
ひっきーです。
今回は待ちに待った「Reゼロから始める異世界生活 Vol.3」のレビュー記事を掲載させていただきます。
今回は<無防備なあくび レム>と<Happy Christmas レム>を使用した8門軸のデッキレシピおよび解説記事となります。
今回の記事における注目カード
- 無防備なあくび レム
- CXコンボとして、自分の山札の上から1枚を公開しレベル0以下の「キャラ」であれば3点×2、そうでない場合は1点×2を与えることができます。
<無防備なあくび レム>を3面並べかつ全てレベル0以下の「キャラ」が捲れた場合は、(3+3+3)×3の27点を出すことができます。そうでない場合であっても、(1+1+3)×3の15点を出すことができます。
より最大打点を生成したいので、山札を確認・操作できるカードと組み合わせたところです。
※山札を確認・操作できるカードの一例として
<千里眼の力 ラム>・<未来のこと レム>・<ジトっとした視線 ラム>・<昔を偲ぶエミリア>・<袴姿のレム>・<ハロウィンキョンシー レム>・<ぷちラム>・<嬉し気に毒を吐くラム>などがあります。
- Happy Christmas レム
- CXコンボとして、CX置場に「苦しい戦況」が置かれた時、自分の山札の上から1枚を公開し、《魔法》か《武器》のキャラなら、自分の控え室の、《魔法》か《武器》のキャラを1枚まで選び、手札に戻し、自分のキャラを1枚選び、そのターン中、次の能力を与える。『【自】[(1)] このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのアタック中、あなたはトリガーステップにトリガーチェックを2回行う。』テキストがあります。
このテキストは<Happy Christmas レム>が後列に居ても発動できるので使い勝手の良いキャラクターだと思います。
- ギンガムチェックの案内人 レム
- 登場時に
1.「あなたは自分の控え室のカードすべてを、山札に戻してよい。そうしたら、その山札をシャッフルする。」
2.「相手は自分のストックすべてを、山札に戻し、その山札をシャッフルし、自分の山札の上から同じ枚数をストック置場に置く。」
のどちらか1つを選択し発動できます。
なかでも、2.「相手は自分のストックすべてを、山札に戻し、その山札をシャッフルし、自分の山札の上から同じ枚数をストック置場に置く。」のストック入れ替えテキスト(俗称:<魔石>)を使用できることでプレーの幅を広げられるのは大きな追加と考えます。
また登場時コストを支払うことで、「相手は自分の山札の上から8枚を、控え室に置く。」テキストを有しているため相手の山札が強い(キャンセル期待値が高い)場合、先ほどの2.「相手は自分のストックすべてを、山札に戻し、その山札をシャッフルし、自分の山札の上から同じ枚数をストック置場に置く。」と合わせて更に相手の山札へ干渉することができる点は大きいです。
- 可憐で壮健な姉メイド ラム
- 永続テキストとして、他のあなたのキャラが3枚以上なら、自身11000のパワーラインを有し、『【自】 このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたはそのキャラを思い出にしてよい。』のテキストが付与されるためスタンバイアイコン(電源)のデッキなどアンコールのテキストを持つキャラクターに対抗できる点は大きいです。
また、複数採用する必要がありますが登場時に控え室にある同名の<可憐で壮健な姉メイド ラム>をマーカーにすることで相手へ1点与えることができる点も悪くありません。
あと私の推しです。
デッキレシピのご紹介
先述した通り8門軸となります。
こちらの軸では、Reゼロから始める異世界生活における姉妹(レムラム)を軸に構成したデッキレシピとなります。
採用しているキャラクターカード名すべて「レム」または「ラム」のみとなっております。
デッキ構築の落とし込みとして、<無防備なあくび レム>のCXコンボを最大限活かすにはデッキ内のレベル0のキャラクターを多く採用する必要があると考えました。
デッキ内のレベル0が多くなるため3面キャラクターを並べてアタックするといった速攻系のアクションをとることが可能となります。そのため、アタッカーを増やす・山札にある<Happy Christmas レム>にアクセスできる<穏やかな日常 レム>の採用や多面アタック(多パン)の強みを活かすことができる<嬉しげなしぐさ レム>を採用しております。
- 舞台から控え室に送られたときにテキストを発動するためレベル1付近(クロック6の状態やレベル1に上がりたての状態)では行動がワンテンポ遅くなる点
- レベル縛りがないため状況に応じて必要なキャラクターへアクセスできる点は魅力的であるが、同じくレベル1付近の役割で考えた場合<Happy Christmas レム>が控え室にない・置けなかった場合の損失が大きい点
