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【第163話】7点ショット(?)カーニバル Part2

    posted

    by ねへほもん

    ねへほもんさんによる7点ショット(?)カーニバル シリーズへの記事リンクはこちら!


    どうもです!
    遂に今年最後の記事となりました。

    2016年を振り返ると107話「オリハル爾改」から始まったんですね。
    裏社会で密かに1止めエルドラが流行りましたが、表の世界ではこの記事で取り上げた「<托生>+<オリハル>」というギミックが多く使われ、嬉しく思っていました。

    途中お休みをいただく時期もありましたが、1年で計57話をお届けできました。
    来年もテンポ良く書き続け、まずは200話到達を目指そうと思っていますので、引き続きお付き合いくださいませ。


    今回もカーニバルの新規カードをご紹介していきます。
    坊主捲り要素が多いので、1止めエルドラで鍛えた筆者にはピッタリかもしれませんw

    新規カード紹介
    《羅星姫 ≡インパクト≡》
    SR 羅星姫 ≡インパクト≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:4
    限定条件:カーニバル限定
    パワー:12000

    【自】:このシグニがバニッシュされたとき、あなたは手札を2枚捨ててもよい。
    そうした場合、このシグニをエナゾーンから場に出す。

    【出】:あなたの手札が0枚の場合、カードを2枚引く。

    【出】赤1:パワーが「あなたの手札の枚数×4000」以下の対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。

    【ライフバースト】:パワーが「あなたの手札の枚数×4000」以下の対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。

    17弾のSRシグニその1です。
    バニッシュされた時に手札を2枚捨てることで再び場に出せ、疑似的なバニッシュ耐性を持ちます。
    《カーニバル Q》でインパクトをコピーすることで、他のシグニに耐性を付けることも可能です。

    その他、手札が0枚の時に登場すると2枚ドローする能力や出現時に赤1を払うことで手札の数×4000以下のシグニをバニッシュするという能力を持ちます。
    3つの能力を有し、カーニバルの主力として活躍してくれることでしょう。

    後、どうでもいいことですが、「≡」という記号を打ち込むのが地味に面倒です。
    数学の記号に似てるなと思って「合同」と打ち込んで変換しているのですが、さすがに手間がかかります。
    とりあえずコピペで都度貼り付けています。

    《羅星姫 ≡ソラフレア≡》
    SR 羅星姫 ≡ソラフレア≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:4
    パワー:12000

    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのトラッシュからそれぞれレベルの異なる[宇宙]のシグニ4枚をデッキに戻してシャッフルしてもよい。そうした場合、ターン終了時まで、このシグニは【ダブルクラッシュ】を得る。

    【出】赤0:あなたのデッキの上からカードを4枚公開する。その後、パワーが「この方法で公開したシグニのレベルの合計×1000」以下の対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。その後、公開したカードをトラッシュに置く。

    【ライフバースト】:あなたのトラッシュから[宇宙]のシグニ2枚まで手札に加える。

    17弾のSRシグニその2です。
    アタック時にレベルの異なる宇宙シグニを4体戻すことで自身にダブクラを付与することができます。
    また、出現時にデッキの上から4枚を公開し、その中のシグニのレベル合計×1000以下のパワーのシグニをバニッシュすることができます。
    公開したカードはトラッシュへ送られるため、アタック時に戻すための宇宙を増やすことができます。

    ここでちょっと確率のお勉強を。
    標準的(?)なデッキ構成(Lv1×16枚、Lv2×4枚、Lv3×8枚、Lv4×12枚)を想定し、ソラフレアがバニッシュできるシグニのパワーの期待値を計算してみます。

    (16*1000+4*2000+8*3000+12*4000)/40*4=9600

    となります。
    平均的にはLv3のシグニはバニッシュできるが、Lv4のシグニをバニッシュするのは難しいというところですね。
    若干運は絡むものの、無コストでバニッシュでき、ダブクラ持ちにもなれるため、強力な1枚だと思います。


    続いて、構築済デッキに収録されているカードを3つご紹介します。

    構築済デッキに収録されているカード
    《羅星 ≡チドウ≡》
    ST 羅星 ≡チドウ≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:4
    限定条件:カーニバル限定
    パワー:10000

