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【ディーヴァ】ハンデス女王!赤緑みこみこのススメ

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    by 46熊

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    ハンデス女王!赤緑みこみこのススメ
    こんにちは。46熊です。
    前回の記事では言うほど解説が出来なかったため今回1本丸ごとみこみこの解説記事を出させて頂く運びとなりました。
    ディーヴァグランプリ6thでは15名という母数5位のルリグが決勝トーナメントに6/16名も歩みを進め、見事277名の頂点に立った事からも今後のフェゾーネ環境を戦い抜く上で無視できない存在であると考えています。ちなみにその次の週香港にて開催されたディーヴァグランプリHONG KONGでも優勝したのはアシストエクスメルの赤緑みこみこだったようです。そして噂によると優勝者の方が来月のフェゾーネ祭に来るとか来ないとか。どうにかこうにかお話したりできないかなと画策しています。
    この躍進を受け自分も使ってみたいと思って下さる方、逆に身近に使っている人がいるけど中々勝てない、と言った方の両方に身になる内容になればと思いますので、ぜひ読んでいってくださいね。


    みこみこの性能
    チーム<きゅるきゅる〜ん>のお家芸である<強力だが選択権は相手にある>方向性はそのままに質が大幅に向上した3つの効果が目を引きます。
    出現時効果は可能な限りドローをさせて欲しいので1,2ターン目までにあらかた相手の手札を捨てさせておきたいところですね(手札1枚以下ならば相手は自身の手札を捨てる選択肢を取れないため)
    毎ターンのアタック開始時効果はどちらも強力ですが、どちらかと言うと強力なのはエナを要求する効果。相手のアシストルリグ(特に手札エナを両方コストにするアシストルリグ、下記参照)次第では<ゼノ・クラスタ>を採用していても序盤のハンデスに対して不用意に切らないという事もあるのですがエナ要求もターン開始時1ドローになる効果も<ゼノ・クラスタ>が反応しません。ディーヴァグランプリ決勝でも中盤以降この効果でハンデスすることなく相手の手札に負荷をかけ続けたため、こちらの<ミルルン//ディソナ>のLBが有効に働いて守り切りアシストルリグを温存する事が出来ました。
    (3面防御する三銃士を連れて来たよ!)

    ゲーム1はいともたやすくエナを伸ばしてくる対面も多いので4エナ払えないタイミングでさっさと支払ってしまっても大丈夫です。一応相手がエナ消費だけで完結する大型アシスト(これも下記参照)を残している場合はそれを封じるためにエナを払わせるよう揺さぶりをかけるために使用することもあります。
    (3コストで2面防御する三銃士を連れて来たよ!)


    青ルリグがエナを与えない除去をコスト無しで行えると言うのは結構破格な事で、似た効果を持っている<VOGUE3-EX マドカ>と比較しても発動条件が圧倒的に緩いため最高峰の除去性能と言って差し支えないと思います。
    ただし<メル=椿姫>がまだゲーム1を使用していない状態でLB持ちシグニをデッキ底へ送ってしまうと相手のゲーム1でLB有りシグニがライフクロスへ追加される確率が微増するためその点は注意です。

    と言う事で、次項からはある程度大まかにゲーム開始から終了までの流れを説明させて頂ければと思います。相手によって微妙に流れは変わりますが2T目の大量ハンデスを狙う流れはどの試合でも共通です。

    参考とするデッキレシピは前回紹介したレシピを使用します。

    デッキレシピ

    対戦時の立ち回り
    マリガン基準
    レベル1は非LBに寄せているため最低限出せるシグニとサーバントを引けていれば他は戻して構いません。優先度としてはサーバント≧LB無し1シグニ≧LB有り1シグニ≧その他といった感じでしょうか。
    デッキ内の赤いカードを引き直して引ける自信がなければ<LOVIT//ディソナ>等を残しても良いかもしれませんがライフの有効LB率を上げたいなどの理由がなければ手放しても良いでしょう。
    また、<イシガメ//ディソナ>を引けている場合先攻1ターン目のエナチャージは行わないことが多いです。理由は現環境だと基本的に踏んでもらえるからですね
    踏んでもらったエナと<メル・リバイズ>でトラッシュから戻した青エナで<EXTRA>連打から<不穏☆FU☆ON!>で手札を一気に捨てさせにかかるのが序盤の最強ムーブです。

