大会レポート(26) アルセウスジュラルドン
今回は前環境になりますが、65人規模の大会で準優勝した際のレポート記事になります。
使用したのは、アローラロコンVSTAR入りのアルセウスジュラルドンです。
使用動機としては同様のデッキタイプが海外大型大会で優勝していた点と、個人的に「ジュラルドンVMAX」や「アローラロコンVSTAR」の入ったデッキを使ったことが無かったので、環境での通りが良いのか悪いのか試してみようと思いました。
デッキレシピ
アルセウスジュラルドン
プレイヤー:もっさ
ポケモン
計17枚
戦績
- 1回戦 ルギアVSTAR(いちげき型) 先攻 〇
- 2回戦 ヒスイヌメルゴンVSTAR(ロスト軸) 後攻 〇
- 3回戦 ミライドンex+レジエレキVMAX 後攻 〇
- 4回戦 ロストバレット(「カイリューV」「カイオーガ」入り) 後攻 〇
- 5回戦 アルセウスVSTAR+そらをとぶピカチュウVMAX 先攻 ×
- 6回戦 ロストバレット(「かがやくリザードン」型) 後攻 〇
大会を振り返って
「こういった」というのは、<ジュラルドンVMAX>や<アローラロコンVSTAR>といった「特定の相手から攻撃を受けない」ポケモンが<アルセウスVSTAR>の相方になっているデッキです。こういったデッキが一発いきなり優勝するとどうなるかというと、各々が対策をしてきてしまいます。
例えば、<ルギアVSTAR>のデッキは<いちげきウーラオスVMAX>を採用したり、<サーナイトex>のデッキであれば<ミミッキュex>を絡める、<あなぬけのヒモ>を採用するなど、対策が取られていました。
少し前の例ですが、Dマークのカードであった<ジュナイパー>も、結果を出したり、母数を増やしたりすると、<ギルガルドV>などの対策札を積まれて勝てなくなってしまうということがありました。
また、エネルギーの管理は他のアルセウス系統のデッキに比べてやや難しく感じました。
まずシンプルに3色使うことや、ジュラルドンVMAXが3枚指定された色のエネルギーを必要とするので、特に最初のアルセウスVSTARがワザを打つ時にどの色のエネルギーを貼ってよいか、山札にあるエネルギー、手札にあるエネルギーとよく相談して判断する必要があります。
「トリニティチャージ」や「トリニティノヴァ」の時点で基本的に最後までどのポケモンを使うか決定することになるので、相手のデッキにどういったカードが入っているか不明瞭な状態では特に判断が難しいと感じました。
細かい話でいくと、ロストバレット戦において<こだわりベルト>をやや大切にしようと考えてプレイした点がよかったです。
というのも火力自体はそこまで高くないので、デッキが相手にバレた時に、やや強引にでも<カイリューV>を押し付けたら2回以上攻撃できると思われてしまいます。その後、「ロストマイン」で残りのダメカンを回収されてしまうと負けてしまいます。
なので、こだわりベルトを非ルールのポケモンが多い対面でも温存して、カイリューVが出てきたときにジュラルドンVMAXに貼って倒すという流れを実践しました。
相手にアローラロコンVSTARがいる時もこだわりベルトは大事にしています。
おわりに
敗戦した試合は、ミラーで<頂への雪道>を貼って「トリニティチャージ」をするも、後手1<ペパー>から<バトルVIPパス>を持ってこられてすごい動きをされたのち、<アルセウスVSTAR>に進化できず負けてしまいました。偶然この大会があった日にSNS上でもペパーの入ったアルセウスが活躍していたところを見かけました。
今大会では<アクロマの実験>の5枚では解決しない、エネルギー管理がシビアなこともあってロストしてよい2枚が中々無い点から少し使い辛かったので、ペパーでのアプローチもありかもしれません。
それでは。