    【常】:あなたの効果1つによって、あなたのデッキか手札かトラッシュにある[宇宙]のシグニのレベルを参照する場合、1から4いずれかのレベル1つとして扱ってもよい。

    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのデッキの上からカードを3枚トラッシュに置く。この方法でトラッシュに置いたシグニのレベルの合計が10の場合、対戦相手のパワー7000以下のシグニ1体をバニッシュする。

    構築済デッキ収録のLv4シグニで、2つの能力を持ちます。
    1つ目は宇宙シグニを参照する時のレベルを操作する能力です。
    《カーニバル QA》を使う場合には必須と言えます。
    ソラフレアとはアタック時にデッキに戻すシグニのレベルと出現時に公開するシグニのレベルを操作できるため相性が良いです。

    2つ目はアタック時にデッキの上から3枚トラッシュに落とし、シグニのレベル合計が10であれば7000以下の相手シグニ1体をバニッシュできるというもの。
    偶然なら都合よくLvが10になるとは思えませんが、1つ目の能力で操作することでほぼ確実に決めることができます。

    《羅星 ≡ガイテン≡》
    ST 羅星 ≡ガイテン≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:3
    限定条件:カーニバル限定
    パワー:8000

    【起】[ダウン]:あなたの[宇宙]のシグニ2体を場からトラッシュに置く。そうした場合、あなたのデッキからレベル4のシグニ1枚を探して場に出す。その後、デッキをシャッフルする。

    【ライフバースト】:あなたのデッキから[宇宙]のシグニ1枚を探して公開し手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。

    ダウン起動で、宇宙シグニ2体をトラッシュに送ることでデッキからLv4シグニを1体場に出せます。
    自身をトラッシュに送れるため、ダウン起動といっても盤面は邪魔しません。
    残り1体は使用済の<レグルス>辺りが良いでしょう。

    出すシグニは宇宙に限定されないため、幅広い活躍が期待できます。

    《磊落の選択》
    ST 磊落の選択
    カード種類:スペル
    色:赤
    コスト:赤0
    限定条件:カーニバル限定

    あなたの[宇宙]のシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、あなたのデッキの上からシグニがめくれるまで公開し、公開したカードをシャッフルし、デッキの一番下に置く。
    その後、この方法で公開したシグニが
    レベル1の場合、カードを1枚引く。
    レベル2の場合、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。
    レベル3の場合、対戦相手は手札を1枚捨てる。
    レベル4の場合、あなたはトラッシュから[宇宙]のシグニ1枚を手札に加える。

    宇宙シグニを1体バニッシュし、その後デッキをめくって初めて出たシグニのレベルに応じた効果を使えます。
    通常のデッキの配分であればLv1の1ドローが最も使いやすく、次にLv4の宇宙シグニ回収が出やすいでしょう。

    チドウと組み合わせるとレベル選択が自由にできますが、スペルを増やすとチドウやソラフレアでデッキの上から落とす際にスペルが落ちやすくなる点に注意が必要です。
    Lv3を選択しまくってハンデスを連打し、《カーニバル Q》でダブクラを叩き込む動きは面白いかもしれません。


    以下は全て17弾のシグニです。

    17弾のシグニ
    《羅星 ≡タイトツ≡》
    R 羅星 ≡タイトツ≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:3
    限定条件:カーニバル限定
    パワー:8000

    【常】:このシグニが中央のシグニゾーンにあるかぎり、このシグニは「このシグニがアタックしたとき、あなたのデッキの上から[宇宙]のシグニがめくれるまで公開する。その後、この方法で公開した[宇宙]のシグニと同じレベルの対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。公開したカードをシャッフルし、デッキの一番下に置く。」を得る。

    中央のシグニゾーンにある場合に、アタック時に宇宙シグニが出るまでデッキをめくり、めくれた宇宙シグニと同じレベルの相手シグニをバニッシュするという能力を持ちます。
    運が絡む能力のため、チドウと組み合わせたいところです。
    中央のシグニゾーンでは<カクセン>も効果を発揮するため、どちらを優先するかは悩みどころです。

    《羅星 ≡コズトリン≡》
    R 羅星 ≡コズトリン≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:3
    限定条件:カーニバル限定
    パワー:7000

