ねへほもんさんによる7点ショット(?)カーニバル シリーズへの記事リンクはこちら!
- 【第162話】7点ショット(?)カーニバル Part1
- 【第163話】7点ショット(?)カーニバル Part2
- 【第164話】7点ショット(?)カーニバル Part3
時が経つのは早いもので、もう年の瀬ですね。
少しお休みをいただいた時期はありましたが、今年はWPSに4回優勝(個人3回、チーム1回)、4回準優勝とまずまずの戦績を残せました。
うち優勝2回と準優勝2回はエルドラで、対戦相手の方には申し訳ないことをした気もしますが・・・
残りの優勝は植物緑子1回、爾改1回と色的にはバランスよく優勝できた気がします。
ちなみに筆者は植物緑子で緑ルリグ初の優勝を経験したのですが、黒ルリグのみ優勝経験がありません。
遥か昔6弾でジェラゲイオナマユで準優勝したのが最高です。
そもそも黒ルリグから遠ざかっている気がするので、来年は機会があれば使ってみたいです。
これが2016年最後のテーマとなる予定ですが、今回は「カーニバル」を取り上げます。
風貌からしてラスボス感が漂っており、今までのルリグとは違う気配を感じます。
新規ルリグということで、いつも通りカード紹介から始めましょう。
ウィクロスマガジンには早速構築済&ブースターのカードがたくさん紹介されています。
◆新規カード
※(カッコ内はコインの増減)
カーニバル -O-(+3)
カーニバル -P-(1枚ディスカードで+1)
カーニバル -PA-(-1、2ドロー→ランダムに1枚捨て)
カーニバル -S-
カーニバル -SA-(+1)
カーニバル -T-
カーニバル -TA-(赤1コストで+1)
カーニバルは初期コイン3枚と獲得能力はなかなかのもの。
Lv2をSAにすればノーコストで4枚まで増やせます。
Lv4やアーツでコインの使い道には困らないため、Lv1か3でコインを獲得し、5枚まで伸ばしたいですね。
レベル4
ST カーニバル -QA- |
カード種類:ルリグ カードタイプ:カーニバル 色:赤 レベル:4 グロウコスト:赤3 リミット:11 |
【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたのデッキをシャッフルし、デッキの一番上を公開する。その後、ターン終了時まで、あなたのシグニ1体は、この方法で公開したカードがレベル1のシグニの場合、【ダブルクラッシュ】を得る。レベル2の場合、【アサシン】を得る。レベル3の場合、【ランサー】を得る。 |
こちらは構築済デッキに収録されている方です。
一言で表すなら、「スタイリッシュ坊主捲り」ですね。
QAに限らず、カーニバルにはトップを捲るカードが多く登場します。
どちらの能力も運絡みのため、実戦では使いにくい感があります。
こういうカードが出ると、スペルを捲る芸人に期待してしまいますねw
LR カーニバル-Q- |
カード種類:ルリグ カードタイプ:カーニバル 色:赤 レベル:4 グロウコスト:赤3 リミット:11 |
【常】:《カーニバル -Q-》は自身以外の効果を受けない。 |
QAは若干ネタ要素がありますが、17弾にLR枠で収録されるこちらは真打ちというべき能力を備えています。
1つ目は他の効果を受けなくなる能力です。
ルリグアタックを妨害されずに通せます。
<アウトダスト>と組み合わせて確実に詰めるのも面白いかもしれません。
ルリグアタックが確実に通るため、<アーク・ディストラクト>等と相性が良さそうに見えますが、こちらのカードによる効果も受けないので使えない点にはご注意を。
2つ目はルリグアタック時に使える能力です。
1ドロー、1エナチャ、自身へダブクラ付与、相手シグニ1体をトラッシュ送りの中から1つ選べます。
足りない手札やエナ伸ばし、ハンドレスにして攻め込んできた相手に対してダブクラを叩き込む、相手の<アークゲイン>等の耐性持ちの除去と選択肢は多彩です。
1つ目の能力で耐性を持っているため、安定して毎ターン使えます。
3つ目が目玉というべき必殺技「ジョーカー」で、シグニ1体がトラッシュにあるシグニ1体と同じカードになるというもの。
前代未聞の能力で、細かな裁定が出ていない状況ですが、無限の可能性を感じます。
