
王道篇 第1弾「デーモン・オブ・ハイパームーン」 新弾レビュー
今回は先日発売された、王道篇第1弾「デーモン・オブ・ハイパームーン」の個人的注目カードを紹介していきます。
今回からの通常弾は王道篇に変わり、新ギミックである「ハイパーモード」という能力が注目を浴びるパックとなっております。
それでは、カード紹介へ参りましょう。
新弾注目カード紹介
蒼き王道 ドギラゴン超
今弾のドリームレアです。出た時に相手のクリーチャーをマナに送る除去効果を持ちつつ、ハイパー化で自軍全員SAにしながら多色クリーチャーが攻撃する時にそのクリーチャーよりコストの小さいクリーチャーをマナから踏み倒せる個性的な効果を持っています。ドギラゴン超自身が攻撃すると仮定した場合、5コストのクリーチャーを踏み倒せるので<切札勝太&カツキング>や<アーテル・ゴルギーニ>を出して展開できることを考えるとポテンシャルの高さを感じるカードと言えるでしょう。
超霊淵 ヤバーダン=ロウ
今弾のスーパーレアで一番強いと思われるカードです。相手のクリーチャーを破壊しつつ墓地を作り、ハイパー化で攻撃時に墓地からコスト8以下のクリーチャーを擬似SAを付与した状態で蘇生することができるという、特に<ジャガイスト>で墓地からも展開する黒緑アビスにちょうど欲しかったパワーカードです。蘇生するカードにもコスト以外に指定は無いので、何かしらのロックをかけれるカードを入れて詰めを楽にする構築にもできるかもしれません。
光開の精霊サイフォゲート
クリーチャー版のヘブンズゲートという衝撃の新カードです。現アドバンス環境でTier1を誇っている天門に再び強化が来てしまいました。今までの天門は呪文を止められると展開ができなくなるという弱点がありましたが、このカードによってそれすらも補完できてしまうようになりました。しかも<水雲の聖沌 5u170n>とは違い、種族にエンジェルコマンドを持っているため<ギャラクシー・チャージャー>で回収ができ、<轟く覚醒レッドゾーン・バスター>にも侵略できてしまいます。
再録されて嬉しいカード
神聖龍 エモーショナル・ハードコア
「守りの王道」の発売や、両環境において天門が強いのも相まってとてもアツいデッキとなっており、需要が上がっていたこのカードですが銀トレジャーとしてカッコいいイラストで再録となりました。漆黒の深淵 ジャシン帝
主に黒単アビスで特に重宝されるカードとして活躍していましたが、比較的手に入れづらいカードではあったので今回の再録で黒単アビスを組みやすくなりました。個人的に嬉しい再録だと思います。デッキを組みたい超化獣
哀樹の夜 シンベロム
一見すると10コストにしては地味なカードには見えますが、出るだけ自軍全員マッハファイターになるため盤面処理ができつつ、ハイパー化するとシンベロムの攻撃時にマナからクリーチャーをなんでも踏み倒せる強力な効果を持っています。とはいえ10コストは普通に使うには少し重いのですが、<ミステリー・キューブ>や<ケンジキングダム>などの大型クリーチャーを簡単に踏み倒せるデッキと組み合わせることによってマナに置かれている大型クリーチャーを踏み倒しながら盤面処理できるので個人的には面白みがある1枚だと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。今弾はハイパーモードという個性的な新能力の登場によって各々の超化獣カードの使い方に多様性を出せるためデッキ構築の幅も広がって非常に面白いパックとなっております。
皆さまも自分なりのデッキ構築でハイパーモードを体感しましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございました!!