    【起】[ダウン]:3以外の数字1つを宣言する。あなたのデッキの上から宣言した数字と同じレベルを持つ[宇宙]のシグニがめくれるまで公開し、それを手札に加える。公開した他のカードをシャッフルし、デッキの一番下に置く。

    ダウン起動で3以外の数字を宣言し、宣言した数字と同じ宇宙シグニが出るまでデッキをめくり、その宇宙シグニを手札に加えるという能力を持ちます。
    Lv4シグニの種類を絞っておけば、確実に欲しいシグニが加えられます。

    ちなみに、「3以外の数字」としか記載がないため、敢えて5を宣言し、デッキを全てめくることでLBを把握するという裏技もあります。
    外すためだけなら「-1」でも「√2」でも「1兆」でも何でも良いです。
    「11」と宣言し、Lv3がめくれた時に「11は2進法で3だからLv3を加えられる」とかややこしいことを言い出すとゲームが進まなくなるためやめましょう。

    《羅星 ≡アルベド≡》
    C 羅星 ≡アルベド≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:3
    パワー:7000

    【出】手札から[宇宙]のシグニ1枚を捨てる:あなたのデッキからこの方法で捨てたシグニと同じレベルのシグニ1枚を探して公開し手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。

    【ライフバースト】:カードを1枚引く。

    出現時に宇宙のシグニを1体捨てることで、同じレベルのシグニをサーチできます。
    サーチ先は宇宙シグニに限定されないため、コンボデッキならパーツ集めに使えます。

    アルベドで連想される方が居るかもしれませんが、FFXのリュックを思い出します。
    ユウナは勿論ですが、リュックも可愛いですよね。
    X-Ⅱの派手な見た目よりは、少し地味なXの方が好きです・・・って脱線しちゃいましたねw

    《羅星 ≡コウドウ≡》
    C 羅星 ≡コウドウ≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:2
    パワー:5000

    【常】:このシグニがデッキか手札かトラッシュにあるかぎり、あなたの効果1つによってこのシグニのレベルを参照する場合、
    1から4いずれかのレベル1つとして扱ってもよい。
    (実際のレベルは変わらない。例えば効果によってレベル1のシグニとして場に出そうとしてもルリグのレベルが1の場合、場に出すことができない)


    デッキ・手札・トラッシュにおいてレベルを参照する際に好きなレベルとして扱えます。
    あくまでもコンボパーツの域を出ませんが、入れておくと良い働きをするかもしれません。

    《羅星 ≡ブンテン≡》
    C 羅星 ≡ブンテン≡
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:1
    パワー:2000

    【常】:このシグニがデッキか手札かトラッシュにあるかぎり、あなたの効果1つによってこのシグニのレベルを参照する場合、
    1から3いずれかのレベル1つとして扱ってもよい。

    コウドウと同様、好きなレベルとして扱えますが、こちらは1シグニで使いやすい一方、Lv1-3と扱える範囲が狭くなっています。
    ブンテンには、必要な社会科の科目が増える可能性があるという弱点があるので注意しましょう(違う)
    文理の決定は慎重にした方が良いというのは事実ですが。


    いかがでしょうか。
    今年最後の記事は脱線が多かったのは申し訳ないです。

    2017年の1発目はカーニバルのデッキレシピ紹介からです。
    7点(?)ショットギミックとは何なのでしょうか?
    ・・・とか期待を煽っておいてすみませんが、既出のギミックの変形版です。
    一撃必殺とはいかないまでも、一気にダメージを奪えるので個人的には強いと思っているので楽しみにしてくださいませ。

    では2017年もよろしくお願いします<m(__)m>

【第162話】7点ショット(?)カーニバル Part1

    posted

    by ねへほもん

    ねへほもんさんによる7点ショット(?)カーニバル シリーズへの記事リンクはこちら!


