【3ページ目】46熊 | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【3ページ目】46熊 | WIXOSS|ウィクロス

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント@yuyuWixoss 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

46熊 アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

【ディーヴァ】福岡地方完全防衛!防衛派タマゴのススメ

    posted

    by 46熊

    title.jpg
    福岡地方完全防衛! 防衛派タマゴのススメ
    あけましておめでとうございます!46熊です。

    皆さんは年末年始どのようにお過ごしでしたでしょうか。
    私は年始に崩した体調も概ね全快し、DIVISIONS DIVAを全力で楽しんでいる日々です。

    と言う事で、今回は福岡県にて開催された三派閥対抗戦4つ全てに全勝し完全防衛を果たした防衛派タマゴの記事です。
    何故防衛派なのか?その中でもなぜタマゴなのか?
    他派閥への立ち回り方など一通りの事は盛り込ませて頂こうと思っていますので、タマゴが好きな方・防衛派で勝ちたい方・推しのアクリルスタンドを手に入れたい方の助けになればと思います。

    また、いつも巻末で話している内容ですが是非いいねRPブックマーク等是非ご協力をよろしくお願いします。皆様が興味を持ってくれていることが分かれば次の記事のモチベーションに繋がりますので。なにとぞなにとぞ〜


    デッキリスト
    アシストルリグ/ピース
    8

    今回のデッキは私がお世話になっているWX Pros.の重鎮、北海道エリア予選の優勝者である14歳JK選手に構築を頂きました。福岡で使用していると手札が余る展開が多々見られたので元レシピに4枚入っていた<ヒラナ//THE DOOR>のうち2枚を<マノミン>2枚に差し替えて手札を消費出来るようにしています。環境に合わせて調整してみて下さい

    コンセプト
    盤面を固くしてシグニ1点ルリグ1点をコンスタントに!
    何故防衛派?なぜタマゴ?
    新弾が出て、今まで3000または5000であることが多かった序盤の除去のラインは7〜8000になりました。(<ドーナ//THE DOOR><ゆかゆか//THE DOOR>等) とは言え8000のラインを除去するのは未だに2〜3リソース使ってしまうため、レベル1,2帯で8000ラインを作れる防衛派のシグニ達は盤面強度の面でとても優秀と言えます。 勿論レベルを参照するアシスト(<マキナウィングスラッシュ><浦和ハナコ>等)や<ママ//THE DOOR>の存在には注意が必要です。そのため序盤の攻防は闘争派対面の方がしんどいイメージですね。
    そして防衛派の中でもタマゴを選択した理由ですが、防衛派シグニを寝かせて1ドローorハンデスを行える効果、グロウ時ルリグを凍結する効果があまりにも強すぎたためです。
    また、センターが青なので新弾最強クラスのアシストルリグ<リメンバ・スクライイング>を採用出来る点も見逃せな...かったのですが今回の構築はレベル2を最大3面防御出来、要求面に応じて柔軟に変えられ、最低限グロウにかかるコストが低めな<MC.LION-DISRESPECT>を採用したいのでLIONに頑張ってもらうこととしました。
    アシストルリグの選択は環境によって適切なものを選択して頂きたいのですが、ざっと話すと
    • 解放派多め→軽防御アシスト
    • 闘争派多め→重防御アシスト、または追加コストで防御面数を増減出来るアシスト
    • 防衛派多め→手札枚数を増やせる+軽防御のアシスト
    辺りです。今回は防衛派と闘争派を重めに見ているため横をナナシとLIONにしています。解放派へのガードが緩む点については<ナナシ・ご選択>で毎ターン<聖天姫 エクシア>を拾って出し続ける事で低パワーシグニが除去されたところを封殺しながら攻めにくい盤面を維持する事が出来ます。