筆者はこのコピー能力を活かしたコンボを1つ考えていますが、詳細はレシピと共にご紹介します。
攻めては<カクセン>によるダブクラ、<デュランダ>の耐性持ちアタック、受けては<ヴィックス>によるパワーアップ反転といった使い道があります。
細かなところでは<ダイホウイカ>を書き換えることでエンドフェイズ時のディスカードを踏み倒すことができます。
デッキレシピの項では<イカ>を絡めた書き換えギミックを使い、7点(?)ショットを狙います。
(?)とある通り、7点ショットになるかは運が絡むのですが、詳細は後のお楽しみで。
以下、構築済デッキ収録の新規アーツを3つご紹介します。
構築済デッキ収録の新規アーツ
ST 震亜動地 |
カード種類:アーツ コスト:赤2 色:赤 使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ |
このアーツを使用する際、あなたは手札から[宇宙]のシグニ1枚を捨ててもよい。そうした場合、このアーツを使用するためのコストは[赤]コストが2減る。 |
赤2コスト、若しくは宇宙シグニを1枚捨てることで3つの中から1つの効果を選んで使えます。
選べる効果は2ドロー、2枚チャージ、シグニ2枚回収→1枚ディスカードのいずれかです。
最後の回収効果はシグニなら何でも良く、サーバントでも回収できます。
ピルルクに少しコスト用の宇宙を投入し、シグニを回収しつつオタガメを捨てて出すのは面白いかもしれません。
ST 自由自罪 |
カード種類:アーツ 限定条件:カーニバル限定 コスト:赤2 色:赤 使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ スペルカットイン |
ベット-コイン×2 |
赤2コストでシグニ1体に5つの中から選んだ能力を付与できます。
2枚ベットすることで2つの能力を選べます。
選べる能力はアサシン、ランサー、ダブルクラッシュ、バニッシュ耐性、アタック不可のいずれかです。
ウルバンに簡単にダブクラ+アサシンorバニッシュ耐性を持たせられると思うとぞっとします。
ピルルクに入れて<ロックユー>と絡めればヤバそうかと思いましたが、さすがにカーニバル限定が付いていました。
相手シグニにも使えるため、活用範囲は広そうです。
例えば相手の場にバニッシュ耐性持ちのサンドバッグを作ることができます。
用途は知りませんがw
ST 霹靂閃炎 |
カード種類:アーツ コスト:赤3 色:赤 使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ |
対戦相手のパワー15000以下のシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、このカードをあなたのルリグの下に置く。 |
15000以下のシグニを1体バニッシュした上で、このカードをルリグの下に置くことができます。
Lv4シグニでも全力モードの<燐廻転生>を使えるということです。
ピルルクに投入し、フルハンデスを決めた上でロックユー&燐廻を叩き込むという戦い方もありそうですね。
なお、《カーニバル Q》のエクシードを増やしても自身の耐性のせいでまともな使い道はないのでご注意くださいw
LR 鎧終一触 |
カード種類:アーツ 限定条件:カーニバル限定 コスト:赤1 色:赤 使用タイミング:メインフェイズ アタックフェイズ |
ベット-コイン×1 |
17弾のLRアーツで、相手シグニを《サーバント ZERO》(パワー1000の無色バニラ)に書き換えるという斬新な効果を持ちます。
コストが赤1と軽く、1枚ベットするだけで3体を書き換えることができます。
枠があるかは別として、<炎芒一閃>と組み合わせると3面焼けることも覚えておくと良いでしょう。
また、自分のターンに使い、<羅星 ≡アルマク≡>で一気に焼き払うという使い方もできます。
いかがでしょうか。
詳細は伏せますが、某カードア☆ニ☆メ(バレバレ)で「優れたデュエリストはカードを創造する!」という言葉がありましたが、実際にカードを書き換えられるというのは面白いと思いました。
次回はメインデッキのカードをご紹介する予定です。
ではまた(^^)/