    1,2ターン目
    基本的に先手後手問わず1ターン目にハンデスを行う事は少ないです。そのリソースは次ターンの大量ハンデスに回しましょう。その分面要求は最大限行います。相手にもよりますが<ワウルフ//ディソナ>が通るなら彼女を使ってあげたほうが良いですね(面を空けてアタックするよりも貫通できるLBが多いので。但し<ペイラビ//ディソナ>にはご注意)
    2ターン目も多面要求するターンですが出来ればここで大量ハンデスを狙いたいところ。特に先攻2ターン目で大量に手札を破壊できれば通常出てくると厄介なレベル3のシグニが全てハズレ札になる点、どの道3ターン目以降は継続してハンデスを行うため相手のサーバントを切るタイミングはほぼこのタイミングしかない点からです。
    先攻を取った場合のアシスト<エクスクロスファイア>使用については相手によっては後ろに取っておくプレイングもありますがよくわからない場合一点守れる状況なら使ってしまって構わないでしょう。

    3ターン目
    ハンデスが効いていればここで2ドローが出来ます。効いていない場合に手札を捨てられてもこちらにとって有利に働くことに変わりはありませんがそうするとこちらも息切れしやすくなるためそれまでにしっかりハンデスを行っておきたいところです。
    相手のアシストが両面アタックフェイズ持ちの可能性が高ければ<バン//ディソナ><LOVIT//ディソナ>が光ります。手札だけでなくエナにも圧力をかけたり相手の軽量アシストでは除去できないラインを押し付けていきましょう。アシストが片面であれば<ミコオシ//ディソナ>の「みこみこ親衛隊」による圧力が効いてきますね。
    但し<ミコオシ//ディソナ>はパワー10000なので最近流行している<カオス!chaos!混沌!>を筆頭として様々な除去手段でバニッシュされてしまうのが辛いところ。状況を見て出していきたいですね。
    この辺りで相手のリミットも7-8になり戦いが激化してきますが手札エナをしっかり落としていれば相手の動きも満足なものではないはずです。目前の勝利に向けてあと一息ですよ

    4ターン目以降
    このデッキは4-5ターンくらいでゲームに勝利するイメージですが、それ以上長引いたとしてもある程度戦うことは出来ます。それがアタックフェイズ開始時のハンデスまたはエナ要求ですね。これは対戦ターン数が長引くほど此方にとって有利に働くようになります。
    とは言え今回の構築はリフレッシュ等の外部打点を取ることを考えてはいないため、早くゲームが終わるならそれに越したことはありません。

    デス・ビーム・ディーヴァ><CONNECTスピニング><Go to the top>を筆頭とした相手の不意のランデスや<ブルー・ナイトショー>による突然のルリグ凍結等は困りますが、<ゼノ・クラスタ>で多少ケア出来ます。幸いサーバントが無くても地上点の要求が緩ければ<メル・インビジブル>で生存することが出来ます。ここで少し困るのが<ハピネス・フロート>や<DANCE IN THE LANCE>などのランサーを付与するカードの存在です。最後の一点は止まっても道中の点が止まらないため返しを耐えられるとそのままゲームに負けてしまうなどの問題が生じます。
    これはもう対策と言って良いか分かりませんがとにかく攻めましょう。相手の多面要求を耐えた返しで勝てるならそれで良いです。
    幸い<LOVIT//ディソナ><ミコオシ//ディソナ><バン//ディソナ>等の、相手のアシスト、LBを乗り越えて点を取りに行けるシグニは豊富に存在しています。惜しむらくはそれを適宜拾ってくれる<ディソナンス>は今回採用していない点なのですが...生半可なハンデスは<タマゴ//ディソナ>等を採用することで巻き返せるため皆さんの活動圏内でそこまで<ゼノ・クラスタ>が有効に働かない場合は<ディソナンス>の採用も検討してみて下さい。


