
デッキ紹介 8電源プリヤ【ファンタズム魔法】
『プリズマ☆ファンタズム』について
こんにちは、こへいです。今回はプリズマ☆ファンタズム発売を受けた、8スタンバイ、いわゆる8電源のデッキの紹介をさせていただきます。
デッキの核となるのは3レベルの相殺効果をもつ<銀色に沈む街 クロ>です。今回別ネームで<お泊り会 美遊&クロエ&イリヤ>が採用されており、最大8枚積むことができるようになりました。
カードの効果は、
【1】3レベル以下のキャラとの相殺を持っている
【2】相手をリバース時(条件達成で)ハンドに戻る
【3】ヒール
になります。
スタンバイ(以下電源)で前列に登場させることで、相手のキャラを相手ターンに倒しつつハンドに帰ってきます。もちろん後列に出したとしても、そもそもストックの続く限りずっとループのできるカードなので、その後ずっと続くハンドアドバンテージ要素となります。
一回出てしまえば手札がずっと保障されているわけです。
なのに登場時にヒールもします。本当に強いです。
さらにこのカードに手札アンコールを付与することで、相手のダイレクト面が常に生まれる状況を誘発することができます。行きに相手を相殺で踏みつつアンコールすることで、当然返しに相手が出したキャラも相殺できます。守備札を使わせない強い状況を作りつつ、かつ自分はそこまで大きなリソースを払っていない、という点が素晴らしいです。
相手のリソースが尽きてソウルが細くなってきたところでまたさらにヒールして...という動きで勝ちにいくのがプリヤの基本の動きになります。
電源との相性が抜群によく、今回のファンタズムの追加で8枚電源を積めるようになりました。これはプールの強みといってよいと思います。
他のタイトルのプールと比較しても、クロエのようなヒールは存在せず、差別化にもなり得る点です。特に対8電源、盤面制圧争いにおいては右に出るものがいないというレベルです。8電源同士であればそうそう負けないと思います。
8電源同士の対戦を想定すると盤面除去系(思い出やクロックなど別領域送り)はもちろん受けますが、相手ターンであれば相手の盤面はせめて空けて退場すること、自ターンであればそもそも上から踏みつけてしまったり、手札に戻してしまったりすれば良いことなどから、どちらかといえば相手側に損が生まれているパターンが多く、やりづらくはなりますが完全な不利にはなりません。
今までのプリヤの弱点として、2020、2021年ヴァイスにおいては、0のスペックが少し残念でした。序盤が細いためどうしても楽なゲーム展開にはならず、捲る展開になることが多かったです。粘ろうとしても守備札も実質なく、相手の強力な詰めでそのまま終わってしまうので、とても握ろうと思えるデッキではありませんでした。
ファンタズムの追加では、特徴を魔法に拘らなければ、0レベルで良いカードがいくつかもらえました。少しコストが重いですが、<強力な守備札>も追加されています。
ですので、上で挙げたクロエを軸にしつつも、序盤はファンタズムの安定した動きをいかしたデッキを、今回は紹介していきます。
デッキレシピ
レベル0
計17枚
レベル3
計12枚
デッキコンセプト
0レベルの動きが安定したことにより、序盤から強気に殴っていけるようになりました。相殺クロエの存在により、通常の8電源のデッキよりも、より直接電源のトリガーがハンドリソースに繋がるので、後半になるほど楽になっていきます。コンセプトは3レベルの相殺2種で蓋をすることに尽きます。2レベルまでの道中は1レベルの<生活のために バゼット>と2レベルの<高みの見物 ギルガメッシュ>で繋ぐこととしました。
4枚見えないと何枚積んでいるか相手からは分かりづらいままですが(非公開領域があるので)、同種が4投だと相手から4枚見えたときに枚数の情報が確定するので、同種4投は避けたほうがいいのかな、と思っています。
(CXは<"クロの陣営"クロエ>が見えた時点で<プリズマ☆缶蹴り勝負>が4投で確定するので、いじる必要がないと思います)
最終的にはヒールを連打しつつ、万が一に備えて守備札の挑戦者求むを構えます。プリズマ缶蹴り勝負を引けているときは連動を使用します。そもそもドロー手段が限られているため、追い込まれた状況でもなければ狙って連動は使用しないです。
基本的に相殺ヒールを電源で登場させるだろうと思っているので、連動を使用することは少ないのかなと思っています。連動をしっかり決めたい場合は、<"Kaleidoscope"美遊>を採用したり、<"真人間修行"慎二>を複数枚入れたりする必要が出てくると思います。
採用カード紹介
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"先輩魔術師"ルヴィア
