
今回は【DZ-SS10】「Master Deckset 廻間ミチル」で作りやすくなった、ドラジュエルドのデッキ紹介となります。
【DZ-BT08】「零騎転生」の強化カードもあり、アタック回数が安定しつつ、手札確保もしやすくなりました。
カードの採用理由にも触れながら解説をします。
よろしくお願いいたします。
1.デッキの強み
ドラジュエルドは指定された枚数の異なるグレードのカードをソウルブラストする事で、相手のパワーを下げる事ができます。例えば、グレード4の<魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニス>では異なるグレードのカードを5枚ソウルブラストする事で相手の前列のユニットのパワーを〈0〉にする事ができます。
更に、ドラジュエルドデッキはリアガードをスタンドさせるカードが多く、最初の1回、2回のアタックがヒットした際に相手が受けトリガーした分のパワーもドラジュエルドのアタック時に下げる事になり、相手の受けトリガーを相殺する事ができます。
このように、相手のパワーを一気に下げて、攻めるデッキとなります。
2.デッキレシピ
グレード0
計16枚
2.採用カードについて
ドラジュエルドデッキに採用されているユニットの中には、<魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニス>が手札もしくはヴァンガードにいる事で効果を発動するユニットがいます。そのため、ゲーム序盤では魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニスを手札に加える事を最優先として、デッキを動かすことになります。
その中で1番魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニスにアクセスしやすいユニットが<ホードスラッシュ・ドラコキッド>となります。
他の方の構築では<星隷魔嬢 ビフロンス>を採用している構築を見かけます。
この2枚のカードの違いについて確認しましょう。
ホードスラッシュ・ドラコキッド
メリット・山札の上から〈7枚〉を確認して、<魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニス>を手札に加える事が出来る。
(<星隷魔嬢 ビフロンス>では3枚しか確認できない。)
・魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニスを回収出来なかった際に、魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニスを手札から公開するか、ヴァンガードが魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニスならカードを1枚引く事ができる。
デメリット
・<魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニス>が手札、ヴァンガードに存在しない場合に効果で魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニスを手札に加えられなかった際には、何も起こらずにカウンターブラスト1を無駄に使った事になる。
星隷魔嬢 ビフロンス
メリット・手札から登場時に山札の上から3枚を確認して、1枚を手札、1枚をソウルに置き、残りを捨てる効果となっている。
<ホードスラッシュ・ドラコキッド>と違い必ず手札に何かを加える事ができるが最大の特徴。
更に、ソウルに足りないカードや、ドラジュエルドの効果を発動させる為に、必要なグレード3をソウルに入れる事もできます。
・<魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニス>が手札にある場合は〈守護者〉や<魔石竜 リドスアグール>等の動きに必要なカードを手札に加える事が出来る。
(ホードスラッシュ・ドラコキッドは魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニスのみ手札に加える事ができる。)
デメリット
・山札を3枚も削る事になる。
そのため、複数回<星隷魔嬢 ビフロンス>の効果を使用する事で、デッキアウト(山札0枚の敗北)になりやすくなる。
このように<ホードスラッシュ・ドラコキッド>と星隷魔嬢 ビフロンスでは効果失敗時の最低保証の有無や、確認できる枚数が違い、など多くの違いがありました。
今回は<魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニス>を手札に加える事を優先に考え、ホードスラッシュ・ドラコキッドを採用する事にしました。
3.キーカード
魔石竜 リドスアグール
このカードは登場時にヴァンガードが〈ドラジュエルドを含むグレード3以上〉ならエネルギーブラスト3でカードを1枚引く事が出来ます。そして、<魔石竜 ロックアグール>同様のグレード3以上のユニットにアタックした時、ソウルに異なるグレードが4枚以上あるなら、そのターン中のパワーを10000上昇させる効果を持っています。
更に魔石竜 ロックアグールと違い、相手グレードに関係なく、ソウルブラストを4枚以上している場合はカウンターブラスト1でスタンドする事ができます。
<魔石竜 リドスアグール>1枚で手札を増やしつつ、攻める事も出来る画期的なカードです。
魂葬竜 ノクタルジオ
このカードはライドデッキからグレード3にライドする際のコストで手札から捨てられた時、1枚引くので手札を減らさずにライドできます。(<スチームガンナー ティズカール>と同じ役目を持っている。)
更に、リアガードに登場した時と、ガードに使用された時に手札のグレード4を公開するか、ヴァンガードがグレード4なら効果を発動します。
リアガード登場時には、カウンターブラスト1で1枚カードを引き、ドロップのカードを2枚をソウルに置く事ができます。この効果で〈ドラジュエルド〉のソウルブラストする為に必要なグレードのカードをドロップからソウルに確保する事ができます。
ガード使用時には、グレード3というガード値を持たないユニットですが、ガード値を15000得る効果を持ちます。
このことにより、〈ドラジュエルドデッキ〉では通常は15000というガード値はトリガーの枚数分しか存在しませんが、〈ドラジュエルドデッキ〉では20枚も15000シールドを持ったカードが入っている事になります。
このカードは自身の効果でスタンドする事は出来ませんが、守りと動きをサポートする重要な役目を持っているユニットとなります。
4.最後に
【DZ-SS10】「Master Deckset 廻間ミチル」の登場により、誰でもドラジュエルドデッキを作りやすい環境になりました。<魔宝真竜 ドラジュエルド・イグニス>は約1年前の【VG-D-BT13】ブースターパック第13弾 「天輪飛翔」で登場したユニットにはなりますが、今でも確実に戦える効果を持っています。
更に、アニメでは〈廻間ミチル〉が使用しており、次のシーズンでも使用してくれると思われるので、強化の期待もできます。
個人的にも使用しているので分かりますが、扱うのが少し難しいデッキですが、奥深く楽しいデッキでもあります。
是非、皆さんも作ってみてください。
以上。ドラジュエルドの解説でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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