    基本的に超過2点あれば現環境何とかなります。
    勝利を目指して頑張ってみて下さい。


    よく見かけそうな相手への立ち回り
    ディソナ花代
    相性:基本有利だがLBによるブレが大きい

    LBのブレが大きいという点であまり戦いたくない相手です。実際先のセレモニーでは<シークラ//デイソナ>3枚、<ホープダイヤ//ディソナ>1枚、<マチャフラ//ディソナ>2枚を踏んで全ターンフルパワーで動かれたのでもう2度と同じ事は起こってほしくないですね......それでもなんとか勝つことができたので相性有利なのは変わらないかもしれません。
    基本的にはしっかりハンデスを行い相手の選択肢を絞っていきましょう。
    最近流行している<CONNECTスピニング>もハンデスが効いていればモード3〈手札を全て捨てて4ドロー〉を選ばなければならず、その上でライフまでクラッシュしようものなら盤面はがたがたですし、何より一面バニッシュか3エナ焼きを諦めなければなりません。
    CONNECTスピニング>の流行はみこみこ側にプラスに働いていると思いますが、<INSTIGATE><蒼黒GAIA>でハンデスまで狙ってくる構築はこちらがそこそこドローする事もあって少し厄介です。

    ディソナナナシ
    相性:微不利

    不穏レイのパッケージを採用している対面であれば<ゼノ・クラスタ>が入っている都合で前より楽ですが最近はマドカメルやサンガマドカで防御面を盛りながら攻めてくる方も多く多分そちらのほうがしんどいです。
    パワーラインが大事なので何を立てるか迷ったときはレベル1シグニは<イシガメ//ディソナ>を優先的に立てたほうが良さそうですね。
    この相手に関しては<不穏☆FU☆ON!>及びゲーム1の使いどころがかなり重要になってきます。<ヘドニム//ディソナ>の効果を持ってしてもデッキの底からはシグニを蘇生できないため、厄介なシグニはデッキボトムに送る事で対処出来るといいですね。

    ディソナユキ
    相性:微有利

    ハンデス非ハンデス問わず此方のリソース干渉力が強いので悪い勝負にはなりませんが、<ドーナ//ディソナ>や<コネクト//ディソナ>のパワーラインに対してこちらも<バン//ディソナ><LOVIT//ディソナ>を立てて踏みに行けないと継続的にこちらの盤面が弱体化してしまうため上記シグニを何度も立たせない事が重要になってきます。
    大装 ゲイヴォルグ>を多数採用されていると毎ターンリソース差が2枚くらいついてしまうのでとにかく引かせないことが重要です。非ディソナシグニなので<スーパー・ヘルエスタセイバー>くらいでしか能動的な確保手段が無いのが救いですが、それはそれとてしっかりハンデスしましょう。

    アンジュ
    相性:有利

    最近だと対面全員<エルドラ!バースト・ラッシュ!>を横に置いてくるので気が気ではありませんが、<EXTRA>によるルリグアタック制限や<ミコオシ//ディソナ>によるルリグ凍結もあるので多分有利寄りかなと。
    西園チグサ>の存在から<エクスクロスファイア>は可能な限り後ろに温存したいですが、一度ルリグ凍結を挟めれば<メル・インビジブル>とサーバントで確実に生存できるので狙っていきましょう。
    どの対面でも同じなのですが特にこの対面でリフレッシュ戦法を取られた場合絶対にライフクロスの中身を把握して下さい。<ミコオシ//ディソナ><EXTRA><ミルルン//ディソナ><サーバント #>の枚数を把握すると不用意にアシストを消費する事もなくなります。
    言うて手札を供給する手段は限られているのでしっかりハンデスを利かせれば十分戦えます。横の<とこ レベル2'>)が12000マイナス入れながら<西園チグサ>を回収すると返しで絶命するのでそのタイミングでは全ハンデスした状態で<LOVIT//ディソナ><ミコオシ//ディソナ>を立てて攻めましょう。13000の<ミコオシ>が生存してくれれば何を回収しても叩き落せます。

    リゼ
    相性:5分
    (先手後手次第)

    先手だとあまり気になりませんが後手を取るとルリグアタックが通らない分不利な相手です。また、ゲーム1でシャドウが付くのも厄介。
    バーチャル軸だと<空星きらめ>の対処に困る事もあるので極力先手を取りたい相手です。点要求は緩やかなので落ち着いて立ち回りましょう。