いわゆる控え暁になります。 今回はファンタズム特徴で主にデッキを組んでいるのですが、こちらのカードがあったので、無理なくファンタズムのカードを多く採用した形でデッキを作成することができました。必須の4枠かなと思います。 0で殴れる点もメリットですが、電源で出てきても仕事ができることや、電源で圧殺されたときにも仕事ができる点において、メインで使用できる<暁>より優れている点がたくさんあります。今回、CXも込みでファンタズム特徴でないカードは計21枚ですが、そこまでは気にならないはずです。 電源と相性が良く、ゲームの終盤まで使いやすい効果です。 |
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高みの見物 ギルガメッシュ
経験3が少し辛いかなという印象ですが、武器特徴のおかげでしっかり<"ルビー海賊団"イリヤ>のサポートを受けてくれます。1レベルではサポート込みで11000、2レベル以降も一応12500で殴れるため、しばらく活躍してくれるはずです。活躍の機会が1レベルから2レベル序盤と短いため、今のところ3投で落ち着いています。 一応、終盤もアンコールを生かして舞台に残って<挑戦者求む>を打つ面として貢献してくれそうではありますね。 1で経験をミスしたときはぜひレベル置き場に封印したい枠です笑 この枠を<"Kaleidoscope"美遊>のチェンジセットにする構築も考えています。 |
プリヤは基本的に1ターンに3ストックしか貯められないため、4ストックはかなり重いです。本来2点ヒールできるストックコストですので、耐えそうなときはもちろん打たないほうが良いと思いますが、相手のアタックの仕方によっては相手が得られるストックを1枚減らせるため、メリットを天秤にかけて使用する必要があると思います。
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"悪戯っ子"クロエ
いわゆる<オカ研>です。一番採用に悩んでいる枠でもありました。 8電源なのでクロック加速ができることのメリットが大きい点や、集中や<"ルビー海賊団"イリヤ>にアクセスしやすくなる&シンプルに殴る速度を上げやすくなる点を考慮して採用にしました。4投にしていますが使用感で減らしても良いかなと思っている枠です。 1000パンプはなんだかんだ頼もしく、<生活のために バゼット>や<高みの見物 ギルガメッシュ>が触れるラインを少し上げてくれます。舞台での武器特徴が地味にメリットで、海賊団イリヤでパンプすると、相手の0のアタッカーにも確実に触りながら横をパンプしてくれます。 |
「クロの陣営 クロ」って響きが嫌だったのかなと思っていますがいかがでしょう^^;
今回採用しなかったカードの中で気になるカード
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"Kaleidoscope"美遊&現実的な美遊
電源で出るカードの中で、これだけ純粋にリソースを稼ぐカードはないと思います。 トリガーすると当然1アド、チェンジで2アド、帰ってきたら3アド、Xルックで電源を引いてきてチェンジ元をまた出して4アド、と、リソースを稼ぐ鬼です。 登場時Xルックなのがまた頼もしく、疑似リフ時の山の調整にも一役買ってくれます。新しく3の連動で優秀なものが増えたり、優秀な守備札が増えたりしたので、それらを引いてくるときにも頼もしいですね。 後列に「<"チアガール"イリヤ>(<"濡れた制服"美遊>)」を置けば13000です。<疑似リフ>を絡めれば16000で立ちます。そうそう割られません。 プリヤは3相殺もありますが、純粋にラインを高く保ちやすいので、いろいろな形で相手の盤面に圧をかけられるのが良い点ですね。 CX連動も実は強力で、自身だけで12500になりながら1ドロー+リバースさせた相手をデッキボトムに送ることができます。門というCXが不安定ですが、相手のアンコール持ちなどを葬りされるのは頼もしいです。 今回はデッキが難しくなりすぎると感じたのでいったん考慮から外しましたが、プリヤの電源軸において、常に選択肢に挙がるカードであると思います。 |
以上です!いかがだったでしょうか。
盤面勝負にはめっぽう強いプリヤですが、プリヤの課題は相手の山を崩せないことにあります。どうしても相手を倒しづらい、となれば<元気いっぱい イリヤ>などを使用したデッキも考慮に入ってくるのかなと思います。
今回の追加で、デッキの選択肢がたくさん増えたことが何よりうれしいですね。環境に合わせてデッキを構築する楽しさを感じられるようになりました。
私自身、常にプリヤを握ることを頭のどこかにおいてデッキを研究しているので、とにかくたくさんのプリヤの構築を目にしたいと考えています。
記事を読んで少しでも、プリヤのデッキを組みたいと思っていただけたらうれしいです^^
ここまでご覧になってくださり、ありがとうございました!
プリヤのデッキについてはまた定期的に発信していきたいと思います!