    時が経つのは早いもので、もう年の瀬ですね。
    少しお休みをいただいた時期はありましたが、今年はWPSに4回優勝(個人3回、チーム1回)、4回準優勝とまずまずの戦績を残せました。

    うち優勝2回と準優勝2回はエルドラで、対戦相手の方には申し訳ないことをした気もしますが・・・
    残りの優勝は植物緑子1回、爾改1回と色的にはバランスよく優勝できた気がします。

    ちなみに筆者は植物緑子で緑ルリグ初の優勝を経験したのですが、黒ルリグのみ優勝経験がありません。
    遥か昔6弾でジェラゲイオナマユで準優勝したのが最高です。
    そもそも黒ルリグから遠ざかっている気がするので、来年は機会があれば使ってみたいです。


    これが2016年最後のテーマとなる予定ですが、今回は「カーニバル」を取り上げます。
    風貌からしてラスボス感が漂っており、今までのルリグとは違う気配を感じます。

    新規ルリグということで、いつも通りカード紹介から始めましょう。
    ウィクロスマガジンには早速構築済&ブースターのカードがたくさん紹介されています。

    ◆新規カード
    ルリグLv0-3

    ※(カッコ内はコインの増減)

    レベル0

    カーニバル -O-(+3)

    レベル1

    カーニバル -P-(1枚ディスカードで+1)
    カーニバル -PA-(-1、2ドロー→ランダムに1枚捨て)

    レベル2

    カーニバル -S-
    カーニバル -SA-(+1)

    レベル3

    カーニバル -T-
    カーニバル -TA-(赤1コストで+1)


    カーニバルは初期コイン3枚と獲得能力はなかなかのもの。
    Lv2をSAにすればノーコストで4枚まで増やせます。
    Lv4やアーツでコインの使い道には困らないため、Lv1か3でコインを獲得し、5枚まで伸ばしたいですね。

    レベル4
    《カーニバル -QA-》
    ST カーニバル -QA-
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:カーニバル
    色:赤
    レベル:4
    グロウコスト:赤3
    リミット:11

    【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたのデッキをシャッフルし、デッキの一番上を公開する。その後、ターン終了時まで、あなたのシグニ1体は、この方法で公開したカードがレベル1のシグニの場合、【ダブルクラッシュ】を得る。レベル2の場合、【アサシン】を得る。レベル3の場合、【ランサー】を得る。
    レベル4の場合は、【バニッシュされない。】を得る。

    【出】コイン×2:あなたのデッキの一番上を公開する。それがシグニの場合、あなたはそのシグニのレベル1につき、カードを1枚引く。

    こちらは構築済デッキに収録されている方です。
    一言で表すなら、「スタイリッシュ坊主捲り」ですね。
    QAに限らず、カーニバルにはトップを捲るカードが多く登場します。

    どちらの能力も運絡みのため、実戦では使いにくい感があります。
    こういうカードが出ると、スペルを捲る芸人に期待してしまいますねw

    《カーニバル-Q-》
    LR カーニバル-Q-
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:カーニバル
    色:赤
    レベル:4
    グロウコスト:赤3
    リミット:11

    【常】:《カーニバル -Q-》は自身以外の効果を受けない。

    【自】:このルリグがアタックしたとき、以下の4つから1つを選ぶ。
    (1)カードを1枚引く。
    (2)あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。
    (3)ターン終了時まで、このルリグは「ダブルクラッシュ」を得る。
    (4)対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く。

    【起】ジョーカー【アタックフェイズ】コイン×1:ターン終了時まで、あなたのシグニ1体はあなたのトラッシュにあるシグニ1枚と同じカードになる。

    QAは若干ネタ要素がありますが、17弾にLR枠で収録されるこちらは真打ちというべき能力を備えています。

    1つ目は他の効果を受けなくなる能力です。
    ルリグアタックを妨害されずに通せます。
    アウトダスト>と組み合わせて確実に詰めるのも面白いかもしれません。
    ルリグアタックが確実に通るため、<アーク・ディストラクト>等と相性が良さそうに見えますが、こちらのカードによる効果も受けないので使えない点にはご注意を。

    2つ目はルリグアタック時に使える能力です。
    1ドロー、1エナチャ、自身へダブクラ付与、相手シグニ1体をトラッシュ送りの中から1つ選べます。
    足りない手札やエナ伸ばし、ハンドレスにして攻め込んできた相手に対してダブクラを叩き込む、相手の<アークゲイン>等の耐性持ちの除去と選択肢は多彩です。
    1つ目の能力で耐性を持っているため、安定して毎ターン使えます。