    フェゾーネアン
    相性:微有利

    巷ではみこみこキラーとの呼び声も高いらしいアンですが、アン側のプレイスキルがかなり重要になってくる印象です。
    アン//ディソナ>に3以上シャドウと色シャドウを付ける動きは確かに強いですが2T目のフルハンデスに対して手札にキープするのはかなり難しく、エナに逃がしても後手を取るとで焼けてしまうので付け入るスキはいくらでもあります。
    対戦回数まだ2桁行くか行かないかなので色々と試してみたい相手ではあります。

    フェゾーネ遊月
    相性:微有利

    シークラ//ディソナ>みたいなシグニを有していないためリソースをしっかり縛りながらマウントを取り続ければ花代よりも戦いやすい相手です。後手取った場合毎ターン最大打点要求かけると相手が3に乗ったタイミングでライフ2〜0くらいなのでそのターンの要求を凌げば多分勝ちです。先手だと1T耐えるタイミングがありますがそこで<ゼノ・クラスタ>が活きます。
    フェゾーネマジックと構築の自由度からリーサル盤面の火力は花代よりも高くなりやすいためその点は注意です。

    電音部アキノ
    相性:5分
    (先手後手次第)

    先2でフルハンデス決まればかなり有利に動きますが後手取ってLBでどかどかトラッシュ送りにされるとかなりしんどいかもしれません。
    実際先日LBで3面トラッシュに送られ1点足りず負けた苦い思い出があるので結構危険視しているルリグです。
    バン//ディソナ>の重要度が高い相手です。シャドウが付いていなくても15000の<茅野ふたば>を除去する上で重要になってきます。
    手札を増やされるとフェゾーネマジックで回収されたサーバントを落とせなくなるため最初から最後まで相手の手札は枯らし続けていきましょう。<水上雛>のLBも無効化する事が出来ます。

    原子軸フェゾーネアロス(マキナLION/カオスゼノクラ想定)
    相性:不利

    以降はアシスト及びピースまで固定していますが多分このアシスト編成が最強と思ったのでこの構成で話します。
    先日のDGPにて突如登場した新たなデッキで、私のアロスへのイメージを180°引っ繰り返した正直DGPにて確認したデッキの中で最も結論に近い構築だったように思います。横で見ていて(これ当たったら勝てなくないか......?)と震えておりました。当たらなかったので良かったです(安堵
    ハンデスと<エクシア>の相性が良いのは今までにも何度か言及しましたがそれに加えて<羅原姫 H2O>を除去する手段がほとんどありません。大量ハンデスも一旦<ゼノ・クラスタ>で耐えられるのが厄介です。こちらの<メル・インビジブル>は点を止められるだけで<羅原姫 H2O>のアタック時効果は止まらないのに相手のはこちらの<ミコオシ//ディソナ>のアタックトリガーを止めてきます。
    エクシア>を拾う手段がほとんどないためハンデス量で上回る事が出来れば何とかなりそうではありますが、選択肢の多いデッキなので使い手の力量で強さのイメージはかなり変わるのかなと思います。

    カオスタマ(ウムルメル/カオスゼノクラ想定)
    相性:微有利

    彗星のごとく現れたニューカマー。堅実に攻めるかと思えば全面空き<ガクブチ><ガクブチ><コウメイ>ゲームで6点取りにくる力強さを併せ持ちます。
    ウムル=クリアー>でサーバントを何枚落とされるかがかなり影響してくる対面です。サーバントを持ち過ぎるとウムルのグロウタイミングが早まるため基本的に手札のサーバント枚数が2枚以上になる状況は避けたく、もし持っているなら追加のドローはなるべく避けるようにしましょう。(<不穏☆FU☆ON!>も場合によっては使用を控えます)
    ミコオシ//ディソナ>のルリグ凍結が光る対面ではありますが変なタイミングで踏ませても相手は2エナ払ってルリグを起こしターンエンド、とする事が多いため出来れば最後のルリグアタックに合わせたいところ。リフレッシュ1回挟んでいればライフクロスの中身は把握できるため<EXTRA>系が埋まっていそうならルリグの2パンは受け→ガード、<ミコオシ//ディソナ>が埋まっていそうならガード→受けで対処しましょう。


