済みの<笹木>の上に重ねて無駄なく使っていけます。

    起動効果のコストが無色1なので、色か濁っているこのデッキでは不要な色のエナから吐いていける点が噛み合っています。

    デッキ構成が基本の動きに絡むカードは4枚、<ザ・ロウ>での回収で触る分で良いカードは1枚採用になっています。
    起動効果の回収を上手く使いながら戦っていきましょう。

    このカードもメインの動きに絡んでくるので4枚採用ですね。

    コードVL 健屋花那
    にじさんじ他二人ではメインアタッカーが<有栖>になっていますが、このデッキではバウンスとの噛み合いが悪い為リンカーネイション新規カードのこちらを採用しています。

    アタック時に点が通っていないければ横の下級シグニをアップさせる効果がある為、実質アタック時バニッシュの様な運用が出来ます。

    出現時の蘇生対象も<マオ><えま><T・P・S><アンジュ>等多様に採用してあるので、状況に応じて使い分けていきましょう。

    マオ>と<えま>のアタック時効果はターン1制限が無い為、積極的に横に出してアップ効果を狙っていきたいですね。

    ザ・ロウ>の回収が有るので枚数を削っても良い枠ですが、今回はレシピをシンプルに使いやすくする為4枚採用になっています。

    コードVL 戌亥とこ
    にじさんじの安定初動レベル1シグニです。

    他二人のルリグの場合では<リゼ><アンジュ>をサーチして来る動きがメインですが、このしずりんだけは<マオ>をサーチして来て大量ハンデスを狙う動きになります。

    最初のマリガンで最優先で持っておきたいシグニで、後手の場合は12レベルで合計3枚のレベル1シグニが必要になる為、<ファイト・ゴースト>のサーチも込みで考えて、意識して多めに持っておきたいです。

    序盤の攻めに<マオ>を確実に持ってきたいこのデッキでは間違いなく4枚採用枠です。

    コードVL 物述有栖 / コードVL 御伽原江良 / コードVL 鈴鹿詩子 / コードVL えま★おうがすと
    ザ・ロウ>で回収して使えるように一枚ずつ採用しています。

    有栖>は他二人では4枚確定枠ですが、しずりんではハンデスとバウンスの噛み合いが悪いので一枚のみの採用です。
    ただ1エナで簡単に面が空くので、必要場面はあり0枚にはなっていないって感じですね。

    御伽原>は相手の蘇生系防御アーツのメタと、シンプルに1エナチャージの二つの役割が有ります。
    ザ・ロウ>で回収した時にエナ消費を実質0でボード+1出来るので、キー破棄後等で面は空いていてリソースをキープしたい場面で使います。

    詩子>は詰めに行く時のアーツケアと、相手がこちらの手札を絞ってきた際のリソース回復の役割があります。

    えま>は<トライアングル>の赤エナ発生と、レベル3での<マオ>回収役、あとは後半でも<健屋>から蘇生してアタッカーとして働いてくれます。
    ただ色が赤なので複数採用すると邪魔になり、LB枠もカツカツなので1枚採用に留まっています。

    コードVL 魔使マオ
    リンカーネイション新規の青のシグニで、横のシグニ2体の色が違っていればアタック時にハンデス効果があります。
    横のシグニがバニッシュされてしまうと効果を発揮できないのが難点ですが、最序盤に使ってやれば相手はアーツを使用するエナを構える暇は有りませんし、前の盤面が空いていない状況の<マオ>に対してアーツを使用してくれたなら、それはそれでダメージにならないシグニでアーツを要求できている為良い交換と言えます。

    序盤のライフから捲れたカードが青や黒ばかりでグロウが怪しい時には出現時効果で手札をエナに変換する事が出来るので、実質後出しでエナフェイズを行う様な使い方も可能です。

    このデッキの序盤の主力なのでしっかり4枚採用です。

    コードVL 雨森小夜
    アンジュ><リゼ>を使った展開と違い<マオ>の場合横にレベル1の青以外のシグニを用意しなければ全く効果が発動せず、後手番の際に<とこ>の盾埋まり等で1ターン目に手持ちのレベル1を使い切ってしまうパターンが辛かった為、<とこ>の5枚目以降として採用しています。

    白のレベル1は他にも種類が有りますが、<ファイト・ゴースト>を使用することでパワーが上がり、相手のシグニを踏みやすくなる為こちらを選択しました。

    枚数は白いカードの枚数を稼ぎたかったので4枚採用。
    アンジュ>や<リゼ>が複数欲しいデッキでもないのでレベル1の枚数に重きを置いています。

    コードアートT・P・S / コードVL リゼ・ヘルエスタ / コードVL アンジュ・カトリーナ
    T・P・S>はレベル3のタイミングでエナの<マオ>を回収し盤面を再形成出来るように、このデッキではLBの無い<えま>の様な立ち位置です。

    リゼ>と<アンジュ>は<戌亥>のサーチ先の選択肢として一枚ずつ採用。
    ほとんどの場合サーチ先は<マオ>になり多くは必要無いので1枚ずつの採用に留めています。

    これらのシグニはすべて<健屋>で蘇生できるので、後半でも必要に応じて触る事が出来ます。


    後編はこちらから。

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