    3つ目が目玉というべき必殺技「ジョーカー」で、シグニ1体がトラッシュにあるシグニ1体と同じカードになるというもの。
    前代未聞の能力で、細かな裁定が出ていない状況ですが、無限の可能性を感じます。
    筆者はこのコピー能力を活かしたコンボを1つ考えていますが、詳細はレシピと共にご紹介します。

    攻めては<カクセン>によるダブクラ、<デュランダ>の耐性持ちアタック、受けては<ヴィックス>によるパワーアップ反転といった使い道があります。
    細かなところでは<ダイホウイカ>を書き換えることでエンドフェイズ時のディスカードを踏み倒すことができます。
    デッキレシピの項では<イカ>を絡めた書き換えギミックを使い、7点(?)ショットを狙います。
    (?)とある通り、7点ショットになるかは運が絡むのですが、詳細は後のお楽しみで。


    以下、構築済デッキ収録の新規アーツを3つご紹介します。

    構築済デッキ収録の新規アーツ
    《震亜動地》
    ST 震亜動地
    カード種類:アーツ
    コスト:赤2
    色:赤
    使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ

    このアーツを使用する際、あなたは手札から[宇宙]のシグニ1枚を捨ててもよい。そうした場合、このアーツを使用するためのコストは[赤]コストが2減る。

    以下の3つから1つを選ぶ。
    (1)カードを2枚引く。
    (2)あなたのデッキの上からカードを2枚エナゾーンに置く。
    (3)あなたのトラッシュからシグニを2枚まで手札に加える。その後、手札を1枚捨てる。

    赤2コスト、若しくは宇宙シグニを1枚捨てることで3つの中から1つの効果を選んで使えます。
    選べる効果は2ドロー、2枚チャージ、シグニ2枚回収→1枚ディスカードのいずれかです。

    最後の回収効果はシグニなら何でも良く、サーバントでも回収できます。
    ピルルクに少しコスト用の宇宙を投入し、シグニを回収しつつオタガメを捨てて出すのは面白いかもしれません。

    《自由自罪》
    ST 自由自罪
    カード種類:アーツ
    限定条件:カーニバル限定
    コスト:赤2
    色:赤
    使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ スペルカットイン

    ベット-コイン×2
    以下の5つから1つを選ぶ。
    ターン終了時まで、シグニ1体は選んだ能力を得る。あなたがベットしていた場合、この効果を1回繰り返す。
    (他の選択肢と他のシグニを選んでもよい)
    (1)【アサシン】
    (2)【ランサー】
    (3)【ダブルクラッシュ】
    (4)「バニッシュされない。」
    (5)「アタックできない。」

    赤2コストでシグニ1体に5つの中から選んだ能力を付与できます。
    2枚ベットすることで2つの能力を選べます。
    選べる能力はアサシン、ランサー、ダブルクラッシュ、バニッシュ耐性、アタック不可のいずれかです。

    ウルバンに簡単にダブクラ+アサシンorバニッシュ耐性を持たせられると思うとぞっとします。
    ピルルクに入れて<ロックユー>と絡めればヤバそうかと思いましたが、さすがにカーニバル限定が付いていました。

    相手シグニにも使えるため、活用範囲は広そうです。
    例えば相手の場にバニッシュ耐性持ちのサンドバッグを作ることができます。
    用途は知りませんがw

    《霹靂閃炎》
    ST 霹靂閃炎
    カード種類:アーツ
    コスト:赤3
    色:赤
    使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ

    対戦相手のパワー15000以下のシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、このカードをあなたのルリグの下に置く。

    15000以下のシグニを1体バニッシュした上で、このカードをルリグの下に置くことができます。
    Lv4シグニでも全力モードの<燐廻転生>を使えるということです。
    ピルルクに投入し、フルハンデスを決めた上でロックユー&燐廻を叩き込むという戦い方もありそうですね。

    なお、《カーニバル Q》のエクシードを増やしても自身の耐性のせいでまともな使い道はないのでご注意くださいw

    《鎧終一触》
    LR 鎧終一触
    カード種類:アーツ
    限定条件:カーニバル限定
    コスト:赤1
    色:赤
    使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ

    ベット-コイン×1
    ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体を≪サーバント ZERO≫にする。あなたがベットしていた場合、代わりにターン終了時まで、対戦相手の全てのシグニを≪サーバント ZERO≫にする。
    (≪サーバント ZERO≫はレベル1,[精元],
    パワー1000,無色で能力を持たないシグニである)