    ちなみに全対面色々な構築で戦ったのですが、ミラーはパワー関係なく一面除去できるアシストが優秀な印象を受けました。主に<LOVIT//THE DOOR>の除去がこちらも<LOVIT//THE DOOR>でバニッシュしに行くしかないからなのですが、これをアシストに任せると一面空けながらサーバント回収まで阻害する事が出来るので少しだけ有利に動ける印象です。

    と言う事で、素直に組めば他の派閥、同系ミラーでも競り負けない防御力とハンデス性能を併せ持ったルリグです。序盤から終盤までの動きを見ていきましょう。


    序盤の動き
    今回の構築は基本的にパワー8000以上のシグニを立て続ける事を意識します。<ムジカ//THE DOOR>二面が一番理想的なので、それが出来るように手札の入れ替え及び<MC.LION-DIG>の使用を行います。
    また、後攻1ターン目であれば相手によっては<ヒラナ//THE DOOR>の使用も検討します。先攻で出さない方が良いのは<ヒラナ//THE DOOR>が除去されただけで最大面数要求されてしまうからですね。<ムジカ//THE DOOR><エクス//THE DOOR>で盤面を固められない場合、<レイ//THE DOOR>を持っているならこちらを立てましょう。
    先攻1T目にはアタックフェイズが無いため<レイ//THE DOOR>のドローが出来ない点は注意が必要です。
    防衛派最強の1シグニだと思います。3T目以降他のシグニを押しのけてゲートの上に並べる事もあるくらいです。

    2T目はパワーラインの高いシグニを並べられていればそこまでエナも無いはずなので無理して<ナナシ・探索><ナナシ・ご選択>へのグロウを行う必要はありません。ただ相手が無理に要求してきてエナが伸びている場合、またはルリグアタックをガード出来ていない場合はグロウするのも視野です。また、相手のアシストにレベル1をバニッシュするシグニを採用している相手であればリミットを上げて222の盤面を作るのも視野に入れましょう。
    此処もそこまでがっつり要求を行うターンではないです。


    中盤〜終盤の動き
    個別に書くと思いますが、ミラーの場合相手がレベル3にグロウする前のターンは基本的にルリグアタックをしない方が良いです。タマゴの2T目までのハンデス性能は大したことが無く、3T目以降で相手の手札が少なくなるターンにルリグアタックを行った方が良いです。タマゴのハンデス分手札の総数を増やしながらサーバントも構えるのは並の技量で出来る事ではありません。
    とりあえず3T目からは<ノヴァ//THE DOOR><LOVIT//THE DOOR>を中心に盤面を展開し、空いた一面は<ムジカ//THE DOOR>で固めると良いでしょう。
    タマゴの起動はゲート上に配置した<ムジカ//THE DOOR>を対象に取り、正面をアタックしなくともダウンさせられるようにするとターン終了時のトラッシュ送りに味が出てきます。
    また、ここからが<ナナシ・ご選択>の真骨頂です。ただパワーマイナスするだけでも良いですが、相手シグニのパワーラインが低ければ<羅原姫 ZrO2>の回収も検討しましょう。横に<ノヴァ//THE DOOR>を置くだけで勝手に除去のラインも引きあがります。
    また前述の通り<聖天姫 エクシア>を並べるもよし、<コードアンシエンツ ファラリス>で相手のLBを無視して詰めるもよし。ピンで採用した強シグニ達を要所要所で扱う事が出来るのでどんな相手と戦う事になっても五分以上の戦いを繰り広げる事が出来ます。

    1Tに大きく点を稼げない都合上ターンが長引いてしまうのはどうしても避けられません。1つ1つ、堅実にやれることをこなしていきましょう。長引けば長引くほど有利になるのは貴方側です。


    対派閥解説
    対解放派
    出合い頭の1点クラッシュなどもありますが最終的にそこまで不利な印象はありません。エクシードは対リル:シグニバリア、対エルドラ:4ドローに使う事が多いです。
    相手に余裕を与えるとその余裕でハンデスやエナ焼きを行われてしまうのでハンデスによるリソース縛りは終始続けていきましょう。
    また、リルの<シモン・バール>はエナまたはトラッシュにある場合何度でも復活する厄介な存在です。デッキ底に送る、<コードアンシエンツ ファラリス>でトラッシュの<シモン・バール>をデッキに返すなどすると相手の攻め手を大幅に鈍らせる事が出来るでしょう。

