
プリコネ考察 前編
プリコネの特徴
プリコネというタイトルの特徴を書いていきます。- 0が強い
- 1は宝連動ほぼ一択
- 2の動きは弱め
- 3は逆圧縮に加えて豊富なバーン連動の選択肢有り
- 強みが各色に散っており色発生に困りやすい
- 防御札が無い
- メイン中に特定のクライマックスを手札に加える手段が乏しい
以下ではカードプールについて、レベル別に見ていきます。
各レベル帯について
レベル0
レベル0はとにかく優秀だと感じました。特定のカードが強いと言うよりも、優秀なカードが集まっていて、デッキの平均的な動きを下支えしている感じです。
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腹ペコな美少女剣士 ペコリーヌ
SAOの<キリト>の相互互換。一世を風靡していただけあって、今でも流石に強いですね。昨今のトップ依存3500とは比較にならないくらい強いと思います。<音夢>との比較は諸説あり。 |
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サレンディア救護院 サレン&スズメ
<まゆり>にストック飛びがついています。大体<オカケン>にストック飛びがついているくらいの強さで、今のところ唯一無二です。言うまでもなく強力です。まゆりテキストに関しては控えからしか拾えない点がオカケンに劣りますが、後半レベル3を拾える動きが強いので十分差別化できていると思います。またこのタイトルでは色発生や経験達成にも有用に働くので、活躍の機会が多すぎます。 |
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二人の約束 ハツネ
<霞>が環境に増えるにつれて、霞を避けられる移動テキストも価値が上がって来ました。その中でもほぼ完璧な答えと言えるのが<かぐやの代名詞>ですが、このカードもなかなか完璧に近い回答に感じます。移動としての役割と全く別の役割を持てる点が素晴らしく、デッキに多投しやすい1枚です。 現在の0レベ環境は、かぐやとプリコネが頭1つ抜けていると思います。 |
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小さなガイド役 コッコロ
これは序盤は真価を発揮できないので上の面々と比べると見劣りするかもしれませんが、それでも1000以上パンプ出来る集中は破格です。レベル2で2面して2000パンプは集中の域を超えています。単純比較は出来ませんが、過去に強いと言われた<うさぎの集中>よりも強く、<いのり>に勝るとも劣らない強さがあるかなと思います。 |
そしてアタッカーを守る役割についてですが、このカードを後列配置すると、前列中央でアタックしたキャラを後列に待避させることが出来ます。これがアンコール持ちが少ないこのプールでは重宝します。下げる筆頭候補は宝連動の<コッコロ>で次点がレベル3のクライマックス連動キャラ、または早出ししたヒールなどが候補になります。控え室から拾ったり出し直す必要が無くなるので、後半引いてこういった役割を持てるこのカードは優秀に感じます。
その他にも<星杏+収録中>や<3000パンプ付き身代わり>等、各役割毎に他タイトルよりも質の良いカードが揃っており、こんなに強いタイトルはなかなか無いと思います。
レベル1
プリコネのレベル1は昨今のタイトルにしては珍しく、カードパワーが非常にアンバランスなプールになっています。90%以上コッコロで、7%くらい門連動、残りは扉連動その他って印象です。まずはコッコロから。
とはいえそもそも3種共通連動というメリットが大きく、オバスペであることから連動テキスト以外は申し分ない性能なので、コッコロについで採用されるカードです。
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ギルド結成! ペコリーヌ
一応使っている人見たことがあるので。これでも単体5500なのでコッコロより大きいです。 これは連動のテキストがリバース要求であることが使われない理由なのかなと思います。連動のテキストで比べるとミソギよりは強いと思うんですけどね。 |
以下サブアタッカー部門
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初めてのお店 ミミ
メインに据えられるアタッカーがほぼ宝連動か門連動ということで、サブアタッカー採用率1位は<島風改>です。宝や門を扉のように使えるタイミングが増えるので、無難に良い働きが期待出来ます。コッコロと組み合わせると本当に安定して無難な動きが出来るようになります。 |
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目玉商品開発 スズメ
個人的な評価がかなり高いカード。これめちゃくちゃ強いと思います。パンプ要員としての役割とアタッカーとしての役割とキャラ拾いとしての役割があり、いつでも強いカードだと思います。単に2コストで連動キャラを拾う動きだけで、控え室に触りにくいこのデッキでは十分な働きが期待出来ます。 特に<ミソギ>軸ではストックか手札が増えるという不安定さを補うカードとして活躍できるかなと思います。3レベにパンプを振って思い出拳圏外にする動きも相性が良いと思います。 |
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隻眼の悪魔 ミツキ
黄色を使う際は採用を考えたい1枚。ほぼ<邂逅>なので腐るタイミングは少なく、経験や色発生に一役かいます。特に経験4は割と鬼門なので、このカードが入っているととりあえずレベル3を置いておくという動きがしやすくなるのでオススメです。 |
レベル2
カードは悪くないが、これと言ってメインプランに据える程の強力な動きが出来ないプール。電源を絡ませない限りレベル3の準備をすることしか出来ないので、それを念頭に構成します。
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ぼっちのエルフ アオイ
3種の2/1その1。2000応援と山破壊。 山破壊の評価は非常に難しいためここでは割愛。ただ詰めがどれもバーンのこのプールにおいてCharlotteは意識せねばならない仮想敵であり、アオイ1枚で勝てるので1枚は採用しておきたい。 |
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渚の美食殿 ペコリーヌ
3種の2/1その3。色も経験もなかなか厳しいけど、パフォーマンスは最強。状況や相手を選ばず強さを発揮しやすいカードで、黄色採用なら是非1枚は採用したい。というか比較対象のクセが強すぎるのかもしれない... |
レベル3
まず早出しの話。2択だけど1プールに2択は恵まれている方?
