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BJC2024前哨戦振り返り(後編) -ブラウボーイズファイトでのデッキ選択について-

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by ひっきー

BJC2024前哨戦振り返り(後編) -ブラウボーイズファイトでのデッキ選択について-
挨拶
改めまして、ひっきー(@August88August)です。
前編を読んでくだった方ありがとうございます。
まだの方はこの記事を読まれるまえにお読みいただけると幸いです。

今回は「BJC2024前哨戦:ボーイズファイト」で使用させていただきました[すとぷり]を中心にご説明させていただきます。


ボーイズファイトにて使用するデッキを考えるにあたり想定しないといけないこと
前提として、対戦相手の使用タイトルの筆頭を[ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-]の8枝(チョイスアイコン)に設定しておりました。
他の候補として枝門ヒプノシスマイク・8枝A3・8扉名探偵コナン・8枝Disneyなどプレイヤーの傾向からピックアップも並行して想定させていただいておりました。

8枝(チョイスアイコン)のヒプノシスマイクを想定するにおいて対策すべき舞台形成として前列に<Extra Wardrobe 03 伊弉冉 一二三> + <Extra Wardrobe 03 観音坂 独歩>を配置し<Extra Wardrobe 02 白膠木 簓>または<CROSS A LINE 有栖川 帝統>が状況に応じて舞台に登場していることが挙げられます。

この舞台状況に対処できるタイトルかつデッキ作成が今回は求められると思いました。
前編に掲載したタイトルおよびデッキ内容の中には対処できないケースのためリスク大と判断し使用断念に至っているデッキもあります。

※前編の記事にて掲載してデッキレシピ・タイトルを見直していただき読んでくださった方の視点でご自身の持っているデッキ含めこの想定される舞台状況をどう対処するか考えてみてください!


すとぷりでのデッキ調整履歴
8扉 すとぷり (初期型)
レベル2
3
クライマックス
8


最初に手を付けたリストになります。Vol.1のフォローとして実装された<ロイヤルプリンス 莉犬>をはじめ<ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! ジェル>・<ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! さとみ>・<ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! 莉犬>などのレベル0の足回り・道中のフォローができるキャラクターカードを使用しゲームメイクするイメージです。
また、<冬の苺の王子様 莉犬>が相手のキャラクターをリバース(倒す)ことでテキストが誘発するCXコンボを持っており、デッキの構成が扉(カムバックアイコン)8枚であることから<Prince すとぷり>を当初採用しておりましたが、<ヨアケイロ 莉犬>の採用に変更する形となりました。

今回、レベル2での早出しキャラクターカードとして<これからも一緒に! るぅと>が実装されましたが初期構想時は赤色(ルビー)と青色(サファイア)の2色で運用しプレイをややこしくしないところから始めました。

強み
弱み
以上の内容から次のデッキリストへ修正を行いました。

扉チョイス すとぷり (前哨戦前)


前回のデッキリストで見えた弱みを補うために修正したデッキとなります。
過程で何度か修正を行っておりますが、修正がまとまった内容のデッキレシピを掲載させていただております。

大筋は[すとぷり]の記事をはじめ記載内容にズレはありませんが、
後列を序盤は<ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! ジェル>+<Here We Go!! すとぷり>で配置し、中盤以降は、<Strawberry Summer! 莉犬>+「Here We Go!! すとぷり(STPR/01B-045)」で配置することを念頭にお読みください。

採用枚数については、ボーイズファイトは1戦のみの形式なので枚数に厚みをもたせ引ける確率を上げた内容になっております。

強み
  • 仮想舞台である<Extra Wardrobe 03 伊弉冉 一二三>+<Extra Wardrobe 03 観音坂 独歩>を配置し<Extra Wardrobe 02 白膠木 簓>または<CROSS A LINE 有栖川 帝統>に対し黄色(トパーズ)をデッキに取り入れ<これからも一緒に! るぅと>を採用しました。
  • 黄色を採用したことにより、<手をつないで 莉犬×るぅと>も採用できた点は大きいです。このカードを採用することで、「Extra Wardrobe 02 白膠木 簓(HPMI/01B-025)」または「CROSS A LINE 有栖川 帝統(HPMI/PR-011)」への対処札の候補に厚みを持たすことができたと考えます。
  • 「Extra Wardrobe 03 伊弉冉 一二三」+「Extra Wardrobe 03 観音坂 独歩(HPMI/01B-017)」を「これからも一緒に! るぅと」+<寒い日も君と一緒! ころん>または<RRぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! 莉犬>を絡ませ「寒い日も君と一緒! ころん(STPR/01B-048)」を2体登場させることもできるので対処すべき状況へのこちらの選択肢を増やせたことはとても大きいです。
  • 余談ですが、「これからも一緒に! るぅと」+「寒い日も君と一緒! ころん(STPR/01B-048)」×2の舞台形成も条件次第で可能なのでレベル2から3点ヒールできるのも大きな旨味の1つとなります。
  • 助太刀(<苺の黒王子 ジェル>)を使用するケースや相手がダイレクト面を空けるプレイに対し、今回は<これからも一緒に! ジェル>を採用させていただきました。
  • 「これからも一緒に! ジェル(STPR/02B-004)」のCXコンボによりキャンセルされた場合でも追加ダメージを与えられるのでキャンセルされなければ大きなダメージを、キャンセルされても追加ダメージの可能性を生むことができるので前回の弱みを補えた印象です
弱み
  • 黄色(トパーズ)・赤色(ルビー)・青色(サファイア)の3色発生デッキのため色の発生を意識しながらプレイをする必要がある。
  • レベル1クロック0の状況でのプレイ判断が難しい。
  • 相手のキャラクターをリバース(倒す)ことでテキストが誘発するCXコンボのため後列が前回のレシピよりパワーラインのフォローが弱いので長期戦(BCFやWGP)には不向きである。
修正したことにより、対面へのアプローチ・採用カード理由の言語化など質の面で向上できたと思いました。
が、諸事情により[すとぷり]の記事が先行公開されためデッキレシピが一時的に誰でも確認できるようになったので急遽デッキレシピのテコ入れを行うことにいたしました。