    17弾のLRアーツで、相手シグニを《サーバント ZERO》(パワー1000の無色バニラ)に書き換えるという斬新な効果を持ちます。
    コストが赤1と軽く、1枚ベットするだけで3体を書き換えることができます。
    枠があるかは別として、<炎芒一閃>と組み合わせると3面焼けることも覚えておくと良いでしょう。

    また、自分のターンに使い、<羅星 ≡アルマク≡>で一気に焼き払うという使い方もできます。


    いかがでしょうか。
    詳細は伏せますが、某カードア☆ニ☆メ(バレバレ)で「優れたデュエリストはカードを創造する!」という言葉がありましたが、実際にカードを書き換えられるというのは面白いと思いました。

    次回はメインデッキのカードをご紹介する予定です。
    ではまた(^^)/

【第161話】快演と三剣

    posted

    by ねへほもん

    皆さんいかがお過ごしでしょうか?
    ねへほもんです。

    筆者は12月25日に開催されたLostorageツアー東京に参加してきました。
    終わりに「夜は大事な人とゆっくり過ごしてください」と言われましたが、そんなのを無視して帰宅後すぐにこの記事の執筆に取り掛かりました。
    筆者にとっては読者の皆さんが大事な人です。
    一緒に過ごす人が居ないだけだろという耳の痛い指摘は無視させていただきます。

    内容としては、割と普通のウィクロスツアーの内容だったなと思います。
    そう感じるのは以前にボディビルを経験しているからなのでしょうが・・・

    ◆ティーチング

    ツアー定番のティーチングイベントがありました。
    ルリグはLv0,1の2枚だけ入れて後は<バスラ>・<ペイチャ>・<スペサル>を積めばいいとか教えてあげようかと思いましたが、良心の呵責から差し控えることにしました。

    ◆物販

    これまたツアー定番の物販コーナーでした。
    良いものが当たったのか、時折歓声が上がっていました。

    物販コーナーの方に「ウィクロスくじはどうですか?」と勧められたときに、
    「カーニバルは入ってますか?」と返したところ、
    「くじには夢と希望が詰まっています。きっと未来のカードも・・・いや、ないか。」と困らせてしまいましたw

    ◆カラオケ大会

    クリスマスにちなんだ曲を歌って2戦バトルのBGMにするという経費節約の画期的な企画です。
    Lostrageの主題歌を熱唱する歌声が聴こえてくるかと思えば、ジャイアンを彷彿とさせる歌声(失礼)も時折聴こえてきて、様々でした。
    筆者も参加しようか悩みましたが、後述する2戦バトルに2回出られたためそちらを優先しました。

    ちなみに筆者が歌う予定だった曲は、

    「もーいーくつねーるーとー おーしょーがーつー」

    です。
    お正月まで数日前というタイミングの曲という点ではクリスマスソング(?)と言えるのではないでしょうか。

    ご存じの方も居るかと思いましたが、しみずきさんは歌が上手です。
    今日はいらっしゃらなくて残念でした。
    愛称はおじいちゃんですが、別に演歌専門という訳ではないのでご安心を。

    ◆2戦バトル

    ツアー定番の対戦企画です。
    筆者は組むと宣言していたママを使って2戦×2回の計4戦こなしてきたのですが、結果はどうだったのでしょうか・・・?

    1回目
    • 第1戦 ママ ×
    • 第2戦 ナナシ 〇
    2回目
    • 第1戦 ドーナ ×
    • 第2戦 あーや 〇


    結果は2勝2敗でした。
    前日まで出張&延泊して観光のために東北へ出かけており、デッキの調整ができていなかったのが痛かったです。
    正直初の対人戦だったので、まぁ仕方ないかなと思います。

    ただ、デッキの調整以前の問題が発生して、知り合いから1日中ネタにされたのは恥ずかしかったです。
    それは初戦の出来事でした。
    初手の5枚を見た時、事故気味の手札でしたが、そんなことはどうでもよくなるような衝撃の1枚が入っていました。