    終わりに
    結構色々な対面を解説したかと思います。みこみこ、自分のリソースの細さを大量ハンデスと瞬発力で補っているためリソース過多のデッキを相手にすると結構こっちのリソースがもたないと言った事もありますがどの対面にも基本的にやることが一貫しておりお勧めしやすいルリグです。環境的に無理と思われる相手が居ないのも良いですね。
    サンプルとして私が使ったレシピをそのまま掲載していますが<イシガメ>の枚数やリルの採用非採用、LB枠の微調整など好みでカスタマイズする余地は多く残していますし赤緑でない構築もDGPベスト16に入った方々のものが上がっているため色々なみこみこを試してみて下さい。
    それでは今回はこの辺りで。ご拝読いただきありがとうございました。


    おまけ:君たちはどう使うか?
    あまり読者の方に『君』とか言いたくないのですが元ネタに忠実に。
    一応シリーズ化するつもりで何本かストックしているのですがネタが切れたらやめます(笑)
    今回はこちら。
    メインのライフクラッシュに弱いものの基本的に1ダウン2ドローをノーコストで行える偉い子。皆さんはこの効果をどちらから使用していますか?
    アタックトリガーの絡まない3点要求に対してですが基本的に2ドローから行う事をお勧めします。それは2枚目のライフクロスが3点目を止めてくれるLBを持っていた場合1枚分LBが無駄になるからなんですね。この順番で行えば1面止め2ドローだったはずのアシストは1面止め4ドローに化けてくれます。直感でダウンから行っている方、ちょっと立ち止まってドローから行ってみてはどうでしょうか。
    これが2面要求やアタック時効果を持つシグニが居る場合だとまた状況が変わってくるため、その辺りは自分で色々試してみて下さい。相手と感想戦を行ってもいいですね。

    それでは〜

ディーヴァグランプリ6thから見るフェゾーネ前期環境

    posted

    by 46熊

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    ディーヴァグランプリ6thから見るフェゾーネ前期環境
    こんにちは。そして。

    ディーヴァグランプリ6th,優勝したぞぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

    今回から全7回戦に増えた予選を全勝し、トーナメントでも並みいる強豪を内倒しての11-0優勝でした。自分の考える限り一つの大会でこんなにも多数戦った事はありませんでした。これ本当に私がやったんですかね
    とか何とか考えながら夜行バスに揺られ、気付けば終点博多から地下鉄を乗り継いで家路につき。
    3日ぶりの我が家を懐かしむ暇もなく仕事へ向かう準備をしていた時でした。鞄から取り出す荷物の中に一つずっしりとした感触が。

    ディーヴァグランプリ6th、CHAMPIONと書かれた世界に一つだけの私の大切な宝物でした。


    ...............
    .........
    ...

    等と感傷に浸るだけでも良かったのですが今回は遊々亭ブロガー兼6代目頂点歌姫として、フェゾーネ前期環境についての所感及び今回相棒に選んだ最強デッキ、赤緑みこみこの解説をさせて頂ければと思います。
    11月3日発売のブルーアーカイブとコラボした新弾が発売するまでかなりの時間があります。現状今見えているカードプールだけで戦う必要があるため、現行のトレンドはしっかり押さえておきましょう。
    来月の『九州祭』(飯が美味い街福岡で行われます、絶対に食事の時間を用意して来て下さいね)及び『フェゾーネ祭』(素敵な仲間とチームを組めました、待ってておくれよ関東のみんな)でも重要になってくると思われる要素も多数解説しています。皆様の快適なディーセレライフの一助になれば幸いです。

    環境予想と実際のDGPルリグ分布
    新弾『フェゾーネ DIVA with 電音部』発売となりましたが、群雄割拠となる環境においてもその中心に居るのは前弾から猛威を振るったディソナルリグだと予想していました。
    また新弾発売後は各所で<盛夏の成果 アン=サード>や<炎泳華 遊月・燦>、<憧憬へ前進 アキノ>が結果を残しており、新弾の影響も決して無視できないと判断。そんな中、有志が環境へ投下したとある構築が目を引きます。
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    トラッシュの封殺とリフレッシュによる超過1点奪取、手軽な面除去、何よりも状況に応じて強い白シグニを3枚も回収できる効果が有り得ないくらい強く、通称<混沌(カオス)タマ>(色々な呼び方をされていますが私はこの呼び方が好き>と呼ばれる構築は突如環境に現れては一気に全国で流行を見せました。その最大瞬間風速は全国のWXプレイヤー達の心(エンジン)に火を付けたため、このデッキも間違いなく一定数扱う方がいるだろうと予想。
    余談ですが白タマ黒タマその先に混沌タマが居るの少しエモくて好きです。

