
デッキ紹介 「【推しの子】Vol.2 扉門」
今回は先日発売された「【推しの子】Vol.2」を含めた推しの子のデッキ紹介になります。
Vol.2はVol.1には1種も無かったメインフェイズ中にクロックを増やして手札を整えるようなカードが何種か登場し、黄は経験、赤は思い出参照多め、といった特徴を引き継いで伸ばしていくような形になっているという印象ですが、今回はせっかくなのでCX連動を新弾に入れ替えてVol.2中心のデッキにしたいと思います。
デッキレシピ
レベル0
計18枚
CX連動の対象が多い<巨星の演技>と<傷移しの鞘>を採用した赤青デッキとなります。
レベル0はほとんど新規のカードで構成していてこのデッキだと色は合っていないのですが、先攻でも後攻でも活躍が期待できる<役者としての矜持 有馬かな>を採用しています。<謹賀新年 有馬かな>が出ていれば前列中央で戦うようにして手札に戻せる可能性を発生させて、ストックを稼いだら集中や<あと、もう少しだけ... 有馬かな>・<コーヒーを片手に アクア>等で手札を維持・調整していく事を狙います。
レベル1は<水族館デート 有馬かな>に何を合わせるか迷った部分がありますが、まずは使ってみたいという考えから舞台に登場するキャラは赤に統一した形にしています。
<調整役 有馬かな -ツルギ->は中央に居ればパワーが8000まで出てアンコールを持てるカードで、<ホームパーティー 有馬かな>は全体のパワー上昇と「調整役 有馬かな -ツルギ-」へ変わる効果を持っているため基本的に中央は「調整役 有馬かな -ツルギ-」を出して「水族館デート 有馬かな」を前列左右で連動していく形を考えています。
「謹賀新年 有馬かな」の効果が相手ドローフェイズ+前列中央のみなので「調整役 有馬かな -ツルギ-」が対象になりやすく、相手ドローフェイズ時に手札に戻すかを決めないといけない点が少しアンマッチな印象を持っていますが、「調整役 有馬かな -ツルギ-」が出ていない状態であれば「水族館デート 有馬かな」を中央に置いて手札に戻せる可能性を増やす事を想定しています。 レベル2は<観劇デート アクア>や<クリスマスデート 黒川あかね>を出していき相手の場に触りながらこちらの場を整えていくような形を考えていて、<導かれし双星 アクア&ルビー>の早出しで回復も狙っていきます。
また、相手の前列中央の枠が空いている場合、<胸の内のもや 有馬かな>を中央に出してアタックにいき、相手ターンで「謹賀新年 有馬かな」の効果か相手CXが置かれたタイミングで自身の効果で前列中央を空けてそこに「観劇デート アクア」の効果で「導かれし双星 アクア&ルビー」を移動させてパワーを大きく上昇させるといった動きを考えています。 レベル3では<星降る夜に 黒川あかね>の連動を狙っていきます。
「星降る夜に 黒川あかね」の連動は失敗するか成功するかの計算がしづらく、若干使いづらい感じではあるのですが効果対象は相手のカードがCXでも発動するので、少し雑に複数展開して連動を狙ってもよく、前弾から採用している<陽東高校一般科 アクア>から登場すれば実質1コスト追加するだけで相手の山を戻す効果が増やせるので、1面連動しかできないならより大きいダメージを狙っていく場合の選択肢として考えています。
主な採用カード紹介
謹賀新年 有馬かな
特定のCX限定になりますが5枚集中+序盤から手札を減らさない可能性を付与できる効果を持っているデザインで、4枚入れたいと思ったのですがレベル0が多くなりすぎそうだったので3枚採用にしています。デメリットに感じる点は、前列中央に自キャラが居るとトップを公開する効果は強制となるので、相手にも情報が渡ってしまう事でしょうか。終盤だとこの1枚の情報で動きが変わったりするのでその辺りのリスクは呑んでいく事になるかと思います。
あと、もう少しだけ... 有馬かな
肉好きぃ!(かわえー)1コス+控えから1クロックでトップ2枚のキャラを加える効果はよく見ますが、控えに落ちた時ではなくて登場時というのが注意点でしょうか。
1ターン目などにアタックして自分でコスト作って使用するような動きはできませんが、別に起動効果を持っていて相手を空き枠に移動させる事ができるので、このデッキの場合サポートの効果で中央で相手を倒しやすい点から、その空いた枠に相手の後列を移動させる動きなどを狙っていけるので面白そうに感じています。
役者としての矜持 有馬かな
基本的に自ターンでは3500のパワー+相手を倒したら手札入れ替え、相手ターンは移動という感じで先攻でも後攻でも強いと感じるカードですね。通常だと序盤は控え室が少ないので手札入れ替えする機会が少ないかもしれないですが、このカードは生き残りやすいので1ターン移動等で生き残れれば<謹賀新年 有馬かな>の集中でストックも含めて6枚控え室を増やすことも狙えて、仮に集中が外れても手札を整えられるのでより強力に感じます。
水族館デート 有馬かな
4ルックして手札に加える効果だけなら、イベントも選択できる前弾の<復讐の仮面 アクア>の方が幅が広いですが、選択したカードが2レベル以上なら3枚トップを確認+並び替えができる点は大きく、2・3体目のアタックであればトリガーの確定、<謹賀新年 有馬かな>の成否等もある程度コントロールできるので展開次第でアタックの順番や手札に加えるカードを検討するのが良いと思います。今回は採用していませんがトップを確認してストックブーストするような効果とも相性は良いので色々組み合わせてみたいですね。星降る夜に 黒川あかね
文中でも少し触れましたが、このカードは正直に書けば「3レベルからの回復+ダメージって耐久したいのか倒したいのか、そもそもこれ効果発動するのか」といった辺りに使いづらさを感じる部分がありますが、控えに置くカードがCXでも効果は発動するので、相手のレベル0枚数+8枚と考えると多面すればどこかで効果は発動できると考えつつ、相手山札も壊せて相手の山札次第ではリフレッシュポイントも狙っていけるので、良い意味である程度雑に動いても耐久と相手を倒す可能性の両方を狙えるカードと評価しています。単体連動だと相手からしても大して脅威ではないので多面を狙っていくのが良いかと思います。チェンソーマンのようにCX連動を補助してくれる効果が用意されてると良かったですが、<天才の演技 黒川あかね -鞘姫->はデッキのキャラ枠を使ってもパワーの上昇とイベント封じのみなので今回は不採用としました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はCX連動を新しいのに変更して新弾を多めに採用した形で考えてみましたが、推しの子は他にも既存から様々な形があるので不足していた足回りに新弾カードを採用するといった形のデッキも考えてみたいと思います。
この記事がどなたかのデッキの参考になれば幸いです。
それでは今回はこの辺で。