    「か、か、か、快演!???」

    快演>とは皆さんご存じの通り、アイヤイ限定のスペルで、LBもなく、ママに入れる価値は全くありません。
    大変焦りましたが、マリガンでデッキに戻せば良いと5枚チェンジしたところ、2枚に増えて返ってきましたw

    結果、初手の動きが「ドロー、快演をチャージ、グロウ。Lv1ママのグロウ時能力で2枚ベットしてドローし、その後快演をチャージ。」という謎なものになりました。
    相手の方は何が起こったのかと思ったことでしょう。
    初手の5枚中2枚が快演という盛大な事故っぷりで、当然のように負けました。

    ちなみに<快演>はデッキ構築時に<三剣>の代用として投入していたものです。
    同じ非LB枠ですし、以下のようにイラストも似ているので間違えても仕方ないですね(そんなことない)


    快演と三剣.jpg




    昨日の夜に帰宅後すぐに寝てしまい、朝起きた時にデッキの確認をする暇もなく出かけたのが良くなかったようです。
    皆さんも大会前のデッキ確認は怠らないようにしましょう。

    偶然<爾改>のデッキも持ってきており、そこから<三剣>を補充できたので2戦目以降はだいぶマシになりました。
    とはいえ<三剣>が足りず、<快演>を1枚だけ入れたままにしてたので、相変わらずエナに置くたびにネタにされましたが・・・
    会場広しといえど、Lostrageルリグしか居ないイベントで快演を投入していたのは筆者だけでしょうw

    ちなみに2回目の敗戦は、相手にエスケープを使い切らせ、後1ターン耐えれば返しに勝ちという局面で、最後にサーバントが無くてルリグアタックに屈したというもの。
    ここでも恥ずかしい間違いをやらかしました。

    ねへ「後1ターンあれば<全知全能>で面を空けつつエナを焼いて勝ちだったんですがね・・・」

    masterさん「<全知全能>で回復していればルリグアタックに耐えられたんじゃないですか?」

    ねへ「えっ、回復効果なんてあるんですか!???」

    自分と相手でリソース消費がピッタリ同じだとか記事にも書いていたはずなのに、完全にテキストを忘却していました。
    これは酷い・・・

    色々と酷いやらかしはありましたが、Lostrageルリグ同士の対戦は面白いと思う半面、考える要素が多くて大変だと思いました。
    最近はさっさと削ってさっさと詰める<爾改>や4グロウ後はひたすらハンデスと回復し続ける植物緑子といった、方針が分かりやすいデッキばかりを使っていたので、明確な勝ちパターンがないデッキを使うのに苦労しました。
    現場で全て考えるのは時間制限や筆者の能力の面から限界があるので、この点の改善は今後の課題ですね。

    ◆抽選会

    事前に2戦バトル参加の際に配られた紙に、HNと今年の思い出を書いて提出していたのですが、その紙をくじとして当選者を決める形で抽選会が行われました。
    当選した人はウィクロスにまつわる各々の思い出を語っていました。
    筆者の思い出は当然、「ママに快演を投入した話」でした。

    スリーブやプレマやコングラカードといった定番ものは勿論でしたが、クリスマスにちなんだ賞品もありました。
    これが驚きなのですが、

    ウィクロスガールズにケーキをあーんしてもらう権利

    というものもありました。
    マネージャーさんが若干渋っていましたが、最終的にはOKが出たので何とか実現しました。

    あーんしてもらう際、「おにーちゃん!」や「来年も一緒だからね!」などリクエストした一言を添えてもらっていました。
    事前にマネージャーさんの許可を通していたことは言うまでもありません。

    なお、筆者は何も当たりませんでした。
    人数が多かったですし仕方ないです。
    べ、別にケーキをあーんできずに残念がってる訳じゃないんだからね/////

    ◆情報公開タイム

    ウィクロスイベント恒例の情報公開タイムは今回もありました。
    まとめると以下の通りです。

    • 次回アニメ「Lostrage conflated WIXOSS」のタイトル公開
    • 大型大会WBCの開催告知
    • チョコの匂い付きのチョコルリグ
    • ホヴィクロスパーティーの開催告知
    • 5月よりウィクパリニューアルの告知
    • GWより47都道府県ツアー開始の告知
    • カーニバルの構築済デッキ&17弾(2月23日発売)
    • グズ子&ウリスのコンセプトデッキ&18弾(4月26日発売)
    • 18弾以降はSelector勢の強化も並行する旨の発表