    事前の調整では高火力のディソナルリグに対しアンが強く、そのアンを空中戦で強襲できる白タマを始めとしたルリグアタック強者勢の分布も増え、それらが増えるなら序盤を攻めに極振りした花代や遊月のような赤ルリグもシェアを伸ばし3竦みとなるような事態を想定していました。
    実際のルリグ分布及びも使用者数は公式からすでに出ていますが概ね上記予想を反映したものとなっています。
    前環境で様々な型を確立させ猛威を振るった花代が29名と堂々の1位、白黒2タイプあり前述の混沌タマの流行もあってのタマが次点23名となり、次点でナナシと遊月が続きました。アンの数は15名と全体でみれば5位でしたが、新規に登場して構築がはっきりと定まっていない中での15名はかなり多かったのではないでしょうか。
    また花代遊月を筆頭に新規ピース<CONNECTスピニング>が猛威を振るった印象でした。採用ピースの内訳なども公式さんがまとめてくれると嬉しいですが何せ277人もいるので厳しいかもしれません。
    不意にエナを焼かれるわライフ枚数がズレるわで強襲性能が極めて高く、環境がはっきり定まっていない大会でこれほど有効に働くピースも中々無いでしょう。今後の使用率がどうなっていくのか気になる一枚です。<ゼノ・クラスタ>を用意して最低限抗えるようにはしておきたいですね。

    今回使用したデッキについて

    そんな中で私が相棒に選んだのは<みこみこ☆さんさんまぜまぜ>でした。
    どんなデッキにも刺さるハンデスを主体としながらディソナ環境前のハンデスルリグには無い攻撃力まで備え、手札だけでなくエナにまでも干渉できるリソース搾取の女王。何よりディソナ前期からずっと相棒として使っていたルリグなので環境的に行けそうと分かれば使わない理由がありませんでした。参加者の母数としては15名とアンと並び5位の参加人数でしたが決勝トーナメントには他のルリグを押しのけて6名も上がっていました。他のルリグがほとんど1名、多くても2名のピルルク(コードとアロスで1名ずつですが)だった事を考えると圧倒的と言えます。
    この結果からも、今大会屈指の勝ちルリグだったのかなと思いました。
    今回はアシストを鉄板のエクス、安定した防御性能を誇り地上の要求が緩むならルリグのアタックも止めてくれる<メル・インビジブル>を擁し、エナも山を減らさずトラッシュから好きな色を置かせてくれるメルを採用。赤白や赤黒のアシストも選択肢としてはありました(実際予選を抜けたみこみこのアシストは赤白3,赤緑2、赤黒1と赤白が多かったです)が、タマやアンジュなどのルリグで詰めて来る相手に対してもダメージ無効がきっちり有効な防御になるため赤緑で手札エナを潤沢に確保して戦う編成にしています。
    赤緑は広い相手を見られる一方で赤白や赤黒のみこみことミラーマッチになった場合リソース差や防御の質で不利を強いられるのですが、これだけみこみこが居てミラーにならなかったのは本当に救いでした。
    ピースは前弾から猛威を振るった最強のディソナ産ハンデスピースの<不穏☆FU☆ON!>を前弾から続投し、どこからでもハンデスランデスが飛んでくる事態を重く捉えずっと使っていた<ディソナンス>を泣く泣く外して<ゼノ・クラスタ>を採用。<ゼノ・クラスタ>でなかったら負けていた試合が1試合あった他ほぼ全試合でフルパワー使用が出来たため選択としては間違っていなかったと思います。
    10001.jpg 10005.jpg
    メインデッキも一部調整行いました。<ディソナンス>に甘えてピン採用していたシグニ達を一度抜き、採用シグニは全て2枚以上。また、非ディソナシグニが環境に増える事から特に要注意と思われる<聖天姫 エクシア>の上からでも単騎で点を取りに行ける<リル//ディソナ>の枠を作っています。
    この<リル//ディソナ>、スペル<開園の合図>よりも除去の範囲は狭いですが手札から撃つ以上手札1エナ1の合計2リソース使っているのでトータルの消費リソースは同じで、しかも後払いなのでLBで止まった場合支払不要なのが助かります。
    後は電音部の<ちゅーにんぐあっぷ!>に1T作られるのが嫌だったので結構無理をしてでも<バン//ディソナ>の枠を2枠捻出。実際に対面した電音部を相手に全面シャドウの上から多面取りに行けましたし、<エクシア>を二面立ててきた相手に<バン>二面立てて吹き飛ばしたりとしっかり機能してくれました。
    他には準専用シグニの<ミコオシ//ディソナ>にも全試合通して助けられました。予選及び決勝トーナメントで2度対面した青黒のアンジュに対して両試合しっかり盾から踏ませルリグを凍結することで1Tリーサルをずらす事にも成功しており、このカード無くしての優勝も無かったように思います。