    対闘争派
    両対面シグニバリアを得ていく必要のある対面です。基本的に盤面のパワーは8000以上を常にキープし、ハンデスにより動きを鈍らせていくと良いでしょう。
    専用ピースの<パワーオブストラグル>によりパワーを上げられてもパワー関係なく除去する手段は豊富なのでそこまで気になりません。またアタックフェイズ開始時までにデッキを落とすカードも無いため<イノセントバトル>の使用は自分のデッキが10枚以下になったタイミングでOKです。逆に自分のアタックフェイズに<ノヴァ//THE DOOR>等でデッキ枚数が減った場合は自ターンでも<イノセントバトル>を使って下さい。一度トラッシュをデッキに返せばリフレッシュする事は少ないはずです。

    対防衛派
    まあまあ長引く対面です。また、ゲートをどこに配置するかについても終始悩まされます。LION:シグニバリア、タマゴ:4ドローを選択する事が多いです。
    ゲートについてはよく分からない場合相手と同じ場所に置くようにしましょう。<LOVIT//THE DOOR>を処理できないと言った状況だけは防ぐ事が出来ます。
    対LIONは継続的に手札を増やす手段を持っていない事が多いのでハンデスにより動きを縛りながら戦うと有利に運べますが対タマゴは相手もリソースをゴリゴリ奪ってくるので消耗戦になります。概ね<ノヴァ//THE DOOR>を多く立てた側が有利になる感じでしょうか。
    ミラーは手札の総数がキモになります。手札の総数で差が付くとどれだけサーバントを回収してもフルハンデスによりルリグアタックが止まらないどころか返しの盤面形成すら危うくなってしまいます。<ナナシ・ご選択>も<ノヴァ//THE DOOR>の回収に使う事が多いです。
    対戦していて一番学びを得る機会が多いのもこの対面だったので苦手意識はあるかと思いますがしっかり練習していきましょう。


    終わりに
    今回駆け足で紹介させて頂きましたが、実際に対戦してみる事で日々プレイングを洗練していけるのがタマゴだと考えています。実際、大会前に様々な方とフリー対戦させて頂かなかったら完全防衛とはいかなかったでしょう。それくらいやることの多いデッキです。
    まだ三派閥対抗戦を控えている地域の方でもしタマゴを使う方がいましたら。また通常のセレモニーでもある程度戦えるように組まれていますのでセレモニー等に持ち込みたい方がいましたら。是非参考にしてみて下さい。


    これを書いている途中で神戸エリア予選の結果が入ってきたのですが、防衛LIONが優勝したとの事。リストを拝見しましたが大変に洗練されており自分でも真似して組んでみましたがタマゴ以上の盤面強度と思った以上のリソース供給性能にLIONへの認識を改めさせられました。
    それ以外にも新弾のカードを採用した構築が各所で結果を残しており、3派閥共に新たな時代を切り開いているな〜といった印象です。
    新弾までもう1ヶ月程度ですが、この間にも力試しバトルやブルアカ交流会等さまざまなイベントがあります。3派閥を使いこなし、楽しいウィクロス生活をエンジョイしてみて下さい。

    それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

DIVISIONS DIVA 発売記念インタビュー【闘争派カーニバル編】

    posted

    by 46熊

    titlekani.jpg
    DIVISIONS DIVA 発売記念インタビュー【闘争派カーニバル編】
    ◇「闘争派」の特徴とどんな動きができるルリグか教えてください。
    とにかく打点を取ることに特化した派閥です。しかもカーニバル、グズ子両方ともリフレッシュによる1点ダメージを現実的に狙う事が出来ます。
    一方でデッキの回転があまり潤滑ではなく、特にサーバントの確保には苦労させられます。
    出来る限り毎ターン三面要求して、1面止まったくらいでは点要求が緩まないようにしたいところです。
    また緑と黒の相性はウィクロスだと割と良く、ランサーに足りないパワーを相手パワーを落とす事で補ったりする事が出来ます。自分のパワーを上げれば良いじゃないかと思う方も居るかもしれませんが、下級ランサーには相手のパワーを参照してランサーを得るかどうかの判定を行うシグニが何体か居り、その条件を満たすには相手のパワーが低いことが条件なので必然的にそうなっています。


    ◇最初に考えたデッキレシピを教えてください。

    ブルアカDIVA」から始めた新規プレイヤーが始めやすいよう、新弾のカードを中心に組みました。
    比較的集めやすいカードで構成されているため、基盤を組むこと自体はそこまで難しくないかと思います。
    余談ですが「THE ヴィランズ」と言ったチーム編成でかなりエモさ感じてます。リメンバが活躍(?)する「selector infected WIXOSS -peeping analyze-」、アルフォウが活躍する「selector infected WIXOSS -Re/verse」も合わせて宜しくお願いします。


    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    序盤は<羅原 ミルルン//THE DOOR>+<コードライド レイラ//THE DOOR>または<ムジカ//フェゾーネ>を使ってコスパ良く点を取っていきます。これにより防衛派系のパワー高めなシグニ以外であれば概ね点を通せるラインには持っていけます。
    今回はその防衛派LIONの下級であっても除去圏内に持ち込めるよう<コードメイズ ユキ//メモリア>を採用しています。<リメンバ・スクライイング>で上手い事手札に揃えていきましょう。
    ユキ//メモリア>は能力を消して除去圏内に追い込む他にもゲート上から移動させて特定の能力を発動させない等の妨害が出来て割と侮れません。

    3以降は<ルリグ起動>による回収もありますが<大罠 あや//THE DOOR>を中心に盤面を組み立てられるようにしました。<大罠 あや//THE DOOR>のコイン起動は若干重いので<あや><フラドウズ>並べた所で<フラドウズ>のコイン起動を使用しもう1面並べる、と言ったようなコスパの良いコインの使い方を心がけた方が良いのかなと思います。
    基本的にはライフから捲れたサーバントが不発に終わるようフィニッシュでリフレッシュを挟みたいですが、闘争派ミラーだとリフレッシュを入れるタイミング、ピースを切るタイミングがかなり難しいです。
    相手の<羅菌姫 ナナシ//THE DOOR>枚数、相手のコイン枚数、色々な物を計算しながら詰めに行きましょう。


    ◇キーカードは何ですか?
    羅原 ミルルン//THE DOOR
    最初『パワー2000かぁ......』と正直侮ってましたごめんなさい。使って使われてその強さがガラっと変わりました。大体の闘争派下級とのくっつきが良いです。このカードによって手札からエナチャージする分を賄えるので実質手札を潤沢に保つ事にも繋がります。
    縁の下の力持ちと言って差し支えないでしょう。また少しテクニカルな話になりますが終盤はそこまで使わないのでエナに固定する事でリフレッシュ後の山を強くすることも出来ます。レベル3グロウ時トラッシュからエナに置き直せるのでその候補に是非。

    羅星姫 フラドウズ//THE DOOR
    闘争派の火力を象徴する一枚。Sランサーを得るためのコインは自身で払わなくても良いので<あや//THE DOOR>の2コイン+自身で1コイン、等でもコスパ良くSランサーを得る事が出来る点は覚えておきましょう。
    LBはパワー7000以上をバニッシュする効果で前半は不発に終わることも多いですが後半は多くの厄介なシグニをアップダウン関係なく除去出来る最強クラスのLBとして機能します。前回「頂点歌姫と考える、ライフバーストをケアするシグニの置き方アタック順」にて対シロコ戦で話したように、カーニバルと対面した場合はパワーの高いシグニからアタックするようなプレイングも重要になるかもしれません。