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ネコ耳魔法少女 キャル
これも最近めちゃくちゃ多いやつ。ストック消費少ないのは良いけど早出しする意味を見出すのが難しい。別に3になってからヒールすれば良いのではって思うことが多い。 このプールではそもそも赤が発生させづらいのであまり見ない。電源デッキでは手札からレベル3落とせるけど面埋まってる条件が電源とアンチシナジー... |
続いて連動でもヒールでもない枠。採用率はかなり高いので見る機会は多い。
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クレープ屋の亭主 ラビリスタ
ほぼ税金。必ず入れましょう。バーンに添える形になりやすいのでストック枚数を意識する必要あり。追加効果は<光景>互換としてはかなり上質なもの。 |
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私の願い シオリ
<バンドリの榛名>についてたやつ。バーンがトップ次第でない<武蔵>に付いて居るので強化版かな。カードが強い。 とはいえメインプランには組み込みにくいので、あくまでサブプランのエース。カウンタースキップが非常に強力なので、黄色発生出来そうなデッキには入れておきたい。 |
やっとメインとなるレベル3のお話。ここは1タイトルとは思えない程選択肢がある。紹介する連動の大半がヒール持ちであることもこのタイトルの特徴の1つ。
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妹思いの超能力者 ハツネ
8宝の代名詞。<千鳥ヒール>に2コスト2点バーン付与。とても無難な詰めで、3-0からの決定力は低め。意外と3-6で耐えられるケースが多い。3面連動に必要なストックはアタック開始時に4ストックで、千鳥ヒールということもあり達成の簡単さが長所。短所というより弱点は、クロックが無いとストック不足になるという変わった側面。わざとクロックを増やさせないことにより、連動面数が減ることも多い。またパワーが上がらないのも気になるタイミングが多く、3では短期決戦を意識する必要がある。 |
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クエスト達成! キョウカ
面4枚の条件は軽く無いものの、目を疑うような非常に強力な連動。2か3を選べるので3-0からの決定力がとても高く、アタック後ということもあり、令和の<シノン>だと思います。<新弾狂三>と比べてもかなり破格なことがわかると思います。 ただアタック後に5面要求ということで、<領域移動>にめちゃくちゃ弱いことは無視できないデメリット。大人しくデザイナーズに従って<ミミ(タップ2000)>や<ミソギ>と共に使えばケアできるケースが増えるので、どこまでデザイナーズに寄せるかが1つキーポイント。 |
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誰かの為に ペコリーヌ
令和の<トラハル>。オバスペになって追加バーン言えるようになってなんか色々物凄い。 多面連動はもちろん、1面連動でもトラハル2面くらいの価値はある所がメリット。単体の数字も大きく、1番好みの連動です。 デメリットはプールとの相性が良くないこと。メインカラーを黄色にしにくい点や、多色デッキで経験4要求される点などがありますが、ネックは連動のクライマックスを手札に加える手段に乏しいことです。宝や門よりも手札に来にくいですし、1発目打って帰ってきたとしても2発目は素引き頼り。これを上手く使うのが難しいプールだなと思います。あとはそれを構築やプレイでフォローできるかって所です。 |
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まともな食材 キャル
連動もキャラもめちゃくちゃ強いです。連動のコストは重いですが、クライマックス参照の<みちる>と違い、0点バーンの確率が大幅に下がっています。みちる以上に殺傷力の高い連動に感じます。ソウル減手札アンコールというのも強力です。 このカードのデメリットは、数字が上がらないことと、<領域移動>にめちゃくちゃ弱いことです。数字が全く上がらないのでこちらを上回るパワーラインに対してめっぽう弱く、すぐに手札が溶けていきます。また領域移動系のデッキにマッチングするとかなり絶望的で、電源連動と言ってる場合ではなくなります。 メインプランに据えると必然電源デッキとなってしまい、デッキスロット的にも他のプランをとることが難しくなる側面があり、結果として尖ったデッキになりがちな印象です。 |
今回は、プリコネのプールの印象をまとめてみました。次回はこれを踏まえて、実際にデッキにした時にどんな特徴が現れるのかを、デッキタイプ別に書いていこうかなと思います。