    個人的に注目したのは、以下の2つです。

    1.Lostrageレギュレーションの大会

    「2016年10月以降に発売したルリグカード」のみを使えるという制限下で開かれる大型大会の情報が公開されました。
    まず、2月25,26日にホヴィクロスパーティーが開かれ、その後WBCが3月4日の名古屋を皮切りに、4月8日の東京まで全国6会場で開かれるようです。
    WBCは2年前のチョコ争奪戦と同様、各地の主要都市で開かれる、数百人規模の大型大会のようです。

    当初WBCというネーミングを聞いて、
    「野球に絡むテーマなのか?でもウィクロスと野球は繋がらないぞ。そういえば、ウィクロスではじゃんけんをするな。じゃんけんと言えば・・・野球拳!!!
    とか変な妄想を膨らませていましたが、全然関係ありません。
    WIXOSS Battle Chocolateの略です。

    Lostrageレギュレーションということで、それ専用のデッキが必要となります。

    Lostrageルリグ慣れしている人はともかく、筆者のようにそうでない人にとっては厳しい面があります。
    とはいえ、相手が限られているのであればそれ相応の対策を取れるはず。
    ドーナ、リル、あーや、メル、ママ、ナナシと17弾のピルルク、カーニバルのたかだか8種だけです。
    なお、てらたかさんがウルトゥムを使えないことを嘆いていましたが、ウルトゥムが使えてもLv3以下のウムルの登場はそれよりはるか前なので無理です。

    現状のピルルクがLostrageルリグを圧倒している現状を考えると、ピルルク使いの方に有利な気がします・・・
    「2016年10月以降に発売したルリグカード」という縛りがあるため、ピルルクは17弾新規のルリグしか使えませんが、能力はなかなかのものです。
    カーニバルのテキストも出ていますが、こちらは後日ご紹介します。
    (テキストはこちら)

    17弾のピルルクは、手札コストを要する除去能力を持ちます。
    オタガメ>等凶蟲の能力を活用してディスアドバンテージを抑えることがポイントですね。
    APEX>と併用できないとはいえ、あらゆるデッキに刺さるハンデスを操り、豊富なカードプールを持つピルルクは無視できない存在と言えるでしょう。

    筆者は<Λ>登場時に使って才能のなさに直面し、<APEX>とは完全に敵対している存在であるため、可能な限りそれ以外のルリグの可能性を探ろうと考えています。
    年末年始に時間があるので、現状のルリグ間の相性等をまとめ、来年以降力を入れるルリグを決めておこうと思います。
    本気で取り組まないとマズい・・・

    2.17弾&18弾の情報公開

    17弾では既存のLostrageルリグの強化、カーニバルの登場、ピルルクの再登場が予定され、WBCの環境を左右する重要な弾となりそうです。
    ウィクロスマガジンに一部の情報が出るでしょうし、詳細はその際にご紹介することとします。

    18弾では再びSelector勢も強化されるようです。
    Spreadのアニメ終了後しばらくしてInfected勢が強化された過去があったため、これは予想された展開でした。
    爾改>だけは<ペリー>とか<アウトダスト>とか継続的に強化され続けていた気もしますが・・・

    ウルトゥムやピルルクのテキストを見る限り、Lv4の新規ルリグにコインを与える形でコイン要素を取り入れることが予想されます。
    Lv0や1のエルドラにコインをくれてもええんやで(小声)

    まずはアニメ内で人気が高かったグズ子と共にデッキが発売されるウリスが強化されるようです。
    既に強力な<焦熱ウリス>が存在する中で、それを上回るルリグが登場するのかは気になるところ。
    後はタマの強化が予定されているようです。

    それ以降はルリくるアンケートを参考にしつつデッキを発売するルリグを決めるらしいので、皆さん推しのルリグをしっかりアピールしましょう!
    「Lv0や1のエルドラを強化してくれ」は意図が見え見えやからさすがにアカンか・・・



    いかがでしょうか?
    1日中楽しめ、有益な情報を仕入れられたという点では、非常に有意義なクリスマスであったと言えます。
    来年も同じように過ごせると良いですね(んっ?)

    ではまた(^^)/

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