    パワーオブストラグル
    • 10003.jpg
    全ての効果が強くコストも限りなく低い、とても凄いカード。前述の通り闘争派対面でのデッキ落としには細心の注意を払いましょう。また対面時には自分のデッキがこれ一枚でリフレッシュしてしまわないか注意して運用したいところです。
    蘇生及びSランサー効果は概ね考えることが少ないくらい強い効果が並んでいます。通常、モードを複数選ぶ効果はそれぞれモードと対象を選択して上から解決していくのですが、(2)効果が『選び』と書いているため蘇生したシグニにSランサーを付与する事も出来る点は裁定のお勉強として覚えておいて頂けたらなと思います(これが『対象とし』だったらモード選択時場に居ないシグニを選ぶ事が出来ない)


    ◇今回のレシピ以外で採用候補のカードはありましたか?
    グズ子〜ハプニング〜 / グズ子〜サドネス〜
    極力新弾のカードを使用したく思い断念したカードですが、パワーの高い防衛派1シグニを手軽にバニッシュしながらコインを2枚得られる点は見逃せません。序盤にコイン使用の選択肢が広がるのは勿論、後半まで取っておけばそれはそれで<フラドウズ>のパワー上昇、<あや>のデッキ落とし兼シグニ蘇生にも使用できるため、このデッキであれば黒アシストルリグの助演女優賞筆頭と噂される「マキナ」以上の活躍を見せてくれるかもしれません。
    一方で<グズ子〜サドネス〜>はかなり扱いの難しいカードです。また減ったトラッシュは<羅菌姫 ナナシ//THE DOOR>等を使用して出来る限り山へ返すようにしましょう。


    最後に一言お願いします。
    今回既存レシピに引っ張られないようにとあまり世に出回っているレシピは見ずに組みまして、上記内容を書いた後で世に出回っている構築を拝見し一部使い勝手の良いシグニと入れ替えました。
    正直な話、<ナナシ//フェゾーネ>は自身で思い浮かばなかったカードです。日曜の対戦会でも対戦した方と話していたのですがディソナの派手さに隠れていた「フェゾーネ DIVA」のカードも此処に来て思わぬ活躍を見せてくれそうですね。
    闘争派だけでなく解放派も防衛派も競技シーンに深く食い込んでおり新時代の幕開けを感じさせられました、皆さんも思い思いにデッキを組んでそのパワーを実感して頂けたらなと思います。

【ディーヴァ】ブルアカ限定大会にて勝利報告多数、ゲヘナ型ハンデスアズサのススメ

    posted

    by 46熊

    title.jpg
    ブルアカ限定大会にて勝利報告多数、ゲヘナ型ハンデスアズサのススメ
    こんにちは、46熊です。
    今回は私が今月ブルアカ限定大会で使用し戦績22-2とほぼ9割以上勝ち越すことの出来たゲヘナ型のハンデスアズサについて解説させていただこうと筆を執った次第です。私以外にもこの構築をコピーして使用してくださった方からは概ね勝ち越した報告を頂いており、とある方(なんと今弾から始めた初心者の方だそうです)からも優勝の報告を頂いています。初心者にもある程度扱いやすい構築でまとまったのかなと概ね満足しています。
    • 10007.jpg
    他のピースを採用したミラー戦の他全体的に不利とされる<ヒナ>対面であっても肉迫出来るよう、ブルアカのカード達を研究した成果を詰め込んだ構築となっていますのでカードをお持ちの方は是非扱っていただけると嬉しいです。

    また、いつも巻末で話している内容ですが是非いいねRPブックマーク等是非ご協力をよろしくお願いします。皆様が興味を持ってくれていることが分かれば次の記事のモチベーションに繋がりますので。なにとぞなにとぞ〜


    デッキリスト
    LB
    20


    コンセプト
    高レベル高パワーは正義!


