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デッキの強みと弱み
デッキの強みは、大半のデッキに対して<超大活躍>という強みを押し付けられるのに、そうでない相手に対しても<扉連動>という回答を持っている点だと思います。そのため苦手な相手が非常に少なく、巻き返す力が非常に高いので、苦手なゲーム展開が少ない点が強みと言えます。逆にデッキの弱みは、相手を丁寧に詰める手段に乏しいところだと思います。大活躍のバーンと扉連動しか選択肢が無いので、相手を3-7にすることが結構大変です。しかも毎試合。簡単に勝てるゲームはそう多くはありません。0と1のスペックが、 他のタイトルに比べるとかなり地味なので、どうしても丁寧に勝ちに行かないといけない展開が多くなっちゃうんですよね。
色について。4cというデッキについて。
多分4cを紹介するのは初めてだと思うのでその話を。まずこのデッキについては、かなり良い色配分に調整できたと思っています。そんなにストレスなく黄色発生まで出来るのではないでしょうか。赤青→黄色を意識して回せば発生できると思うので、なかなか完成度は高いと自負しています。
そんなことより4cなんですよね。ついにやりました。
ヴァイスシュヴァルツってゲームは、基本的に最高3色で組むようにゲームがデザインされています(レベル置き場など)。なので4cはやるべきではないと考えていました。
ある人が居なければ、僕はこのリストには行き着かなかったでしょう。その人とは、あの4cスターウォーズのりんたろーさんです。
4cスターウォーズについては、まぁリストが気になる方は探してみてください。沢山載ってます。まぁかなり凄いリストですね。僕は回せないですし、なんならあんまり評価もしてません(ひどい)。
なんで4cなのって聞いたことがあるんですよね。なんでこの人は4cにしたんだろうって。そしたらこう帰ってきました。
「いや別に4c発生するし、それで勝てるから」
誰がどの状況で言うかによって色々な捉え方が出来るのですが、僕の心にはめちゃくちゃ響いたんですよね。「勝てるから」。これを言われてから、いつか4cを組もうと考えていました。
今回のリスト。とても色に不安の残るリストですが、そもそも他の運要素も大きいゲームです。色についても多少ブレはあれども、これで勝てると言えるところまで持っていけたかなと思います。
別に3-6色なしでアタック出来なくて負けで良いじゃないか。色がないから踏めない下ブレもあれば、色があるから対応出来る上ブレもあるじゃないか。綺麗に勝つ事にこだわる意味ある?
これが、僕の2019年後期のテーマでした。
発生しなかったら、それはそれとして記憶しましょう。許容出来なければ許容出来ないという収穫を得ましょう。新しい境地を開拓すると、これまで見えなかった世界が見えてくることも多いと思います。
各不採用カードについて
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ゆめみる少女 牧之原 翔子
スペックは申し分なくて、<かえでヒール>よりもこちらの方が好みです。不採用理由は色以外ありません... |
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おうち訪問 牧之原 翔子
レベル1が<電源連動>4枚だけはやりすぎかなと思って採用したい1/1枠。直ぐに<2/2>に役割を奪われるので、下手な1/1のキャラよりは素直にリバメタを採用した方が良いかなと思います。1ターン目リバメタスタートというブン回りが存在する点もプラスですね。 |
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黄昏の夕空 双葉 理央
<修羅場>パンプ要員。電源連動に寄せてる以上、パンプ値は魅力です。ただ0のパンプも優秀であること、レベル1で赤緑発生が重いことなどから、採用したいと感じたことはまだありません。サブアタッカーが欲しくなった時に選択肢に上がるのかなと思います。 |
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家出少女 豊浜 のどか
下の能力でレベル0を出さなければ手札消費をしないアタッカーとして運用できます。無限アタッカーは手札をキープ出来るので割と強いカードです。ダイレクト枠も早めにレベルが上がり、先に<大活躍>を配置できると考えれば悪いことばかりではありません。 しかし<2/2>が体数参照という点が非常に噛み合いが悪く、採用できませんでした。ミリオンならば採用したかったなと考えています。 |
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自己嫌悪 豊浜 のどか
最後にジョー。これははっきり不要でしょう。やりたいゲームにテキストが噛み合っていません。0のパンチ数を増やしてしまってダイレクト枠を作ってしまうので、デッキとの相性が悪いと思います。 赤の0で採用したいカードが他にある限りは、採用しなくて良いと思います。 |
こちらの形のメリットはなんと言っても、<3枚公開>によって手札を安定させつつ、圧縮をはかれる点です。<扉連動>自体も選択肢にはなりますが、思い出に送れるメリットの方がずっと大きいなと感じました。下が安定するので、それだけでもう違ったデッキという印象を受けます。
扉連動のレベル3に関しては、3-0から詰める事に特化しているイメージです。バーンが登場時と連動で2回飛ぶので、多面するとダメージをかなり刻めます。ソウルは3~なのであまり本体のダメージは期待できません。本体はキャンセルされる前提でも良いくらいの気持ちで使いましょう。
このように、同じ扉連動の詰めではあるものの、かなりの違いがあります。好みの方を使うのに越したことはないで、実際に試して見て比較するのが良いかなと思います。
まとめ
今回は<のどかの扉連動>を軸にした4c青ブタを紹介しました。タイトルの結論ではなくひとつのコンセプトの結論なので、他のデッキタイプに関してはまだまだ検討の余地がありますが、いかがだったでしょうか。デッキ自体の強みは確立していると思うので、あとは環境次第といったところでしょう。2020年が楽しみなデッキです。