
はじめに
こんにちは、こへいと申します。今回は「これから始める方(ヴァイスシュヴァルツのルールを知らない蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん)」を意識したデッキ紹介記事を書いていきたいと思います。
デッキの構築については、あくまで勝つことを第一に試行錯誤したものなので、経験者の方もぜひ記事に目を通していただけたら嬉しいです。
わたくしは蓮ノ空もヴァイスも共に好きで、リンクラアプリはリリース当初から2年、ヴァイスは約15年続けてきています。リンクラ(スクステ)についてはそこそこ、1000位ほどの浅瀬で遊んでいますが、ヴァイスに関しては公式大会で過去10数回の入賞経験があり、現在も高いモチベーションをもって続けています。
ルールや遊び方についてはこの記事では詳しくは触れませんが、わたくしで良ければ喜んでお教えさせていただきますので、Xなどでご気軽にお声かけいただけたらと思います。もちろんご友人と一緒に覚えていくのも楽しいと思います!
ヴァイスシュヴァルツの良いところはシンプルにカードゲームとしての面白さに尽きると思っていますので、ぜひ今回をきっかけに始めていただけたら嬉しいです。もちろん人によって合う合わないはありますが、自信をもって勧められるゲームだと感じながらいつも遊んでいます。
初めはどんなカードを集めてどんなデッキを組めばよいか分からないと思いますので、今回はテンプレート(土台)としてデッキを紹介いたします。
(初めに作るデッキはわたくしの紹介するものでも良いですし、別の方が使用しているものでも良いので、まずは丸々コピーしてデッキを組むことを強くお勧めいたします)
今回わたくしが紹介しようと思っているのはさやかと花帆を中心としたデッキです。
この二人を軸にしようとしたのはけして趣味嗜好ではなく、デッキとしての使いやすさとシンプルに強さを重視して決めました。スリーズブーケ中心、ドルケストラ中心で組むこともできるのですが、さやかのカードと花帆のカードを合わせて使用するのがもっとも安定すると考えました。詳しい理由は後述しますが、デッキの足回りとして1レベルの<DBさやか>が優秀であることと、フィニッシャ―として3レベルの<DB花帆>が優秀であると評価しているのが理由です。
ただし現状(発売して間もなくですが)、プレイヤーにもっとも多く使用されているのは、みらくらぱーく!のメンバーを中心としたデッキになっています。
実際わたくしもみらぱデッキは組んでおり、現在、2月限定で行われている「CXチャレンジ」という、優勝者に限定プロモーションカード(<チア花帆>です。互換カードで、ブースター内に同効果を持つカードはちゃんとあります。そちらは<織姫花帆>になります)がもらえる大会では、みらぱを使用して無事優勝することができました。
みらぱが好きであったり、強い(とされている)デッキから始めたかったりする方は、まずはみらぱのデッキを組んでみても良いかもしれません。デッキレシピは、他の方の記事であったり、XでUPされているデッキレシピを参考にしてくださいね。 みらぱが強いと言われていてもなお、さやかほを紹介しようと思ったのは、ブースターが発売して間もない時期であり、研究の余地がまだまだあると感じているからです。
多くの社会人のユーザーにとっては色々なデッキを研究する時間を取る自体が難しい(場合が多そうという推測です)ので、大型大会などで結果を残したデッキに使用率が偏りがちなのだと思います。もちろん実際強かったということもとても多いです。
わたくしの場合は相応の時間をデッキ研究に割いています(もちろん他の方の構築も参考にしまくりです)。時間が許す限り色々な可能性を模索してから、納得したうえで一番強いと感じたデッキを使用したいと考えています。今回のデッキもさらに良い形になることもあるかもしれませんが、予めご承知おきください。
前置きが長くなりましたが、ここからデッキ記事に移りたいと思います!
まずはデッキレシピを記載いたしますね。
デッキレシピ
デッキの概要について
ヴァイスシュヴァルツは相手プレイヤーに先に28点のダメージを入れた方が勝利するゲームです。このデッキにおいては、全体のソウルを伸ばすクライマックスカード(CX)を8枚採用しています。1レベル<DBさやか>の能力で手札を整えながら効率よくCXを使いつつ、最後は3レベル<DB花帆>のCXコンボでダメージを押しこみきるデッキです。
道中の動きについて簡単に記述しておきます。各レベル帯で簡単な目標を決めておくと良いです。例えば0レベルは<DBさやか>を2枚以上集めることに注力したり、1レベルでは3レベル<DB徒町>や2レベル<BB吟子>を手札に抱えられるようにしたり、といった感じです。
ヴァイスを初めて間もないうちは、相手の動きに合わせてカードを集めるより、自分の理想の動きを考えてキャラカードを集めたほうが、結果的に勝利できる可能性が高くなると思います。
DB瑠璃乃はかなり強力なカードで、蓮ノ空のデッキにおいてはとりあえず4枚入れておいて良いでしょう。瑠璃乃1枚で、0レベルの1ターン目からストックを2枚生成できるのが超優秀です。(詳しくは後述しますね)生まれたストックを使い、<みんなで叶える物語花帆>等の効果で<DBさやか>などを集めていきます。
DBさやかのCXコンボでは、次のターン分のDBさやかや、可能なら<DB徒町>などを拾っておきます。山札が6枚以下の状態で<BB吟子>を登場させられそうなら、BB吟子を拾っておくのも良いでしょう。
- <DB花帆>2~3枚
- <みんなで叶える物語 乙宗 梢>1枚
- <CX水彩世界>、もしくは<レインボーシフォン吟子>
- できれば<レディバグ綴理>
デッキの弱みがあるとすれば、ここで揃えたいカードが多すぎて手札を圧迫するのがかなり辛いです。上記のカードを握っておかなければならないせいで、2レベルを過ごすのに苦労するからです。手札上限が7枚なのに、最大6枚、2レベルで登場させられないカードを抱えるのはかなりのリスクです。
こうしたときに役に立つのが手札を交換できるスキルをもつ<みんなで叶える物語 徒町 小鈴>です。上記のカードと合わせて保険で握っておくと、万が一レベルアップしなかったときも、アタックに困ることが少なくなると思います。
ちなみにこの徒町ですが、パワーが1000しかないので採用枚数を2枚にしています。登場させる=相手のキャラを倒しづらくなるからです。相手ターンに相手のキャラを返り討ちにしやすいデッキなら話は別なのですが(相手のキャラがいないところでアタックできるので)、相手ターン中のパワーラインが低いデッキなので、それは望めないところです。ただ、枚数を増やすことで潤滑油の役割は果たしやすくなるので、デッキとしての安定感は増すと思います。
最後は結局こずかほです...笑
(花帆のCXコンボの使い方については後述)
以下からはデッキの核となるカードの使い方について記述いたします。
主な採用カードの紹介
「相手のストックを控え室に置く→山札から同じ枚数をストックに置く」効果は通称「<光景>」と言われています。過去の同効果をもつカード名から来ています。ヴァイスはカードの効果について、こうした互換名で呼ばれることがとっても多いです。用語集などを記事として出している方もいらっしゃるので、そうした記事も参考にしてみてください。
花帆のこの「光景」効果は、相手の山札のキャンセル確率を下げる手段としてとても強力とされています。アタック時に選べることが強く、相手の山札状況に応じて使用したり使用しなかったりを判断できるのが強みですね。基本的には相手の山札のCX率が高いほど刺さります。逆転の一手になりやすい効果です。
もう二つはシンプルにダメージを追加する効果です。相手のクロック枚数を見て、あと何点入れれば勝てるのか計算して使用しましょう。
<DB花帆>ですが、<みんなで叶える物語 乙宗 梢>と合わせて登場させることで、「相手の効果に選ばれない」効果を付与することができます。ヴァイスにおいて、アタックされる側も守備効果を持つカードを使い抵抗することができるのですが、この効果により多くの守備札を無視してアタックできるのが強力です。
パワーを上げる効果も花帆と相性が良いですね。基本的に3レベルの103期スリブ二人は合わせて登場させるものだと思ってもらって良いです。
最大3面展開を想定しているので、もちろん4枚採用です。
山札の上から3枚までを控え室に置く効果は、必ずしも3枚見なくてはならないわけではなく、0~2枚で止めても良い効果となっています。
CXの枚数が多く、キャンセル確率の高い強い山札を無駄に壊したくないときに山札を削らずに手札を増やしたり、逆に弱くなってしまった山札を最大3枚まで削ったりすることもできます。
さらに優秀なのが、トリガーアイコンが付いていることです。チョイス(枝)のCXを採用しているので、チョイスのCXをトリガーしたときに拾ったりストックに埋めたりすることができるのが本当にありがたいです。さやかほで組め!と言われている気がしました笑
0レベルから1レベルのカードはだいたい確定で拾えます。<DB吟子>も安定して触れるので、門のCXと合わせて、かなりCXを連打しやすいデッキになっているかなと思います。
デッキの足回りの中心であるので、採用枚数はもちろん4枚です。
上でも少し書いたように、かなり優秀な0レベルアタッカーです。
他のレベル0のカードが軒並み低いパワーなので、相手の0レベルキャラを確実に相打ちでもっていってくれるのがありがたすぎます。
何より強いのがストックを純増できる点です。先攻でも後攻でもとりあえずクロックコストを払ってストックを2枚貯めるのをデフォルトにして良いと思います。複数面使用してしまって全然OKです。
ゲーム中盤ではストックに噛んでしまったCXを掃く役割を担ったり、最終ターン前に足りないストックを無理やり生成しにいったりと、ゲーム全体を通じて役割をもてるパワーカードです。
0での複数面展開や中盤から終盤の役割の多さを考えて、4枚採用で間違いないと思います。
ラブライブ決勝プレーオフ、最高でした...
カードの効果がこれでもかというくらい盛り盛りです。
キャラクターを手札に加える効果に加えてパワーを上げる効果、そしてストックを増やす効果まで付いています。パワー&ストックが増える効果が理由で4枚採用にしています。後列は中盤まで、基本的に梢を2面置くことになると思います。
集中は1周目の成功期待値の低い山札では基本的に使用せず、ストック置き場に噛んだCXを控え室に落とすついでに使用したり、どうしても山札を減らしきりたいときに使用したりするのが良いでしょう。
手札アンコール持ちなどを送ったり、今流行っている<DB慈>などを一旦除去したりできるのが〇ですね。DB慈はすぐ控え室に戻ってきてしまいますが、<PA慈>登場を要求することはできます。
相手の高パワーキャラに対して、<DB徒町>や<室咲格子 日野下 花帆>で相手をするしかない点は悩んでいます。最終的にストックに送る前提で<みんなで叶える物語 藤島 慈>を採用するのも良いかもしれません。
終わりに
蓮ノ空からヴァイスを始めて、大会にも興味をもった方にはぜひ、「蓮ノ空 タイトルカップ」出場をお勧めいたします。蓮ノ空のカードだけを覚えればよいレギュレーションであることと、優勝することで記念盾や限定プロモーションカードをいただくことができる大会です。2025年前期の大会なのであまり練習できる時間は多くありませんが、大型大会に向けて練習したり、構築したりするヴァイスの楽しさも知っていただけたらいいなと思いお勧めいたしました。
記事は以上です。ここまでご覧になってくださり、ありがとうございました!