
「MARVEL Vol.2」新弾レビュー&デッキ紹介
目次
はじめに
こんにちは、こうちゃです。今回は「MARVEL Vol.2」の新弾レビューです。
ぱっと見の感想は、MARVEL独自のトリッキーなカードがちらほらあり難しそうなカードプールかなと思いましたが、強化パーツとしてすんなり既存のデッキに追加できそうな分かりやすい便利カードも多数収録されているので、MARVELに興味ある方にも既にデッキを持っている方にもおすすめしやすい弾かなと思います。
まずはリストを見た中で気になったカードを数枚ピックアップし、その後にデッキ案を3つ紹介します。
気になったカード
- "マイルス・モラレス"スパイダーマン
- スタンバイCXコンボ持ちのL3回復キャラ。
単体で10500の登場時回復、CXコンボによる追加打点、1コスト移動での盤面維持と欲しい要素をひと通り取り揃えており優秀なカードだと感じました。
スタンバイCXを活かせるデッキに採用したいカードです。
- "THE MAD TITAN"サノス
- アタック終わりに追加コストを支払うことで追加打点を生成できるL3キャラ。
不発のリスクはあるものの、トリガーアイコンの捲れた数以下で好きな点数を選ぶことができる点と、タイミングがアタック終わりな点が非常に強力だと感じました。あと少しの点数をピッタリ詰めることが可能になるので、スタンバイや門などデッキ内のトリガーが自然と多くなりやすいデッキに数枚入れておくと良い働きをすると思います。
- THE INVINCIBLE アイアンマン
- 回復, 追加打点, 再スタンドの中から選択できる万能L3カード。
効果発動にCXコンボなどの条件はないので、展開に左右されずに活躍できる良いカードだと思います。
選択可能で万能な分、単品ごとの効果は並み程度なので、デッキ内の便利カードとして1から2枚程度採用することになりそうです。
既存のデッキでは、扉門で<キャプテンアメリカ>と組み合わせて使う連パン要員として、リバースが必要のないこのカードが採用されそうです。
- X-Treme X-MEN
- 2/0/9500で盤面のキャラを山上のカードに変換できるキャラ。
まず、0コストで常時9500の数値が強いと感じました。とくに、1000/1デッキ同士の面の踏みあいの中で、相手のL1カードに踏み返されにくいという点が強く見えます。相手がこのカードを処理しようとすると、何かしら追加コストを支払う必要が出てくることが多いはずなので、登場0コストで高パワーなカードは見た目以上にゲームに影響を与えると思います。
とくにMARVELというタイトルで考えると、既存の扉門などのデッキはストック量に困ることが多く、L3で使うストックを残すためにL2はL1の延長で流すような動きが多かったので、このカードのような低コストである程度相手の盤面を触ることのできるカードは価値が高い気がします。
- シンビオート ヴェノム
- L1のCXコンボキャラ。
CXコンボの効果は、CXが置かれたときに他キャラに付与するタイプで、後列でも使える点が優秀です。
対応のCXは門で後続のCXが手に入りやすいトリガーなので、比較的安全な後列からCXコンボを連発する動きが強いと思います。
今回の新弾で、今まで手薄だったL1CXコンボキャラの選択肢が増えたので、このカードや<"THE MASSACRE AT GALILEE IV"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>は、新しいL1のCXコンボキャラの候補として様々なデッキで採用が検討されることになりそうです。
デッキ案紹介
8門
レベル0
計18枚
レベル3
計13枚
序盤は門でCXを供給しながら強力な2種のL1を活かし戦い、最後は<Avengers assemble.>のコスパを活かして詰め切ることを狙ったデッキです。
過剰なCXは<WE'RE BACK! ヴェノム>や<ニコラス・ジョセフ・"ニック"・フューリー>等で処理しやすくしています。
8チョイス
レベル0
計18枚
新弾のチョイス2種を採用したデッキです。
黄色に寄せることで、<COSMIC REWIND>と<"THE BLACK WINTER"ソー>を採用することができ、低コストで山札を回転させることが可能になっています。
L3は<"GOD OF THUNDER REBORN"ソー>を採用。単体だと詰め性能がいまいちに見えますが、専用の応援と合わせて使うとL2から手軽に登場させることが可能かつ自ターンのパワーも13000↑と十分な出力なので、L2以降に解禁されるカードとして使い勝手は良好でした。
8扉
レベル0
計18枚
以前自分で使っていた8扉に新弾カードを追加してみた形です。
8扉の弱点だったストックが増えにくい点を、2/0/9500を採用しそもそも道中でストック使わなくて良いようにできないかと試してみました。
2/0/9500のサイズは0コストで出せる割に大きく、とくに多面展開するパターンでコストの軽さを実感できました。
いまいちだった点としては、盤面入れ替え効果でCXが捲れた場合に、そのトップCXを有効に活用する手段が集中くらいしか無いので、せっかくの強そうなテキストを活かせていない点です。追加コストを極力かけずにデッキトップCXをうまく活用するギミックがあるとより良くなる気がします。
おわりに
いかがだったでしょうか。以上でMARVEL Vol.2の新弾レビューを終わります。
他にも良さそうな案やコメント等ありましたら教えてもらえると幸いです。(X:@koucha365)