    (君は完璧で究極のアイドル!)
    調整チーム<WX Pros.>の話
    私事ではありますが。
    優勝後のインタビューでも熱く語ったため公式のコラムか何かにも話題が出るかもしれませんが、先日名古屋で開かれたディーヴァグランプリ5thの後で私は知人の調整チーム<WX Pros.>に招待頂き、今もなお所属しています。メンバーは全員私の知っている方々で、少人数ながら全員が全国大会出場やディーヴァグランプリファイナリスト、WBC(各ブロックの優勝者が野球して一位を決める嘘みたいなイベントが過去にありました)優勝者など錚々たる面子が揃っており、公式のコラムに寄稿しているライターさんも擁する凄いチームです。頂点歌姫も私を含めて2名在籍しています。凄い(語彙力の欠如
    今回ディーヴァグランプリへ出場するにあたり、Pros.の皆さんには構築からプレイング指南まで多方面にわたりお世話になりました。環境の予想も概ね当たっており、その予想に向けてデッキを組んだのですから刺さらないわけがありません。
    広い視野を持って意見を出してくれる皆が、ほぼほぼソロでウィクロスを行っていた私の事を仲間だと呼んでくれる皆が、私の優勝を自分の事のように喜んでくれる皆が大好きです。これからも下らん事を談義しながら一緒にウィクロスを続けていきたいなと思っています。

    今後の環境
    みこみこが目立ち過ぎた事から環境もみこみこを見た構築にシフトしていくのかなーなどと朧気ながら考えている所です。また今回母数は少ないながらもグランプリに向けてしっかり仕上げて来た<原子アロス>を筆頭とする新たなアーキタイプはこれからさらに洗練され環境の一角に躍り出て来るでしょう。さらに複雑化し勝ちあがるのが難しくなる中、次の大舞台で頂点に立つのはどんなルリグなのか。今からわくわくしながら行く末を見守りたいと思います。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。次回は環境にて猛威を振るっているあんなデッキこんなデッキについて紹介させて頂けたらなと思います。

フェゾーネ DIVA with 電音部 発売記念インタビュー【ウリス編】

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    by 46熊

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    フェゾーネ DIVA with 電音部 発売記念インタビュー【ウリス編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    ターン1の追いパワーマイナスにより、<フェゾーネマジック・ブラック>を最も上手く使えるルリグです。
    準専用となっている<ナナシ//フェゾーネ>も組み合わせながらとにかく相手のシグニをバニッシュして攻める正統派の戦い方を得意としています。
    毎ターンパワーマイナスを行えるような構築にする事でその真価を最大限発揮してくれるでしょう。
    また、観測する限り多くのプレイヤーが重要視していなかったグロウ時のお互いにデッキを落とす効果は思わぬ所で刺さります。
    使う場合はその枚数を適切に戦略へ取り入れられるよう、使われる場合は自分のデッキを5枚少なく換算しながら立ち回っていきましょう。

    ◇最初に考えたデッキレシピを教えてください。
    アシストルリグ/ピース
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    一度下級をディソナシグニで固めて組んでみたのですが、出現時効果を使うために下級ディソナシグニをコストにする必要があり逆に序盤の安定感を欠いた事から非ディソナで組むことに。
    非LB枠がカツカツで逆にLB枠が余った事からLBとして強烈に機能するスペルを多数詰みながらスペル軸で回していく構築になりました。