チョイス扉 すとぷり (修正版)


基本的な採用カードに大きな変更点はございません。
このデッキが本来WGP2024(下半期)で使用しようと思って煮詰めていたデッキとなります。
WGPでこのデッキレシピを運用するかはわかりませんが、うまく煮詰めることができたためボーイズファイトにて使用するに至っております。


変更後の採用カード・採用枚数理由
  • Prince すとぷり>は相手のキャラクターをリバース(倒す)ことでテキストが誘発するCXコンボを採用したデッキかつ後半も面取りを行うにあたりパワーラインのフォローが+1000であることは大きな役割として機能すると考え採用いたしました。
    また、「Prince すとぷり(STPR/01E-002)」と<ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! ジェル>を採用することで後列候補を4枚採用しているととらえることもできる点からパワーラインのフォローに厚みをもたせられたと考えております。
    「ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! ジェル」は前列にいてもパワーラインのフォロー+500できる点から「Prince すとぷり(STPR/01E-002)」と合わせて1500のフォローができるなど利点は大きいと考えます。
  • 上記の観点から<Strawberry Summer! 莉犬>の採用は断念しております。断念しましたが、助太刀である<苺の黒王子 ジェル>を使用し面を取られない工夫は必要となります。
  • これからも一緒に! るぅと>を2枚へ修正した理由として舞台に「これからも一緒に! るぅと」を2体登場させる旨味や必要性がないと判断しました。「これからも一緒に! るぅと」の往復(自ターン・相手ターン)で機能する1枚引いて1枚捨てる効果を過剰に行うと山札のクライマックスを少なくしてしまい相手もその効果を逆手にとるプレイができるため舞台には1体いれば良いと判断し2枚採用に至りました。
  • 寒い日も君と一緒! ころん>を4枚へ変更した理由として、レベル2を1ターンでも長く維持することがこのタイトルの戦いかたのため助太刀である「苺の黒王子 ジェル(STPR/02B-013)」を使用するなど面が残って自分のターンが返ってきた際に再度登場させたいために4枚採用と厚みをもたせました。
このデッキは、短期決戦としての価値は少ないかもしれません。
短期決戦では、勝てる確率を上げるデッキ作成が望まれます。
このデッキは長丁場を乗り切るうえで起こる手札事故や流れが悪いときでも比較的安定感のある形式に整えております。


◆おまけ◆
チョイス扉 すとぷり (WGP2024)


ボーイズファイトを経て感じた課題をもとに修正したデッキとなります。
後期(WGP)にて、対面を想定する際に1つの参考にしていただけますと幸いです。

後列枠となる<Strawberry Summer! 莉犬>と<寒い日も君と一緒! すとぷり>を各1枚ずつにしているのはプレイヤーの好みでどちらかを2枚にできるように感触を確かめられるための散らしです。
  • 「Strawberry Summer! 莉犬(STPR/01B-035)」→11000を形成できる
  • 「寒い日も君と一緒! すとぷり(STPR/01B-046)」 →レベルの縛りなく+1500のフォロー&クライマックスが捲れた際のソウル+1の恩恵でプレイに幅を持たせられる点が大きいです。
手をつないで 莉犬×るぅと>の役割を<寒い日も君と一緒! ころん>の助太刀無効化のテキストによりアタッカーとしての補完ができているようにも感じたので「寒い日も君と一緒! ころん(STPR/01B-048)」で対処しようと思い枠を1つ空けました。

レベル2において前列を<これからも一緒に! るぅと>+「寒い日も君と一緒! ころん(STPR/01B-048)」×2、後列に「Strawberry Summer! 莉犬(STPR/01B-035)」または「寒い日も君と一緒! すとぷり(STPR/01B-046)」の舞台をどう対処するかを考えておくと後期(WGP)にて、結果ひいては権利を獲得するだけのデッキになるのではないかなと思っております。

3面処理を目指せれば最高ですが、全部のタイトルが可能ではないのは承知しております。
各々のデッキにおいて、想定をしておくだけでも大事という意味です。
想像を超えていなければ慌てることなく、自分のプレイに集中できますので仮想場面として研究していただけますと幸いです。


まとめ
公式があげている動画に残っておりますが、当日の相手選手に流れ(運)がありました。不利な流れをギリギリまで耐えられたという点ではコンセプトが活きた結果だと考えます。

発売して間もないため、タイトルとしての正解ではないかもしれませんが、1つの方向性として私なりの答えをお見せできたのではないでしょうか。

WGP2024最初の地区は広島となります。
権利の点では名人戦の権利が得られる[ブラウファイト]があります。
参加予定の方は、是非仮想タイトル・使用候補の1つとしてお考えくださると幸いです。

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