    序盤〜終盤の動き
    最初に
    どの生徒と絆を結ぶかが奥深いブルーアーカイブDIVA、このデッキは9割以上の頻度で<早瀬ユウカ>→その時必要な誰か、と言った流れで絆を得ます。

    その大きな理由として、このデッキはほとんどの場合<ゲヘナ学園風紀委員会>を終盤の詰めで使用する関係で道中の下級シグニと絆を結んでいる余裕がないためです。何度か握って回してもらえればデッキの雰囲気も掴めて適宜好きなシグニと絆を得られるようになってきますが、慣れないうちは<早瀬ユウカ>と絆を結んでいただければ問題ありません。
    またこのデッキのキモは<一之瀬アスナ>の2ドロー、<火宮チナツ>の2落とし2回収、<白洲アズサ>のゲーム1、<ゲヘナ学園風紀委員会>の3回収と回収手段を複数用意している点です。相手のハンデスがあっても継続的に理想盤面を組めるようになっているので極力回収効果は小出しに使っていくようにしましょう。このレギュレーションではどこからでも<猫塚ヒビキ>が飛んでくるためすぐ手札が枯れます。枯れる位なら最初から持たないようにするのも最後まで戦い続ける上で必要です。

    1,2ターン目
    マリガンはサーバント > 7000になる下級 > <マシロ> > その他となります。
    このデッキはサーバント以外の1シグニを全てLB無しにしたため理論上はライフクロスに埋まるカードのライフバースト率は高めです。お得ですね。
    先手であれば<大野ツクヨ>2面、後手であれば<大野ツクヨ><下江コハル>で<コハル>にアタックさせるのが理想です。7000のパワーラインは<十六夜ノノミ><銀鏡イオリ>に除去されてしまいますが2ターン目以降のシグニの代わりに除去されたと思えば安いものです。また、このゲームの2点要求は1点で収まる可能性が高く、1ターン目と2ターン目で1点ずつ要求されるよりは1ターン目2点要求の次ターン0点要求のほうが理論上はお得です。
    また、1ターン目は基本的に<一之瀬アスナ>にはグロウしておきましょう。<クロノス報道部>も余裕があれば使っておきたいです(トラッシュにシグニを落とすことで<サーバント #>がライフから捲れたとき+1リソース)
    2ターン目は先手でも後手でも<一之瀬アスナ(バニーガール)>にグロウします。この目的はリミット上昇による222盤面の構築です。また相手のシグニを一体でも除去出来るなら追加コストは積極的に払っていきましょう。コストの理想は1ターン目に出していた<大野ツクヨ>です。このデッキは緑エナを使わないので。
    相手のシグニが残っていれば<羽川ハスミ>を、居なければ適当な2シグニを立ててアタックです。2シグニ三面を立てられない場合もパワー7000の1シグニは立てられるようにしましょう。