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    序盤は<オイゴナ><プリズン・プリーズ>とアシストルリグ以外に点を取る手段が限られていますが、取れる面を取りながら堅実に点を通していきましょう。
    3に乗ってからが本番です。先攻ならば<ナナシ//フェゾーネ>の覚醒効果、ベット起動、ルリグ効果を絡め相手の盤面によっては単独で三面取りに行くことも不可能ではありません。
    フェゾーネマジックやピースを絡める事でもしっかり要求していくことは出来るはずです。
    また、パワーマイナスはどうしても相手のパワーラインに除去の程度が左右されてしまうため、相手がそこまでハンデスを行ってこないような対面であれば積極的に手札も狙い撃ちしていきましょう。
    相手のパワーラインが下がればこちらの除去を通しやすくなるだけでなく<エクシア>の存在がより相手にとって負担になる事でしょう。

    ◇キーカードは何ですか?
    羅菌姫 ナナシ//フェゾーネ
    パワーラインを削ぎ落し除去性能を増した<アンナ・ミラージュ>と言えば雑ながらその強さが分かるかと思います。今回はコイン効果も使いたかったので1でコインを得られるアシストルリグの中で今回は新規登場したママを採用しました。<エナチャージ1>は若干心許ないように見えますがピース<蒼黒GAIA>を早期に発動する為のコスト確保としても有力で、<ママ カンニング>は0コストという低コストながら1面バニッシュor1〜3面止めが出来るアシストであるため防御に使ってもグロウコストへの負荷がないのはとても助かります。相手の場に同じレベルのシグニが居るときほどその効果は強く発揮されるため、2ターン目の221盤面や3ターン目以降の331盤面に当てていきましょう。
    ナナシ//フェゾーネ>はコイン効果を使う想定ならば前述した通り単騎で全面破壊することも不可能ではありません。何度でも使いたかったので最大枚数採用しています。

    聖天姫 エクシア
    このデッキはハンデス+ナナシ等で要求を通していく傍らハンデス+<エクシア>で守りを固める動きで圧をかける事を目標としています。
    使ってみると分かりますが道中のダメージを地味にしかし堅実に軽減してくれます。LBも強く序盤手札に構えるカードではないため盾に埋まる事も期待して最大枚数採用させて頂きました。

    コードハート ピルルクAPEX//メモリア
    スペル軸にしよう→でも青エナそんなに無くない?→こいつ青黒やんしかもスペル拾ってきてフェゾーネマジックとも相性が良いやん!(興奮)
    と言う事で最大枚数取りました。コストパフォーマンスでは<ナナシ//フェゾーネ>に軍配が上がりますが、今までほとんどの方が気にしていなかった『常:シャドウ(スペル)』がフェゾーネマジック飛び交う今弾思わぬところで役に立つかもしれませんね。

    ◇今回紹介したデッキの調整用で持っておきたい過去弾のカードはありますか?
    幻竜姫 ドラゴンメイド
    リフレッシュに寄せるなら道中の山削り+フィニッシャーとして採用の余地のある1枚。ピースでデッキを10枚落としながらこのカードを回収することでリフレッシュ+バニッシュで盾1から倒しに行くような使い方も出来るかもしれません。
    黒龍獣なのでウリスで使いたい......みたいな方にもおすすめです。

    コードアート ララ・ルー//ディソナ
    フェゾーネマジックのバニッシュで他色シグニを対象に取ればバニッシュスペルを実質トラッシュ送りに変えられるそんなシグニ。エナにも干渉したい方は採用の検討がありそうですね。
    詰めで他色を潰して大型防御アシストの防御面数を減らすような使い方も出来ますがその場合は別途このカードをいつでも公開領域から蘇生するカードが必要になりそうです。
    このカードだけでなくスペルとシナジーのあるカード、逆にスペルにメタを張るカード(<ミルルン//ディソナ>や<Cヤンデリア>等)が今まで以上に注目されるかもしれませんね。

    ◇最後に一言お願いします。
    フェゾーネ DIVA With 電音部の存在は私の評価をいい意味で裏切ってくれました。今回紹介したデッキ以外にも3つくらいデッキを作っているくらいには新弾環境を謳歌している所です。
    三週間後にはディーヴァグランプリも開催されます、参加される方はバカンスとは無縁の過酷な夏になるかもしれませんが、自分の目標に向かって推しと一緒に頂点(テッペン)を目指しましょう!

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