また、レベル0の動きにおいても<かけがえのない存在 レム>を配置できない場合の初動アタッカーとして計算できるのも大きいので採用しました。
コンセプトの都合上、相手のレベル2や早出しされたレベル3のキャラクターへの対処方法も考える必要があります。<無防備なあくび レム>はヒール効果がないためヒールを持つキャラクターを採用する必要があり、早出しのヒールにするかレベル3になったさいに「無防備なあくび レム」1面放棄しヒールを行うかになると思われます。
当デッキのコンセプトとして、レムラム軸のため今回は早出しヒール持ちの<青色髪のメイド レム>を採用しております。
また、レムラム軸は推しを採用しやすいため4面早出しの<可憐で壮健な姉メイド ラム>も合わせて採用しました。
この2種の採用により、レベル2での役割は多少なり作れたと思っております。
レベル3は、従来であれば<無防備なあくび レム>を3面並べたいところではありますが、このレシピでは3面並べることはできても3面分のテキストを支払えるコストの生成(主にストック)が難しいため現実的な面構成として「無防備なあくび レム」×2面or1面・<バスタイム! レム&ラム>×2面or 1面を目指すことにしました。状況に応じて、<ギンガムチェックの案内人 レム>を登場させ相手の山札へ干渉していきます。
※相手の対面タイトル次第では防御札・防御テキストも考慮したいので、<ささやかなお願い レム>を対策の一環として採用しております。
こちらのレシピは先ほどのレシピにおけるレベル3での<無防備なあくび レム>3面に必要なストックが足りない欠点を改善するためのアプローチとしての位置づけとなります。
改善案として<予想外の切り替えし エミリア>・<優しいお姉ちゃん エミリア>を採用しております。青ブタでおなじみのストック生成パーツですね。
レムラム軸とレベル0・レベル1での役割に大きな違いはありません。
<優しいお姉ちゃん エミリア>を採用したことでレベル1以降において<予想外の切り替えし エミリア>をストックへ還元しストック確保に充てることで終盤のストック不足の懸念を減らすことが可能となりました。
※青ブタでも気になっていた点ですが、「優しいお姉ちゃん エミリア」・「予想外の切り替えし エミリア」ともにパワーライン3000のため相手の3500に干渉できないことは大きなデメリットとなります。
また、<無防備なあくび レム>は山札の上がレベル0の「キャラ」であることで最大値を発揮するテキストのため「優しいお姉ちゃん エミリア」のテキストによりレベル0である「予想外の切り替えし エミリア」をストックに送る行動はレベル0がストックに増えるため山札に残るレベル0の枚数を減らす行為に繋がると感じ疑問が残ってしまうので、正解の行動かわかりませんが「予想外の切り替えし エミリア」をストックに送った後、集中を行う行動や早出しで使用するストックに活用するなどの方法でそのターンの消費ストックを最小限に抑える行動として用いることになりそうです。
早出し枠も<"強欲の魔女" エキドナ>の採用に変更させていただいております。
黄色は「"強欲の魔女" エキドナ」のみのためレベル置場に「"強欲の魔女" エキドナ」を置く必要があります。
また、CX2枚以下のため出せないゲームもリスクとして認識してください。
そのうえで、採用した理由としてヒールテキストを持っていることは前提として上で、『他のあなたの、《魔法》か《武器》のキャラが3枚以上なら、自身パワーライン10500』かつ『【自】[(1) 手札の、《魔法》か《武器》のキャラを1枚控え室に置く] このカードがフロントアタックされた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのターン中、このカードのパワーを+4000。』というテキストを持つため、相手ターンは14500で構えることができる点が大きいと判断しました。
コンセプトの都合上、レベル0やレベル1に枠をとられるため助太刀も採用するしないが分かれるほどにカツカツかと思われます。
その中で、相手ターン14500を生成できる点が相手も処理を考えさせられる点にはなるため採用に至りました。
当デッキは、<無防備なあくび レム>3面を目的とするためサブ詰めになるキャラを採用していないため、「無防備なあくび レム」3面または、相手の山札へ干渉するために<ギンガムチェックの案内人 レム>を登場させるイメージでお願いします。
まとめ
お読みくださり誠にありがとうございます。最初のデッキでは、作品内の姉妹をコンセプトとしたデッキをご紹介させていただきました。
2つ目のレシピでは前者のレシピで気になった点を少しでも補完できるようにしております。
Reゼロから始める異世界生活はアニメも3rd Seasonの「襲撃編」が終わり、年明けから「反撃編」が始まります。
熱い作品ですので待ちに待った追加プール。個人的にも非常に嬉しい内容でした。
まだまだ改良・考察できる点は多々ありますので、1つの参考例になれば幸いです。