    防御面数0面と思わせて、レベル222の盤面は容易に抜く事が出来ずハンデスによって相手の攻め手も鈍っているため実質1〜2面分くらいの防御にはなるカードです。

    3ターン目以降
    先手と後手で過酷さが変わるのが3ターン目以降ですが、何にしてもさっさと<風紀委員会>を2までグロウさせてリミットを8にするのが良いです。<白洲アズサ>のターン1起動は無色を1枚だけ支払えるので道中ライフから捲れた<早瀬ユウカ><猫塚ヒビキ>等も1枚だけならトラッシュに落とせます。<火宮チナツ>へのグロウ前にエナのカードを回収したければ起動の無色コスト分で回収したいカードをトラッシュへ落としておきましょう。
    ここで<火宮チナツ[戦傷治療]>使用時に心がける事ですが、このデッキは白エナが大事な反面それ以外の色のエナが盤面に立てるシグニの都合上溜まりやすい構造になっています。それらは起動コストにも使えないためそう言ったシグニをエナから落としつつ白シグニをライフ中へ仕込むようにしましょう。 このデッキの理想盤面は<剣先ツルギ><猫塚ヒビキ><早瀬ユウカ>から2体と2シグニ(相手によって<才羽モモイ><羽川ハスミ>あたりから選択)となります。特に<早瀬ユウカ>の絆起動+アタック開始時で手札が2枚も増えるため常時手札に余裕を持って戦う事が出来ます。相手がハンデス系のデッキでなければ手札二枚切って除去を耐えるのも日常茶飯事です。
    アズサ>効果で1面は空けられるので、残りの面はハンデスも絡めつつ踏んでいき、堅実に点を通していきましょう。手札を潤沢に持たれている場合は<ゲヘナ学園風紀委員会>で<猫塚ヒビキ>×2枚、<才羽モモイ>を加えて場に出す事で5ハンデスが出来ますのでハンデスの応酬が行われた時の<ゲヘナ学園風紀委員会>がどれ程優れているかお分かりでしょう。
    最後まで気の抜けない勝負は続きますが、基本的にフルハンデスして地上を1面要求するためアップ状態を参照する除去ライフバーストの影響をほぼ受けないようにできています。
    最後まで冷静に、確実に点を通しに行きましょう。


    構築について
    1.2シグニ編
    ブルーアーカイブDIVAの下級シグニの中で最初に注目したのが<伊落マリー>でした。それまで猛威を振るっていたディソナ下級シグニをはじめとしたシグニ達の除去を全て弾き、何ならアシストルリグでの除去からも逃げられる事から多くのブルアカルリグが<伊落マリー>を採用し、ディソナルリグ達も<ワウルフ//ディソナ>の多投を真剣に検討しなければならない事態でした。

    しかし、ここはブルーアーカイブDIVA限定構築。レベル2シグニの点取り要員はごまんと居ます。そうなったときにレベル1ルリグにバニッシュやバウンスをされる裏目よりもレベル2シグニに容易に面をぽんぽん空けられる裏目のほうが大きいと考えほぼ全ての1シグニのパワーは7000まで上げられる構築にしています。
    特に先攻1ターン目の<大野ツクヨ>2面でのターンエンドは相手に大きくプレッシャーをかけることができるでしょう。

    いずれも<伊落マリー>が付与したシャドウを簡単に超えてきます。

    ムツキ>は不安定ですが相手が使うと大体5000以上持っていかれます。パワー7000では足りないかもしれませんが3000よりはマシです。

    また、この構築はレベル2でさっさとリミットを6に、次ターンも8にして高パワーを常時維持することが出来ています。リミットが足りなくて出したいシグニが出せない、といったこともなく、盤面再現性も高いため一度扱い方を掴めばどの相手にもほぼ同じ動きで戦っていけるでしょう。

    2シグニについても高パワー、最低基準の8000パワーラインを意識しています。<才羽モモイ><羽川ハスミ>は終盤まで役割があり、<杏山カズサ>もハンデスが十分に行われた状況であれば相手の1シグニを除去しながら<猫塚ヒビキ>でハンデスしたり、と言った事も出来るため2〜4ターン目くらいまで長期使用されることが多いです。

    3シグニ編
    剣先ツルギ>は主にLB用、サーバント回収用に多投していますがあまり使いません。このデッキの中核は<早瀬ユウカ><猫塚ヒビキ>の2枚です。この2枚が並ぶことで<美甘ネル>でなくとも安定して手札を捨て<猫塚ヒビキ>のアタック時効果を誘発させる事が出来ます。
    • 像
    ただ上位シグニを青にすると当然エナに青エナが多く溜まっていき、<アズサ>の起動に差し障ると言う事もあるかもしれません。その場合は手札からエナに置ける白エナを確保しておくとよいです。
    ハンデスが十分に効いているとこちらの盤面はそう簡単にバニッシュされません。そうなると更に手札差はついてくるのでそうなればかなり楽に立ち回れるかと思います。

