
今回は天智覚命で強化されたリリカルモナステリオのFL∀MMe-Gに関してデッキ紹介と合わせて新規カードも見ていこうと思います。
それではまずはデッキレシピからです。
デッキレシピ
ライドデッキ
計5枚
グレード1
計18枚
グレード0
計17枚
各カードについて見ていきます。
FL∀MMe-G ロージア
FL∀MMe-Gというデッキについて軽くおさらいです。メインVである<ロージア>によりFL∀MMe-G名称のカードをサーチしたり、ロージアのアタック終了後に盤面にある名称カードが3枚以上かつ異なる名称であればソウルからG0の<ブルクレィア>にライドしてもう一度アタックできるという効果を持っています。
なのでこのデッキはFL∀MMe-G名称カードの枚数と種類が重要であり、かつできればG0のブルクレィアのパワーを補填できたら良いというスタンスのデッキなります。
それを踏まえた上で新弾のカードを見ていきます。
FL∀MMe-G sup.Gt. グレナディン
FL∀MMe-G待望の新メンバーです。サポートギターですがFL∀MMe-Gと書いてあるのでFL∀MMe-G名称の恩恵がとても大きいです。FL∀MMe-Gサポートは今まであったものの重要であるFL∀MMe-G名称を持つ新規が来なかった為、せめてもう1枚というのがFL∀MMe-G使いの悩みでありましたが今回ついに解消されました。これにより盤面のFL∀MMe-Gが用意しやすくなり能力を使いやすくなったりサーチ先が増えたりと大幅な強化が行われています。
名称の時点でかなり優秀なのですが能力も優秀です。
手札から登場時に特にVの名称指定もなくCB1を支払うことで山札を上から「FL∀MMe-G」を含むユニットと同じ枚数見て、1枚選び手札に加え、山札をシャッフルします。
このテキストかなり強いことが書いてあり手札から登場した時という制限がありますがVがG3の<ロージア>等の指定がなくG2ライドターンでも問題なく使えるテキストになっています。 そしてその効果はFL∀MMe-Gのユニットの枚数と同じ数だけデッキトップを見て1枚加えるという効果です。
FL∀MMe-Gの種類ではなく枚数だけを参照しているので同名があってもその枚数だけ山札を見て好きなカードを1枚加えます。
デッキトップをめくって手札に加えるカードに関しては名称指定等が一切なく好きなカードを相手に見せること無く手札に加えます。守護者でもレガリスピースでも何でも持ってこれます。
最速でG2ライドターンに手札からコールするとライドラインのおかけでVが<ヴェルト>、効果によりRにコールされた<ジョンナ>、<ブルクレィア>がいるので<グレナディン>をコールすると4枚のFL∀MMe-Gがあるのでデッキトップ4枚を見て何でも好きなものをサーチするという序盤にして超強力なサーチ札となります。
ただあくまでも手札からのコール限定なのでロージア等で山札などからコールした場合は誘発しません。そこだけが少々残念です。
名称持ち、万能サーチ効果とここの時点で超優秀ですがまだこのままでは終わりません。
もうひとつの効果としてVが「FL∀MMe-G」を含むG3以上なら、EB2と自身を退却させることで、『「FL∀MMe-G」を含むあなたのユニットすべての元々のパワーは13000になる。』を得ます。
ファイター自身が効果を得るタイプのスキルを持っています。
グレナディンこそ退却はしてしまいますがFL∀MMe-Gの問題点である元のパワーが低いという問題を全て解決してくれます。
ヴェルトやジョンナを前列にしてアタックしていきたいがG1や2なので元の打点が低く単騎では届かないという問題点も元のパワーが13000になれば解決です。
ロージアの効果でVに出てきたブルクレィアもロージアによるパワー上昇こそあるものの、元のパワーが低い問題も元々のパワーを13000にしてしまえば解決です。
<リカリス>による5000パンプはありましたが少々パンプが物足りないこともあったりするラインだったのが素が13000になりつつリカリスによるパンプで18000まで狙えるようになりました。
またブースターとして使うFL∀MMe-Gに関しても13000ブースターになったりします。
結構この違いが革命的でこのテーマ自身の出力が底上げされています。
名称持ち、サーチ効果あり、パワーパンプもできるというもうほぼ理想なサポートメンバーの加入によりFL∀MMe-Gが仕上がってきています。
グローニング・ベース ネブロエーリ
新規のサポートです。ドロップにいればFL∀MMe-Gがカードの能力で退却すると自身をバインドすることによりそのユニットを手札に加えます。
テキストとしてはそんなに長くないのですが様々な場面で活躍する1枚です。
まずはドロップから発動できるという点です。
これにより手札に抱える必要のないライドコストとして捨てやすい札として扱えます。
序盤に点を詰めていきたい時に前列に置いてアタックしていくことができて、相手が殴り返してきてもドロップに置かれることによりメリットが生まれる為、相手としても非常に厄介です。場合によっては無視できないが故にやむなく退却させざるを得ないという状態も発生するので重宝します。
そしてドロップでの効果も優秀で先述した<グレナディン>など、このテーマにはカードの能力で退却するユニットが複数存在しそれらのユニットを回収して再利用するという使い方がメインになります。
単純にグレナディンを回収すれば次のターンにまた万能サーチ効果と13000にする効果を使い回すという動きができます。これにより2枚目以降のグレナディンを持っていなくてもドロップに<ネブロエーリ>さえいれば実質グレナディンを2枚持っていることになります。
グレナディンが飽和していればヴェルト等を使い回すという選択肢も取れるので融通もきいてくれます。
またあくまでもカードの能力で退却すればドロップで誘発します。
これにより相手のカードの能力で退却した場合にもネブロエーリの効果が使えることになります。
相手の退却効果に弱いのはこの手のデッキの宿命ではありますが、相手が退却効果を持つデッキの場合はネブロエーリをうまく活用することにより盤面をうまく活用するプランも視野に入れながらファイトを有利に進めることができます。
さて今回は新弾で強化されたFL∀MMe-Gのカードを入れたデッキリスト見ていきました。
サポートギターの登場により名称カードの増量とパワーラインの底上げ及び万能サーチ効果とかなり強化が行われています。
追加のカードにより退却しがちなFL∀MMe-Gのサポートをドロップから行えるというかゆい所に手が届く強化も行われています。
また今回の強化によりFL∀MMe-Gデッキがリリカルモナステリオの汎用カードに頼ることなく自テーマ内のカードのみで構築が可能になりました。
リリカルモナステリオといえば汎用カードと合わせてデッキを組み上げるテーマが多く少し手が出しづらいデッキがいくつかあります。
しかし、今回の強化によりFL∀MMe-Gは名称サポートのカードを入れていけばデッキが組み上がるようになり「リリカルモナステリオのデッキ触ってみたいけど汎用カードを持ってないんだよな......」というファイターのお悩みに対して「汎用カードなくても組めるテーマです!」と言えるデッキなっています。
比較的最近出たデッキなのもありデッキパーツがお手頃に揃えることができリリカルモナステリオ入門にもってこいなデッキとも言えます。
この国家を握ってみるいい機会なので持ってないという人は組んでみてもいいかもしれません。
今回は以上となります。ありがとうございました。