    アシストルリグ編
    ドローアシストが無いとサーバントを確保できるか不安なので<C&C>は個人的に必須級です。またこのデッキは他のデッキと比べてレベル1の枚数が控えめなので<クロノス報道部>と合わせてパワー7000のラインを二面ちゃんと並べられるようにしたいですね。
    風紀委員会>ですが、前述した<火宮チナツ[戦傷治療]>の追加コストは払いません。何故かと言うと、このルリグにその余裕はなくそれだけエナを使えるなら攻撃に使った方が良いからです。
    エナの他色を落としながら白のカードをライフに追加する事で白エナを得る、ついでにライフ1回復とそんなノリで使っちゃいましょう。

    各種対面について
    実はあまり語ることが無く、<空崎ヒナ>以外のプレイングは基本的に前述した通りです。少しずつ手札回収を使わないとハンデス対面は息切れするため特に気を配る必要がある点は留意下さい。
    空崎ヒナ>対面ですがこのデッキで個人的に最も対戦したくない対面で、多くの黒ブルアカシグニは<早瀬ユウカ>の耐性を無視して面を空けてくるためです。この対面についてだけは<ゲヘナ学園風紀委員会>を中盤に使った方が良いです。絆を得た<黒舘ハルナ>が単騎でどのシグニだろうとガンガンバニッシュしてくるためです。(<ハルナ>の10kマイナス+<ヒナ>の6kマイナス)

    黒舘ハルナ>のパワーマイナスにはトラッシュの枚数が必要です。そのため適当なタイミングでリフレッシュを挟んで弱体化を狙いたいというわけですね。
    フルハンデスした返しに2ドローでリフレッシュするパターンが理想ではありますが、ダメージレースを有利に進めるためにも隙があればリフレッシュさせるのも視野に入れていきましょう。

    ブルアカ限定を飛び出すなら?
    メインデッキは変更する必要ないかなと考えています。下手にブルアカでないシグニを入れると<早瀬ユウカ><猫塚ヒビキ>の条件達成に差し障ります。 アシストルリグですが個人的には2択で、マドカマキナor レイマキナの組み合わせを環境ではよく見るなといった印象です。

    前者は2ターン目にマキナを2までグロウし、後者は2ターン目にレイを2までグロウしリミット6を作ります。このため、1,2ターン目で<マキナウィングスラッシュ>による除去が通じないシグニしか並んでいない場合に後半までマキナをグロウしないプレイの出来る後者の方が私は好きです。
    レイ*月華>→<無我斬>までグロウすると3ドロー3ハンデスで、<一之瀬アスナ(バニーガール)>までグロウした際の2ドロー2ハンデスと比べるとその強さが分かると思います。1ランク上のドローとハンデスをぜひお楽しみください。


    終わりに
    新弾発売から今までずっとお世話になったアズサデッキを一人でも多くの人に触って頂きたく思い急ピッチではありますが紹介させて頂きました。もしカードがあれば是非組んでその安定感を楽しんで頂けたらと思います。
    そんな事をしているうちにもうDIVISIONS DIVAの発売まで1週間を切りましたね。各派閥どれも今までと1ランク上のそれでいて正統派なカードパワー強化だと感じました。ブルーアーカイブDIVAから入った新規セレクターの皆さんにも最初は見た目で選んで全然問題ありませんので是非WIXOSS DIVA(A)LIVEの世界に飛び込んで来てみて下さい。飽きっぽい私がかれこれ8年以上楽しんでいるゲームです、後悔はさせませんので。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。いいねRPブックマーク等是非ご協力をよろしくお願いします。

ウィクロスパーティーに出よう!

by からばこ

READ MORE

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

by からばこ

READ MORE

「理解すればディーセレが確実に強くなる!!」ダメージレース基礎講座(前編)

by しみずき

READ MORE

人気のあのカードについて教えて!シリーズまとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

【ディーヴァ】ゲームが上手くなるために!プレイング、立ち回り記事まとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE